「幸せの分数」「2ブックマーク」
最高の結婚式を挙げたい私は、分数をよく目にするようになった
17年08月04日 11:00
【ウミガメのスープ】 [白露もみじ]
【ウミガメのスープ】 [白露もみじ]

知らない人もいるかも。
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結婚式に着たいウェディングドレスが、ウエストのサイズのせいで着られない。ダイエットをしなければ。
私はエレベーターを使わず、階段を使うようになった。
その結果、1分の2、2分の3といった(正確には1.5階・2.5階を表す)数字をよく見かけるようになった。
(そんなの見たことないよって方もいるかもしれません。その時は申し訳ないです)
私はエレベーターを使わず、階段を使うようになった。
その結果、1分の2、2分の3といった(正確には1.5階・2.5階を表す)数字をよく見かけるようになった。
(そんなの見たことないよって方もいるかもしれません。その時は申し訳ないです)
「少女はごはん原理主義」「2ブックマーク」
少女には憧れのひとがいました。
隣町の男子校に通う青年です。
毎朝の登校中、少女は青年とすれ違うのですが、それは彼女の密かな楽しみであったのです。
さて、ある朝のこと。少女は寝坊してしまいました。
このままでは青年に会えないと、少女は急いで身支度を済ませます。
ふと食卓を見てみると、朝食のパンとおにぎりが並んでいました。
少女はハテナと首をかしげ、そのパンをくわえて家を飛び出しました。
そして玄関を出てすぐの所にある角を曲がったとき――
どぉんっ
少女は青年とぶつかりました。
少女にとって思いがけない幸運でした。
かくして少女は思ったのです。
(おにぎりにしておけばよかった......)
少女はなぜそのように思ったのでしょう。
隣町の男子校に通う青年です。
毎朝の登校中、少女は青年とすれ違うのですが、それは彼女の密かな楽しみであったのです。
さて、ある朝のこと。少女は寝坊してしまいました。
このままでは青年に会えないと、少女は急いで身支度を済ませます。
ふと食卓を見てみると、朝食のパンとおにぎりが並んでいました。
少女はハテナと首をかしげ、そのパンをくわえて家を飛び出しました。
そして玄関を出てすぐの所にある角を曲がったとき――
どぉんっ
少女は青年とぶつかりました。
少女にとって思いがけない幸運でした。
かくして少女は思ったのです。
(おにぎりにしておけばよかった......)
少女はなぜそのように思ったのでしょう。
17年07月18日 00:39
【ウミガメのスープ】 [野生のキャベツ]
【ウミガメのスープ】 [野生のキャベツ]

