「怪訝な愛はいざよい」「2ブックマーク」
怒っている妻に、どれほど自分が漫画を好きか、いかに漫画家の仕事が素晴らしいかを語る漫画家の夫。
妻はそれを聞いている途中で恥ずかしくなってやめさせた。
一体何故?
妻はそれを聞いている途中で恥ずかしくなってやめさせた。
一体何故?
17年09月04日 20:32
【ウミガメのスープ】 [春雨]
【ウミガメのスープ】 [春雨]
豪傑の没
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「私と仕事、どっちが大切なの?」
激昂して、つい、訊いてしまった。
「……どっちも、同じくらい大切だよ」
私の方だと、即答してはくれないのか。
言いかけた私を遮り夫は続けた。
「漫画というのは世界を創造し表現するものなんだ…
…(中略)…
それに漫画家というのは、
…(中略)…」
聞きたかった、言ってほしかった答えでは無かった。
しかし思っていたよりも夫が情熱を持っていることを知った。
…あれ?
「どっちも、同じくらい大切」ということは、
この長い演説そのものが…
考えると何だか恥ずかしくなってきた。
「わ、分かったからもう良いよ…」
要約:「私と仕事、どっちが大切なの?」に「同じくらい」と答えられた後に
仕事の大切さを懇々と語られたので照れた。
激昂して、つい、訊いてしまった。
「……どっちも、同じくらい大切だよ」
私の方だと、即答してはくれないのか。
言いかけた私を遮り夫は続けた。
「漫画というのは世界を創造し表現するものなんだ…
…(中略)…
それに漫画家というのは、
…(中略)…」
聞きたかった、言ってほしかった答えでは無かった。
しかし思っていたよりも夫が情熱を持っていることを知った。
…あれ?
「どっちも、同じくらい大切」ということは、
この長い演説そのものが…
考えると何だか恥ずかしくなってきた。
「わ、分かったからもう良いよ…」
要約:「私と仕事、どっちが大切なの?」に「同じくらい」と答えられた後に
仕事の大切さを懇々と語られたので照れた。
「こんなの見たことない」「2ブックマーク」
カメコが東ラテ国の海辺で発見した新種の魚、カメコウミヌシは一般的に東ラテ国全域の海で見られるミドリウミヌシとほとんど生物学的な差はない。
しかしこのカメコウミヌシは歴史的な大発見として学会を震撼させた。
一体なぜ?
しかしこのカメコウミヌシは歴史的な大発見として学会を震撼させた。
一体なぜ?
17年06月21日 20:23
【ウミガメのスープ】 [かめくに]
【ウミガメのスープ】 [かめくに]
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カメコは考古学の権威、ある日東ラテ国のとある海辺の古い断層を発掘していたところ不思議な化石を発見した。
よく調べてみるとこれはミドリウミヌシとよく似た生物の新種の化石であると分かったのだが、この断層は約5億年も前の地層で貝やら海草、三葉虫といった無脊椎動物の栄えた時代の地層である。
最初の脊椎動物と言われていた生物が現れるよりも前の地層でこのサイズの脊椎動物であるウミヌシが見つかることは進化論的にあれがあれであり得ないことだと、このカメコウミヌシと名付けられたウミヌシは学会を震撼させるまさに「歴史的」な大発見だった。
【答え】
カメコウミヌシは化石で本来あり得ないとされていた時代の地層から見付かったから。
よく調べてみるとこれはミドリウミヌシとよく似た生物の新種の化石であると分かったのだが、この断層は約5億年も前の地層で貝やら海草、三葉虫といった無脊椎動物の栄えた時代の地層である。
最初の脊椎動物と言われていた生物が現れるよりも前の地層でこのサイズの脊椎動物であるウミヌシが見つかることは進化論的にあれがあれであり得ないことだと、このカメコウミヌシと名付けられたウミヌシは学会を震撼させるまさに「歴史的」な大発見だった。
【答え】
カメコウミヌシは化石で本来あり得ないとされていた時代の地層から見付かったから。
「こんにちは幽霊さん2」「2ブックマーク」
カメコはホラーやオカルトと呼ばれるものが大好きだ。
夜な夜な心霊スポットに出かけるカメコを、家族は心配していた。
とうとうある日、墓場の方へ向かったカメコは帰ってこなかった。
だというのに、家族は胸を撫で下ろしている。
いったいなぜ?
