動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのGood

【アベコベスープ】「1Good」
???#b#「彼女の名前はアベ・コベちゃん。彼女は嘘しか付きません。それ故に複雑難解かと……彼女に問題を出させたくないのですが……」#/b#

――――――――――――――

やあ!今日は問題を出すように頼まれたんだ!

問題はねえ……『鴎のスープ』って言う問題だって!古い問題だから皆知ってるんじゃないかな?

あ、そうそう。問題に関する質問以外にも答えるからね!
――――――――――――――

男はレストランに入ると、メニューから「ウミガメのスープ」を注文した。

スープを一口すすると、男は席を立ち、レストランから飛び出した。

そして、男は崖から飛び降り、自殺してしまった。なぜだろう?
15年06月19日 18:16
【新・形式】 [かもめの水平さん]



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男には、最愛の妻がいた。

彼女の作ってくれる料理の中で男が一番好きだった『ウミガメのスープ』

「味付けにうるさい貴方もこれだけは黙って飲んでくれるのね」

妻はそう言って、よく笑っていた。



男は、そんな妻に先立たれてしまう。


男は嘆きに嘆いた。

もう彼女の作る料理を食べる事は出来ない


それでも、男は悲しみを抑え生きた。

しかし
何を食べても
何処で食べても
彼女の作る料理の味を忘れられない。


男は至る所で妻の味を探す



探しに探した旅の末、男は最期のレストランに訪れる

そこには『ウミガメのスープ』が置いてあった

一口飲んでみる


ああ、やはり違う


男は、現世で彼女の料理を食べる事が出来ない事を今一度悟り、絶望の末崖から身を投げた

―――――――
ベコ・ベア(ベック・ベア)
『悲しいお話だねえ。皆、今日は僕に付き合ってくれてありがとう!また遊んでねえ』
―――――――

#big5#【状況解説】#/big5#

真に#red#嘘つき#/red#なのは#big5#【???】#/big5#である

つまり、序文はこうなる

???「#red#彼の名前はベコ・ベア君。#/red#彼は#red#本当#/red#のことしか言いません。それ故に#red#単純明快#/red#かと……彼に問題を#red#出させたい#/red#のですが……」

となるのだ。

そして、ベコ・ベア君の言葉は#red#文字通りに捉えて良かったのである#/red#

このことは#red#ベコベアが問題に関係ない質問に答えていることからもおわかりいただけるだろう#/red#

故に、今回の問題は、ベコ・ベアの言った通り……かもめの水平の過去問題【鴎のスープ】であったのだ

※本作の???は何時もの彼ではありません。実は恰好(#red#カッコ=『』#/red#が違います)
ゆりりはすぐ人の持ってる物を欲しがりママを困らせる。
いつもあれ欲しい、これ買ってと甘えてばかりいた。

今日もママとお出掛け中、また大声で駄々をこねた。
『ゆりりもらてしんウォッチ欲しい、ウォッチッチ買ってってばー!』

いつもと同じようにおねだりしただけなのに、
今日はすぐにらてしんウォッチを買ってもらえた。


『わー、ウォッチッチ買ってもらっちゃった!どして?どしてかな(◕ ◡ ◕*)?』

15年06月19日 21:59
【ウミガメのスープ】 [ゆりり]

参加してくださった皆さん、ありがとうございました ☆ 




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【これ短いの】

電車に乗ったゆりりは、らてしんウォッチをした男が痴漢してるのを目撃。
しかし触られた女性は別の男性を犯人だと勘違いした。
ゆりりは、触っていた男はらてしんウォッチをしていたと証言。
無事真犯人が見つかり、乗り合わせた乗客達はゆりりを賞賛した。
誤解がとけた男性は、お礼にウォッチッチを買ってゆりりにプレゼントした。



【こっち長いの】

あのね、ゆりりだよ(◕ ◡ ◕*) 

みんな、らてしんウォッチって知ってる?
『スープを飲む男』って人の形した腕時計なんだよ、知ってるよね?
『参加します』とか『良い質問です』とかおしゃべりするの、すごいでしょ。

今日はママとお買い物、ぎゅうぎゅう混んでる電車にのってたんだよ。
そしたらね、かわいいお姉さんの横に立ってた超ゲスいおじさんが
らてしんウォッチしてるのが見えたの。

おじさんがお姉さんのおしり触る度にウォッチッチ見えたんだよ、
ゆりり背が低いからおじさんの手がおしり触るのちょうど見えるんだもん。

電車の中では大きな声でお話しちゃいけないんだよ、静かにしなきゃだよ。
だから『ゆりりもらてしんウォッチ欲しい、あのおじさんと同じの』
って小さな声でママにお願いしたの。

