動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのGood

【殺人事件】「1Good」
『男が自宅で殺された。
リビングの床には 田中 というダイイング・メッセージ。
私は落胆した。』

一体なぜ?

15年07月07日 22:48
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]



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『なぜって、そりゃあ私の自宅で殺人事件なんて起きて、
床まで血で汚されて台無しにされたからだよ………
誰だって自分の家が殺人事件の舞台になんかなったら落胆するだろう!!!
全く………誰なんだよ、うちで殺されてた男も、血文字の田中って奴も………
勘弁してくれよ………新築なんだぞ………世間体もあるんだぞ………もう絶望的だよ……………』



嘘つき「1Good」
少年は、冬になっても半袖半ズボンという服装を続けた。

「寒くないの?」と友人に聞かれると、鼻や指先を赤くしたまま
「寒くないね」と返事した。

どうしてか?
15年07月08日 20:31
【ウミガメのスープ】 [ちくわさん]



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少年の友人は生まれつき体が弱く、ずっと入院しており、病院から外に出たことがなかった。
ある夏の日、少年がお見舞いに行くと、友人は担当の医師から「次の冬までもたない」と宣告されたことを告げる。
少年はその言葉を、『冬が来なければ友人は死なない』と解釈した。
それ以来、少年は友人のもとを訪れるときの服装を半袖半ズボンにするようになり、夏がまだ過ぎていないと嘘つくようになった。

「そろそろ冬でしょ? 半袖半ズボンで寒くないの?」

「寒くないね。むしろ昨日より暑いくらいだ。まだまだ夏は終わりそうにないよ」

けれど、少年の健気な行動も虚しく、友人は春が訪れる前に死んでしまう。
葬式のとき、少年は「まだ夏は終わってないのに、嘘つき」と半袖半ズボンの格好で涙した。


(要約)

担当の医師から、冬までもたないと余命宣告された友人に、夏が終わっていないと嘘をつくため。
星に願いを。「1Good」
七夕の願い事の短冊を書けなかったカメオは泣いた。

なぜ?
15年07月11日 13:01
【ウミガメのスープ】 [亜綾]



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2000「カメコが退院できますように(代筆)」
2001「かめこがびょういんからかえれますように」
2002「カメコのびょうきがなおりますように」
2003「カメコがたいいんできますように」
2004「カメコのびょうきがなおりますように」
2005「カメコのびょう気がなおりますように」
2006「カメコのびょう気がなおってたいいんできますように」
2007「カメコのびょう気が治ってたいいんできますように」
2008「カメコの病気が治って、退いんできますように」
2009「カメコの病気が治って、退院できますように」
2010「カメコの病気が治りますように」
2011「カメコの病気がよくなりますように」
2012「どうかカメコの病状が良くなりますように」
2013「どうかカメコの病状が快方に向かいますように」
2014「どうかカメコの手術が#b#成功します#/b#ように」
2015「どうか             」
A「『○○の××』と言うのは存在する。B、君がまさにそれの証明になる!」
B「いや、残念ながら私ではその証明にはならない。」

否定されたAは大いに悩んだ。

『○○の××』とは何だろう?
15年07月11日 19:20
【20の扉】 [甘木]



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A(男)「#b#男女の友情#/b#と言うのは存在する。B、#red#(俺と友達である)#/red#君がまさにそれの証明になる!」

B(女)「いや、残念ながら私ではその証明にならない。」

A「あ、そう……(あれ?今まで俺はBの事を友達だと思っていたけど、Bにとって俺は友達レベルじゃないのか……いや待てよ?逆に俺を恋愛対象として見てくれているという可能性も!?いや~まいったな~友達としてしか考えてなかったのにな~。……いや、本当にどっちだ?Bにとって俺は【友達未満】の存在なのか【恋愛対象】の存在なのか。う~ん、以上でも以下でもどちらでない、ちょうど真ん中で仲良し状態が望ましい……まさに『中(仲)がいい』友達でいたいんだけど……)……う~ん。」

B「何を悩んでいるの?だって私にとってAは……。(台詞の続きは各々の御想像にお任せします)」
或る悪魔の憂鬱「1Good」
とある国に、恐ろしい悪魔が住んでいた。
いくつもの恐ろしい魔術や、人並みはずれた力で人間をたびたび襲っていた。

そんな悪魔にも弱点はあったのだが、悪魔はそれを克服しようとはしなかった。
それは人間にも何かしらの対抗手段が無ければ面白くないから、弱い人間のために残してやろうという考えからだった。

しかし、結局人間のためにその弱点を克服することになった。

一体どうして?




