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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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【長靴をはいたマコ】「1ブックマーク」
長靴をはいたマコ。
その瞬間からゴム製品が売れまくった。

一体なぜ?

14年03月25日 05:32
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]



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『キャアアアアアッ!!!!!!!!!!』

『イヤアアアアアーーーーーッ!!!!!!!!!!』

『かっ、蟹春マコが出たぞぉーーーーーっ!!!!!!!!!!』

『にっ、に、ににに逃げろぉーーーーーっ!!!!!!!!!!』



最近、地球上に突如として姿を現した

【食人怪獣・蟹春マコ】。

その強大なオゾマシイ姿で、
街に出没しては次々に人間を鷲掴みにし、
666本のドス黒い触手や49mはある長い紫の毒舌などを使い、
ちょっとここでは語れないほど無惨に
人間の体をピーーーしてピーーーしてピーーーしながらピーーーするかと思いきや、
ふいをついてピーーーピーーーピーーーーーしまくり、
変な角度に捻れたピーーーを引き千切ピーーーピーーー剥き出しになっピーーー血肉ピーーーピーーーピピーーーーー
骨ピーーーピーーー真っ二つピーーーーーグチャグチャピーーー脳味sピーーーピーーーーーーーーーー
血しぶピーーー内臓ピーーーピーーーピーーー肉片ピーーーーー………



とにかく人間界はピーピーだらけの大惨事、
まさに地獄絵図である。



『イヤアアアアアッ!!!!!!!!!!
うちのびびたんがっ!!!!!!!!!!』

『奥さん!!!!!
あの子供さんは…もう………
くっ………諦めて早く逃げるんだ!!!!!!!!!!』



びびたんという少年もマコの強靭な触手に捕まり、
その少年を助けようとした勇敢なシチテンバットーという少年も
触手に捕まったびびたんを追い掛けて7回転び、
8回目に起き上がった瞬間に触手の餌食となった。

その触手を物陰からライフルで撃ち抜こうと狙っていた地球防衛軍特殊部隊特攻隊長のセルスまでもが、
また別方向から伸びてきた触手に締め上げられ、
マコの口へと運ばれた。



そんな恐ろしいマコがカニバっている最中に、
あるものを吐き出した。



マコ『グゲエエエッ!!!
クソマジィノデス!!!!!』



逃げ惑う人々『み、見ろ!!!
マコが何か吐き出したぞ!!!!!』

『あ、あれは………長靴だ!!!』

『地球防衛軍のセルスというスナイパーが履いていた長靴だ………
畜生………セルス隊長までも………!!!!!』

『マコは長靴が嫌いなのか!?』

『………よく見ろ!
他にも色々と吐き出してる物がある…!!!』

『………!!!!!
あれらは…ほとんどゴム製品だ!!!!!』

『そ、そうか!!!
食人怪獣・蟹春マコの弱点(というか苦手な物)はゴムなんだ!!!!!』

『………人類に希望が見えてきたかもしれん!!!!!』

『み、みんな!!!!!
奴の弱点はゴムだ!!!!!
とにかくゴムを身に纏え!!!!!』



その瞬間から、人々はゴム製品を大量に購入(ってゆーか商売してる場合じゃないだろ…)し、色々と身に付けた。

当然ゴム製品の需要はパンクして生産が追い付かない事態にもなり、
ゴム製品を奪い合う人間同士の争いも多発してしまったが、
やはり争うべきはあの怪獣、
我々人類が助け合い、身を守るべき対象はあの恐ろしい食人怪獣・蟹春マコなのだと人々は団結し、
次第にゴム製品も平等に分け合う様になった。



マコ『グウウウ!!!
オ…オノレ人間ドモォ!!!
ドイツモコイツモ不味ソウナ物ヲ身ニ付ケテヤガルノデス………
オノレエエエエエ!!!!!』



大好物だった筈の人間が【ゴム】という物のせいで一気に不味そうになってしまった事で、
悔しそうにしていた蟹春マコはいつの間にか地球から姿を消していた。



地球の平和は守られたのだ。

ありがとう、ゴム。

さようなら、マコ。

賞金稼ぎのマコちゃんなのです「1ブックマーク」

悪犯アザゼルを追い詰めたマコちゃん

マコ『観念して死ぬのです!《ロイヤルデモンニードル!》』

マコは最後の投針を放つ!

見事命中し針に塗ってあった痺れ薬の効果でアザゼルは動けなくなった

直ぐに役人に捕まり連れていかれるアザゼル。死刑は免れないだろう

その間、マコちゃんは後悔していた

何故?