『え?あの人?時計なんかしてないじゃない』
『してるよ、今ポッケに入れてる方の腕にしてるんだよ』
『欲しいからって嘘ついちゃだめよ、おじさんしてないでしょ。ほら、もう静かにして』

ママはゆりりのこと信じてくれなかったの、ひどいでしょ。
絶対絶対してるのに、ほんとにほんとのほんとなのに。

ゆりりがしょんぼりしてたら、急にお姉さんが
「この人痴漢です!!!」って大きな声で叫んだの。

お姉さんに睨まれた気の弱そうなお兄さんは
『ぼ、僕じゃない、僕は何もやってない!』って泣きそうになったけど
『さっきからずっと触ってたじゃない!』って、お姉さんもっともっと大きな声で言ったの。

だからゆりりお姉さんの側に行って、
『違うよ、触ってたのはこっちのおじさんだよ。』って小さな声で教えてあげたの。
そしたら今度はおじさんが『な、なんで俺が!何言ってんだ!』って大声で怒鳴って。。。

もう!みんな大きな声出しちゃって!!
ゆりりずっと我慢してたけどもう言っちゃうよ、言っちゃうからね!!!

『あのねー、このおじさんがずっとお姉さんのおしりなでなでしてたんだよ!
そのときらてしんウォッチ見えたの、ゆりりウォッチッチ欲しいから何度も見てたんだもん!
ママ、ゆりりもらてしんウォッチほしいよ!ウォッチッチ買ってってばー!!! 』

そしたら電車がガタンて揺れて、おじさん思わずつり革につかまったの。
ポケットから出したその腕にはウォッチッチがしてあったんだよ。
ね、ゆりり嘘ついてないでしょ。


なんだかわからないけど、次の駅でおじさんはたくさんの人に電車から降ろされて
お姉さんもママもゆりりもみーんな一緒に降りることになったんだよ。

駅員さんが『お前、あの女性に触ったんだな?』っておじさんの腕を掴んだ時
らてしんウォッチに手が当たっちゃったみたいで、ウォッチッチのアラームが鳴ったの。
『正解です』だって。

なんかね、色んな人がゆりりを誉めてくれたよ。
泣きそうになってたお兄さんも、何回もゆりりにありがとうって言ったの。
でね、お兄さんがらてしんウォッチ買ってくれたんだよ、わーいわーい☆


ゆりりはこのウォッチッチつけて、誰のおしりなでなでしようかなー(◕ ◡ ◕*) 
スーパーのカートを押しながら走り回っている息子を母親が咎める。

『危ないし迷惑になるから走り回らないの!!!!!』

勢いづいたカート。 このままでは正面の鮮魚コーナーにぶつかって大惨事になるかもしれない。

しかしカートを押す息子は正面の鮮魚コーナーではなく脇にある惣菜・鶏の唐掲げ・お弁当コーナーに突っ込んだ。

一体なぜ?

15年06月22日 20:42
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]



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息子『ママぁ、見て見て!!!

ほら、唐揚げの【あげ】の字、間違ってるよ!!!

僕、漢字得意だからすぐわかったもん!!!^^』



母親『………本当だ。あんた、よく走りながら見つけたわね………どんだけ目ぇいいのよ。』





一方、そんなやり取りをレジから見ていた宮坂のぶ江さん(パート歴4ヶ月・こないだ唐揚げコーナーのプレートを書いた52歳)は、頬を赤らめた。



探偵よ安らかに眠れ「1Good」
名探偵ツヨシがとても紳士的だったので、
真犯人の竹岡は「この探偵は間も無く死ぬだろう」と思った。
どういうことだろう?
15年06月22日 21:41
【ウミガメのスープ】 [牛削り]



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「犯人は、貴方ですよ。竹岡さん」
名探偵ツヨシは静かにそう言った。

通常なら犯人を指差すところ、ツヨシは紳士的なので、
#red#片方の掌を上に向けた状態で対象者の方に差し出すことで犯人を指摘した#/red#のである。

「確かに、俺がやった。仕方なかっ……」

お決まりのセリフが途切れたのは、竹岡がツヨシの掌を見てしまったからである。




#big5#──生命線みじかっ!#/big5#



#red#ツヨシの生命線は掌の中央あたりで途切れていた。#/red#

もはや自分の犯行動機などどうでもよくなり、ツヨシの寿命を本気で心配し始める竹岡なのであった。



#big5#【解説の解説】#/big5#
#b#生命線とは手相のひとつで、親指と人差し指の間から親指の付け根に向かい引かれている太い縦線のことである。#/b#
#b#一般に、この線が長ければ長いほど寿命が長いと言われている。#/b#
俺は天才大学生である。今日も自宅の部屋で研究に余念がない。

