「オレ、オマエ、オトモダチ!」「2ブックマーク」
私はとある筋で有名な凄腕の闇医者。通称BJだ。
ある日私のもとに、かつての親友、カメオから連絡が入った。
なんでも、
・娘が車にはねられて死にかけている。
・助けられるのはお前しか居ない。報酬なら用意した。
・今すぐ病院に来てほしい。
とのことだ。
カメオの娘といえばとても美しいことで有名だ。
なにかしらの運命的なものを感じた私は、
「わかった、すぐ行く。」
と答え、急いで車を走らせ病院に向かった。
しかし、来るのが遅れたわけでもなく、私が何かミスをしたわけでもないのに、
私はカメオから暴行を受けることになった。
一体なぜ?
ある日私のもとに、かつての親友、カメオから連絡が入った。
なんでも、
・娘が車にはねられて死にかけている。
・助けられるのはお前しか居ない。報酬なら用意した。
・今すぐ病院に来てほしい。
とのことだ。
カメオの娘といえばとても美しいことで有名だ。
なにかしらの運命的なものを感じた私は、
「わかった、すぐ行く。」
と答え、急いで車を走らせ病院に向かった。
しかし、来るのが遅れたわけでもなく、私が何かミスをしたわけでもないのに、
私はカメオから暴行を受けることになった。
一体なぜ?
14年02月01日 23:56
【ウミガメのスープ】 [ruxyo]
【ウミガメのスープ】 [ruxyo]
水上さんは闇医者だった・・・?
解説を見る
カメオは私の「かつての」親友だった。
彼を親友と呼べなくなったのは、高校に入った頃。
カメオは不良グループとつるむようになり、
気の弱かった私は彼らのいじめの対象になった。
毎日のように私を襲う暴力、罵声、カツアゲ。・・・心が壊れかけたこともあった。
私が医者を志すようになったのは、ソイツらを見返してやりたいという一心からである。
まあ、今では非公式の闇医者に身を落としてはいるが。
・・・
そんなある日、カメオから連絡が入った。
娘が瀕死で、今すぐ輸血しなければ手術ができず助けられないとのことだ。
今更どんなツラして私に電話したのだろう?
と思ったが、それはすぐに合点がいった。
カメオが話してくれたのは、
#red#娘は日本に数人しか居ない特殊な血液型であることと、#/red#
#red#私もそれと同じ、特殊な血液型だというのを覚えていたということだった。#/red#
・・・
病院に到着した私は、
「来てくれて本当にありがとう!これで娘は助かる!」
と泣いて感謝するカメオに向かってこう言い放った。
#b#「私は、娘さんを助ける為に来たわけじゃないよ。」#/b#
キョトン、とするカメオに、私はこう続ける。
「お前の愛する娘が#red#目の前で死んでいく#/red#のを、ただ、#red#この目で見たかった#/red#んだよ。」
・・・
カメオが何かわめきながら掴みかかってきたが、内容はあまり覚えていない。
しかし殴られようが蹴られようが、私は輸血を#b#断固として拒否してやった。#/b#
そのうち、カメオは騒ぎを聞きつけた人々によって追い出されてしまった。
私は心の中で娘さんに謝っていた。
ごめんね。君に罪は無いんだ。ただ、恨むなら君の父さんを恨んでくれ。
手術室から冷たくなって出てきた彼女の顔は、噂通りとても美しく、
こんな子と偶然にも同じ血液型であると思うと、私は運命を感じずには居られなかった。
・・・ああ、きっとこの娘は、#red#私の復讐のために生まれてくる運命#/red#だったんだろう。
とね。
さようなら。カメオ。私の親友。
君が「報酬を用意した」なんて他人行儀をしなければ、私はきっと躊躇していただろうに。
私の中の『親友』は、まさにこの時、居なくなったのだった。
彼を親友と呼べなくなったのは、高校に入った頃。
カメオは不良グループとつるむようになり、
気の弱かった私は彼らのいじめの対象になった。
毎日のように私を襲う暴力、罵声、カツアゲ。・・・心が壊れかけたこともあった。
私が医者を志すようになったのは、ソイツらを見返してやりたいという一心からである。
まあ、今では非公式の闇医者に身を落としてはいるが。
・・・
そんなある日、カメオから連絡が入った。
娘が瀕死で、今すぐ輸血しなければ手術ができず助けられないとのことだ。
今更どんなツラして私に電話したのだろう?
