動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
いらっしゃいませ。ゲスト様 ログイン 新規登録

みんなのブックマーク

ラスト・セール「1ブックマーク」
玩具屋の閉店が3日後に迫っているが、その店の店長は1ヶ月後のセールのチラシを真剣につくっている。
店長さん、間に合わないよ! どういうことなの?
15年02月13日 23:35
【ウミガメのスープ】 [とかげ]

スープ半額




解説を見る
病気が見つかったとき、老人が一番心配したのが、自分の持つ玩具屋のことだった。
街の大きなデパートに品ぞろえは負けるし、量販店の割引価格には敵わないけれど、店長である老人の玩具の知識と人柄から、地元に愛され続けた店だ。
老人の妻は店を手伝っていたけれど、さすがにこの歳で、一人で切り盛りはできない。老人の息子は既に家を出て家庭を持つサラリーマン。老人自身も、自分の店を息子に無理に継いで欲しいとは思っていなかった。
老人は病気であることを家族以外の人達には隠して、元気でいられる限り店を続けることにした。以前に比べると通院のために店を休む日が増えたものの、店頭では相変わらず、子どものプレゼントに悩む親の相談に乗ったり、優しい笑顔で子ども達に玩具を試させたりしていた。
しかし、そんな状態が永遠に続くわけにもいかなかった。しばらくすると病状が悪化して、老人は入院することになる。その間、店は老人の妻中心に、息子や息子の嫁が手伝いに来て、なんとか続けてはいた。けれど、老人がいよいよ店に復帰できそうにないとわかったとき、老人の妻の負担も考えて、店は閉めざるを得なかった。決断したのは息子だった。自分が継がない店を勝手に閉めるのは心が痛んだ。その事実を、店主である老人本人にはどうしても伝えられなかった。
閉店が3日後に迫る日、病院に見舞いに行った息子は、老人が何やら忙しそうに鉛筆を走らせていることに気づいた。
――それは、1ヶ月後のセールのチラシだった。老人はパソコンなんて使えなかったから、チラシはいつも手書きだ。
「親父、具合は大丈夫か?」
息子が思わずそういうと、老人は鉛筆を止め、しゃがれた声で答えた。
「お前らに迷惑をかけてしまっているからな。このくらいはわしがやらにゃいかん」
入学祝いにオススメの玩具や、幼児用の知育玩具など、イラストやコメントを交えて書いた、いつものチラシであった。
「でも、熱が出たんだろう? 身体を休めないと」
もう閉まってしまう店のチラシを、病を押して書いている姿は、息子には耐えがたかった。
しかし、老人は鉛筆を握り直すと、またチラシに向かい始める。
「いいんだ、やらせてくれ。これがわしの生き甲斐なんだ」
老人がチラシを仕上げるまで、息子はもう黙って見守るしかなかった。出来上がったチラシは死にかけた老人がつくったものとは思えないほど、力強い字が並んでいた。
その3日後、店は惜しまれながらも閉店した。閉店したことなど知らないはずの老人は、それから目に見えて衰弱し、店の後を追うように、数日後に亡くなった。


近所の人々の手元には、老人がかいた最後のチラシが配られた。息子が最後のチラシを印刷したのだ。
もちろん、店はもう閉まっている。
チラシに載っている数々の玩具を、その店で買うことはできない。
それでも、地元の人々はそのチラシを喜んで受け取った。
セールの日には、販売はしないけれど、と老人の妻が店を開けた。買えない玩具が並ぶだけの閉店した店に、地元の人々は何人も足を運んだ。

老人の最後のチラシは、いつものチラシとなんら変わりはなかった。
なんら変わりないあの店がなくなってしまったことを、人々はただ静かに悲しむのであった。

END

#b#店長は死期が迫っており、店に復帰することが難しいため、息子が代わりに店を閉めることにした。店長自身は店が閉店することを知らなかったため、自分の仕事を続けていたのだった。#/b#
坂道を上るサッカーボール「1ブックマーク」
とある少年が上り坂道を、サッカーボールを持ちながら進んでいた。
すると、少年はサッカーボールを落としてしまった。
「うわっ、しまった!」
しかしサッカーボールは坂を転がる事なく、その場に留まっている。
少年がその事に気づいた次の瞬間、サッカーボールは坂道をどんどん上って行った!

誰もサッカーボールに触れてないとしたら、何故このようなことが起きたのだろうか?
15年02月13日 20:12
【ウミガメのスープ】 [ドタオング]

注意:記述が甘いですが、少年は歩きで坂を上ってます




解説を見る
少年はサッカーボールをボール入れ袋(紐付き)に入れていた。
最初は袋ごとボールを抱きかかえてたが、ボールを落とした時、偶然少年が紐を掴んでたので、袋ごとボールはその場に留まった。
「あ、このまま引きずって行けば良いんだ!」
と思った少年は、サッカーボールを拾うことなく紐伝手に引きずり、そのまま坂を上って行ったのだった。
貝をとる人「1ブックマーク」
男は貝をとる仕事で生活しているが
貝を売ったことがない。なぜか?
15年02月03日 10:14
【ウミガメのスープ】 [ねじ]



解説を見る
男はダイバー
船の底につくカキやフジツボを取り除くのが仕事だ。
船に貝がつくと水の抵抗が増し速度が出なくなる。
人の目には触れないが大切な仕事なのだった。
海外のお土産「1ブックマーク」

外土産に貰った箱カバー

日本だと単なるお洒落………(に、なるのかな?)ですが海外だと立派な理由がある商品です(まあ、でも…うん)

この商品の海外での存分理由とは?

【参加テーマ・海外土産に買いたいもの(国もあげて下さい)】
15年02月03日 12:48
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



解説を見る

本の煙草の箱にも【喫煙は貴方の健康を…】や【吸いすぎには…】的な《文字》が書いてますが海外の煙草の箱には【ヘビースモーカーの肌や歯】や【ニコチンとタールで真っ黒に変色した肺】の《写真》をのせて警告しています

流石にこの写真を毎回見るのは気分が悪いので煙草の箱の上から更にケースを被せているのです

気分悪いなら煙草を止めれば良いのに(私は煙草吸わない)………
純白のキャンバス「1ブックマーク」
カメオが点線をかくと、皆が点線でそれをなぞった。
どういう状況だろうか?
15年02月01日 22:49
【ウミガメのスープ】 [離学部生]



解説を見る
雪が積もったため、カメオは雪道に足跡を残しながら歩いた。
足跡として踏み固められた部分は歩きやすいため、
後から来た人たちはカメオの足跡をなぞるように歩いた。

これを上空から見ると、カメオのかいた点線(足跡)を皆がなぞっているように見える。