「【安楽椅子探偵事務所Ⅲ】私、ツカレテルのよ。」「1ブックマーク」
ここは安楽椅子探偵事務所。探偵という看板を掲げてはいるが、行方不明の犬について聞きまわったり、テーブルの下に潜り込んで事件の凶器の瓶の破片を探したりすることはない。
#red#「依頼人と会話すること」のみで依頼を解決する。#/red#それがこの事務所の絶対の規則だ。
たとえ暴力団が乗り込んで来ようとこの安楽椅子からは立ち上がってはならない。それでは私に代わって依頼人と話をして、事件を解決まで導いてほしい。
今回の依頼人は景浦 仁(21)。依頼内容は以下の通りだ。
_______________
僕と同じ大学に通っている幼馴染の話なんですが、彼女数か月程前から大学での勉強にも手がついていない様子で、成績も落ち込んでいたんです。
本人に聞いても「大丈夫だから今はかなわないで。」って言っていたので、その言葉を信じて放っておいたのですが・・・
ついこの間、彼女を見かけたとき、見ちゃったんです。#b#彼女が・・・何かに取りつかれているのを#/b#。
お願いします。彼女に取りついているものの正体を暴き出して下さい!
#red#「依頼人と会話すること」のみで依頼を解決する。#/red#それがこの事務所の絶対の規則だ。
たとえ暴力団が乗り込んで来ようとこの安楽椅子からは立ち上がってはならない。それでは私に代わって依頼人と話をして、事件を解決まで導いてほしい。
今回の依頼人は景浦 仁(21)。依頼内容は以下の通りだ。
_______________
僕と同じ大学に通っている幼馴染の話なんですが、彼女数か月程前から大学での勉強にも手がついていない様子で、成績も落ち込んでいたんです。
本人に聞いても「大丈夫だから今はかなわないで。」って言っていたので、その言葉を信じて放っておいたのですが・・・
ついこの間、彼女を見かけたとき、見ちゃったんです。#b#彼女が・・・何かに取りつかれているのを#/b#。
お願いします。彼女に取りついているものの正体を暴き出して下さい!
14年05月17日 23:52
【亀夫君問題】 [耳たぶ犬]
【亀夫君問題】 [耳たぶ犬]
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景浦の知り合いの瞳です。このたびは景浦くんが皆様に多大な誤解を与えてしまったようなので、私自ら謝りに来た次第です。
彼が「私に取り憑いていた」と思っていたのは、私が預かっていた赤ん坊なんですよ。
数ヶ月かけてやっとベビーシッターの資格がとれたので、ベビーシッターとして働いていたのですが、ある時どうしても子供を連れて街に出かけなくちゃいけなくなってしまって・・・
その時私は赤ん坊を背負ってたんですが、赤ん坊が後ろにのけぞって目を見開いていた姿が彼にとっては奇妙なものに見えたらしくて、(まぁ、人の顔を逆さに見ることなんて珍しいから当たり前といえば当たり前なんですがw)今回のような事態に陥ってしまったわけです。
彼が「私に取り憑いていた」と思っていたのは、私が預かっていた赤ん坊なんですよ。
数ヶ月かけてやっとベビーシッターの資格がとれたので、ベビーシッターとして働いていたのですが、ある時どうしても子供を連れて街に出かけなくちゃいけなくなってしまって・・・
その時私は赤ん坊を背負ってたんですが、赤ん坊が後ろにのけぞって目を見開いていた姿が彼にとっては奇妙なものに見えたらしくて、(まぁ、人の顔を逆さに見ることなんて珍しいから当たり前といえば当たり前なんですがw)今回のような事態に陥ってしまったわけです。
「きみのためなら死ねる。」「1ブックマーク」
「まずい・・・」と、思う。
このままではどうあがいても彼はそのうち死んでしまうだろう。
なんとしても彼を守りたい。
その一心で考え出した策は、彼に手紙を送ることだった。
「私を殺してください。お金はすでに振り込んでいます。」
彼はその手紙を受け取ったあと、全てを悟り自ら命を絶ったという。
状況を補完してください。
このままではどうあがいても彼はそのうち死んでしまうだろう。
なんとしても彼を守りたい。
その一心で考え出した策は、彼に手紙を送ることだった。
「私を殺してください。お金はすでに振り込んでいます。」
彼はその手紙を受け取ったあと、全てを悟り自ら命を絶ったという。
状況を補完してください。
14年04月02日 21:16
【ウミガメのスープ】 [ジェミ]
【ウミガメのスープ】 [ジェミ]
解説を見る
私は殺し屋をしている。
ある日、依頼が届いた。
依頼主は不明。内容は彼を殺すこと。
私は驚いた。
・・・私にも師がいる。彼のことだ。
敬愛している彼を手にかけるなどできない。
そんなことするなら死んだほうがましだ。
こんな依頼断ってしまおう。
しかし・・・いや、待てよ。
彼女は思った。
もし、もしここで断ったら?