【参加テーマ・好きな必殺技は?】
14年03月15日 21:40
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



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金首アザゼルを追い詰める賞金稼ぎマコちゃん

マコ『武器を捨てなさーい!』

素手のアザゼルに投げ針を放つマコ

通行人A『痛っ!』

投げ針は大きく外れ通行人Aに当たった

通行人A『アマレットなんだか やーん みたいなー(クネクネ)』

通行人Aは突如服を脱ぎ出した。どうやら針には特種な薬品が塗って有るようだ

裸躍りを始めた通行人Aをじっと眺めるアザゼル

マコ『おのれ!よくも避けたですね!(動いてない)痺れ針を喰らうのです!』

更に別の針を放つ!が、これも大きく外れ通行人Bに当たった

通行人B『ぐはっ!・・・』

通行人Bは倒れ込む

マコ『またもや避けましたね!(避けてない)もう許しません!即死の毒針を喰らうのです!』

《問題文》

あれ?アザゼルに放ったのは確かに即死針なのになんで麻痺してるのですか?・・・ひょっとして二人目の通行人Bに当たったのは・・・

さっきの通行人を探すのです!
ビッシュ系「1ブックマーク」
通りの外れ暗い建物の陰

女が服を着たまま水を頭から被り

さめざめと泣き出した。

手袋も杖も水浸しだ。

一体何があったのだろうか?
14年03月13日 21:02
【ウミガメのスープ】 [うろ]



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彼女にはダル夫と言う雪だるまの恋人がいた。

雪男の一族であるダル夫は冬の間しか生きられない。

互いにそれを承知の恋だったがやはり別れは辛かった。

春が近づき、被っていたバケツ一杯の水に成り果てたダル夫。

彼の腕も手のひらも今はただの木の棒と手袋に戻ってしまった。

人間の彼女には肌寒く感じる風も彼にとっては身を削るものだったろう。

彼女は彼の体温を懐かしむ様にその水を頭から被り嗚咽を洩らした。



雪男、本当にそんなものが存在していたか?

彼女が居たと言うのなら居たのでしょうね。
【包帯を巻いたマコ】「1ブックマーク」
怪我をした訳でもないのに
首に包帯を巻いているマコ。

一体なぜ?

14年03月13日 12:35
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]



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『どうしたの、その犬!?』

母が驚く。

『け、ケガしてて、かわいそうだったから…』

少年が答える。

『首をケガしてるの!?
こんな包帯グルグル巻きにして…
あんた包帯巻いた事なんかないでしょ、
ちょっとケガの具合確かめるわよ!』

母が犬の首に巻かれた包帯を取ろうとするので、
少年は慌てた。

『ダメだよ! ほ、包帯取っちゃダメぇ!!!』

不審に思う母が包帯を取ると、

包帯の下には首輪があり、
名前と連絡先が書いてあった。

『マコちゃんって言う飼い犬なのね………

あんた、どうして人様の飼い犬を家に連れて来たりしたの!?
どうして包帯なんか巻いたりしたの!?
ちゃんと説明しなさい!!!』



少年は泣きながら答える。

『き、きっとね、迷子になったんだよ…
み、道で、ひとりで、泣いてたんだもん…
かわいそうだったんだもん………
それでね、ヨシヨシしてあげたらね、
なついてくれてね、かわいくてね…

で、でも… マコちゃん…
おうちの、でんわばんごう…
かいてあったから…
お母さん、そこにでんわしたら………

お、お別れしなきゃ…いけなくなるんでしょ………?

や、やだもん! …そんなのやだもん!!!』



『…だから首輪を隠す為に包帯を巻いたのね?

…あなたの気持ちはわかるけどね、
こんな事しちゃダメなの。
今頃きっと、マコちゃんのお家の人はマコちゃんを探してるわ。』



母はマコちゃんの首輪に書かれていた番号に電話をかけた。

それからすぐに連絡がついて
近所に住んでいた飼い主がやって来て母親と少年にお礼を言い、
迷子になっていたマコちゃんも飼い主も
本当に嬉しそうに帰って行った。



『…良かったね、マコちゃん…
嬉しそうにしてたもんね。
きっと幸せなんだよね、
マコちゃん。』



少年は涙を拭い、
次第に遠く、小さくなってゆくマコちゃんの姿を
ずっと見ていた。

季節外れの雪の中。
五年ぶりにカメオは一つ年上のカメコ先輩と再会した。

先輩は学生時代、「マジカル・カメコ」と呼ばれていたのだが、それは今でも健在のようだ。

しかし、カメオはその何一つ変わらない姿を見た時、自分がもうすぐ死んでしまうのだろうと悟った。


一体なぜ?




