「リーダーの脂質」「2ブックマーク」
よい計画とは、ゴールから逆算して立てられるものである。
A社のプロジェクトチームのリーダー・松永は、
プロジェクトが成功に終わったところから逆算して考えた結果、
#b#チームの人手不足が気になった#/b#ので、
#b#ダイエットを始めることにした#/b#。
いったいどういうことだろうか?
A社のプロジェクトチームのリーダー・松永は、
プロジェクトが成功に終わったところから逆算して考えた結果、
#b#チームの人手不足が気になった#/b#ので、
#b#ダイエットを始めることにした#/b#。
いったいどういうことだろうか?
17年10月27日 02:07
【ウミガメのスープ】 [牛削り]
【ウミガメのスープ】 [牛削り]
解説を見る
プロジェクト発足から数ヵ月後、松永率いるチームはみごと、社命である全社売上前年三倍を達成することができた。
松永はチームのみんなに声をかけた。
「今日は仕事禁止だ。プロジェクトの成功を祝って、オフィスパーティにしよう」
メンバーの六人は沸いた。
パーティがお開きになる頃、テンションの上がったサブリーダーの吉岡が言った。
「よし、立役者の#red#胴上げ#/red#だ」
きた、と松永は思った。
数ヵ月前に思い描いたのはこの光景だったのだ。
プロジェクトが成功すれば、リーダーである自分が胴上げされる場面もあるだろう。しかしこのチームは頭脳派の痩せ型ばかりで、#red#この人数では百二十キロもある自分を持ち上げることは難しい#/red#だろう。そう松永は考えた。
なら人を増やすか?
いや、プロジェクトの遂行にはこの少数精鋭で十分だ。だとしたら道はひとつ。
#red#松永が体重を落とすしかない。#/red#
その日から松永の地獄の日々が始まった。
リーダーとしての仕事に精力を傾けながらも、合間にジョギング、ボルダリング、食事制限、痩せるためのことなら何でもやった。
努力は通じて、一人あたりの負担が十キロとなる六十キロまで減らすことに成功した。
プロジェクトもうまくいき、松永は意気揚々と今日この日を迎えたのであった。
「じゃあまずは、イロハ商事との大型契約を取り付けた鈴木だ。それあげろー」
皆が鈴木に群がった。
あれ、俺じゃないの?
鈴木は四十キロくらいしかないから、高々と舞い上がった。
「次はキーとなる画期的なシステム構築を成し遂げた今野だ。それあげろー」
あれ?
「次は山田」「次は大橋」「遠藤」「吉岡」
「よし、これで全員だな。みんな本当にお疲れ様」
吉岡が晴れやかな声でそう告げた。
あれ?
あれ?
【要約解説】
プロジェクトが成功すれば自分が胴上げされるだろうと予想したが、自分の体重を持ち上げるにはこのメンバーでは人手不足だと思った松永。
彼らが自分を持ち上げられるように、体重を落とすことにした。
松永はチームのみんなに声をかけた。
「今日は仕事禁止だ。プロジェクトの成功を祝って、オフィスパーティにしよう」
メンバーの六人は沸いた。
パーティがお開きになる頃、テンションの上がったサブリーダーの吉岡が言った。
「よし、立役者の#red#胴上げ#/red#だ」
きた、と松永は思った。
数ヵ月前に思い描いたのはこの光景だったのだ。
プロジェクトが成功すれば、リーダーである自分が胴上げされる場面もあるだろう。しかしこのチームは頭脳派の痩せ型ばかりで、#red#この人数では百二十キロもある自分を持ち上げることは難しい#/red#だろう。そう松永は考えた。
なら人を増やすか?
いや、プロジェクトの遂行にはこの少数精鋭で十分だ。だとしたら道はひとつ。
#red#松永が体重を落とすしかない。#/red#
その日から松永の地獄の日々が始まった。
リーダーとしての仕事に精力を傾けながらも、合間にジョギング、ボルダリング、食事制限、痩せるためのことなら何でもやった。
努力は通じて、一人あたりの負担が十キロとなる六十キロまで減らすことに成功した。
プロジェクトもうまくいき、松永は意気揚々と今日この日を迎えたのであった。
「じゃあまずは、イロハ商事との大型契約を取り付けた鈴木だ。それあげろー」
皆が鈴木に群がった。
あれ、俺じゃないの?