この依頼主はそのうち他の殺し屋に依頼するのではないか。
そうなっては本末転倒だ。
そこで彼女は考えた。
たどり着いた答は
「私が返り討ちにあうこと。」
それならば少なくとも彼の脅威を印象づけることならできる。
追撃の手が止まるかもしれない。
そのために。
・・・変装して襲いかかってみるか?
いや、師匠ならすぐに私の正体を見破るだろう。
やはり、私の殺害を依頼するしか・・・
手紙を受け取った彼は驚いた。
内容もそうだが、なぜ私に依頼しようとするのか。
つまり。
なぜ自殺という手段を選ばなかったのか。
彼は考えた。
そして理解する。
恐らく、「彼を殺してくれ」という依頼を彼女は受けた。
しかし彼女は師である彼に手をかけることができなかったのではないか。
悩んだ末、彼女は彼の手によって返り討ちに合う、というシナリオを立てたのだ―――と。
それならば。
僕は命を絶とう。
未来ある彼女がこんな僕のために死ぬことはない。
それに任務失敗で彼女の名に傷がつくかもしれない。
そして私の死が彼女の知名度を上げるなら、それがこの依頼の最も素晴らしいゴールではないだろうか。
僕は彼女の愛用しているものと同じ弾の入った銃を手に取る。
僕は、
きみのためなら死ねる。
ある日、依頼が届いた。
依頼主は不明。内容は彼を殺すこと。
私は驚いた。
・・・私にも師がいる。彼のことだ。
敬愛している彼を手にかけるなどできない。
そんなことするなら死んだほうがましだ。
こんな依頼断ってしまおう。
しかし・・・いや、待てよ。
彼女は思った。
もし、もしここで断ったら?
この依頼主はそのうち他の殺し屋に依頼するのではないか。
そうなっては本末転倒だ。
そこで彼女は考えた。
たどり着いた答は
「私が返り討ちにあうこと。」
それならば少なくとも彼の脅威を印象づけることならできる。
追撃の手が止まるかもしれない。
そのために。
・・・変装して襲いかかってみるか?
いや、師匠ならすぐに私の正体を見破るだろう。
やはり、私の殺害を依頼するしか・・・
手紙を受け取った彼は驚いた。
内容もそうだが、なぜ私に依頼しようとするのか。
つまり。
なぜ自殺という手段を選ばなかったのか。
彼は考えた。
そして理解する。
恐らく、「彼を殺してくれ」という依頼を彼女は受けた。
しかし彼女は師である彼に手をかけることができなかったのではないか。
悩んだ末、彼女は彼の手によって返り討ちに合う、というシナリオを立てたのだ―――と。
それならば。
僕は命を絶とう。
未来ある彼女がこんな僕のために死ぬことはない。
それに任務失敗で彼女の名に傷がつくかもしれない。
そして私の死が彼女の知名度を上げるなら、それがこの依頼の最も素晴らしいゴールではないだろうか。
僕は彼女の愛用しているものと同じ弾の入った銃を手に取る。
僕は、
きみのためなら死ねる。
「嫌いにならないで・・・」「1ブックマーク」
金太郎は、高校の同窓会で ずっと思いを寄せていた敦子と10年振りの再会を果たした。
金太郎はその同窓会の席で、敦子が自分の写真を大事に持ち歩いているのを知った。
そこで、金太郎は思い切って敦子に告白をした。
しかし、金太郎は敦子にフラレてしまった。
【状況を推理して下さい】
金太郎はその同窓会の席で、敦子が自分の写真を大事に持ち歩いているのを知った。
そこで、金太郎は思い切って敦子に告白をした。
しかし、金太郎は敦子にフラレてしまった。
【状況を推理して下さい】
13年02月27日 23:34
【ウミガメのスープ】 [ビル・ワトソン]
