「星占い」「11ブックマーク」
マダムネムレスは凄腕の占い師。
彼女にかかればどんな時代のどんな出来事であっても見通すことができるという。
アルカーノの街二丁目の路地裏で起きた殺人事件。
ネムレスの指した名前は『海亀カメオ』だった。
警察はすぐに『海亀カメオ』の自宅を特定。
事情を聴くと自分が犯人であることをカメオは自供を始めた。
ところでこの事件にかかわった警察官であるラテオはこの事件により
#red#ネムレスの占いは当てにならないのじゃないか#/red#と疑問に思ったという。
なぜだろう?
彼女にかかればどんな時代のどんな出来事であっても見通すことができるという。
アルカーノの街二丁目の路地裏で起きた殺人事件。
ネムレスの指した名前は『海亀カメオ』だった。
警察はすぐに『海亀カメオ』の自宅を特定。
事情を聴くと自分が犯人であることをカメオは自供を始めた。
ところでこの事件にかかわった警察官であるラテオはこの事件により
#red#ネムレスの占いは当てにならないのじゃないか#/red#と疑問に思ったという。
なぜだろう?
17年10月12日 19:51
【ウミガメのスープ】 [滝杉こげお]
【ウミガメのスープ】 [滝杉こげお]
解説を見る
アルカーノの街二丁目の路地裏で起きた殺人事件。
被害者、#red#マダムネムレス#/red#が残したダイイングメッセージにより、#red#海亀カメオ#/red#は逮捕された。
ダイイングメッセージはいたって単純。
犯人の名前『#red#海亀カメオ#/red#』を書いたネムレスは#red#名前を指した#/red#まま息絶えていたのだ。
その現場を見た警察官のラテオは、
#red#自分が殺されることを予見できないということは、ネムレスの占いは当てにならないのじゃないか#/red#
と疑問に思ったのだ。
被害者、#red#マダムネムレス#/red#が残したダイイングメッセージにより、#red#海亀カメオ#/red#は逮捕された。
ダイイングメッセージはいたって単純。
犯人の名前『#red#海亀カメオ#/red#』を書いたネムレスは#red#名前を指した#/red#まま息絶えていたのだ。
その現場を見た警察官のラテオは、
#red#自分が殺されることを予見できないということは、ネムレスの占いは当てにならないのじゃないか#/red#
と疑問に思ったのだ。
「【ローリング・カメオ】」「11ブックマーク」
逆上がりが出来ずにクヨクヨしていたカメオに一言だけ助言したカメタ。
翌日、全く練習していないのに何度も逆上がりをしたカメオ。
一体なぜ?
翌日、全く練習していないのに何度も逆上がりをしたカメオ。
一体なぜ?
14年07月19日 00:18
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
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逆上がりが得意なカメオ。
カメオ『何でこの町にはどこにも鉄棒が無いんだよ…クヨクヨ…(´;Д;`)』
カメタ『隣町の海亀公園に鉄棒あるよ(´・_・`)』
カメオ『マジで!?(゚д゚)』
翌日、隣町の海亀公園で元気に何度も逆上がりをするカメオであった。
カメオ『何でこの町にはどこにも鉄棒が無いんだよ…クヨクヨ…(´;Д;`)』
カメタ『隣町の海亀公園に鉄棒あるよ(´・_・`)』
カメオ『マジで!?(゚д゚)』
翌日、隣町の海亀公園で元気に何度も逆上がりをするカメオであった。
「日常に潜む深淵」「11ブックマーク」
私の住む街にある駅前の踏切。この街の人間もそうでない人も毎日何の気無しに渡っています。
私自身は知りませんでしたが、友人に聞いた話では以前ここでは大きな事故があったそうです。
用事で立ち寄り時間潰しに駅前の本屋で立ち読みをしていた時の出来事だそうです。
彼(友人)はこの街の人間ではないので、たまたま遭遇するとは運が悪かったのでしょう。
突然、今まで聞いた事も無い大きな音と激しい振動を感じた彼は、一瞬この世の終わりと思い身を竦めたそうです。
取り巻く空気が急に冷たく感じられ、何が起こったのか薄々察しは付いてきたものの、それを認めるのが怖かったと言います。
目と鼻の先の現場に移動すると、目にしたのは車と電車か衝突した無残な事故現場、細かい描写は不謹慎なのでここでは控えます。
もちろん私自身はその描写も彼から聞きましたが、恐ろしいものでした。
伝聞の私でさえ恐ろしいと感じたので、彼のショックは相当なものだったろうと同情を禁じえません。
そして、私にとっては本当に残念だった事が起こります。
彼はこの事故のショックが原因となり、犯罪者となってしまったのです。
いったい彼に何が起こったのでしょうか?