窓の外を見ると公園がある。毎日ある時刻になると決まって一人の女子高生がやって来る。
そして15分ほどすると彼氏が合流し、キャッキャウフフするのだ。

ほほえましくリア充爆発しろと思っていると、心配性の母親がやってきて、
「ヒロシ!また部屋に閉じこもってるの!たまには運動でもしてきたらどう?!」と言う。

……うん。ここまでを読んで、君は俺をただのオタクか引きこもりと思ったな?
よかろう。前置きは終わりだ。

俺は本当に天才だ。その証拠として、俺が作ったこのタイム・ビュー装置を見るがいい。
見かけはただの眼鏡だが、これを装着すると、なんと過去の世界が見られるのだ!
……まあ、ある種の制限がかかっているが。

残念ながら、今のところ見られるのは、日露戦争に従軍したとある若き軍人の周辺に限られる。
出征、親兄弟との涙の別れ、そして戦死。
目の前にホログラムのように浮かび上がるそれらは興味深いものだが、なにしろ見える範囲が狭すぎる。

しかしそれも今日までだ。研究の結果、とうとうタイム・ビュー装置Ver.2が完成した。
これで大幅に機能が拡張される。

さあ、装着しよう……!


その直後。
窓の外を見ていた俺は、驚きのあまり「おおおお!!??」と大声を出すことになった。
その声を聞きつけて母親がやってくる。俺はまた「おわああ!?」と叫ぶ。

気を動転させて家を飛び出し、歩きついたのは見慣れた町並み。
いつもの店、いつもの道。
いつものようにそぞろ歩きする人々。腕を組んで歩くカップル、親子連れ。

俺はそこに広がる光景、「その多さ」に茫然と立ち尽くし……そして涙を流したのだった。


「俺」は何を見たのか。説明せよ。


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SPはシャルロッテさん(初SP)にお願いいたしました。長時間にわたるアドバイスありがとうございました!

15年06月24日 21:00
【ウミガメのスープ】 [ゴトーレーベル]

イイネ! & MVS、本当にありがとうございます!




解説を見る
このタイム・ビュー装置は、実は「前世を見る装置」。
今までは、自分の前世(日露戦争の軍人)しか見ることができなかったが、
Ver.2で他人の前世も見られるようにした。

窓の外を見ると、いつもの女子高生がいる。
さっそく女子高生の前世を見ると、江戸時代の農民の女だった。

生活は楽ではなく、身を粉にして働く日々を送っていた。
しかし、無骨ながらも心優しい男と夫婦になり、苦しいながらも幸せな生活を送っていた。
しかしある日、夫が急な病に倒れる。医者にかかる金などあるわけもなく、
おろおろしながらも必死に看病するが、まだ若い夫はその甲斐なく翌日に息を引き取ってしまう。

この時代ではよくあったことだろう。
とはいえ、夫の遺骸にすがりつき号泣する女の姿に心を痛めていると、公園にいつもの彼氏がやってきた。

女子高生にいつものように声をかける彼氏の前世を見ると……
なんと今見たばかりの、急死した若い夫その人だった。

あまりの偶然に声を出して驚いていると、母親がやってきた。
その母親の前世は、……俺の前世の軍人の母親ではないか!

これまでこの母親は何度も見た。出征前の別れ、俺の前世の軍人の手を握り締めて
「武運を願います」と言いながら、こらえきれない涙をあふれさせていたその姿を。


動転して俺は家を飛び出す。

その俺の目に映った街の光景。

寄り添い歩く恋人や家族たち。

その全員ではない。決して全員ではないが……見渡したところ、半分か。もっとか。
現世での恋人は、現世での家族は。
前世でも恋人であり、家族だった。

あそこにいるのは、相思相愛になりながらも、身分の違いで無理やりに引き離された
江戸時代の若侍と商人の娘だろう。

こちらにいるのは、いつの時代だろう、戦地で妻と幼い子供が写った写真を握り締めて
息絶えようとしている兵士と、その写真に写っている妻と子だ。


来世の再会を願うという表現はある。しかし、それは「はかない希望」というのと同義だと思っていた。

でも、そうではなかった。
再びめぐり合う人々は、こんなにもいたのだ。


――大事な人への思い、もう一度会いたい、寄り添いたいという思いは、なくならない。


タイム・ビューの視界の中、現世と前世、二重写しになって楽しげに寄り添う恋人たち、親子連れ。

それを見ているうちに、流れ始めた涙でその光景がぼやけ……そして俺はいつしか心の中で叫ぶ。


――このすばらしい世界に祝福を。


【要約】
タイム・ビュー装置は前世を見る装置。
Ver.2で他人の前世も見られるようになったが、
家族や恋人たちは、前世でもそのような関係であることが
想像以上に多いことを見て、俺は感動した。