※この問題は、みかんづめさん出題「こんにちは幽霊さん」のオマージュです。
http://sui-hei.net/mondai/show/24488
夜な夜な心霊スポットに出かけるカメコを、家族は心配していた。
とうとうある日、墓場の方へ向かったカメコは帰ってこなかった。
だというのに、家族は胸を撫で下ろしている。
いったいなぜ?
※この問題は、みかんづめさん出題「こんにちは幽霊さん」のオマージュです。
http://sui-hei.net/mondai/show/24488
16年07月02日 23:03
【ウミガメのスープ】 [あつお]
【ウミガメのスープ】 [あつお]
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「お母さん、お父さん、先週はついにあの有名な自殺スポットに行ってきたよ。薄暗くってすごくいい雰囲気だったよ!」
そう語るカメコの眼前にあるのは、今は亡き両親の墓石である。
『この子ったらまた・・・
いつかホントに呪い殺されちゃうわよ?』
カメコの両親の表情は真剣である。なぜならそう、彼らは誰よりも知っているからだ。この世に幽霊というものが存在するということを。
しかし、その声はカメコには届かない。カメコのオカルト趣味は今に始まったことではないのだが、二人が不運な事故で他界し、一人での生活を強いられた彼女が心の頼りにするようにして一層のめり込んだこの「悪趣味」は彼らの唯一の心配の種といってもよかった。一人でもそれなりに逞しい生活を営む健気な娘のことだから、恨みを買って呪われたりはしないだろう。それが、二人が娘の安全を信じる唯一の根拠だった。
他地方の大学に進学し、両親の墓場から遠く離れた場所に移住したカメコが二ヶ月に一度の墓参りに訪れていたある日、
それは訪れた。
マグニチュード8,0。歴史的大震災がカメコの自宅がある地域を阿鼻叫喚の地獄に変えた。
地震速報の剣呑な音に固まったカメコの足は、数秒後、その極めて僅かな一端を感じ取った。
ケータイのニュースであらかたの状況を把握したカメコは、腰を抜かし、その場に泣き崩れた。
カメコには、被災地で築き上げた生活があった。心を残す場所があった。人がいた。
不安と悲しみで咽び泣くカメコを見つめながら、彼女の父と母は後ろめたく、しかし正直な安堵に包まれていた。
娘は、娘は守られた―――。
そう語るカメコの眼前にあるのは、今は亡き両親の墓石である。
『この子ったらまた・・・
いつかホントに呪い殺されちゃうわよ?』
カメコの両親の表情は真剣である。なぜならそう、彼らは誰よりも知っているからだ。この世に幽霊というものが存在するということを。
しかし、その声はカメコには届かない。カメコのオカルト趣味は今に始まったことではないのだが、二人が不運な事故で他界し、一人での生活を強いられた彼女が心の頼りにするようにして一層のめり込んだこの「悪趣味」は彼らの唯一の心配の種といってもよかった。一人でもそれなりに逞しい生活を営む健気な娘のことだから、恨みを買って呪われたりはしないだろう。それが、二人が娘の安全を信じる唯一の根拠だった。
他地方の大学に進学し、両親の墓場から遠く離れた場所に移住したカメコが二ヶ月に一度の墓参りに訪れていたある日、
それは訪れた。
マグニチュード8,0。歴史的大震災がカメコの自宅がある地域を阿鼻叫喚の地獄に変えた。
地震速報の剣呑な音に固まったカメコの足は、数秒後、その極めて僅かな一端を感じ取った。
ケータイのニュースであらかたの状況を把握したカメコは、腰を抜かし、その場に泣き崩れた。
カメコには、被災地で築き上げた生活があった。心を残す場所があった。人がいた。
不安と悲しみで咽び泣くカメコを見つめながら、彼女の父と母は後ろめたく、しかし正直な安堵に包まれていた。
娘は、娘は守られた―――。
「百年に一人の天才より」「2ブックマーク」
百年に一人の天才がいた。
男は同じような天才に出会ったとき、ひどく嘆いてその嘆きを手紙にしたためた。
その結果、百年に一人の天才は幸せになった。
どうして?
男は同じような天才に出会ったとき、ひどく嘆いてその嘆きを手紙にしたためた。
その結果、百年に一人の天才は幸せになった。
どうして?
16年03月18日 00:01
【ウミガメのスープ】 [ミリアム]
【ウミガメのスープ】 [ミリアム]
初出題、よろしくお願いします!
