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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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飄々と「11ブックマーク」
大ヒットしている映画、『名探偵ラテラル~水平思考に隠された真実~』について話しているカメオとウミオ。

カメオ「やっぱり主人公役の俳優の熱演が見どころだよ!まるでかの名俳優・水平太郎の再来と言ってもいいんじゃないかってくらい。カメラワークも含めて迫力あってさ、冗談じゃなく世界で通用するレベル。ストーリーも難しすぎず、かといって安直な内容ではない絶妙なバランス。予告編があまり面白そうじゃなかったけど、あれは予告編を作った奴のセンスが悪いね!」
ウミオ「……うん」

カメオの言っていることにウミオは#b#100%同意できる#/b#にも関わらず、ウミオはカメオの映画評にいい印象を持たなかった。
一体なぜ?
17年09月02日 22:48
【ウミガメのスープ】 [甘木]



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ウミオは実は知る人ぞ知る映画感想ブログの中の人であった。
そして、カメオの言っていることからすぐにある事実に気が付いた。

ウミオ(その感想……#b#たとえから何まで、そのまんま俺がブログで書いた内容そのまま#/b#だ……カメオ、自分の言葉を使って感想を言えないのか!?ま、まさか映画を観てすらいないで、事前情報やネットで得た知識だけで知った気になっているんじゃないだろうな!?)

※どんな映画でも、「自分の目で観てから」評価をしましょう!!
長い猫「11ブックマーク」
ペットの猫を見に来ない?
という古臭い口説き文句にのって太郎の部屋に来た花子。

花子「これが猫?」
太郎「…うん」
花子「長い猫だね」

花子はガッカリして帰って行ったという。

どういうこと?
14年06月08日 20:40
【ウミガメのスープ】 [3000才]



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太郎の部屋で見つけたもの。
それは長い髪の毛だった。
花子「これが猫(の毛)?」
太郎「…うん」
そんなわけない。
ずいぶん長い毛をした猫だね、と嫌味をいって花子は部屋を出た。
ジョーカーあがり「11ブックマーク」
A氏がトランプの大富豪をしているのを後ろから見ている。
ゲームは進み、A氏の手札は残り2枚となり、1枚はジョーカーであった。
次の手番はA氏。
ジョーカーを出して、次にもう一枚を出せば上がれる盤面であり、
悩むような状況でなかったのだがA氏は長考。
やっとの事でジョーカーを出して手番を獲得、もう一枚を出してA氏はあがることができた。

一体何故長考したのだろう?
16年06月12日 19:37
【ウミガメのスープ】 [SoMR]



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手番が来たとき、A氏は数年前に死んだ嫁とあの日の事を手札に重ね、思いをめぐらせていた。

数年前にA氏はある女性と婚約し、婚姻届を一緒に書き、さあ明日提出だというところで女性は交通事故にあい、死んでしまった。
A氏は翌日、婚姻届と死亡届を両方持ち、
役所にやってきた。
死亡届を出してからでは婚姻届は出せない。
まず婚姻届を出して、それから死亡届を出さなければならなかった。

A氏の二枚の手札はハートのカードとジョーカー。
それぞれ婚姻届と死亡届と重なってしまい、その時の記憶がフラッシュバックしてしまった。
今の状況ではジョーカー、ハートの順、すなわち死亡届、婚姻届の順に出さねばならないのだ。

あの時は「ジョーカーあがり」をする必要があったが、
今は「ジョーカーあがり」をしてはいけないとは皮肉なものだな…A氏はあの日を思い出し、しばし手を止め、そして溢れ出す悲しみを押し堪えながらジョーカーを出した。
『カレールーを買いに来た男』「11ブックマーク」
タイトル:『カレールーを買いに来た男』
問題文:
二階建てのスーパーマーケット亀友。
二階で携帯電話を落とした男がクソガキ・シンタに激突されたのは、何故だろう?
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というウミガメ問題を出題した。
このとき、
「二階で携帯電話を~」を「一階で携帯電話を~」に置き換えて成立しますか?
という質問にNOと答えたのは、
亀友に⚫⚫⚫⚫カレー⚫⚫⚫⚫⚫から。