米ば食わんといかんばい
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チュンチュン...
「ん......ぅーんよく寝た......ぁ?え、やばっ。#big5#寝坊したー!#/big5#」
少女は寝坊した。
「お母さん何で起こしてくれんと!?ってまだ寝とる」
まだまだ甘えん坊の少女はいつも母親に起こしてもらっていた。
しかしこの日は珍しく母親が寝坊してしまっていた。
「お母さんも寝坊することあるんやけん、あんたも自分で起きれるようにならんと」
「あーはいはいはい」
少女は急いでいた。
登校中に意中の青年とすれ違う時間はいつも決まっていた。
急がなければその時間に間に合わなかった。
身支度を済ませた少女は食卓に目を留める。
(あれ?)
食卓にはパンとおにぎりが並んで置いてあった。
(いっつも朝はパンしか食べんのに。何でおにぎりがあるとやろ)
少女の朝食はいつもパンと決まっていた。
なのでそのおにぎりの存在は少女の頭をしばし悩ませる。
が、おにぎりについて哲学する時間と頭脳のない少女はとりあえずパンをくわえて家を飛び出した。
「行ってきまーす!」
玄関を出てすぐのことである。
少女は#big5#「どぉんっ」#/big5#と何かにぶつかった。
「あ痛ーっ!」
「君、大丈夫かい?」
「ん......む?」
目を開けた少女の目の前にいたのは意中の彼そのひとであった。
初めて言葉を交わす二人。
青年の制服についてしまったパン屑を恥ずかしそうに拭う少女。
照れくさそうにそれを見下ろす青年。
少女も青年を見上げ、二人は見つめ合う。
二人の間に流れる甘酸っぱい緊張――と、その時である。
#big5#「あんたお弁当忘れとるよ!」#/big5#
突然の母親の声に少女は困惑した。
どうやら追いかけてきたらしい。
母親は手に昭和チックな風呂敷をぶらさげしきりに「オベントー!」とロボットのように繰り返している。
少女が風呂敷を受け取り中を確認してみると、先ほど食卓にあったおにぎりが入っていた。
「お母さん寝坊したやろ?やけんちゃんとしたお弁当作れんかったとよ。ごめんねー。」
少女はようやく合点がいった。
「あ......僕はこれで......」
引きつった顔で去る青年。
満面の笑みを湛える母親の仁王立ち。
少女の手には昭和チックな風呂敷とおにぎり。
三者の間に流れる混沌とした緊張――。
かくして少女は思った。
#b#(あの時おにぎりを選んでいれば、お母さんに二人の世界を邪魔されずに済んだのに......)#/b#
※要約解説
少女は青年とぶつかり少女漫画的邂逅を果たしたが、そこにオカンが追いかけてきた!
おにぎりは少女の弁当で、オカンはそれを届けに来たのだ。
おにぎりを選んでおけば二人の世界を邪魔されずに済んだのにと、少女は後悔した。
「ん......ぅーんよく寝た......ぁ?え、やばっ。#big5#寝坊したー!#/big5#」
少女は寝坊した。
「お母さん何で起こしてくれんと!?ってまだ寝とる」
まだまだ甘えん坊の少女はいつも母親に起こしてもらっていた。
しかしこの日は珍しく母親が寝坊してしまっていた。
「お母さんも寝坊することあるんやけん、あんたも自分で起きれるようにならんと」
「あーはいはいはい」
少女は急いでいた。
登校中に意中の青年とすれ違う時間はいつも決まっていた。
急がなければその時間に間に合わなかった。
身支度を済ませた少女は食卓に目を留める。
(あれ?)
食卓にはパンとおにぎりが並んで置いてあった。
(いっつも朝はパンしか食べんのに。何でおにぎりがあるとやろ)
少女の朝食はいつもパンと決まっていた。
なのでそのおにぎりの存在は少女の頭をしばし悩ませる。
が、おにぎりについて哲学する時間と頭脳のない少女はとりあえずパンをくわえて家を飛び出した。
「行ってきまーす!」
玄関を出てすぐのことである。
少女は#big5#「どぉんっ」#/big5#と何かにぶつかった。
「あ痛ーっ!」
「君、大丈夫かい?」
「ん......む?」
目を開けた少女の目の前にいたのは意中の彼そのひとであった。
初めて言葉を交わす二人。
青年の制服についてしまったパン屑を恥ずかしそうに拭う少女。
照れくさそうにそれを見下ろす青年。
少女も青年を見上げ、二人は見つめ合う。
二人の間に流れる甘酸っぱい緊張――と、その時である。
#big5#「あんたお弁当忘れとるよ!」#/big5#
突然の母親の声に少女は困惑した。
どうやら追いかけてきたらしい。
母親は手に昭和チックな風呂敷をぶらさげしきりに「オベントー!」とロボットのように繰り返している。
少女が風呂敷を受け取り中を確認してみると、先ほど食卓にあったおにぎりが入っていた。
「お母さん寝坊したやろ?やけんちゃんとしたお弁当作れんかったとよ。ごめんねー。」
少女はようやく合点がいった。
「あ......僕はこれで......」
引きつった顔で去る青年。
満面の笑みを湛える母親の仁王立ち。
少女の手には昭和チックな風呂敷とおにぎり。
三者の間に流れる混沌とした緊張――。
かくして少女は思った。
#b#(あの時おにぎりを選んでいれば、お母さんに二人の世界を邪魔されずに済んだのに......)#/b#
※要約解説
少女は青年とぶつかり少女漫画的邂逅を果たしたが、そこにオカンが追いかけてきた!
おにぎりは少女の弁当で、オカンはそれを届けに来たのだ。
おにぎりを選んでおけば二人の世界を邪魔されずに済んだのにと、少女は後悔した。
「涙の扉」「2ブックマーク」
カメコは、泣いた
ひとしきり、泣いた
目は真っ赤に腫れ、
涙は頬まで伝う
そんなカメコを慰めるように、
優しい風が、
カメコの顔を、
なぜ?
---
上の文章で明らかにすべきなのは?
ひとしきり、泣いた
目は真っ赤に腫れ、
涙は頬まで伝う
そんなカメコを慰めるように、
優しい風が、
カメコの顔を、
なぜ?
---
上の文章で明らかにすべきなのは?
17年09月23日 18:01
【新・形式】 [上3]
【新・形式】 [上3]

ご参加、ありがとうございました
解説を見る
対象の文章で明らかにすべきなのは「?」なので、
「?」に当てはまる文字を考える。
そんなカメコを慰めるように、
優しい風が、
カメコの顔を、
なぜる
とすれば、意味が通る。
したがって、『明らかにすべき?は「る」である』がFA。
【別解】
「た」でも意味が通る。
「?」に当てはまる文字を考える。
そんなカメコを慰めるように、
優しい風が、
カメコの顔を、
なぜる
とすれば、意味が通る。
したがって、『明らかにすべき?は「る」である』がFA。
【別解】
「た」でも意味が通る。
「妖怪カタッポナクシ」「2ブックマーク」
カメコは靴下を片方なくすことはあっても、
両方同時になくしたことはないと言う。
なぜか。
両方同時になくしたことはないと言う。
なぜか。
16年09月18日 00:21
【ウミガメのスープ】 [しらこポン酢]
【ウミガメのスープ】 [しらこポン酢]
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両方なくしても、気づかないだけである。
「正午の死神」「2ブックマーク」
カメコは正午に目覚めると、
息子の死を悟った。
いったいなぜ?
息子の死を悟った。
いったいなぜ?
16年08月05日 23:08
【ウミガメのスープ】 [好太郎]
【ウミガメのスープ】 [好太郎]
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誘拐犯から
「明日の午前9時にまた電話する。余計なことをしたら息子を殺す」
と電話があった。
気を張り詰めすぎて、疲労のピークに達しているカメコを心配した警察官は、
「奥さま、今は休まれてください。犯人から連絡がありましたら起こします」
と言い、カメコは睡眠薬を多めに服用させて、なんとか寝付かせた。
しかし、だれもカメコを起こすことはなかった。
「明日の午前9時にまた電話する。余計なことをしたら息子を殺す」
と電話があった。
気を張り詰めすぎて、疲労のピークに達しているカメコを心配した警察官は、
「奥さま、今は休まれてください。犯人から連絡がありましたら起こします」
と言い、カメコは睡眠薬を多めに服用させて、なんとか寝付かせた。
しかし、だれもカメコを起こすことはなかった。