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百年に一人の天才は生涯孤独だった。
他人とうまく付き合うこともできず、その才能をただ持て余した。
そんな彼も百歳。
死に際になってようやく、自分と同じ天才に出会う。
ところがその天才とは、とても知識を分かち合うことも孤独を慰め合うこともできなかった。
なぜなら、出会った天才は生まれたばかりの赤ん坊だから。
萎えた腕ではその赤ん坊を抱くこともできず、天才は自分の運命を呪う。
「ああ、せめて十年に一度ならば……」
男はしわがれた小指にしがみつく小さな手を見て、涙を流す。
まだこの子は百年ある。
ならばせめて彼が自分と同じ道を歩まないように。
そんな願いを込めて、手紙をしたためた。
『百年に一人の天才へ』
そんな書き出しで始まった嘆きの手紙ーー長い長い、男が覚えている限りの記憶をすべて書き記した手紙は、後に本として出版される。
タイトルは「百年に一人の天才より」
彼はやはり百年に一人の天才だった。百年分の出来事のほとんどを記憶していたし、説明するだけの能力を有していた。
彼の本はその後何百年、何千年にも渡り、大ベストセラーとなった。
そのおかげで、後世の百年に一人の天才は筆者と同じ轍を踏まず、それぞれの幸せを掴んだのだった。
要約:
百年に一人の天才は孤独な人生を歩んだ。
百歳のときにようやく同じような天才に出会うが、0歳の赤ん坊とは会話が成り立たず孤独なままだった。
男はせめて次の百年に一人の天才が同じ道を歩まずに済むよう、自分の嘆き、人生の記録を手紙に書き残した。
その手紙は後世に伝わり、後の百年に一人の天才たちは彼に学び、それぞれの幸せを手にした。
他人とうまく付き合うこともできず、その才能をただ持て余した。
そんな彼も百歳。
死に際になってようやく、自分と同じ天才に出会う。
ところがその天才とは、とても知識を分かち合うことも孤独を慰め合うこともできなかった。
なぜなら、出会った天才は生まれたばかりの赤ん坊だから。
萎えた腕ではその赤ん坊を抱くこともできず、天才は自分の運命を呪う。
「ああ、せめて十年に一度ならば……」
男はしわがれた小指にしがみつく小さな手を見て、涙を流す。
まだこの子は百年ある。
ならばせめて彼が自分と同じ道を歩まないように。
そんな願いを込めて、手紙をしたためた。
『百年に一人の天才へ』
そんな書き出しで始まった嘆きの手紙ーー長い長い、男が覚えている限りの記憶をすべて書き記した手紙は、後に本として出版される。
タイトルは「百年に一人の天才より」
彼はやはり百年に一人の天才だった。百年分の出来事のほとんどを記憶していたし、説明するだけの能力を有していた。
彼の本はその後何百年、何千年にも渡り、大ベストセラーとなった。
そのおかげで、後世の百年に一人の天才は筆者と同じ轍を踏まず、それぞれの幸せを掴んだのだった。
要約:
百年に一人の天才は孤独な人生を歩んだ。
百歳のときにようやく同じような天才に出会うが、0歳の赤ん坊とは会話が成り立たず孤独なままだった。
男はせめて次の百年に一人の天才が同じ道を歩まずに済むよう、自分の嘆き、人生の記録を手紙に書き残した。
その手紙は後世に伝わり、後の百年に一人の天才たちは彼に学び、それぞれの幸せを手にした。
「ひらけごま」「2ブックマーク」
授業中におなかが痛くなったカメオ君
トイレに入るため急いでトイレのドアを閉めた
なぜ?
トイレに入るため急いでトイレのドアを閉めた
なぜ?
16年02月18日 23:52
【ウミガメのスープ】 [ですとん]
【ウミガメのスープ】 [ですとん]
×トイレに入るため急いでトイレのドアを閉めた ○急いでトイレに入るためトイレのドアを閉めた
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通信教育により家で授業を受けていたカメオ君
おなかが痛くなったのでトイレに行こうとしたが
トイレのドアを誰かは知らないが
開けたまま行ってしまったため
狭い廊下でドアが壁のようになり
いったん閉めないと進めない状況になっていました
図でのび助と玉子の部屋からトイレに行くときのような感じ
おなかが痛くなったのでトイレに行こうとしたが
トイレのドアを誰かは知らないが
開けたまま行ってしまったため
狭い廊下でドアが壁のようになり
いったん閉めないと進めない状況になっていました
図でのび助と玉子の部屋からトイレに行くときのような感じ