【ウミガメのスープ】 [ビル・ワトソン]

解説に挿絵追加しました(挿絵協力:阿瓜さん)
解説を見る
金太郎は、特撮ヒーロー番組で着ぐるみを着てヒーローを演じる、
いわゆる「スーツアクター」である。
高校卒業後、すぐにこの世界に足を踏み入れ早10年。
今では大人気番組「仮免ライダー」の主役、
仮免ライダーのスーツアクターを演じるまでになった。
そんな金太郎が、高校の同窓会の誘いを受け、出席した。
金太郎には、高校の時からずっと思いを寄せている一人の女性がいた。
クラスのセンター的存在だった敦子だ。
その敦子も同窓会に出席していた。
しかし、金太郎は敦子にうまく声をかけられないでいた。
和やかな雰囲気で同窓会が進む中、
金太郎はトイレに行くために席を立った。
すると金太郎はトイレの前で一冊の手帳を見つけた。
持ち主に申し訳ないと感じつつも、金太郎は手帳を開いてみた。
それは、まぎれもなく敦子の手帳だった。
しかもその手帳の中には、金太郎が演じる仮免ライダーの写真が挟んであった!
金太郎の気持ちは一気に高揚した。
金太郎は席に戻ると、それとなく皆に手帳が落ちていたことを伝えた。
すると敦子が「それ、私の!」と取りにきた。
敦子は金太郎に「ねぇ、中見た?」と聞いた。
金太郎は反射的に「み、見てないよ!」と嘘をついてしまった。
一次会が終わり会場の外に出た時、金太郎は思い切って敦子に告白した。
「あのさ・・・俺、ずっと敦子のことが好きだったんだ!」
「え・・・?」
「俺 今さ、スーツアクターって仕事してんだ。
ほら!仮免ライダー!あれ、実は俺が中に入って演じてるんだぜ?
良かったら今度ゆっくり仮免ライダーの話しないか?」
金太郎がおそるおそる敦子の反応を伺うと、敦子は顔色を曇らせていた。
「なんで私が仮免ライダー好きだって知ってんの?
あ!あんたやっぱり私の手帳見たんでしょ?! サイテー!!」
金太郎は自らの失態に気付くと同時に、敦子の罵声に身を凍らせた。
「あんたと私が付き合う?!無い無い!ゼッッタイ無い!!
あぁ~超キモっ!こんな奴が仮免ライダーの中に入ってたなんて・・・。
はぁ、、、もう仮免ライダー見るのヤメよっかなぁ~。」
そう言うと敦子は金太郎に背を向け、友人の優子たちの元へかけよっていった。
金太郎は呆然と立ち尽くしたまま、二次会に向う一行を見送った。
そして最後に、遠ざかる敦子の背中に向けて叫んだ。
「金太郎の事は嫌いでも、仮免ライダーの事は嫌いにならないでください!!」
【完】
※この物語はフィクションです。特定の個人を誹謗中傷する意思はまったくありません。ですが、万が一気をされた方がいらっしゃいましたら心からお詫び申し上げます。
いわゆる「スーツアクター」である。
高校卒業後、すぐにこの世界に足を踏み入れ早10年。
今では大人気番組「仮免ライダー」の主役、
仮免ライダーのスーツアクターを演じるまでになった。
そんな金太郎が、高校の同窓会の誘いを受け、出席した。
金太郎には、高校の時からずっと思いを寄せている一人の女性がいた。
クラスのセンター的存在だった敦子だ。
その敦子も同窓会に出席していた。
しかし、金太郎は敦子にうまく声をかけられないでいた。
和やかな雰囲気で同窓会が進む中、
金太郎はトイレに行くために席を立った。
すると金太郎はトイレの前で一冊の手帳を見つけた。
持ち主に申し訳ないと感じつつも、金太郎は手帳を開いてみた。
それは、まぎれもなく敦子の手帳だった。
しかもその手帳の中には、金太郎が演じる仮免ライダーの写真が挟んであった!