と思ったが、それはすぐに合点がいった。
カメオが話してくれたのは、
#red#娘は日本に数人しか居ない特殊な血液型であることと、#/red#
#red#私もそれと同じ、特殊な血液型だというのを覚えていたということだった。#/red#
・・・
病院に到着した私は、
「来てくれて本当にありがとう!これで娘は助かる!」
と泣いて感謝するカメオに向かってこう言い放った。
#b#「私は、娘さんを助ける為に来たわけじゃないよ。」#/b#
キョトン、とするカメオに、私はこう続ける。
「お前の愛する娘が#red#目の前で死んでいく#/red#のを、ただ、#red#この目で見たかった#/red#んだよ。」
・・・
カメオが何かわめきながら掴みかかってきたが、内容はあまり覚えていない。
しかし殴られようが蹴られようが、私は輸血を#b#断固として拒否してやった。#/b#
そのうち、カメオは騒ぎを聞きつけた人々によって追い出されてしまった。
私は心の中で娘さんに謝っていた。
ごめんね。君に罪は無いんだ。ただ、恨むなら君の父さんを恨んでくれ。
手術室から冷たくなって出てきた彼女の顔は、噂通りとても美しく、
こんな子と偶然にも同じ血液型であると思うと、私は運命を感じずには居られなかった。
・・・ああ、きっとこの娘は、#red#私の復讐のために生まれてくる運命#/red#だったんだろう。
とね。
さようなら。カメオ。私の親友。
君が「報酬を用意した」なんて他人行儀をしなければ、私はきっと躊躇していただろうに。
私の中の『親友』は、まさにこの時、居なくなったのだった。
「 へるしー」「2ブックマーク」
山のような猫マンマを鬼気迫った表情で何度も食らうカメオ。
猫マンマだけは一生食わねぇ!と公言していた彼が何故?
猫マンマだけは一生食わねぇ!と公言していた彼が何故?
15年12月30日 22:54
【ウミガメのスープ】 [すのーほわいと]
【ウミガメのスープ】 [すのーほわいと]
解説を見る
死後、地獄に落ちたカメオ
彼に課せられた刑は、その罪が清算されるまで生前嫌がっていた事を行うというものだった。
(´・ω・`)「猫マンマだいっきらいだけど鬼さんこわい……」
彼に課せられた刑は、その罪が清算されるまで生前嫌がっていた事を行うというものだった。
(´・ω・`)「猫マンマだいっきらいだけど鬼さんこわい……」
「名探偵カメオ&カメコ」「2ブックマーク」
カメオとカメコは兄妹で名探偵である。
あるとき、二人に依頼が来た。
男が書斎で殺害された。凶器を推理してほしい、とのことだった。
さっそく現場へ向かう二人。
「これは[UmigamE]の三部作目が凶器ね。」
「なんでそこまで特定できるんだ。[UmigamE]はロングセラー小説で俺も全巻持ってるが…三部作目?」
「だからこそ、よ。兄さんも本を手に取って開いてみればわかるわ。」
「いや、全部綺麗に保管されてるじゃないか…」
「いいから。」
カメオが本を開くと、カメオは納得し、
「なるほど、確かに本が凶器だろうな。」
「でしょう?たまには私のほうが役に立つこともあるのよ。」
カメコはカメオを見上げ、得意げな顔をした。
UmigamEシリーズは全五巻あったが、すべて綺麗な状態で本棚にあった。
いったい二人は、なぜ本が凶器だと思ったのだろうか?