鈴木は四十キロくらいしかないから、高々と舞い上がった。
「次はキーとなる画期的なシステム構築を成し遂げた今野だ。それあげろー」
あれ?
「次は山田」「次は大橋」「遠藤」「吉岡」
「よし、これで全員だな。みんな本当にお疲れ様」
吉岡が晴れやかな声でそう告げた。
あれ?
あれ?
【要約解説】
プロジェクトが成功すれば自分が胴上げされるだろうと予想したが、自分の体重を持ち上げるにはこのメンバーでは人手不足だと思った松永。
彼らが自分を持ち上げられるように、体重を落とすことにした。
「新婚なもので」「2ブックマーク」
鳥
のさえずりも聞こえる朝。日差しがとてもあたたかい。
男は着替えを済ませ、カーテンを開け、妻の用意してくれたサンドイッチを食べ、まだぐっすりと寝ている妻のおでこにキスをして、会社へ出勤した。
間も無くして妻から怒りの電話が入った。
いったいなぜだろう?
のさえずりも聞こえる朝。日差しがとてもあたたかい。
男は着替えを済ませ、カーテンを開け、妻の用意してくれたサンドイッチを食べ、まだぐっすりと寝ている妻のおでこにキスをして、会社へ出勤した。
間も無くして妻から怒りの電話が入った。
いったいなぜだろう?
16年04月26日 23:08
【ウミガメのスープ】 [Taka]
【ウミガメのスープ】 [Taka]
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気
持ちのよい朝。男は会社へ出勤する前に妻とデパートへ向かった。
新しくスーツを買うためである。
ちょっと会社の近くのデパートまで妻の車で行ったので妻は少しおねむ。
試着室でスーツを着て、カーテンを開けると待っているはずの妻が眠ってしまっていた。
起きるかな?と思い、妻の作ってくれたサンドイッチを食べたが中々起きないので、おでこにキスをして出勤した。普通に。
するとその後、妻から怒りの電話がかかってきた。
「金払ってけよ!」
てへへ。
持ちのよい朝。男は会社へ出勤する前に妻とデパートへ向かった。
新しくスーツを買うためである。
ちょっと会社の近くのデパートまで妻の車で行ったので妻は少しおねむ。
試着室でスーツを着て、カーテンを開けると待っているはずの妻が眠ってしまっていた。
起きるかな?と思い、妻の作ってくれたサンドイッチを食べたが中々起きないので、おでこにキスをして出勤した。普通に。
するとその後、妻から怒りの電話がかかってきた。
「金払ってけよ!」
てへへ。
「【ラテクエ63】トライアングルトラップ」「2ブックマーク」
友人は毎年必ず裏に何も書かれていない白紙の年賀状を出す
一体何故?
一体何故?
