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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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あと五分  (´っωー`) 「11ブックマーク」
前々からこの日にカメコに起こして欲しいと頼まれたから


カメオはカメコを起こしました。


するとカメコは絶望しました。


一体なぜ?【参加テーマ:なかなか目が覚めないときにすること】
16年01月26日 23:33
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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悪い魔法使いさん呪いを受けて100年眠り続けることになったカメコ。(#゚д゚)っ呪)´・ω・`) 



一刻も眠りから覚めたいカメコは呪いを受ける日の直前にきっかり100年後の今日に起こして欲しいっとまだ見ぬ王子様へ書置きを残しました。






そして100年の月日が経ちいばらの城を抜けてきた王子はカメコの書置き通りぴったし100年経過した日付で起こしました。























しかしカメコは長い間に夢を見ていたのです








あまりに長く醒めない夢は現実と変わらず






むしろ現実よりも素晴らしく夢のようでした。










そんな夢の中でカメコは色々なことを学び



恋をして青春を謳歌し結婚をして子供を育てました。




























もちろん全部カメコの見た夢でしたがカメコが望んでいた夢でもありました。

























夢の中でカメコは幸せでした。







それはカメコにしかわからないカメコだけの幸せでした。










そして100年と言う月日は






















#red#カメコにこれを夢だと言う事を忘れさせるのには十分な時間でした#/red#
































目が覚めたカメコは驚きました。





















そして愛する人の名を呼びました。







しかし次第にそれが夢であったことに気付いてしまいました。







たとえ目の前に素敵な好青年を目にしても









カメコにとっては愛する人たちを失った悲しみの方が大きかったのです









他の登場人物はいない。だってカメコの夢の中にしか存在していないのです
✿秒速5センチメートル❀「11ブックマーク」


身長185センチメートルの酔った男は、高さ45センチメートルの棚に1つだけ残っていた、映画『秒速5センチメートル』のDVDを手に取るために、#b#わざわざつま先立ちをした。#/b#


なぜだろうか?
15年03月11日 06:13
【ウミガメのスープ】 [低空飛行便]

朝型の方々に提供した60杯目。




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その少し前に、#red#巨大な地震#/red#が起きていた。

床の上には倒れた家具や散乱した窓ガラスや食器の破片や数百もの本や映画のDVDが。

身長185センチメートルの男は、巨大地震の揺れでの酔いが残りつつも、それらを#red#踏んでしまわないよう、つま先立ちで歩いていった。#/red#

その行く先は、高さ45センチメートルの棚。

巨大地震のせいで棚に入れたものはほぼ全て床に飛び出してしまっていた。
にもかかわらず、奇跡的に1つだけ棚に残っていた、そしておそらくは男が一番大切にしていた、映画『秒速5センチメートル』のDVD。

そのDVDだけはどうしても失くしたくなくて、その手に取ったのであった。

そのとき、男がつま先立ちで歩いていたスピードは、#b#秒速5センチメートル#/b#。
それはゆっくりかもしれないが、ゼロではないから、いつかきっと大切なものを取り返せるスピードである。
無駄なんかじゃない「11ブックマーク」
県立いぐあな高校が廃校の危機に直面している。
生徒会長が中心となり、廃校反対の署名への協力を呼び掛けた結果、集まった署名はなんと2万人分!
喜んだ生徒会長は、署名の数を実際より数人分減らして発表することにした。

どういうことだろう?
16年01月09日 22:52
【ウミガメのスープ】 [とかげ]

廃スープ反対!




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生徒会室に駆け込んできた1年生は、興奮した様子で生徒会長に告げた。
「会長! 署名、2万人集まりました!」
それを聞いた会長は一瞬呆気に取られた表情になったが、すぐさま満面の笑顔に変わった。
「2万人! それはすごい!」
「はい! 卒業生の先輩方や、地域の方々のおかげです!」
「それにしても、ごく普通の県立高校のために2万人とは……で、具体的には何人なんだ?」
「え? 2万人ですけど……」
1年生が首をかしげる。生徒会長は、再度驚く。
「え? 2万人ぴったりなの?」
「はい、ぴったりでした」
2万なんていう数でぴったりなんて、なかなかないことだろう。
「そうか……じゃあ書類上は数人分減らしておいてくれ」
「はい! ……え? な、なぜですか!?」
「2万人ぴったりなんて、なかなかないだろ? もし僕らが『2万人の署名が集まりました!』と言ったら、ほとんどの人が『約2万人なんだろうな』と思うよ」
「まあ、確かに、ぴったり2万人なんて出来過ぎだとは思いますね……」
「うん。『2万人ぴったりの署名』と言っても、やっぱり普通じゃ考えにくいから、その数ぴったりにするために無理に署名を集めたりしたんじゃないかという印象を持たれるかもしれない。それよりは、『1万9997人の署名が集まりました!』と言った方が、実際に1万9997人分の署名なんだろうとわかる。半端な数の方が、『本当っぽい』んだよ」
「なるほど。じゃあ逆に増やせばいいんじゃないですか?」
「もちろん増やすのもアリだが、実際より多く言うのはアンフェアだろう? もしバレたら信用を失ってしまう。少なく言う分には、不利なのはこちらなのだから問題あるまい」
「そ、そうか……わかりました、じゃあ3人分くらい減らしておきますね」
1年生は納得した様子で頷いた。
「でも会長……本当に、どうにかなるのでしょうか? その、廃校は……」
「さあ」
即座に出された返答に、1年生は思わず先輩相手なことを忘れ、口をとがらせる。
「さあ……って、なんですかそれ! 会長が言い出したんじゃないですか!」
「だって、僕にもわからないもの」
生徒会長は、こともなげに言い放つ。
「僕は所詮、高校の生徒会長だよ。大人達の決めたことを変えられるほどの力があるとは思えない」
「でも、でも署名活動の中心になって頑張ってきたじゃないですか!」
「うん、だって何もしないのは悔しいから」
「悔しいって……廃校になったら悔しいという話ではなく?」
「もちろんそれも悔しいけどさ。大人から言われたことを、嫌なのにそのまま受け入れてしまったら、絶対後悔するから。悪あがきでもいいんだ。もし、もしいぐあな高校が廃校になってしまったとしても」
1年生を見ながら、しかし自分に言い聞かせるように。
「こうやって皆でこの学校を守ろうとしていたことは、無駄なんかじゃないよな?」