あるとき、二人に依頼が来た。
男が書斎で殺害された。凶器を推理してほしい、とのことだった。
さっそく現場へ向かう二人。
「これは[UmigamE]の三部作目が凶器ね。」
「なんでそこまで特定できるんだ。[UmigamE]はロングセラー小説で俺も全巻持ってるが…三部作目?」
「だからこそ、よ。兄さんも本を手に取って開いてみればわかるわ。」
「いや、全部綺麗に保管されてるじゃないか…」
「いいから。」
カメオが本を開くと、カメオは納得し、
「なるほど、確かに本が凶器だろうな。」
「でしょう?たまには私のほうが役に立つこともあるのよ。」
カメコはカメオを見上げ、得意げな顔をした。
UmigamEシリーズは全五巻あったが、すべて綺麗な状態で本棚にあった。
いったい二人は、なぜ本が凶器だと思ったのだろうか?
16年04月30日 23:30
【ウミガメのスープ】 [蓮華]
【ウミガメのスープ】 [蓮華]
解説を見る
しばらく読んでいない本には埃がたまる。
第三部以外のUmigamEの上部には埃がたまっていたのだ。
シリーズ物の、第三部目だけを何度も読んでいるとは考えづらい。
その本だけ埃がたまっていなかったため、この本だけ新品とすり替えられていると気づいたのだ。
身長の高いカメオは、本棚の下の方に保管されている本の埃は見えなかったのだ。
「凶器は犯人が持って帰り、新しい同じ本をここに入れたのね。」
「それにしても、なんで第三部で殴ったんだろう。」
「真ん中にあって取りやすかったんじゃない?」
「まぁ、この部屋には鈍器になりそうなものが本しかないしな」
第三部以外のUmigamEの上部には埃がたまっていたのだ。
シリーズ物の、第三部目だけを何度も読んでいるとは考えづらい。
その本だけ埃がたまっていなかったため、この本だけ新品とすり替えられていると気づいたのだ。
身長の高いカメオは、本棚の下の方に保管されている本の埃は見えなかったのだ。
「凶器は犯人が持って帰り、新しい同じ本をここに入れたのね。」
「それにしても、なんで第三部で殴ったんだろう。」
「真ん中にあって取りやすかったんじゃない?」
「まぁ、この部屋には鈍器になりそうなものが本しかないしな」
「英雄の中の英雄」「2ブックマーク」
世界を救う可能性がある英雄があらわれた
ならばこの俺、最底辺の俺こそが英雄だ!
どゆこと?
【参加テーマ・英雄と言えば?】
ならばこの俺、最底辺の俺こそが英雄だ!
どゆこと?
【参加テーマ・英雄と言えば?】
17年09月11日 12:21
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
解説を見る
俺は今、シェルターにいる。理由は後数分で毒ガスが充満するからだ
まあ、俺なんか生きてても仕方ないけどな………………
俺以外で此処に居るのは無限の可能性に満ちた沢山の子供達。そして子供達に慕われている初老の女性(まさか彼女の子供ぢゃ無いよな?)
そろそろ閉めないとヤバイな。と皆が思っていると三人の若者がやってきた
えぜりん「ご、ごめんなさい。ここはもう一人・・・いえ、どう詰めても二人までです!!時間がありません。すぐに毒ガスが押しよせてくるわ!!」
この三人………
一人は筋骨隆々の男性。強い意志と優しさに満ちた目。巨悪に決して屈しない『THE・救世主』のオーラをまとっている
もう一人の男性は一人目程ではないが鍛え抜かれた肉体。『悟り』を開いた者が持つ気品さえ感じるオーラをまとっている
もう一人は女性。相当な美人。しかしそれがオマケに見える程の慈愛に満ちたオーラ。まさに『聖母』
三人が三人とも世界を救う可能性をひめた英雄の卵。一人として死なせてはならない………
エルナト『俺が出る。お前ら入れ』
俺はシェルターを出て英雄三人を入れシェルターを閉めた
俺は英雄を助けた。あの英雄達の中では俺こそ英雄。そう。俺は英雄の中の英雄だ
まあ、俺なんか生きてても仕方ないけどな………………
俺以外で此処に居るのは無限の可能性に満ちた沢山の子供達。そして子供達に慕われている初老の女性(まさか彼女の子供ぢゃ無いよな?)
