「許される万引き」「3Good」
ウミガメデパートで万引きが行われた。
設置されたカメラが万引きの一部始終を捉えており、その映像をリアルタイムで店長は見ていた。
しかし、店長は犯人を捕まえることなく見逃したのだった。
いったい、なぜだろうか?
設置されたカメラが万引きの一部始終を捉えており、その映像をリアルタイムで店長は見ていた。
しかし、店長は犯人を捕まえることなく見逃したのだった。
いったい、なぜだろうか?
14年08月04日 01:55
【ウミガメのスープ】 [+チック]
【ウミガメのスープ】 [+チック]
投票ありがとうございます!
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万引きが行われたのは、ウミガメデパートの服売り場のそれも更衣室の中だった。
店長は更衣室の中に隠しカメラを設置しており、たとえその中で万引きが行われ、その瞬間を見ていたとしても、何も手出しはできず見逃すしかないのだった。
店長は更衣室の中に隠しカメラを設置しており、たとえその中で万引きが行われ、その瞬間を見ていたとしても、何も手出しはできず見逃すしかないのだった。
「並んでますよ?」「3Good」
ワタシ、イギリス人デス。
日本人、ホントニ礼儀正シイネ!
ドンナ時デモ順番ハシッカリ守ル、コレトテモBUSHIDOネ。
However,アレハヤリスギジャナイデスカ?
横断歩道ニ順番待チノ列ガデキルナンテ、日本ダケデスヨ。
What's? 何ガアナタタチヲ駆リ立テルノ?
日本人、ホントニ礼儀正シイネ!
ドンナ時デモ順番ハシッカリ守ル、コレトテモBUSHIDOネ。
However,アレハヤリスギジャナイデスカ?
横断歩道ニ順番待チノ列ガデキルナンテ、日本ダケデスヨ。
What's? 何ガアナタタチヲ駆リ立テルノ?
14年08月20日 19:57
【ウミガメのスープ】 [牛削り]
【ウミガメのスープ】 [牛削り]
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横断歩道の前に、信号待ちの人々が一列に並んでいた。
イギリス人留学生のエリックは、日本人の病的な礼儀正しさを皮肉りながら、
しかし、自分も気づけばその列の後ろに並んでいた。
「ワーオ、ソウイウコトネ」
その日は日差しの強い猛暑日で、皆太陽を避け、
#red#電信柱が作る細長い影の上に整列していたのである。#/red#
イギリス人留学生のエリックは、日本人の病的な礼儀正しさを皮肉りながら、
しかし、自分も気づけばその列の後ろに並んでいた。
「ワーオ、ソウイウコトネ」
その日は日差しの強い猛暑日で、皆太陽を避け、
#red#電信柱が作る細長い影の上に整列していたのである。#/red#
「ハッピーランサム」「3Good」
「娘を誘拐した。命が惜しければ1000万円用意しろ」
娘を誘拐された夫婦は、喜んで身代金を支払った。
一体なぜだろうか。
娘を誘拐された夫婦は、喜んで身代金を支払った。
一体なぜだろうか。
14年08月12日 00:12
【ウミガメのスープ】 [なさ]
【ウミガメのスープ】 [なさ]
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いつものように中学生の娘を送り出した朝、悲惨なニュースがテレビから飛び込んだ。
#b#【スクールバス、がけから転落。乗客全員死亡。】#/b#
夫婦は嘆き悲しんだ。
これは娘がいつも朝乗っているスクールバスだ。
乗客全員死亡と言うことは娘も…。
そんな折に電話が鳴った。
電話に出ると聞きなれない男の声。
「娘を誘拐した。命が惜しければ1000万円用意しろ。」
娘はスクールバスに乗る前に誰かに誘拐されてしまったようだ。
娘の命に比べれば1000万円など安いものだ、と夫婦は喜んで身代金を支払ったのだった。
※「ゲリラ」という問題の自己インスパイア問題でした
http://sui-hei.net/mondai/show/5855
#b#【スクールバス、がけから転落。乗客全員死亡。】#/b#
夫婦は嘆き悲しんだ。
これは娘がいつも朝乗っているスクールバスだ。
乗客全員死亡と言うことは娘も…。
そんな折に電話が鳴った。
電話に出ると聞きなれない男の声。
「娘を誘拐した。命が惜しければ1000万円用意しろ。」
娘はスクールバスに乗る前に誰かに誘拐されてしまったようだ。
娘の命に比べれば1000万円など安いものだ、と夫婦は喜んで身代金を支払ったのだった。
※「ゲリラ」という問題の自己インスパイア問題でした
http://sui-hei.net/mondai/show/5855
「戦火に咲く華」「3Good」
海
亀村の人達はラテの花が大好きだ
とても綺麗な花で村人を魅了してくれるので皆とても大切にしていた
しかしこの村も戦争に巻き込まれ沢山の人が命を落とし 負傷した
村人達は涙を流しながらラテの花を踏み潰した
状況を説明して下さい
【参加テーマ・好きな花は?】
亀村の人達はラテの花が大好きだ
とても綺麗な花で村人を魅了してくれるので皆とても大切にしていた
しかしこの村も戦争に巻き込まれ沢山の人が命を落とし 負傷した
村人達は涙を流しながらラテの花を踏み潰した
状況を説明して下さい
【参加テーマ・好きな花は?】
14年05月22日 10:10
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]
エスパー降臨!