金太郎の気持ちは一気に高揚した。
金太郎は席に戻ると、それとなく皆に手帳が落ちていたことを伝えた。
すると敦子が「それ、私の!」と取りにきた。
敦子は金太郎に「ねぇ、中見た?」と聞いた。
金太郎は反射的に「み、見てないよ!」と嘘をついてしまった。
一次会が終わり会場の外に出た時、金太郎は思い切って敦子に告白した。
「あのさ・・・俺、ずっと敦子のことが好きだったんだ!」
「え・・・?」
「俺 今さ、スーツアクターって仕事してんだ。
ほら!仮免ライダー!あれ、実は俺が中に入って演じてるんだぜ?
良かったら今度ゆっくり仮免ライダーの話しないか?」
金太郎がおそるおそる敦子の反応を伺うと、敦子は顔色を曇らせていた。
「なんで私が仮免ライダー好きだって知ってんの?
あ!あんたやっぱり私の手帳見たんでしょ?! サイテー!!」
金太郎は自らの失態に気付くと同時に、敦子の罵声に身を凍らせた。
「あんたと私が付き合う?!無い無い!ゼッッタイ無い!!
あぁ~超キモっ!こんな奴が仮免ライダーの中に入ってたなんて・・・。
はぁ、、、もう仮免ライダー見るのヤメよっかなぁ~。」
そう言うと敦子は金太郎に背を向け、友人の優子たちの元へかけよっていった。
金太郎は呆然と立ち尽くしたまま、二次会に向う一行を見送った。
そして最後に、遠ざかる敦子の背中に向けて叫んだ。
「金太郎の事は嫌いでも、仮免ライダーの事は嫌いにならないでください!!」
【完】
※この物語はフィクションです。特定の個人を誹謗中傷する意思はまったくありません。ですが、万が一気をされた方がいらっしゃいましたら心からお詫び申し上げます。
「【ラテクエ27オウンリサイクル】燃え尽きたランナー」「1ブックマーク」
男は後ろを振り向く事なく走っている。
頭の中で女の告白を反芻している。
右手には刃が飛び出したカッターナイフ。
やがて下半身がいう事を聞かなくなった時に男は誓いを破った。
どういう事だろう?
頭の中で女の告白を反芻している。
右手には刃が飛び出したカッターナイフ。
やがて下半身がいう事を聞かなくなった時に男は誓いを破った。
どういう事だろう?
13年02月22日 23:03
【ウミガメのスープ】 [水上]
【ウミガメのスープ】 [水上]
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意識が朦朧としている。
担架で救急車に運び込まれた男は重度の火傷を全身に負っていた。
男を載せた救急車が全速で最寄りの病院へ走る。
あいつは無事だったろうか?
男は燃え盛る家から死ぬ気で助け出した幼馴染の心配をした。
最後に聞いた彼女の言葉を反芻する。
「私の為にこんな無茶をして… バカ、なんだから… ずっと… ずっとあんたのことが好きでした。 だから生きて戻ってきて! 私のことフってもいいから、生きて、戻ってきて、返事をして!」
「わかった…必ず…戻る、から…」
救急隊員がカッターナイフを持っている。男の着衣を剥ぎ取るためだが、服が皮膚に焼き付いて手こずっている。
その作業を他人事のように眺めながら、男は幼馴染に謝罪した。
(あぁ下半身の感覚がすでにもうないや… 俺はもうここまでだと思う… 俺もお前のことがずっと大好きだったよ… 直接口で言えなくてごめん…な…)
男は不本意ながら救急車の中でその生涯を終えた。
担架で救急車に運び込まれた男は重度の火傷を全身に負っていた。
男を載せた救急車が全速で最寄りの病院へ走る。
あいつは無事だったろうか?