16年04月23日 21:09
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
解説を見る
毎年お正月にハワイで過ごす友人から珍しく電話がかかってきた。
「年賀状もう届いたよね?裏面見た?」
私は近くにあった友人が書いた年賀状を見るが#red#いつも通り#/red#裏面は白紙だった。
「おっかしぃ~な・・・・今年は気合入れて頑張ったんだけど・・・・・
あぁ~彼の部屋に置いてあるやつは書き途中だから白紙のままだったぁ~
そっか、そっか、あんたが見ているのはいつも通り白紙の年賀状ね~ぇ」
友人の彼と私の浮気を確定づけるため友人は毎年必ず白紙の年賀状を私に送り続けていたのだ。
彼女の不在の元旦に私と彼は共にいる事は分かっているから年賀状を送るタイミングは絶妙だった。
見ていないなんて通るはずがないが彼氏の場所にいる以上私は友人が書いた年賀はがきの裏の絵を言うことが出来なかった。
要約:#b#この日のために#/b#
「年賀状もう届いたよね?裏面見た?」
私は近くにあった友人が書いた年賀状を見るが#red#いつも通り#/red#裏面は白紙だった。
「おっかしぃ~な・・・・今年は気合入れて頑張ったんだけど・・・・・
あぁ~彼の部屋に置いてあるやつは書き途中だから白紙のままだったぁ~
そっか、そっか、あんたが見ているのはいつも通り白紙の年賀状ね~ぇ」
友人の彼と私の浮気を確定づけるため友人は毎年必ず白紙の年賀状を私に送り続けていたのだ。
彼女の不在の元旦に私と彼は共にいる事は分かっているから年賀状を送るタイミングは絶妙だった。
見ていないなんて通るはずがないが彼氏の場所にいる以上私は友人が書いた年賀はがきの裏の絵を言うことが出来なかった。
要約:#b#この日のために#/b#
「水平思考少女カメコ」「2ブックマーク」
あたち、カメコ。(・ω・)
へんな人が後ろからつけてきたの。(´・ω・`)
だから家に帰るふりして交番までつれてったんだよ。
そしたら少女をねらう悪い人だったんだって
一安心ちてほっと溜息を付いたらおまわりさんに怒られたの。
いったんなんで?
挿絵はさるぼぼさんに描いて頂きましたのです。遅くなってしまいましたのです
へんな人が後ろからつけてきたの。(´・ω・`)
だから家に帰るふりして交番までつれてったんだよ。
そしたら少女をねらう悪い人だったんだって
一安心ちてほっと溜息を付いたらおまわりさんに怒られたの。
いったんなんで?
挿絵はさるぼぼさんに描いて頂きましたのです。遅くなってしまいましたのです
15年09月06日 21:00
【亀夫君問題】 [天童 魔子]
【亀夫君問題】 [天童 魔子]
解説を見る
カメコの言葉はろれつが回っていない。
#red#さらに吐く息がどうもお酒臭い#/red#(´*・ω・*`)ヒック
#big5#絶対に飲酒していた。#/big5#
(`・ω・´) お酒は二十歳になってから!!
#red#さらに吐く息がどうもお酒臭い#/red#(´*・ω・*`)ヒック
#big5#絶対に飲酒していた。#/big5#
(`・ω・´) お酒は二十歳になってから!!
「神様ヘルプ!」「2ブックマーク」
A君はその古い神社に行って、お賽銭を払い、願い事をした。
一方僕は、その神社に行って、願ったがお賽銭は払わなかった。
結果、二人とも願いが叶った。
だがA君は願いが叶った後、一週間家に引きこもった。
状況を説明してください。
一方僕は、その神社に行って、願ったがお賽銭は払わなかった。
結果、二人とも願いが叶った。
だがA君は願いが叶った後、一週間家に引きこもった。
状況を説明してください。
13年05月14日 23:59
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]

この問題の出題秘話を雑談「出題秘話」 ルームキー「舞台裏」にて公開中です。お気軽にどうぞ^^
解説を見る
僕は試験の前日、古い神社である、水平神社へと向かった。
ここの神主の娘の未来は、僕の小さい頃からの幼馴染だった。
昔は可愛らしい笑顔で僕と一緒によく遊んでいた。
───だけど、彼女は中学の頃辺りから変わってしまった。
たしか、未来のお母さんが死んでから───
だんだんと僕とも疎遠になり、次第によくない噂まで聞くようになった。
そんな時、また新たな噂を聞いた。