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戦
争に巻き込まれた海亀村の周囲には無数の地雷が埋められ多数の被害が出てしまった
村達は村を出て町に逃げようとしたが安全な道が分からない
そこで村人は思い出した。ラテの花はとても繊細な花で一度でも根を掘り返したりすると綺麗な花咲かすことはない。花が咲くには最低二年かかるため綺麗なラテの花が咲いていると言う事はその地面は最低二年間掘り返されていない証拠だ
戦争が始まったのは一年以内だからそこに地雷が埋まっている可能性は無い
村の周囲に咲き乱れるラテの花。村人は泣きながらその上を歩いて行ったのだった
争に巻き込まれた海亀村の周囲には無数の地雷が埋められ多数の被害が出てしまった
村達は村を出て町に逃げようとしたが安全な道が分からない
そこで村人は思い出した。ラテの花はとても繊細な花で一度でも根を掘り返したりすると綺麗な花咲かすことはない。花が咲くには最低二年かかるため綺麗なラテの花が咲いていると言う事はその地面は最低二年間掘り返されていない証拠だ
戦争が始まったのは一年以内だからそこに地雷が埋まっている可能性は無い
村の周囲に咲き乱れるラテの花。村人は泣きながらその上を歩いて行ったのだった
「正しい時刻」「3Good」
私は腕時計に目をやった。
十五分ほど遅れているようである。
(今、正しい時刻に合わせれば、奴を殺せるかもしれない)
どういうことかわかるかい?
十五分ほど遅れているようである。
(今、正しい時刻に合わせれば、奴を殺せるかもしれない)
どういうことかわかるかい?
14年09月25日 19:22
【ウミガメのスープ】 [牛削り]
【ウミガメのスープ】 [牛削り]
力作
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頭が痛い。こんな激痛は初めてだ。
おそらく、私はもうすぐ死ぬのだろう。
36年。短い生涯であった。
小さい頃、ちょっとした非行少年だった。
ある法務教官に世話になって以来、法曹を志すようになった。
親譲りで物覚えが悪く、法律関連の試験はことごとく落ちた。
結局、法曹は諦め高校教師になった。それでも、せめて少しでも法に近いところにいたいと、生徒指導を買って出た。
生徒たちは毎日のように問題を起こした。しかし皆、しっかり向き合うことで、考えを改めてくれた。
これで良かったのだ、と思っていた。
若者の非行を未然に防ぐことのできる位置で法秩序に貢献できるし、忙しい法曹では得られなかったであろう妻や娘との時間も作れる。
幸せだった。
あの日までは。
5歳になる娘のれいが殺された。
この近辺で起きている幼児連続殺人事件の被害者の一人になったのだ。
何故私の娘が。何故まっとうに生きてきた私がこんな目に。
憤りと悲しみは尽きなかった。
妻は耐えられなくなり、田舎に戻っていった。
しかし、私には悲しむより他にすべきことがあった。
れいの事件で、私は警察も見落としたささいな証拠から、犯人は私の教え子の中にいるらしいと気付いた。生徒数人に話を聞き、漆原が犯人だと確信した。
#b#漆原大吾#/b#。三年生。
学校イチの問題生徒で、何度も指導したことがある。万引きした店に一緒に謝りに行ったし、危ない連中のところに出入りしているのを見つけては引っ張り出した。漆原のことならだいたい把握している、つもりだった。
──あいつが。
私は漆原行きつけのバーで奴を見つけ、うちで飲まないかと誘った。奴は素直についてきた。
事件のことで水を向けると、私のことを舐めているのか、すぐに自供した。いや、むしろ自慢というべきか。
「俺すごくね? ケーサツ超警戒してんのに、裏かいて毎週一人ずつ殺ってんだぜ。こないだのガキはケッサクだったな。目ェ潰してやったら、見えねーから俺のこと父親だと勘違いしてやんの。『パパ助けて』とかうるせーから、ノドをぶっさしてやったぜ」
れいのことだ。すぐに思い至ったが、脳がその結論を拒否していた。
「漆原、自首しなさい。今なら……いや、もう取り返しはつかないが、君は償わなければいけない」
「はあ!? 自首!? するわけねーじゃん。何言ってんの? 誰も得しねーじゃん。いつもなあなあで済ませるてめえだから言ってんのに」