私自身は知りませんでしたが、友人に聞いた話では以前ここでは大きな事故があったそうです。
用事で立ち寄り時間潰しに駅前の本屋で立ち読みをしていた時の出来事だそうです。
彼(友人)はこの街の人間ではないので、たまたま遭遇するとは運が悪かったのでしょう。
突然、今まで聞いた事も無い大きな音と激しい振動を感じた彼は、一瞬この世の終わりと思い身を竦めたそうです。
取り巻く空気が急に冷たく感じられ、何が起こったのか薄々察しは付いてきたものの、それを認めるのが怖かったと言います。
目と鼻の先の現場に移動すると、目にしたのは車と電車か衝突した無残な事故現場、細かい描写は不謹慎なのでここでは控えます。
もちろん私自身はその描写も彼から聞きましたが、恐ろしいものでした。
伝聞の私でさえ恐ろしいと感じたので、彼のショックは相当なものだったろうと同情を禁じえません。
そして、私にとっては本当に残念だった事が起こります。
彼はこの事故のショックが原因となり、犯罪者となってしまったのです。
いったい彼に何が起こったのでしょうか?
17年05月27日 15:11
【ウミガメのスープ】 [立派なうさぎ]
【ウミガメのスープ】 [立派なうさぎ]
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興奮冷めやらず自宅に帰った彼は、その手にずっと握っていたものにやっと気が付きました。
「あ、いけね。このジャンプ…」
立ち読みしていた本をそのまま持ってきてしまったそうです。
バカ、返してこい。
「あ、いけね。このジャンプ…」
立ち読みしていた本をそのまま持ってきてしまったそうです。
バカ、返してこい。
「トレイン・スポッティング」「11ブックマーク」
禁止薬物の密輸を企てていた男は
体のどこにも薬物を隠し持っていないにも関わらず、
空港で止められそのまま逮捕された。
なぜ?
体のどこにも薬物を隠し持っていないにも関わらず、
空港で止められそのまま逮捕された。
なぜ?
17年05月23日 20:35
【ウミガメのスープ】 [梅雨]
【ウミガメのスープ】 [梅雨]
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たばこを吸いながら検査ゲートを通ろうとする男に職員が質問する。
空港職員「そのたばこは?」
男「大麻です」
全く隠し持っていなかった…何がしたいのか。
空港職員「そのたばこは?」
男「大麻です」
全く隠し持っていなかった…何がしたいのか。
「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」「11ブックマーク」
飛行機の乗客が大怪我をした。
「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」
そんな客室乗務員の呼びかけを聞き、怪我人を助けたいと思っていた機内の医者達は全員、手をあげるのをやめた。
どういう状況だろう?
「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」
そんな客室乗務員の呼びかけを聞き、怪我人を助けたいと思っていた機内の医者達は全員、手をあげるのをやめた。
どういう状況だろう?