END

#b#2万人ぴったりだと約2万人だと思われるなど、実際の数とは違うと思われてしまうかもしれないため、数人分減らして半端な数にしたかったら。#/b#
スノーウィースノーマン「11ブックマーク」
「うう~寒い寒い!」
そう言いながら、全裸で真冬の川に飛び込む男。

一体なぜそんなことを?
15年03月03日 20:04
【ウミガメのスープ】 [なさ]



解説を見る
サバイバルに精通した男は、最低限の装備だけ持たされて雪山の頂上にヘリで落とされた。
この状況でサバイバル術を駆使して生還しなければならない。

さて、男は下山途中で大きな川に差し掛かった。
ここを渡らなければ大幅な遠回りをしなければならなくなる。
しかし服を着たまま渡ればその後は濡れた服に体温を奪われてしまう。
そこで男はまずは辺りで枯れ葉や枯れ木を集めリュックに詰め、その後全裸になり服もリュックに詰めた。
そしてそのまま川へ飛び込み、リュックを頭の上に持って濡らさないように川を渡り切った。

川岸に着くとすぐに乾いた布で体を拭き、集めておいた枯れ葉に火を点ける。
そのまま体を乾布摩擦、腕立て伏せをして血行をよくしてから服を着た。

#b#【略解】#/b#
#b#服をぬらさずに川を渡りきるため。#/b#


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元ネタは『MAN VS WILD』
ベア・グリルスさんで有名なあの番組です。
アンケートにご協力を「11ブックマーク」
会社の新商品開発のために、協力者達に毎日の食事内容をメールしてもらっているのに、上司はそのメールのデータを捨てるよう指示した。
どういうことだろう?
15年02月20日 22:53
【ウミガメのスープ】 [とかげ]

スープは好きですか? YES/はい




解説を見る
次々に送信されるメールを確認し、サケカワは上司のイワシタに声をかけた。
「アンケートに協力してくださった消費者の方々ですが、毎日きちんと食事の内容をメールしてくださってるっす。一週間分溜まったんすけど、どうしたらいいっすか?」

ウミガメ・コーポレーションはこのたび、新商品開発のための手始めとして、消費者の日頃の食事について調査しているのだ。
この後データを分析して、商品開発に生かすのだけれど、イワシタの指示はサケカワの予想を大きく外れたものだった。
「ああ、そのデータは捨ててくれ」
「はい、わかり……ええっ!? マジっすか!?」
サケカワは思わずイワシタに詰め寄る。
「イワシタさん、せっかくアンケートにご協力いただいたのに、データ捨てちゃうだなんて、失礼っすよ! 何のためにアンケート取ってるんスか!?」
サケカワが慌てるのも無理はない。結構な人数の消費者に参加してもらっているし、そのための謝礼もきちんと用意している。市場調査としてはそれなりに大きなプロジェクトとして進めてきたのだ。
「アンケートはもちろん活用する。ただ、#b#最初の1週間分のデータはいらない#/b#」
「え……なんでっすか? 皆さん、すっげー気合い入れてるみたいで、かなりウマそうな料理の写真とか、豪勢なメニューが並んでるんすよ…?」
「だからだ」
イワシタは、サケカワが持ってきたデータを具体的に示し始めた。
「この人、最初は主菜に副菜何品か、汁物、デザートとメニューが何種類もあって、食卓も華やかだけれど、7日目の今日は品数も減ってるし、見た目も地味だ。こっちの人は多国籍料理みたいなのをつくってたけど、昨日の夕飯はザ・家庭料理という感じ。これはこれでウマそうだがな」
「まあ……確かに、序盤と一週間後の今日では、ちょっと変わってきている人もいるみたいっすけど……」
「仕方ないことなんだよ。普通、アンケートで毎日食事の内容を送れって言われて、自分ならどうする? 正直に毎日の食事を送るか?」
「いやー……カップ麺とビールとかだったりするんで、いつもの食事はちょっと見せられないっすねー。買ってくるにしても見栄張って豪華にしたり、普段料理しないのに作ってみたりするかもしれないっすねー……」
「そう、ということは、見栄を張った食事は、#b#本当の普段の食事ではない#/b#ってことになる」
なるほど、とサケカワはうなずく。
「だからこその長期にわたるアンケートなわけっすね。最初のうちは気合い入れていつもと違う食事になるけど、ずっとは気合いを入れ続けられないから、しばらくすると普段通りの食事になるわけっすか」
「そうだ。そして、そういった#b#普通の食事#/b#こそ、わが社が今求めているデータなんだよ」
イワシタの説明に大いに納得したサケカワは、おとなしく席に戻ろうとした。しかし。
「サケカワ君、わが社は食品加工会社なんだから、社員の君も、ちゃんとした食事を摂るようにね」
「……善処するっす」

END

#b#見栄を張った協力者達が、普段より豪勢な食事や品数のレポートを書いてきてしまうため、序盤のデータは分析に使えないと判断したため。#/b#