なあなあで……。生徒にとって私の指導はそんなものだったのか。
「ダメだ。先生も一緒に行く。自首しよう」
漆原の手を引いた。
「ざけんな」
漆原は反対の手で手近な置物を掴み、殴りかかってきた。私はとっさに、左手でそれを防ぐ。手首に当たり、激痛が走る。うつむいた私の後頭部に、次の打撃が。
そこで、記憶は途絶えている。
かろうじて目を開くと、床に投げ出された私の左手が見えた。#red#腕時計のガラスが割れて、針は動いていない#/red#。先ほどの衝撃で壊れてしまったらしい。
#red#23時45分#/red#。これが犯行時刻だ。漆原は逃げてしまったようだ。
と、壁の柱時計の鐘が24時を告げた。
#red#日付が変わった#/red#。
私は漆原のことならだいたい把握している。
#red#今日は、奴の18歳の誕生日#/red#だ。
瞬間、朦朧とした頭の中に、膨大な情報が流れ込んできた。
"#b#刑法第199条#/b# 人を殺した者は、 #red#死刑#/red#又は無期若しくは5年以上の懲役に処する。"
"#b#年齢計算ニ関スル法律第2項#/b# #red#加齢する時刻は誕生日前日午後12時#/red#とする。"
そして、"#b#少年法第51条#/b#……
凶器の置物は転がっている。漆原には指紋を拭う知恵はない。私の手帳には、漆原が犯人だという推理に至るまでの過程が事細かに記されている。
奴が捕まるのも時間の問題だろう。
もう一度腕時計を見る。23時45分。 #red#その時奴は、17歳#/red#。
"#b#少年法第51条第1項#/b# #red#罪を犯すとき18歳に満たない者に対しては、死刑をもつて処断すべきときは、無期刑を科する#/red#。"
つまり奴が捕まったとしても、#red#犯行時に17歳だったことが証明されれば死刑になることはありえない。#/red#
そのとき私は、自分の脳内に飛来したひとつの悪意に、身震いした。
思う。
#b#法とはなんだろう。#/b#
#b#私の信奉してきた、法とは。#/b#
知っているはずのことなのに、今はじめて、それを学んだような気がした。
#b#法とは、裁くべきものを裁き、守るべきものを守る、ためのものである。#/b#
あいつは、漆原はどちらだろうか。
私は数秒間、目を閉じた。
様々な光景が浮かんでは消えていく。
罪を犯した生徒、立ち直って卒業していった青年、愛する妻、そして愛していた娘。
こうして死の間際に意識が戻ったのは、法という神から与えられた試練なのかもしれない。
目を開く。
何も問うべきことなどない。
最期まで法に生きよう。
私はこの身に残ったすべての力で、腕時計の針を" #red#正しい時刻#/red#"に合わせた。
─────────────────────
#big5#簡#/big5#略解説
18歳の誕生日を目前に控えた少年に殴られた。
この時に腕時計が壊れ、犯行時刻で止まってしまう。
犯行時に18歳未満だった者は少年法により死刑にならないため、
腕時計の針を進め、犯人が18歳になってからの犯行に偽装した。
おそらく、私はもうすぐ死ぬのだろう。
36年。短い生涯であった。
小さい頃、ちょっとした非行少年だった。
ある法務教官に世話になって以来、法曹を志すようになった。
親譲りで物覚えが悪く、法律関連の試験はことごとく落ちた。
結局、法曹は諦め高校教師になった。それでも、せめて少しでも法に近いところにいたいと、生徒指導を買って出た。
生徒たちは毎日のように問題を起こした。しかし皆、しっかり向き合うことで、考えを改めてくれた。
これで良かったのだ、と思っていた。
若者の非行を未然に防ぐことのできる位置で法秩序に貢献できるし、忙しい法曹では得られなかったであろう妻や娘との時間も作れる。
幸せだった。
あの日までは。
5歳になる娘のれいが殺された。
この近辺で起きている幼児連続殺人事件の被害者の一人になったのだ。
何故私の娘が。何故まっとうに生きてきた私がこんな目に。
憤りと悲しみは尽きなかった。
妻は耐えられなくなり、田舎に戻っていった。
しかし、私には悲しむより他にすべきことがあった。
れいの事件で、私は警察も見落としたささいな証拠から、犯人は私の教え子の中にいるらしいと気付いた。生徒数人に話を聞き、漆原が犯人だと確信した。