⚫を埋めよ。
17年01月14日 23:08
【20の扉】 [SoMR]



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下りエスカレーターが無い

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“『カレールーを買いに来た男』”の解説

男はカレールー売り場がある二階に上がるエスカレーターに乗っていた。
二階に降りた瞬間、携帯電話を床に落とした男はその場でかがんで携帯電話を拾い上げようとした。
たまたま男の真後ろに乗っていたクソガキのシンタは、エスカレーターの降り口で突然男が立ち止まったので、
エスカレーターの流れに逆らうことができずに男に激突してしまった。
恋色の濃いオレンジジュース「11ブックマーク」
私はドジな子です。
今日もドジしちゃいました。
だけど大好きな店長が素敵なことをしてくれました。
私は感激して、言葉を失いました。

何があったのか、当てちゃってください!
10年12月27日 20:36
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]



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私は昔からドジばかりで、みんなを困らせてしまってます。
こんな自分じゃダメだ。しっかりしなきゃ。
そう思い、私はバイトを始めました。

内容は小さなレストランでの接客。
店長は優しい人のようで、丁寧に笑顔で教えてくれます。
私もここでならやっていけそうです。
しっかりとした大人になるんだ!!
そう心に誓いました。

そう心に誓ったのはいいのですが、やっぱり失敗ばかり。
料理のお皿やお冷グラスを毎日割り続けました。
オーダーを間違えて、お客さんに怒られては、店長が謝ってくれました。
シフトを勘違いして、店長一人で料理を作って運ぶ日もありました。
そして一週間後の今日となりました。

パリーン、ガシャーン。
小さなレストランの愉快なBGMの中で、大きな雑音が響き渡りました。
お客さんは不愉快になり、店長が一生懸命謝っています。

私はグラスの洗浄をしていたのですが、ストック分のグラスケースを落としてしまい、全て割ってしまったのでした。
今まで散々ダメなことをやってきた私ですが、流石にこれは……。
私は泣きながら、割れたグラスの掃除を始めました。



片付けが終わり、休憩室で一人泣いていました。
そこに店長が現れました。

「てんちょおぉぉ、ごべんなさいーーー」
情けないですが、私は花の18歳です。
その乙女がこんな子供っぽい泣き方をしてしまいました。

店長はいつもと変わらない、優しい表情で私を見つめてくれます。
「ヒック、きょ、今日やっちゃった分は、これから働く、分で、べんじょうします、うう。がんばりますから、ごべんなさいーー」

店長は優しい笑顔で首を横に振りました。
そして私の頭を撫でてくれました。

本当にいい人だ。私好きになっちゃいました。

そして客に出してなんとか無事だったグラスにオレンジジュースを注いで、私の目の前に置いてくれました。
以前店長との会話で、オレンジジュースが大好きだって話したことがあったんです。
なみなみと注がれた濃いオレンジジュースの中に、アイスピックで割ったであろう不揃いな氷。
私、また感激して泣いちゃいそうです。

「うう、ありがとうございます。こんな私に優しくしてくれて……。私店長のこと、好きになっちゃいました。……これいただいちゃいますね!!」

恥ずかしくなった私は、オレンジジュースを流し込みました。

ぬるい。

飲み込んだ瞬間、

ぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶち………

体の中で肉が切れていく音が聞こえました。

その後すぐに吐血。
せり上がってきた血にまた喉の中を裂かれていきました。

止まらない出血。むせ返るような鉄の匂い。

店長は優しく笑っていました。

「どうだい?君が今まで割ってきたグラスのお味は。身が裂かれるような痛みだろ。私が今まで築き上げてきた店、信頼、財産。お前のせいで全て台無しになってるんだよ。」

笑顔の瞳は黒く濁っています。

「私が脱サラして、苦労して、やっとここまでできたというのに。それを台無しにされる気持ちがわかるかい?今ならわかるよね?身が引き裂かれるかのようだよ」
「私のことが好きだって?ふざけてるのかい。君のことは大っ嫌いだよ。」
「これでおあいこだ。弁償なんてしなくていい。辞めようが辞めまいが構わん。だが絶対口外するなよ。……もうすでに口は使えないようだけどね、あははははははははははははははは」

私の心が空っぽになりました。