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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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契約違反だ!「2ブックマーク」
男は自分から提案した契約で大損し、後悔した。
一体何故?
15年03月25日 01:59
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]



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勇者一行がやってきた時、魔王はRPGでありがちなあのセリフを吐いた。

「勇者よ、私と手を組まないか? 私と手を組むなら、世界の半分をやろう」

普通は拒否するはずだが、勇者の回答はまさかの「YES」。勇者以外を部屋に追い出し、魔王は勇者と組むことになった。
魔王と勇者はその後、領土に関して話し合うことにした。勇者にも家族がいるため、先に決めさせてほしいと頼んだ。
魔王が了承したため、まずは勇者側から領土を決めることになったが、勇者はとんでもないことを言いだした。

#red#「この世界は陸地が3割、海が7割。だから陸地とその領海を俺がもらう。これでいいな?」#/red#

当然魔王は「ふざけるな!」と反論したが、勇者のレベルは99(カンスト)。しかも、魔王の娘を人質に取っていたのだ。

結局、魔王は人のいない海しか手に入れられない契約となったが、しぶしぶ勇者の提案を飲んだのだった。

フィーカス著:「魔王の誘惑」より
室内が暑い山小屋で殺人事件が起こった。
犯人は夏休みを利用しフェアバンクスまで登山目的で被害者と一緒に来て遭難し犯行に到ったよう。
何の事はない普通の殺人事件に思えたのだが、凶器がどこを探しても見当たらない。
遭難中と言う事もあり、山小屋を離れてどこかへ廃棄する事は物理的にも不可能なのに
犯行に使われた凶器がどこを探しても見つけられない。
すると偶然居合わせた名探偵は「凶器ならここにある」と被害者を指差した。

一体何故?


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※この問題は、三題噺第22回のお題「名探偵」「フェア」「あつい」をもとに作られた三題噺の問題です。

~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、掲示板『ラテシンチャットルーム』の『無茶振り三題噺』をご覧ください。

過去問一覧:http://sui-hei.net/mondai/tag/無茶振り三題噺
15年06月14日 22:59
【ウミガメのスープ】 [tsuna]



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名探偵曰く、
「窓を見て下さい。ツララが一箇所折られています。アレが凶器でしょう。
私はこう推理します。
夏休みを利用して南半球から、冬山登山に来た二人。
二人は凍える体を温めるために山荘の暖炉に薪をくべ温まりました。
その後、何があったか知らないが、犯人は被害者に殺意を覚えたのでしょう。
そして被害者が休んでいる隙を狙い犯人は山荘の窓から下がっている氷柱を折りそれで刺殺。
氷柱は氷なので発見までの間に溶けてしまったんです。」


SPは2年前にしていただいたyanさんです。
結局全然、形は違いますが、このような形になりました。ホント塩漬け物件アリガトウございました。
しんしんと降り積もるクリスマスの夜

静まり返った都会の道路に白い足跡を残しながら
シドニーは愛する夫の指輪を探しに行った

そして折り重なる2つの指輪だけがそこに残された


状況を補完してください!
12年05月27日 22:44
【ウミガメのスープ】 [yan]



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その異変の意味に気づけた者は、どれだけいたのだろうか。

「ちょっと、このプレスハム、カビが生えてるわ!業者に文句言わなきゃ」
「あれ?このレモン、さっき切ったばかりなのに。断面にカビが生えてる」
「おいおい、キッチンがカビだらけじゃないか、どんだけ掃除してないんだ?」

…そのカビの発生源は、どこだったのか。
隕石に付着して飛来したという説、アラスカの地底湖から出てきたという説、
どこかの国の細菌兵器という説、世界各地で同時期に発生したという説…。
しかし、今はもう確かめようもない。

恐るべきは、そのスピードだった。
侵食する速さ、拡散の速度、そして熱や冷気・毒物・薬物に対する対応力。
人類が対応策を講じる間もなく、世界中がカビに包まれていった。