三周年を記念して作りました。
自分でバースデーケーキ用意して祝うのっていいよねw


〜協力者〜
出題:ぼく
原案:私
問題文:I
解説文:我
最終チェック:わし

15年07月12日 23:19
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]

三周年記念。時間通り出そうと思ったけど二分ズレるこの残念さw




解説を見る
これはとある時代の、とある国でのお話です。
或るところに、それはそれは恐ろしい悪魔が住んでおりました。

悪魔はたびたび近くの里や、通りがかった人間を襲っていました。
悪魔は数々の魔術や、人並みはずれた力を持っており、とても人間が太刀打ち出来るものではありませんでした。

それでも、悪魔には一つだけ弱点がありました。

それが、十字架でございます。
悪魔は十字架を長い間見続ける事は出来ず、十字架が視界に入っているうちは力が弱くなってしまうのです。
ですがそれは、その悪魔にとっては克服しようと思えばある程度克服出来るものでもありました。

しかし、悪魔はその弱点を克服しようともせず、むしろ必要なものだと思っておりました。


自分はこれほどまでに強大で、恐ろしい力を持っているのだから人間にもこれくらいのチャンスがなければフェアではないし、なにより面白くない。
悪魔はそう思っていたのです。

悪魔には自信がありました。
そのような弱点があろうと。私が人に遅れをとるはずが無い。むしろ、程よいスリルを味わうための良いスパイスになるだろうと。
そしてそれはその通りでありました。


そんなある時、悪魔は寂れたボロボロの街道の端で、ひっそりと倒れている少女を見つけました。
その少女は端から見ても薄汚れており、その街道のようにボロボロの身なりで、死んでいるかのように横になっておりました。

「はー、……はー……」

彼女の、弱々しい息づかいが聞こえてきます。それは今にもぷっつりと途切れてしまいそうでした。

それを見て、悪魔はその少女を殺そうとも、見殺しにしようともせず、なぜか自分の住処に連れ帰って、少女を助けました。
暖かいスープとパンを、少女は涙ながらにほおばります。

なぜそんな行動をとったのか。それは悪魔本人にも分かりませんでした。
ですが、すぐにそんな事はどうでもよくなり、ある事を思いつきます。
「人間を一匹飼ってみるのも一興ではなかろうか」

その日から、悪魔は少女を育てる事にしました。
まあ厳密に言いますと、少女に館の清掃、食事の調理など身の回りの事をさせ、少女には物品の支給や寝床の提供など、雇う
ような形でしたが。

最初は飽きたら直ぐに追い出すなり殺すなりしようと考えていましたが、どうもそんな気にはならずに、そのままずるずると月日が流れてゆきました。

いつしか、少女は立派な淑女となっておりました。彼女は自身から喜んでその悪魔の面倒を見て、時には文句も言っていたりしました。
「いい加減、弱点も克服してくださいな。いつ討たれても私、知りませんからね」

「おお、討てるものなら討ってみるが良い」



そんなある時のことです。

それは突然のことでした。

拾ってきた、彼女が倒れたのです。
ベットで横になる彼女。
思えば、すくすくと伸びていた身長は拾って来たときと同じくらいの伸長になっており、キメの細かい肌は、いつしかしわが多くよっていました。
しかし、その原因が悪魔には分かりません。
悪魔は聞きました。
彼女は答えます。
「これは、老いです」
悪魔はまた聞きます。

「どうして、老いるのか」
「それは、私が人間だからでございます」

「老いた後、どうなる?」
「おそらく、あと幾ばくかもしないうちに死んでしまうでしょう」
それを聞いた悪魔はショックを受けます。悪魔は自身が長命の存在ですし、人間はこれまですぐに襲っていたので「老い」というのをよく知らなかったのです。

悪魔は慌てて聞きます。
「どうすれば、死を避けられる」
それに対し、彼女は微笑んで首を横に振り、ゆっくりと答えました。
「それは、出来ませんわ。人間は死を避けることは出来ないのです。だからこそ、人間なのです」

悪魔はそれを聞き、ふざけるなと怒って思わずその部屋から飛び出してしまいました。


落ち着いて、そして悪魔は気付きます。
彼女と暮らした日々が充実していたこと。そして、自身の中であの彼女の存在がこれほどまでに大きくなっていることに。
そして、初めて死が怖く、恐ろしいものであることにも気付きました。


悪魔は恐る恐ると少女の部屋に戻り、さっきのことを詫びました。
「何を謝ることがあるのですか」
少女はそう言うだけでした。

それから、今までよりも多くのときを悪魔は彼女と過ごしました。何気ない雑談ばかりでしたが、それまでの日々をさらに凝縮したように、充実しておりました。


そしてそれから幾ばくもしないうち。
彼女は眠るように息を引き取りました。


そして、それからさらに三年の月日が流れました。

「──十字架なんて、死ぬほどキライだけど、お前は人間だから、この方がいいのだろうな」

こぽり、と。
悪魔は目の前の十字架の墓地に水を注いでいました。
彼女をきちんと弔うため、そして命日などに会う為に、悪魔は十字架の弱点を克服していました。

7月12日。この日だけは悪魔は大嫌いな十字架を前に彼女に、そしてこれまた大嫌いなはずの神に祈りを捧げるのです。



その墓地は、今もその国の見晴らしがよい岬にひっそりと建っているそうです。



〈要約〉
十字架が弱点だったが、人間の彼女を弔い、そしてお参りする為に十字架の弱点を克服した。