16年11月26日 22:39
【ウミガメのスープ】 [とかげ]
【ウミガメのスープ】 [とかげ]

善きサマリア人のスープ
解説を見る
「あの、なんかハイジャックされたそうですよ」
前の席に座っていた女性が座席の隙間から急に声をかけてきたと思ったら、突然そんなことを言い出した。
「ハイジャック?」
新手のナンパかと思いきや、女性は比較的真面目な顔つきで、こう続けた。
「はい。この飛行機。それで、拳銃持った犯人が手をあげろって……あ、立たないでくださいね」
背伸びして女性の頭越しに前を見てみると、確かに乗客達が手をあげている。機内前方のファーストクラスの方は、間にスクリーンや柱があって、ここからは確認できない。
「前の方からそう伝わってきたんです。人質がいるそうで、犯人を刺激しないように指示に従えと」
「犯人は何人いるんですか?」
「わかりません、私からも前は見えませんし……」
よくわからないが、ひとまず僕も手をあげた。しかしこちらから見えていない犯人が、手をあげているかどうかなんて確認できないような気もするが。
「あと、後ろの方にも教えてあげてください」
言われた通り、僕も座席の隙間から後ろの席の人へ、今聞いたことを伝える。横で居眠りしていたおっさんも起こして、とりあえず状況を教え、やはり手をあげてもらった。
「犯人はゴリラみたいな体格の超強そうな男達らしいです」
数分後、また前の女性がそう話しかけてきた。もちろん手をあげたままである。
「何人いるんでしょうか」
「わかりません。でもみんなすごく屈強な感じだそうで、人質になっている客室乗務員の方は今にも死にそうって」
「死にそう? 人質を締め上げたりしてるんですかね」
「さぁ……私は聞いたことを伝えているだけなので」
話し声が聞こえたのか、隣のおっさんも会話に加わってきた。
「ゴリラみたいでも、何人かで飛びかかれば勝てるんじゃないですかね」
「でも拳銃を持ってて人質もいるなら、そう簡単にはいかないんじゃ……」
「あ、ゴリラの倒し方、僕知ってますよ。まず足元を……」
僕の素晴らしい知識を教えてあげようとしたのだが、そのとき後ろから急につつかれ、驚いて振り返った。後ろの席の若い男だ。
「何か新しいこと、わかりましたか?」
仕方ないので、今女性から聞いた話を彼に教えてあげた。彼もやはり人質がいるなら危険だという意見だったので、僕がゴリラの倒し方を説明しようと口を開いた。途端、バンッ――とドラマで聞いたことのあるような銃声が響き渡った。
きゃあ、と女性の甲高い悲鳴がいくつもあがる。前の席の女性も叫んだようだった。どうやら、拳銃は確かに持っているらしい。誰か撃たれたのだろうか?
更に前方から、ドンッと何かがぶつかる音、ガラスが割れる音、うめき声などが折り重なって響いてくる。時折また銃声が聞こえ、そのたびに悲鳴があがる。状況は相変わらず不明である。その場を動いて犯人グループを刺激してもいけないし、流れ弾に当たるのも嫌なので、ただ手をあげて待つしかない。
「お客さんが何人かで、犯人達に飛びかかったそうです! それで乱闘状態になっているとか……」
前の女性がそう伝えてくれていた最中に、別の声が前方から響いてきた。
「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」
客室乗務員だ。焦った様子で、そう呼びかけながら前方から走ってくる。
客室乗務員がこうして後方まで声をかけにやってこられるということは。
犯人達は取り押さえられたのだろう。そして誰かが撃たれたのだろう。勇敢な乗客かもしれないし、近くにいた客室乗務員かもしれないし、犯人のゴリラかもしれないが、とにかく怪我人がいるのは確かだ。
僕は手をあげるのをやめ、自前の医療道具を持って、機内前方へ向かって走り出した。
END
#b#ハイジャックされた飛行機内で、犯人が「手をあげろ!」と乗客に命令した。勇敢な乗客達がそんな犯人に立ち向かい、撃たれた人はいたものの、取り押さえることに成功。客室乗務員が怪我人の手当を呼び掛けたので、犯人を取り押さえたのだとわかった医者達は、安心して手をあげるのをやめたのだった。#/b#