残されたわずかな人間は、核シェルターに避難した。
しかし、放射能をも防ぐ空気清浄機のフィルターも、カビの前には無力だ。
瞬く間に、シェルター内にもカビが蔓延していった。


シドニーは、放射能の防護スーツを着込むと、ハッチを開けて外に出た。
…どうせ死ぬなら、愛する夫と同じ場所で死にたい。家に、帰るんだ。

シェルターの外は、オーストラリアの首都、キャンベラの中心街。
折りしも日時はクリスマス。南半球のここでは、クリスマスは夏のはずだ。
だが空からは絶え間なく白い雪が降り、地面を真っ白に染め上げていた。
生まれて初めて経験する、ホワイトクリスマス…

無論、本当は雪ではない。カビの胞子が風に乗り、降り注いでいるのだ。
すでに原型を留めていないビル街の中、彼女は記憶を頼りに歩を進めた。

やがて自宅に帰り着くと、そこはもう完全に崩壊した廃墟となっていた。
彼女は、庭に面したリビングの一角(夫の指定席だった)辺りを掻き分ける。
そして彼女は、プラチナ製の小さな指輪を見つけ出した。

このカビは、有機物はもちろん、無機物も貪欲に侵食する。
だが、金やプラチナなどの一部の貴金属だけは流石に腐食されなかったのだ。

既に防護スーツ内もカビが充満している。スーツ自体もやがて朽ちるだろう。
彼女は、力なく横たわると、左手で夫の結婚指輪を握り締めた。

動かなくなった彼女の体に、カビは降り積もる。雪がすべてを覆い隠すごとく…

- やがてそこには、折り重なった二つの指輪だけが残された -
普通のラーメンください「2ブックマーク」
佐村河打が提供するラーメンは特別美味しいわけではない。
まあ、塩ラーメンの具材が他のラーメンと比べると多いくらいだ。
しかし、食した一部の人は微笑んだり落ち込んだりするらしい。

いったい何故だろうか?
15年06月30日 23:02
【ウミガメのスープ】 [junpocke]



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佐村河打の提供するラーメン鉢の底には、彼が書いたというメッセージが添えられている。
スープをすべて飲まないと見れないように設計されているのだ。
ただし、塩ラーメンだけは透明に近いスープなので、具材と麺を食べれば見えるのだが。

ポジティブなメッセージを見た人は微笑む。
ネガティブなメッセージを見た人は落ち込む。

すべての人がスープを飲み干すわけではないので、一部の人だけ見ることができるメッセージ。
いわば、おみくじ感覚で食する人もいるとのことらしいのだ。

後は、このメッセージを書いたのが本当に彼なのか、真意は不明である。
MOs「2ブックマーク」
時の流れはときとして残酷なもの。
昔はとにかく騒がして誰かを笑わせるようなことばかりしていたクラスの人気者の太郎は、ちっとも口もきこうとしない。
昔はおとなしくて礼儀正しくて女の子にもてた次郎は、今ではすっかりハゲあがった中年で、ひとり金ぴかの服を着て目立っている。
かつて、いつもその愛くるしい笑顔でみんなを魅了したマドンナの花子は、相変わらずきれいだったけど、今では彼女の笑顔を見ても誰も笑わない。

状況を説明してください。
13年05月23日 21:26
【ウミガメのスープ】 [3000才]



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時の流れはときとして残酷なもの。
高校の頃の同級生との15年ぶりの再会の場は、クラスのマドンナの花子の葬式だった。
昔はとにかく騒がしくてクラスの人気者だった太郎も、今日ばかりはすっかりおとなしくて無口になっている。
遺影には、昔と変わらぬ愛くるしさに加え、年の分だけ洗練された美しさを兼ね備えた花子の笑顔。
誰もがその早すぎる死の前に沈黙する中で、豪華な袈裟に身と包み、黙々と経を唱えるのは坊さんになった同級生の次郎。

いい葬式というものがあるのなら、誰もが悲しみ、涙をする今日のような葬式をいうのだろう。
誰かがいった。
「次は、いい理由で会いたいね。お前の結婚式とかさ」