「未来が今度の試験問題の問題用紙のコピーを手に入れて、神社でひそかに売り払っている」と。
僕はいてもたってもいられなくなり、意を決してずっと訪れてなかった神社───彼女の家を訪れた。
突然現れた僕に、彼女は一瞬驚いた様子を見せたが、すぐに状況を察したようだ。
「───ああ、お前もこの問題を買いに来たのか。優等生やってるのも疲れるもんなあ? お前になら一万のところを、五千でいいぜ?」
───やっぱり、察してなかったか。
「───なあ、もうこんなこと止めろ。僕はそれを言いに来たんだ」
すると彼女は興ざめしたような表情を浮かべ、チッ、と軽く舌打ちした。
「んだよ……冷やかしかよ。とっとと帰んな、優等生クン」
「だから、こんなこと止めろって……」
「うっさいんだよ!! お前に関係ないだろ! ウザイんだよ」
そう言って戻ろうとする彼女の腕を思わず掴む。
そうしないと、もう一生掴めそうになかったから……
「離せよ!!」
「確かに! 俺には関係ないかもしれない……」
「離せ……!」
「でも、放っておけないんだよ……」
「離せって……」
「僕が……ほんとはもっと早く、僕が救わなきゃならなったんだ」
「……離して……もう、離して……」
「もう止めよう?」
「……」
「悩みがあるんなら、苦しいことがあるんなら、僕に言ってよ……一人で、溜め込まないで」
「……っ!」
「君が本当は優しい子だってことは、他の誰よりも僕が一番知っているからさ」
「っ! ……うう……うわああああああ!」
そう言って、彼女は泣き崩れた。
まだ時間はかかるかもしれない。
でも、僕は彼女が以前の彼女に戻ってくれるとこの時確信した。
一方その翌日、試験問題を買ったA君は……
A「うっわー、今日のテストヤベえw 分かんないところがないw 俺の天下キター!」
先生「おーい、A」
A「なんです? お褒めの言葉は要りませんよ?」
先生「ちょっと職員室に来い」
A「へ?」
……で、この後ばれて、一週間の停学。
ずっと家に引きこもってましたとさ。
めでたしめでたし。
ここの神主の娘の未来は、僕の小さい頃からの幼馴染だった。
昔は可愛らしい笑顔で僕と一緒によく遊んでいた。
───だけど、彼女は中学の頃辺りから変わってしまった。
たしか、未来のお母さんが死んでから───
だんだんと僕とも疎遠になり、次第によくない噂まで聞くようになった。
そんな時、また新たな噂を聞いた。
「未来が今度の試験問題の問題用紙のコピーを手に入れて、神社でひそかに売り払っている」と。
僕はいてもたってもいられなくなり、意を決してずっと訪れてなかった神社───彼女の家を訪れた。
突然現れた僕に、彼女は一瞬驚いた様子を見せたが、すぐに状況を察したようだ。
「───ああ、お前もこの問題を買いに来たのか。優等生やってるのも疲れるもんなあ? お前になら一万のところを、五千でいいぜ?」
───やっぱり、察してなかったか。
「───なあ、もうこんなこと止めろ。僕はそれを言いに来たんだ」
すると彼女は興ざめしたような表情を浮かべ、チッ、と軽く舌打ちした。
「んだよ……冷やかしかよ。とっとと帰んな、優等生クン」
「だから、こんなこと止めろって……」
「うっさいんだよ!! お前に関係ないだろ! ウザイんだよ」
そう言って戻ろうとする彼女の腕を思わず掴む。
そうしないと、もう一生掴めそうになかったから……
「離せよ!!」
「確かに! 俺には関係ないかもしれない……」
「離せ……!」
「でも、放っておけないんだよ……」
「離せって……」
「僕が……ほんとはもっと早く、僕が救わなきゃならなったんだ」
「……離して……もう、離して……」
「もう止めよう?」
「……」
「悩みがあるんなら、苦しいことがあるんなら、僕に言ってよ……一人で、溜め込まないで」
「……っ!」
「君が本当は優しい子だってことは、他の誰よりも僕が一番知っているからさ」
「っ! ……うう……うわああああああ!」
そう言って、彼女は泣き崩れた。
まだ時間はかかるかもしれない。
でも、僕は彼女が以前の彼女に戻ってくれるとこの時確信した。
一方その翌日、試験問題を買ったA君は……
A「うっわー、今日のテストヤベえw 分かんないところがないw 俺の天下キター!」
先生「おーい、A」
A「なんです? お褒めの言葉は要りませんよ?」
先生「ちょっと職員室に来い」
A「へ?」
……で、この後ばれて、一週間の停学。
ずっと家に引きこもってましたとさ。
めでたしめでたし。