#b#漆原大吾#/b#。三年生。
学校イチの問題生徒で、何度も指導したことがある。万引きした店に一緒に謝りに行ったし、危ない連中のところに出入りしているのを見つけては引っ張り出した。漆原のことならだいたい把握している、つもりだった。
──あいつが。
私は漆原行きつけのバーで奴を見つけ、うちで飲まないかと誘った。奴は素直についてきた。
事件のことで水を向けると、私のことを舐めているのか、すぐに自供した。いや、むしろ自慢というべきか。
「俺すごくね? ケーサツ超警戒してんのに、裏かいて毎週一人ずつ殺ってんだぜ。こないだのガキはケッサクだったな。目ェ潰してやったら、見えねーから俺のこと父親だと勘違いしてやんの。『パパ助けて』とかうるせーから、ノドをぶっさしてやったぜ」
れいのことだ。すぐに思い至ったが、脳がその結論を拒否していた。
「漆原、自首しなさい。今なら……いや、もう取り返しはつかないが、君は償わなければいけない」
「はあ!? 自首!? するわけねーじゃん。何言ってんの? 誰も得しねーじゃん。いつもなあなあで済ませるてめえだから言ってんのに」
なあなあで……。生徒にとって私の指導はそんなものだったのか。
「ダメだ。先生も一緒に行く。自首しよう」
漆原の手を引いた。
「ざけんな」
漆原は反対の手で手近な置物を掴み、殴りかかってきた。私はとっさに、左手でそれを防ぐ。手首に当たり、激痛が走る。うつむいた私の後頭部に、次の打撃が。
そこで、記憶は途絶えている。
かろうじて目を開くと、床に投げ出された私の左手が見えた。#red#腕時計のガラスが割れて、針は動いていない#/red#。先ほどの衝撃で壊れてしまったらしい。
#red#23時45分#/red#。これが犯行時刻だ。漆原は逃げてしまったようだ。
と、壁の柱時計の鐘が24時を告げた。
#red#日付が変わった#/red#。
私は漆原のことならだいたい把握している。
#red#今日は、奴の18歳の誕生日#/red#だ。
瞬間、朦朧とした頭の中に、膨大な情報が流れ込んできた。
"#b#刑法第199条#/b# 人を殺した者は、 #red#死刑#/red#又は無期若しくは5年以上の懲役に処する。"
"#b#年齢計算ニ関スル法律第2項#/b# #red#加齢する時刻は誕生日前日午後12時#/red#とする。"
そして、"#b#少年法第51条#/b#……
凶器の置物は転がっている。漆原には指紋を拭う知恵はない。私の手帳には、漆原が犯人だという推理に至るまでの過程が事細かに記されている。
奴が捕まるのも時間の問題だろう。
もう一度腕時計を見る。23時45分。 #red#その時奴は、17歳#/red#。
"#b#少年法第51条第1項#/b# #red#罪を犯すとき18歳に満たない者に対しては、死刑をもつて処断すべきときは、無期刑を科する#/red#。"
つまり奴が捕まったとしても、#red#犯行時に17歳だったことが証明されれば死刑になることはありえない。#/red#
そのとき私は、自分の脳内に飛来したひとつの悪意に、身震いした。
思う。
#b#法とはなんだろう。#/b#
#b#私の信奉してきた、法とは。#/b#
知っているはずのことなのに、今はじめて、それを学んだような気がした。
#b#法とは、裁くべきものを裁き、守るべきものを守る、ためのものである。#/b#
あいつは、漆原はどちらだろうか。
私は数秒間、目を閉じた。
様々な光景が浮かんでは消えていく。
罪を犯した生徒、立ち直って卒業していった青年、愛する妻、そして愛していた娘。
こうして死の間際に意識が戻ったのは、法という神から与えられた試練なのかもしれない。
目を開く。
何も問うべきことなどない。
最期まで法に生きよう。
私はこの身に残ったすべての力で、腕時計の針を" #red#正しい時刻#/red#"に合わせた。
─────────────────────
#big5#簡#/big5#略解説
18歳の誕生日を目前に控えた少年に殴られた。
この時に腕時計が壊れ、犯行時刻で止まってしまう。
犯行時に18歳未満だった者は少年法により死刑にならないため、
腕時計の針を進め、犯人が18歳になってからの犯行に偽装した。