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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

らてしんウォッチッチ♪「11ブックマーク」
ゆりりはすぐ人の持ってる物を欲しがりママを困らせる。
いつもあれ欲しい、これ買ってと甘えてばかりいた。

今日もママとお出掛け中、また大声で駄々をこねた。
『ゆりりもらてしんウォッチ欲しい、ウォッチッチ買ってってばー!』

いつもと同じようにおねだりしただけなのに、
今日はすぐにらてしんウォッチを買ってもらえた。


『わー、ウォッチッチ買ってもらっちゃった!どして?どしてかな(◕ ◡ ◕*)?』

15年06月19日 21:59
【ウミガメのスープ】 [ゆりり]

参加してくださった皆さん、ありがとうございました ☆ 




解説を見る
【これ短いの】

電車に乗ったゆりりは、らてしんウォッチをした男が痴漢してるのを目撃。
しかし触られた女性は別の男性を犯人だと勘違いした。
ゆりりは、触っていた男はらてしんウォッチをしていたと証言。
無事真犯人が見つかり、乗り合わせた乗客達はゆりりを賞賛した。
誤解がとけた男性は、お礼にウォッチッチを買ってゆりりにプレゼントした。



【こっち長いの】

あのね、ゆりりだよ(◕ ◡ ◕*) 

みんな、らてしんウォッチって知ってる?
『スープを飲む男』って人の形した腕時計なんだよ、知ってるよね?
『参加します』とか『良い質問です』とかおしゃべりするの、すごいでしょ。

今日はママとお買い物、ぎゅうぎゅう混んでる電車にのってたんだよ。
そしたらね、かわいいお姉さんの横に立ってた超ゲスいおじさんが
らてしんウォッチしてるのが見えたの。

おじさんがお姉さんのおしり触る度にウォッチッチ見えたんだよ、
ゆりり背が低いからおじさんの手がおしり触るのちょうど見えるんだもん。

電車の中では大きな声でお話しちゃいけないんだよ、静かにしなきゃだよ。
だから『ゆりりもらてしんウォッチ欲しい、あのおじさんと同じの』
って小さな声でママにお願いしたの。

『え?あの人?時計なんかしてないじゃない』
『してるよ、今ポッケに入れてる方の腕にしてるんだよ』
『欲しいからって嘘ついちゃだめよ、おじさんしてないでしょ。ほら、もう静かにして』

ママはゆりりのこと信じてくれなかったの、ひどいでしょ。
絶対絶対してるのに、ほんとにほんとのほんとなのに。

ゆりりがしょんぼりしてたら、急にお姉さんが
「この人痴漢です!!!」って大きな声で叫んだの。

お姉さんに睨まれた気の弱そうなお兄さんは
『ぼ、僕じゃない、僕は何もやってない!』って泣きそうになったけど
『さっきからずっと触ってたじゃない!』って、お姉さんもっともっと大きな声で言ったの。

だからゆりりお姉さんの側に行って、
『違うよ、触ってたのはこっちのおじさんだよ。』って小さな声で教えてあげたの。
そしたら今度はおじさんが『な、なんで俺が!何言ってんだ!』って大声で怒鳴って。。。

もう!みんな大きな声出しちゃって!!
ゆりりずっと我慢してたけどもう言っちゃうよ、言っちゃうからね!!!

『あのねー、このおじさんがずっとお姉さんのおしりなでなでしてたんだよ!
そのときらてしんウォッチ見えたの、ゆりりウォッチッチ欲しいから何度も見てたんだもん!
ママ、ゆりりもらてしんウォッチほしいよ!ウォッチッチ買ってってばー!!! 』

そしたら電車がガタンて揺れて、おじさん思わずつり革につかまったの。
ポケットから出したその腕にはウォッチッチがしてあったんだよ。
ね、ゆりり嘘ついてないでしょ。


なんだかわからないけど、次の駅でおじさんはたくさんの人に電車から降ろされて
お姉さんもママもゆりりもみーんな一緒に降りることになったんだよ。

駅員さんが『お前、あの女性に触ったんだな?』っておじさんの腕を掴んだ時
らてしんウォッチに手が当たっちゃったみたいで、ウォッチッチのアラームが鳴ったの。
『正解です』だって。