前の席に座っていた女性が座席の隙間から急に声をかけてきたと思ったら、突然そんなことを言い出した。
「ハイジャック?」
新手のナンパかと思いきや、女性は比較的真面目な顔つきで、こう続けた。
「はい。この飛行機。それで、拳銃持った犯人が手をあげろって……あ、立たないでくださいね」
背伸びして女性の頭越しに前を見てみると、確かに乗客達が手をあげている。機内前方のファーストクラスの方は、間にスクリーンや柱があって、ここからは確認できない。
「前の方からそう伝わってきたんです。人質がいるそうで、犯人を刺激しないように指示に従えと」
「犯人は何人いるんですか?」
「わかりません、私からも前は見えませんし……」
よくわからないが、ひとまず僕も手をあげた。しかしこちらから見えていない犯人が、手をあげているかどうかなんて確認できないような気もするが。
「あと、後ろの方にも教えてあげてください」
言われた通り、僕も座席の隙間から後ろの席の人へ、今聞いたことを伝える。横で居眠りしていたおっさんも起こして、とりあえず状況を教え、やはり手をあげてもらった。
「犯人はゴリラみたいな体格の超強そうな男達らしいです」
数分後、また前の女性がそう話しかけてきた。もちろん手をあげたままである。
「何人いるんでしょうか」
「わかりません。でもみんなすごく屈強な感じだそうで、人質になっている客室乗務員の方は今にも死にそうって」
「死にそう? 人質を締め上げたりしてるんですかね」
「さぁ……私は聞いたことを伝えているだけなので」
話し声が聞こえたのか、隣のおっさんも会話に加わってきた。
「ゴリラみたいでも、何人かで飛びかかれば勝てるんじゃないですかね」
「でも拳銃を持ってて人質もいるなら、そう簡単にはいかないんじゃ……」
「あ、ゴリラの倒し方、僕知ってますよ。まず足元を……」
僕の素晴らしい知識を教えてあげようとしたのだが、そのとき後ろから急につつかれ、驚いて振り返った。後ろの席の若い男だ。
「何か新しいこと、わかりましたか?」
仕方ないので、今女性から聞いた話を彼に教えてあげた。彼もやはり人質がいるなら危険だという意見だったので、僕がゴリラの倒し方を説明しようと口を開いた。途端、バンッ――とドラマで聞いたことのあるような銃声が響き渡った。
きゃあ、と女性の甲高い悲鳴がいくつもあがる。前の席の女性も叫んだようだった。どうやら、拳銃は確かに持っているらしい。誰か撃たれたのだろうか?
更に前方から、ドンッと何かがぶつかる音、ガラスが割れる音、うめき声などが折り重なって響いてくる。時折また銃声が聞こえ、そのたびに悲鳴があがる。状況は相変わらず不明である。その場を動いて犯人グループを刺激してもいけないし、流れ弾に当たるのも嫌なので、ただ手をあげて待つしかない。
「お客さんが何人かで、犯人達に飛びかかったそうです! それで乱闘状態になっているとか……」
前の女性がそう伝えてくれていた最中に、別の声が前方から響いてきた。
「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」
客室乗務員だ。焦った様子で、そう呼びかけながら前方から走ってくる。
客室乗務員がこうして後方まで声をかけにやってこられるということは。
犯人達は取り押さえられたのだろう。そして誰かが撃たれたのだろう。勇敢な乗客かもしれないし、近くにいた客室乗務員かもしれないし、犯人のゴリラかもしれないが、とにかく怪我人がいるのは確かだ。
僕は手をあげるのをやめ、自前の医療道具を持って、機内前方へ向かって走り出した。
END
#b#ハイジャックされた飛行機内で、犯人が「手をあげろ!」と乗客に命令した。勇敢な乗客達がそんな犯人に立ち向かい、撃たれた人はいたものの、取り押さえることに成功。客室乗務員が怪我人の手当を呼び掛けたので、犯人を取り押さえたのだとわかった医者達は、安心して手をあげるのをやめたのだった。#/b#