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※この問題は「かわらない」「マジカル・」「季節外れ」
のお題をもとに作られた三題噺の問題です。

~無茶振り三題噺とは?~

「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、チャット『三題噺』(ルームキー:三題噺)をご覧ください。
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14年03月12日 22:10
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]



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「ううっ……寒っ!」

もうすぐ四月だというのに、なんだこの寒さは。
さらに雪まで降っている。
僕、亀田カメオはあまりの冷たさに身を縮こまらせながら帰路を急ぐ。

するとーーー

『ピタッ』

「ひゃあっ!」
突然、首に熱いものが当てられて思わず変な声をあげてしまった。

「あっははは! 君は相変わらず面白いリアクションをするねえ」

「えっ!? その声……」

そこにいたのは、右手に缶コーヒーを持ったカメコ先輩がいた。

「カメコ先輩!!」

「よっ! 久しぶりだね、カメオ君」
そう言ってウインクする先輩。


カメコ先輩は、僕が高校時代の一つ上の先輩だ。
僕とカメコ先輩は二人とも科学部だったが、学内の人気は天と地ほどの差があった。
これは決して、僕の人気が無いわけではない。
カメコ先輩の人気がありすぎるのだ。

可愛くてスポーツもそこそこ出来、性格も明るい。
さらに科学、特に化学と生物が天才と呼ばれるほどで、科学部の研究でも素晴らしい成果を出し、数々の魔法のような実験をすることから皆からは親しみをこめて「マジカル・カメコ」と呼ばれていた。



そして、五年振りにあった先輩は以前と同じ可愛さ、いや、より一層可愛くなっていた。

「せ、先輩、お久しぶりです……」

「クスッ、変わってないなー。ねえ、今ちょっと時間ある? 積もる話もあるしね」

「は、はあ……」

「ね? ちょっとくらいイイでしょ~?」

どうやら、明るい性格は変わっていないようだ。
……実は内心、あまり乗り気ではなかったのだが、特に用事もなかったし、やはり積もる懐かしさもあって先輩についていった。


案内されたのは彼女の部屋だった。
ちょっと緊張しながら何気なく辺りを見回したら、普通の女の子の部屋、という感じだった。

「まあ、適当座ってよ」

「はあ、失礼します…」

そう言って目の前の机の前に座ると、先輩はお茶を差し出して、僕と向かい合う形で座った。

「いやー、君とこうして話すの。本当に久しぶりだね」

「ええ、本当に……先輩って、今何されてるんですか?」


「んーとね、遺伝子工学に細胞工学。面白いよー」

「へー」

そうして話す先輩を見ていると、どうやら「マジカル・カメコ」は健在のようだ。
こうしていると、本当にあの頃にもどったような気がしてくる……

「……ところで、さあ」
カメコ先輩がそう切り出した時、僕は背筋に何やらゾクッと悪寒を感じた。

「先、輩…?」

「なんであの時。私の告白を断ったの……?」


そうだ。
僕は先輩の卒業式の日。
先輩の告白を、断った……

その理由は、僕が先輩に到底釣り合わないと感じたし、その当時、僕はクラスメイトの子と既に付き合っていて、その子のことを裏切れなかったのだ。

「先輩、それは…」

「……ああ、ごめんごめん! ちょっち変な空気になっちゃったね。大丈夫、もう気にしてないよ」

そう言って飲み物に手を付ける先輩は、あの頃の先輩のまんまだった。

あの、悪寒はなんだったんだろう……?

そんなことを思っていると、先輩がなんだか得意げに口を開いた。


「それに私、もう愛している人がいるもんねー」

「えっ!?」

「今から紹介してあげるよー」

「ちょ、ちょっと、それはまずいんじゃあ……!?」

自分の彼女の家に、違う男がいるのは彼氏にとっては面白くないに違いない。
そう思って止めようとすると、なんと隣の部屋に向かって「ちょっと来てー!」と呼びかけた。

え!?  同棲してたの!?

どういう顔をして会えばいいか分からず、混乱してると、隣の部屋の扉が開いた。

「は……?」

そこから出て来た人。
それはーーー

「僕ーーー?」

その人は、背格好といい、顔といい、他人の空似というレベルではない。

僕自身だった。

「せ、先輩……これは……!?」

「もー、言ったじゃん。私の専門は『遺伝子工学』だってーーー」

そう話す先輩は、さっきとはまるで雰囲気が違った。
背筋に悪寒が走る。

「ク、ク、クローン!?」

「そう、あったりー♪」

「なんで、そんな……」

「私、あの時決めたんだ。一生、私を裏切らない。私を大切でいてくれる。私だけのカメオを手に入れよう、って。でも、どうすればいいか分からなかった。だから、思いついたの。手に入れるんじゃない、ーーーー創り出せばいいんだって。やっと手に入れることが出来たーーー。ああ!  カメオ……私だけの、カメオ……! 好き好き好き好き!  愛している愛している!!」

目の前でカメオに愛の告白を繰り返すカメコ先輩。
だが、それはおそらく僕には向いていない。

変わってないなんて、とんだ見当違いだった。
カメコ先輩は、変わってしまっていた。
いや、歪んでしまっていた……!


そして思いつく。

なぜ僕にそのクローンと会わせたのだろう。
するとカメコ先輩は、怪しく笑いながら言った。

「でもねえ、カメオ。戸籍が無いんだよね……」


ああ……やっぱりそういうことか……

体がふらつく。
目の前が真っ暗になってくる。
あの飲み物に、何か入っていたのだろう。

倒れる瞬間、僕はカメコ先輩の笑い声をただ黙って聞いていた。


#b#「あっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!」#/b#