なんかね、色んな人がゆりりを誉めてくれたよ。
泣きそうになってたお兄さんも、何回もゆりりにありがとうって言ったの。
でね、お兄さんがらてしんウォッチ買ってくれたんだよ、わーいわーい☆


ゆりりはこのウォッチッチつけて、誰のおしりなでなでしようかなー(◕ ◡ ◕*) 
世界征服入門「11ブックマーク」
ハ#big5#ーッハッハッハッハッハ!#/big5#
やあ諸君! 我輩が#red#魔王#/red#である。諸君らが例の#red#「魔王様をあがめる会」#/red#の会員だな。人間族でありながら我輩に忠誠を誓うという素晴らしい決断、褒めてつかわす。よくわかっているではないか。人間族の勇者なんかより、断然我輩の方が力も頭脳もイケメン度も上だからな!

さて、事前に話は聞いていると思うが、今回は我輩の野望、#red#世界征服#/red#をかなえるための第一歩を手伝って欲しいのだ。ふふふ、我輩もよく考えたものだろう? 敵である人間族の知恵を貸りた方が、良いアイディアが生まれるのではないかと思ってな。こうして諸君らに集まって貰ったわけだ。
とはいえ我輩も多忙でな。実際のやりとりは我輩の側近である#red#とかげ#/red#としてくれたまえ。頼むぞ、とかげ。

********************************

はい、魔王様。承りました。
皆様もどうぞよろしくお願い致します。私、魔王様の側近をさせていただいております、とかげと申します。
私の方から詳細を説明させていただきますね。
皆様もよくご存知の通り、20年前にヘンピナ村で#red#勇者#/red#が誕生しました。魔王様はなんとか勇者を止めようと、不幸の手紙を送って嫌がらせしたり、美形女ゾンビを派遣して誘惑させたり、と色々な手を使ってきたのですが……残念ながら、今日に至るまで勇者は魔王様を倒すことを諦めていません。
皆様、世界征服入門とでもいうべきこの状況、#red#なんとか打開する作戦を考えてください!#/red#
もちろん、作戦を立てるには#red#情報が必要#/red#でしょう。私も魔王様も、ご質問にはできる限りお答えします。


ご質問、ご意見を伺う前に、私の方からいくつか注意事項を述べさせていただきますね。

①水晶玉の不調のため、#b#皆様とは声のやりとりしかできません#/b#。魔王様の麗しいお姿をお見せできず残念です。また、多少タイムラグがあるようで、すぐにお返事できないこともあります。ご了承くださいませ。
②この会議では、#b#皆様のご質問やご意見を私とかげがお聞きし、返答します。#/b#魔王様と直接お話ししたい場合はそのように仰ってください。ただし、くれぐれも#b#魔王様を怒らせないでくださいね#/b#。魔王様に対して不適切なご質問・ご意見と私が判断した場合、魔王様にお伝えしかねます。
③最終的には、#b#皆様からご提案いただき、私が納得した作戦を、魔王様に報告致します#/b#。

では、これから「世界征服入門」会議を執り行います!
16年12月17日 20:11
【亀夫君問題】 [とかげ]