男は燃え盛る家から死ぬ気で助け出した幼馴染の心配をした。
最後に聞いた彼女の言葉を反芻する。
「私の為にこんな無茶をして… バカ、なんだから… ずっと… ずっとあんたのことが好きでした。 だから生きて戻ってきて! 私のことフってもいいから、生きて、戻ってきて、返事をして!」
「わかった…必ず…戻る、から…」
救急隊員がカッターナイフを持っている。男の着衣を剥ぎ取るためだが、服が皮膚に焼き付いて手こずっている。
その作業を他人事のように眺めながら、男は幼馴染に謝罪した。
(あぁ下半身の感覚がすでにもうないや… 俺はもうここまでだと思う… 俺もお前のことがずっと大好きだったよ… 直接口で言えなくてごめん…な…)
男は不本意ながら救急車の中でその生涯を終えた。
「奇跡を信じる?pt.2」「1ブックマーク」
男たちが脱出に成功してから数ヶ月後のこと。
ふたりの男は再びあの声の主に捕えられていた。男たちは今、あの部屋の外の廊下で、ふたつ並んだ椅子に縛りつけられている。
やがて廊下のスピーカーから声が聞こえてきた。
声の主「どうも納得がいかなかったものでね。赤いボタンの仕組みはきっちり改善させてもらったよ。今度はボタンを押しても反応するのはせいぜい1秒間程度だ。押したままキープしても意味はないよ。ルールは前回と同じ。ふたり同時に押すことができれば扉は開く。失敗すれば死が待っている。タイムリミットは一時間後、ボタンを押せるのは一度きりだ。ただし、これは私の勝手なリベンジだからね。ハンデとして、今回は君たちがそれぞれの部屋に入る前にふたりで話し合う時間を10分だけ差し上げよう。」
男A「ふざけるな!意味も分からずこんなところへ連れて来られて。お前は一体何者なんだ?」
声の主「早く話し合わないと、すぐに10分経ってしまうよ。ははは。部屋に入れば1時間もある。冥土の土産に、ゆっくり私の話でもしてやろうじゃないか。」
男A「ちくしょう、絶対に脱出してやる。」
ふたりはしばらく無言のまま時間を過ごしたが、最後の数分で何度か耳うちし合った。
10分が経過したところで、ふたりは何者かに拘束を解かれ、あのふたつの部屋に放り込まれた。
すぐに1時間のカウントが始まった。
男たちは再び脱出に成功した。
一体どうなったのでしょう。
ふたりの男は再びあの声の主に捕えられていた。男たちは今、あの部屋の外の廊下で、ふたつ並んだ椅子に縛りつけられている。
やがて廊下のスピーカーから声が聞こえてきた。
声の主「どうも納得がいかなかったものでね。赤いボタンの仕組みはきっちり改善させてもらったよ。今度はボタンを押しても反応するのはせいぜい1秒間程度だ。押したままキープしても意味はないよ。ルールは前回と同じ。ふたり同時に押すことができれば扉は開く。失敗すれば死が待っている。タイムリミットは一時間後、ボタンを押せるのは一度きりだ。ただし、これは私の勝手なリベンジだからね。ハンデとして、今回は君たちがそれぞれの部屋に入る前にふたりで話し合う時間を10分だけ差し上げよう。」
男A「ふざけるな!意味も分からずこんなところへ連れて来られて。お前は一体何者なんだ?」
声の主「早く話し合わないと、すぐに10分経ってしまうよ。ははは。部屋に入れば1時間もある。冥土の土産に、ゆっくり私の話でもしてやろうじゃないか。」
男A「ちくしょう、絶対に脱出してやる。」
ふたりはしばらく無言のまま時間を過ごしたが、最後の数分で何度か耳うちし合った。
10分が経過したところで、ふたりは何者かに拘束を解かれ、あのふたつの部屋に放り込まれた。
すぐに1時間のカウントが始まった。
男たちは再び脱出に成功した。
一体どうなったのでしょう。
13年02月22日 17:18
【ウミガメのスープ】 [北一心]
【ウミガメのスープ】 [北一心]

続編です。
解説を見る
ふたりの男は、部屋に入ってからスピーカーの声がなにか長話をすると予測した。
声の主がしゃべり始めたら、ボタンに手をかけながら、慎重にその言葉を追った。
声の主のしゃべる内容を活字と考え、文の終わり、つまり「。」の数を追ったのだ。笑い声は省くなど、ある程度のルールを決め、例えば文が10回終わったあと、次のしゃべり出しで瞬時にボタンを押すようにした。
この方法でふたりは同時にボタンを押すことができ、脱出できました。
声の主がしゃべり始めたら、ボタンに手をかけながら、慎重にその言葉を追った。
声の主のしゃべる内容を活字と考え、文の終わり、つまり「。」の数を追ったのだ。笑い声は省くなど、ある程度のルールを決め、例えば文が10回終わったあと、次のしゃべり出しで瞬時にボタンを押すようにした。
この方法でふたりは同時にボタンを押すことができ、脱出できました。