そろそろ閉めないとヤバイな。と皆が思っていると三人の若者がやってきた
えぜりん「ご、ごめんなさい。ここはもう一人・・・いえ、どう詰めても二人までです!!時間がありません。すぐに毒ガスが押しよせてくるわ!!」
この三人………
一人は筋骨隆々の男性。強い意志と優しさに満ちた目。巨悪に決して屈しない『THE・救世主』のオーラをまとっている
もう一人の男性は一人目程ではないが鍛え抜かれた肉体。『悟り』を開いた者が持つ気品さえ感じるオーラをまとっている
もう一人は女性。相当な美人。しかしそれがオマケに見える程の慈愛に満ちたオーラ。まさに『聖母』
三人が三人とも世界を救う可能性をひめた英雄の卵。一人として死なせてはならない………
エルナト『俺が出る。お前ら入れ』
俺はシェルターを出て英雄三人を入れシェルターを閉めた
俺は英雄を助けた。あの英雄達の中では俺こそ英雄。そう。俺は英雄の中の英雄だ
「紅葉した山に潜むモノ」「2ブックマーク」
「わぁ〜!すごーい!」
山の頂上から見える紅葉の景色を堪能するカメコとカメオ。
「どうだい?綺麗だろ?」
「うん!あたしの為にこんな美しいのを見せてくれてありがとね!」
「HAHAHA。別に構わないさ☆」
イチャイチャするカップル二人。
しかし少し経ってから、その場で
「…?な、何よこれ?」
「え?…うわ!?なんだこれ!」
二人はとんでもないものを発見してしまった!
彼らが見たものとは?
山の頂上から見える紅葉の景色を堪能するカメコとカメオ。
「どうだい?綺麗だろ?」
「うん!あたしの為にこんな美しいのを見せてくれてありがとね!」
「HAHAHA。別に構わないさ☆」
イチャイチャするカップル二人。
しかし少し経ってから、その場で
「…?な、何よこれ?」
「え?…うわ!?なんだこれ!」
二人はとんでもないものを発見してしまった!
彼らが見たものとは?
15年05月07日 19:18
【20の扉】 [ドタオング]
【20の扉】 [ドタオング]
SP…アザゼルさん。 解説の最後にウミオと書いてありますがカメオの間違いです。ショボーン
解説を見る
#red#ホラーな描写がありますので、注意してください。#/red#
山の紅葉を見に行こーよーということで休日に”一人で”山へ向かったカメオ。
頂上に着いた彼の視界一面に広がるのは、鮮やかな紅・黄に染まった葉っぱの生る樹木だった。
「す、すげぇ…!」
あまりの美しさに思わず見惚れてしまう。
「(彼女のカメコにも是非この光景を見せてあげたい!)」
そう思ったカメオは、持参のカメラで何枚もの写真をパシャパシャ撮っていった。
後日、彼はカメコの自宅に行き現像した写真をカメコに見せた。
「わぁ〜!すごーい!」
”写真越し”でもその美しさが色褪せることはない。
「どうだい?綺麗だろ?」
「うん!あたしの為にこんな美しいのを見せてくれてありがとね!!」
「HAHAHA。別に構わないさ☆」
しかしその後、彼らは見つけてしまった。
紅葉をバックに撮ったウミオの一人写真に、幽霊が写っているのを……
山の紅葉を見に行こーよーということで休日に”一人で”山へ向かったカメオ。
頂上に着いた彼の視界一面に広がるのは、鮮やかな紅・黄に染まった葉っぱの生る樹木だった。
「す、すげぇ…!」
あまりの美しさに思わず見惚れてしまう。
「(彼女のカメコにも是非この光景を見せてあげたい!)」
そう思ったカメオは、持参のカメラで何枚もの写真をパシャパシャ撮っていった。
後日、彼はカメコの自宅に行き現像した写真をカメコに見せた。
「わぁ〜!すごーい!」
”写真越し”でもその美しさが色褪せることはない。
「どうだい?綺麗だろ?」
「うん!あたしの為にこんな美しいのを見せてくれてありがとね!!」
「HAHAHA。別に構わないさ☆」
しかしその後、彼らは見つけてしまった。
紅葉をバックに撮ったウミオの一人写真に、幽霊が写っているのを……