魔王御用達スープ




解説を見る
これにて、「世界征服入門」会議を終了致します!
皆様、早速魔王様に報告して参ります……ごくり。

#b#魔王#/b#「やあ諸君! 魔王である。良い作戦が思いついたようだな! 早速聞かせて貰おうか! とかげ、報告を」
#b#とかげ#/b#「はい、魔王様……その、実は、作戦を話す前に、申し上げておきたいことがございまして……」
#b#魔王#/b#「うむ、なんだ?」
#b#とかげ#/b#「あのですね……私、3年前から魔王様にお仕えさせていただき、魔王様の偉大なお力も、美しいお姿も、愛らしいその性格も、心から尊敬しております。それで、あの……」
#b#魔王#/b#「なんだ、歯切れが悪いな。お前が我輩を尊敬していることなど当然知っておる。何が言いたいのだ」
#b#とかげ#/b#「……勇者なのです」
#b#魔王#/b#「む?」
#b#とかげ#/b#「私が、勇者なのです」
#b#魔王#/b#「……」
#b#とかげ#/b#「あ、あのやめてください! 意味ありげに両手を上げないでください! 魔力を使うのはご勘弁を……! 私、魔王様を倒すつもりなんてこれっぽちもなくなったんです!」
#b#魔王#/b#「……ほう」
#b#とかげ#/b#「いえ、あの、最初は倒すつもりでした。倒すつもりで魔王城に潜入しました。魔物は絶滅危惧種ばかりでほとんどいなくなり、魔族も魔王様一人、非常に簡単に潜入できてしまいました。魔王様が私を『人間族のような見た目のリザードマン』だと勘違いされたのをいいことに、仲間の振りをして暗殺してやろうと思っていました、すみません!」
#b#魔王#/b#「それで、なぜ暗殺をやめたのだ?」
#b#とかげ#/b#「それは……魔王様の恐ろしい魔力の秘密を知ったからです……コントロール不可能かつ世界を滅亡させてしまうほどの魔力。もし私が失敗すれば、私自身の命だけでなく、世界が滅んでしまう……」
#b#魔王#/b#「ふん、利口な判断だな」
#b#とかげ#/b#「それでも私は、なんとか魔王様を倒す方法がないか探していました。そのために魔王様の側近となり、魔王様のことをすべて知るために日々努力いたしました。そして……気付いてしまったんです。魔王様が望んでいらっしゃるのは、自分勝手な人間族を滅ぼし、魔物達や自然の保護したいのだということに。私達人間族の方が、危険だという理由で魔物を駆除し、自分達のためだけに森や山を切り開き……本当はこの世界を壊してしまっているのではないかということに」
#b#魔王#/b#「……ああ。人間族どもには随分自然を壊された。我輩は人間族を憎んでいる」
#b#とかげ#/b#「……はい。魔王様自身が、決して生まれながらの悪ではないこともわかりました。人間族と魔族は、はるか昔から争っております。どちらから始めたかなどもはやわかりませんが、お互いに傷つけあってしまった。お互いを憎む気持ちはもう消えません。それでも――」
#b#魔王#/b#「……」
#b#とかげ#/b#「それでも、魔王様。#red#私達は、共存できないでしょうか?#/red# 勝手なことを申し上げているのはわかっております。でも、魔王様のお立場を理解してくれる人間族もいるはずです。人間族としては滅ぶわけにはいきませんが、魔族や魔物と距離を保ち、自然を守りながら、お互い理解し合う努力をする……そんな未来にはできませんか?」
#b#魔王#/b#「……」
#b#とかげ#/b#「そうだ、しかも、魔王様は力も頭脳も美貌もお持ちでいらっしゃる。きっと人気が出ます。まずは魔王様のお考えを、自然を守り魔物を保護することの大切さを訴えていきましょう。そうだ、「魔王様をあがめる会」を全世界に広めるのです。世界中の人間族に、魔王様をあがめさせるのです。#red#そういう世界征服の道も、あるのではないでしょうか?#/red#」
#b#魔王#/b#「……人間というのは、本当に面白いことを考えるのだな」
#b#とかげ#/b#「……いえ、私一人だったら、こんなこと、魔王様に言い出すことなんてできなかったでしょう。ラテシ……いえ、「魔王様をあがめる会」の皆様が、私に勇気をくださったのです」
#b#魔王#/b#「……よし。3年間我輩によく尽くしてきた褒美だ。お前のやりたいことを、やって見せてみろ! 人間族は手強いぞ。心してかかれ!」
#b#とかげ#/b#「はっ! ありがとうございます!」
#b#魔王#/b#「広めるにはあれだな、魔王グッズをつくるべきだな……魔王の似顔絵、魔王のサイン入りヒノキの棒、魔王城でつくった美味しいジャム……」
#b#とかげ#/b#「はい、早速準備致します。初回限定特典で、魔王城で植林体験にご招待、なんていかがですか?」
#b#魔王#/b#「うむ、その線で行こう。ああ、それからな、とかげ」
#b#とかげ#/b#「はい」
#b#魔王#/b#「我輩も、そなたに黙っていたことがあるのだ」
#b#とかげ#/b#「なんでございますか」
#b#魔王#/b#「知っていた」
#b#とかげ#/b#「……? 何をです?」
#b#魔王#/b#「お前が勇者であると、知っていた」
#b#とかげ#/b#「………………え?」
#b#魔王#/b#「お前と同じだ。我輩も……この3年があったから、人間族が皆悪い奴ではないのだと、気付いたのだ」

