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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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当確です!「1ブックマーク」
ムクはLatethinビル@13階建の屋上から見下ろして叫んだ。「これで、この街は俺のものだ!」
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ムクはラテシン市のスラムで生まれ、地をはう様に日々を送っていた。
それでもムクは時代の潮流に乗り、ラテシン市の市長候補に推挙される。
苦しい選挙戦の末に迎えた投票日、現市長シータートルを破り当選確実の連絡が入った。
後は支援者やマスコミの前で勝利演説を行えば、彼の夢は現実になる。

しかし、結局ムクの望みが叶うことはなかった。
一体なぜ?


※ 耳たぶ犬さんにSPをお願いしました。また問題『面接試験の水平思考』『1/900=13』からビル名オマージュさせて頂いています。
  耳たぶ犬さん、くだらない問題ですがご協力ありがとうございました!
13年07月20日 19:19
【ウミガメのスープ】 [ムク]

なんとか投票日中に解決しました。ありがとうございますm(_ _)m




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野心だけは人一倍のムクの前に、悪魔lateが現れた!

late「お前の望みを叶えてやろう。何なりと言ってみろ…」
ムク「本当にそんなことが出来るのか?俺の望みはこの街の実権を握って、全市民の頂点に立つことだ」
late「簡単だ。ただし条件がある。一度上に上ったら下ってはならない。文字通りな。もし守れなかったら、お前の魂を頂くぞ…」
ムク「それこそ簡単だな。上に上らなければいいんだろう。よし、契約成立だ」


それからムクは決して高いところに上らず、地を這うようなバリアフリー生活で選挙を迎えた。

「ムクさん、速報出ました。当確ですよ!おめでとうございます!」
ムクは喜びのあまり我を忘れて、選挙対策本部のあるLatethinビル(しつこいけど13階建・ラテシン市の最高層ビルである)の屋上に駆け上がった。
「これでこの街は俺のものだ!!フォーー!!……まずはビシッと演説決めるか! トットットッ…………………あれ?…」



late「あいつバカだからな。やると思ったぜ。まあ、この街の一番高いビルの頂点に立てたから満足かな?ヒヒッ」

fin.



SPの耳たぶ犬さん、正解&お名前をお借りしたlateさん、ありがとうございました!
不可視の落とし穴「1ブックマーク」
何気ない会話から仲良くなった私とあなた
バイバイと手を振るあなたを見て恐怖に震えた
なぜ?
14年07月04日 18:40
【ウミガメのスープ】 [アマレット]

即席スープ~もったいないお化けを添えて~その①w




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身動きのとれない満員電車の中
思わずよろけて隣の男の人に
倒れかかってしまった
『あ、すみません』
『いやいや、構いませんよ。それにしても
今朝は混んでますねぇ・・・』
それから話に華が咲いた
15分ほど話しただろうか
大きな駅に到着し、かなりの人が降りていく
『あっ!僕ここなんで、またノシ』

手を振りながら降りていく男
私も手を振りながら、その全身を見て固まった
袖から覗く腕、ハーフパンツから覗く足に
びっちりと、いかつい刺青が施されていた
---ひょっとして、アッチの人?!

ぎこちない笑顔で手を振りながら
明日からは一本電車をずらそうと心に決めた
母は、殺せなかった。

子は、なんとか殺した。

父は、殺さざるを得なかった。

さて、どういうことか?
11年02月15日 22:32
【ウミガメのスープ】 [yan]



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夜も更けたころ。 3人の家族は、同じ部屋で過ごしていた。
母はこたつでウトウト。子は風呂上りで、ちょっと湯冷め気味だった。

母は、睡魔に襲われ、必死であくびをかみ殺そうとした。
でも、かみ殺せず、おおきなあくびをすると、そのままコタツで寝てしまった。

子は、そんな母の様子を見て、起こさないようにと、寒気に襲われながらも、必死でくしゃみをかみ殺した。

父は、そんな子の様子を見て、ほほえましいやら、我慢する顔がおかしくてしょうがなかったが、
母を起こさないように、また、近所に迷惑をかけないよう、笑いをかみ殺さざるを得なかった。

…この中で一番、殺すのが難しいのは、笑いだと思う。
だって、我慢すればするほど、急激に襲ってくるんだもの…

の見えるレストランに入ったカメオは、
注文もしていないのに、いきなりウミガメのスープを出された。
もちろんカメオは「頼んでませんが」と断ったが、
ウエイターは「きっと来るであろう貴方の為にご用意した物です」と答えた。

ウミガメのスープが出されたのは何故だろう?
14年07月02日 17:19
【ウミガメのスープ】 [ツォン]



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ェイターは続けた。

「お帰り、カメオ義兄さん。」
「顔隠してるのによくわかったな。カイト」
「当たり前でしょ。」
「…。」

目の前のスープを一口すする。

「ああ、変わらないな。うまい。」
「そりゃそーでしょー。バカメオー。」

厨房の奥から女性の声が聞こえた。
「はは。口の悪さも変わりませんね。ウミエお嬢さん」
「約束したでしょ?帰ってくるまでこの味のままで、ここで待ってるって。」
「本当に待ってるなんて、なんてお人好しなんですか。」
「しょうがないでしょ。愛してるんだもの。」
「惚気乙、甘ったるい雰囲気なので僕は消えます(笑)」
脱兎のごとく逃げ出すカイト。
「待てこらー!バカイト!」
怒鳴るだけのウミエ。
ニヤニヤしている。

「はぁ…。相変わらずですね。」
優しい笑みを浮かべながらつぶやく。
「カメオ、あんたいつまで私をお嬢様扱いするの?いつになったら奥さんになれるの?お父さんはとっくに認めてくれてるんだよ?だからこの店を持たせてくれたの。」
「わかっています。だから、内心待ってもらえるなんて思ってませんでしたが、約束を果たすためここに戻ったんです。」

真顔になったカメオに気づき、ウミエもつられて真顔になる。
いや、ウミエはシェフの顔から、夫を待ちわびていた妻の女の顔になった。

「カメオ、もうどこにも行かない?」
「ええ、いきません。ウミエ。」
「本当に?このお店も忙しいし、寂しかった。」
「済みませんでした。二度と離れません。」

スープはとっくにさめていたが、二人の愛は、三人の絆は、決してさめたりはしていなかった。
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*とある事情(重要ではない)で離れ離れになっていた夫婦・恋人が、再会を約束していた。
その待ち続けた証拠として、約束していた「ウミガメのスープ」を出した。
禁断の遠距離恋愛をしたカメオとカメコ。

カメコは頭上に写真をかざした。

一体なぜ?

14年06月30日 21:30
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]



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禁断の遠距離恋愛をした
【太陽】のカメオと
【人間】のカメコ。

晴れの日はお互い逢えるのだが、
人間のカメコは太陽であるカメオを
【直視出来ない】。

だからカメコが大好きなカメオを見上げる際は
【目を細める】か、
【サングラスを掛ける】。

カメオが知るのは、細目のカメコかグラサン姿のカメコなのだ。

カメコは本来の【ぱっちりおめめ】である自分の顔をカメオに知って欲しいと思い、
頭上にぱっちりおめめの自分の写真をかざしたのだ。