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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

妙に目を引く贋作「1ブックマーク」
二枚の絵画が並んでいる。

片方の絵は、誰もがよく知っているような、有名な絵画。
また、もう一方はそれとよく似ているが少し違う、いわば偽物の絵画であった。

並んでいる二枚の絵画を見る人々は、どちらが本物で、どちらが偽物の絵画なのかわかる。

しかしそれなのに、子どもや老人、そして、贋作というものが嫌いな画家までもが、
有名な絵画だけを見るといったことをせず、また、その逆もない。

#b#必ず、両方の絵を見るのだという。#/b#

いったい何故、こんなことがありえるのだろうか?
16年03月15日 21:12
【ウミガメのスープ】 [ごがつあめ涼花]



解説を見る
つまりは、#b#間違い探し#/b#である。

とある雑誌。あるページには、二つの絵画の写真が並んでいた。

片方の、【正しい絵】という表記がついているほうは、誰もがよく知っているような、有名な絵画。
また、もう一方の、【間違った絵】という表記がついているほうは、間違い探しの対象となる、偽物の絵画であった。

#red#間違い探しであるので、人々は両方の絵を見比べるのだ。#/red#
気付いてしまった「1ブックマーク」
1か月前
ストーカーから手紙が届いた
「君のことをずっと見ているよ」

2週間前 
ストーカーから手紙が届いた
「君のことをずっと見ているよ」

今日
ストーカーから手紙が届いた
「君のことをずっと見ているよ」
まずい もう逃げられそうにない

一体どういうことだろう?
16年02月27日 01:59
【ウミガメのスープ】 [後ろ前]



解説を見る
今日届いた手紙にだけ消印がなかった。
ストーカーが自宅のポストに直接手紙を入れに来たと気付いてしまった。
浦島太郎の三日後「1ブックマーク」
三#b#日後#/b#のことを、

#b#一日後#/b#と表現する男。


どうして、そんな表現をするのだろうか?
16年02月05日 19:38
【ウミガメのスープ】 [好太郎]



解説を見る
先輩「もうこんな時間か。じゃあこの続き#b#明日#/b#な」

後輩「先輩。#b#明日は土曜#/b#っす。#b#休み#/b#っす」

先輩「あっ。じゃあ#b#月曜#/b#な」
ある西の裁判「1ブックマーク」
星の美しいある夜。

エステルは夫が自分を置いて逃げたのを見て喜んだ。

数日のうちにエステルは死んだ。彼女は最期まで、彼の名前を口にしていた。

何故?

 

* * * * * * * * * *

 

要知識といえば要知識かもしれませんが、諸説あり&創作で補っている節あり。ほぼ一般常識の範疇かと思います。要知識風味程度だと思ってお気軽にお召し上がり下さい。なお、嘘はありません。

初出題なのであれこれ拙いとは思いますがお付き合いいただけたら嬉しいです。
16年01月06日 20:42
【ウミガメのスープ】 [ふぃず]



解説を見る
■SS的解説

 

時は中世。

 

「お逃げ下さい、旦那様」

「しかし……!」

「旦那様」

 

エステルは哀愁をその目に飼いながらも、ぴしゃりと言った。

 

「私の処刑に貴方がいらしたらどうなるか……わからないとは、仰いませんよね」

 

疑問ではなく断定でなされたその言葉は、彼を捕らえて余所見すらも許さない。

エステルが殺されるそこに彼が赴くこと。それは明らかに、彼の死を意味していた。

 

その判決を下されて泣けば。

 

“同胞だ、人に非ず!”

 

涙を堪えれば。

 

“血も涙も無い、人に非ず!”

 

……教会は、民は、ただ残酷だ。

 

「大丈夫です……ジェズュ様も仰いましたわ。少し眠るだけだと。夢を見ない眠りに就くだけにございます。ご縁があれば、いつか、必ず」

 

カトリックの村。最後のプロテスタント信者は、そう笑って、夫の背中を押す。

彼は少しためらいながら、着の身着のまま、ただ真っ直ぐに、走った。

 

「……どうぞ、ご無事で」

 

その背中に彼女が微笑んだことをここに綴ってしまうことは、彼女を焚刑に処す者の声よりも愚かだろう。

 

 

 

#b#「それではこれより、エステル=フォシェロンの、魔女裁判を開廷する!」#/b#

 

 

 

――もう遠くまでお逃げなりましたか?――

 

――……世界よどうかお願いだから、私を#red#最後#/red#の、魔女にして――

 

 

■地の文の解説

魔女狩り全盛期。カトリック信者の多いある村では、プロテスタント信者が魔女として狩られていた(ヒュー・トレヴァ=ローパーらの説)。村でプロテスタント信者はもうエステルひとり。彼女はただ、夫のことが気がかりだった。

夫は別の遠い土地の出身で、カトリック信者であった。エステルがプロテスタント信者なのを承知で結婚し、エステルの信教の自由を奪うことは無かった。

カトリック信者であるもののプロテスタントのエステルを許容している彼のことを教会は良く思っておらず、エステルを処刑した後、適当な理由を付けて夫も処刑するつもりであった。

それを勘付いていたエステルは、夜のうちにこっそりと夫を逃がした。

数日後、彼女は魔女と判決を下され、全てを受け入れた。そして真の愛を貫き、炎の中、夫を心配し名前を呼び続けたという――。

 

■Key

魔女狩り 夫に危害が及ぶことが無いように逃がした 死の間際でも夫を(心配していた/愛していた)
【お残しはいけません】「1ブックマーク」
女が『小ネギがたべられないかも』というので

男は『ヒヨコが見える様ににしたらいい』と言った

いったい、どういうことだろうか?


※お題提供
#red#かも#/red#(SNCさん)
#red#小ネギ・ヒヨコ#/red#(松神さん)
です。どうもありがとうございます
15年12月31日 17:21
【ウミガメのスープ】 [かもめの水平さん]



解説を見る
『お父さん、マイファーザー。小ネギが小さ過ぎて#red#お箸で取れないよう#/red#
これじゃ【小ネギが食べられないかも……】』

『娘よ娘、それならば#red#お皿の底のヒヨコさんが見える様に、小ネギを端によせてごらん#/red#それなら、まとまった小ネギが掴めないかい?』

『おー、とれたー。ありがとうダディ。』

『呼び方を統一しなさい』