#b#★TRUE END★#/b#

#b#FA条件#/b#
①参加者が「魔王様をあがめる会」の会員ではないことを説明する(水晶玉の不調のせいで異世界に繋がってしまった)
②側近の正体が勇者であることを認めさせる(①をクリアする前だと、参加者を警戒しているため、指摘してもとかげは認めない)
③勇者の本心を聞き出し、人間族と魔族が共存する道を薦める(①、②をクリアする前だと、とかげは本心を言わず、共存も納得しない)

#b#ストーリー分岐#/b#
BAD END:参加者にそそのかされた勇者が魔王に挑む→反撃した魔王の魔力によって世界は滅亡する。
NORMAL END:特に不満もないので、勇者はこのまま側近として魔王に仕えることにする→当たり障りない作戦を考え、嘘の報告をすることで、魔王を満足させる。
TRUE END:勇者は魔王に正体を明かし、共存の道を選ぶことを説得する。→魔王が納得し、「魔王をあがめる会」の会員を増やすため、魔王と勇者の挑戦が始まる。
Go to コンビニ「11ブックマーク」
カメオはコンビニ強盗をする計画を立てていた。

「店に入って、銃を構えて『手を挙げろ!』・・・よし・・・。」

決行当日、何を血迷ったかカメオは両手をあげながら入店した。

なぜ?
16年02月08日 21:54
【ウミガメのスープ】 [あつお]

そうだ、コンビニ行こう。




解説を見る
『続いてのコンビは・・・ラテシンズです!』 ワーワー



「俺さ、コンビニでバイトしてんねんけどさ、強盗とか来たら怖いなーおもてんねん。
 ちょっと練習したいから強盗やってくれへん?」

「あぁわかった、ほんなら強盗やるから店員やってみぃや」



「うぃーん」 ←今ココ!
ある日テレビを見ていた田中は、思い立ったように隣の小島の家に行った。
ドンドンドン!
中に小島がいない事を確認すると、田中は一度家に帰った。
そして小島の玄関の前に、みかんを並べ始めた。

一体なぜ?


presented by Taka and diddams
illustrated by 植野
13年03月27日 21:18
【ウミガメのスープ】 [ディダムズ]



解説を見る
「今晩から明日にかけて大型の台風が海亀地方に接近、南海亀市を中心に暴風雨となるでしょう。」
天気予報によると明日の天気は大荒れ、田中は、隣に住む母方の祖母、小島が心配になり、彼女の家に注意を促しに行くことにしました。
玄関の扉を軽くノックすると大きな音が響きますが、肝心の小島はいないようで、誰も出てきません。
(そういえば、雑誌で紹介された有名な温泉旅館に行くとか言ってたかなぁ。)
古い小島の家はこのままでは心配なので、台風に備えておこうと家から合鍵を持ってきて小島の家に入りました。
田中はすべての窓の雨戸を閉め、勝手口にもしっかりと鍵をかけました。
最後に、ガタついた玄関の扉を補強するための材料を探します。
すると、玄関付近に段ボール箱入りのみかんが置いてあるのを発見しました。
中に残っているみかんは10個ほど、その場にまとめて並べると、箱を解体して段ボールを玄関の扉に貼り付けました。
「うん、これで大丈夫かな。備えあれば憂いなしっと。」
親切か不親切か「11ブックマーク」
ある日のことである。


青年はペンを落とした。
落としたことに気づいた年配の男性はそのペンを拾い、落とし主である青年に手渡した。
しかし、彼が感謝の言葉を述べることはなかった。

にも関わらず、その一連の出来事を見ていた人達は、「素晴らしい」と彼を褒め称えた。


いったいどういうことだろう?
16年05月07日 22:23
【ウミガメのスープ】 [ロシナンテ]



解説を見る
青年は大学生であり、その日は試験であった。


青年の隣に座っていた女生徒は、不注意にも消しゴムを落としてしまった。拾ってもらうために手を挙げていたものの、試験監督である教授はなかなか気づかない。時間は刻一刻と過ぎ去っていく。

困っている女性に手を貸すため、青年はあえて自分のペンを落とし、音をたてた。そうすることで、女性の挙手にも気づいてもらおうとしたのだ。


年配の教授は手を挙げている2人の学生に気づき、落とし物を拾って手渡す。試験中であるので、学生が感謝の言葉を述べることは、当然厳禁であった。

一連の流れを見ていた周りの学生達は、彼の機転の良さと親切さを褒め称えたのであった。