「【ラテクエ49りさ】彼をアイスクリーム」「2ブックマーク」
彼を愛している彼女だから、
男の愛情が冷めたなら、どうなってしまうか、分からない。
疑念を氷解させるには、こう切り出すのが最も手取り早かった。
「お天気は、どうでしたか?」
どういうことだろう。
※Lennonさんのです。
男の愛情が冷めたなら、どうなってしまうか、分からない。
疑念を氷解させるには、こう切り出すのが最も手取り早かった。
「お天気は、どうでしたか?」
どういうことだろう。
※Lennonさんのです。
15年02月23日 15:37
【ウミガメのスープ】 [Ratter]
【ウミガメのスープ】 [Ratter]

※Lennonさんのです。
解説を見る
カメオを愛しているカメコ。
そんな彼女だから、もしカメオの愛情が冷めている ということを知ったら
どうなってしまうかわからない。
うん。ヤンデレさんが振られた時になにやるかって
リアル興味あるよね。
そんなことを考えた私はカメコにこう話しかけてみた。
「【お天気は、どうでしたか?】」
「え?」
「いやさっきさぁ、【先週末彼女と泊まりで旅行に行ってきてたのしかった】ってカメオからさんざん自慢されたんよ
で、実際のところ楽しかった?」
まあ、カメオから見せられた彼女とのツーショット写真のお相手はベリショ。
目の前にいるカメコちゃんは腰まで届くロングヘア。
うん。別人なのは知ってて言ってるんだけどねww
やや、真っ青になったカメコちゃんが給湯室に駆け込んで入ったや~~
お~~引き出しから包丁取り出したねぇ~~
あ~~~、カメオのいる経理課に走って行くねぇ~~
うーん 何が起こるか楽しみですねぇ ワクo( ̄▽ ̄o)(o ̄▽ ̄)oワク
そんな彼女だから、もしカメオの愛情が冷めている ということを知ったら
どうなってしまうかわからない。
うん。ヤンデレさんが振られた時になにやるかって
リアル興味あるよね。
そんなことを考えた私はカメコにこう話しかけてみた。
「【お天気は、どうでしたか?】」
「え?」
「いやさっきさぁ、【先週末彼女と泊まりで旅行に行ってきてたのしかった】ってカメオからさんざん自慢されたんよ
で、実際のところ楽しかった?」
まあ、カメオから見せられた彼女とのツーショット写真のお相手はベリショ。
目の前にいるカメコちゃんは腰まで届くロングヘア。
うん。別人なのは知ってて言ってるんだけどねww
やや、真っ青になったカメコちゃんが給湯室に駆け込んで入ったや~~
お~~引き出しから包丁取り出したねぇ~~
あ~~~、カメオのいる経理課に走って行くねぇ~~
うーん 何が起こるか楽しみですねぇ ワクo( ̄▽ ̄o)(o ̄▽ ̄)oワク
「うららかな春の日差し」「2ブックマーク」
(あーいい天気・・・)
彼は暖かい日差しが大好きだ。
太陽の温かさに、春という季節に感謝していた。
(昨日雨降ったけど今日はいい天気だな)
そんな事を考えながら、彼は自分がゆっくり死んでっていることに、満足していた。
なぜ?
彼は暖かい日差しが大好きだ。
太陽の温かさに、春という季節に感謝していた。
(昨日雨降ったけど今日はいい天気だな)
そんな事を考えながら、彼は自分がゆっくり死んでっていることに、満足していた。
なぜ?
15年04月23日 20:33
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
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僕はロボット。
冬の間に行われていた工事現場の、誘導用ロボット「腕振り君3号」だ。
何年もの間、色んな現場で動き続けてきて、そろそろさびて動かなくなってきている。
しかしそれはさびしいことではない。
それだけ、僕はたくさんの人を、事故の危険から救ってきたんだ。
もう、お役御免でもいいかな。
雨に、風に、砂に、、日差しに、落ち葉に、雪に、色んなものにさらされて、いくつの命が救えたんだろう。
僕はもう、そろそろ、動けなくなる。
ゆっくり、死んでいってるんだ。
役に立てたかな?
立てたよね?
今まで…あり…がt…
*TTRさんの「日だまりの匂い」のオマージュ問題でした。
冬の間に行われていた工事現場の、誘導用ロボット「腕振り君3号」だ。
何年もの間、色んな現場で動き続けてきて、そろそろさびて動かなくなってきている。
しかしそれはさびしいことではない。
それだけ、僕はたくさんの人を、事故の危険から救ってきたんだ。
もう、お役御免でもいいかな。
雨に、風に、砂に、、日差しに、落ち葉に、雪に、色んなものにさらされて、いくつの命が救えたんだろう。
僕はもう、そろそろ、動けなくなる。
ゆっくり、死んでいってるんだ。
役に立てたかな?
立てたよね?
今まで…あり…がt…
*TTRさんの「日だまりの匂い」のオマージュ問題でした。
「とある、恐妻家夫婦」「2ブックマーク」
(うん、いい天気だな)
今日はお仕事お休み。
男は家事を行っていた。
機械が止まったため、男は機械に向かった。
男は再度機械を動かした
男は同じ行動をもう一度行い、満足した。
男は帰ってきた妻に殴られた。
なぜ?
今日はお仕事お休み。
男は家事を行っていた。
機械が止まったため、男は機械に向かった。
男は再度機械を動かした
男は同じ行動をもう一度行い、満足した。
男は帰ってきた妻に殴られた。
なぜ?
15年04月25日 08:34
【ウミガメのスープ】 [TTR]
【ウミガメのスープ】 [TTR]

くろさんたさんを解説に出現させました。ごめんね☆
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男(くろさんた)は洗濯をしていた。
今は懐かしい二層式洗濯機だった。
一度目は洗剤を入れ、洗濯機を動かし、
二度目に水を入れながら洗濯機を動かしすすぎをし、
三度目は脱水槽に洗濯物をいれ、脱水を動かした。
くろさんたは満足して寝た。
「をい!洗濯物干せよ!!」
と、全力で殴られた。
今は懐かしい二層式洗濯機だった。
一度目は洗剤を入れ、洗濯機を動かし、
二度目に水を入れながら洗濯機を動かしすすぎをし、
三度目は脱水槽に洗濯物をいれ、脱水を動かした。
くろさんたは満足して寝た。
「をい!洗濯物干せよ!!」
と、全力で殴られた。
「どしゃぶりの晴天でした」「2ブックマーク」
「明日の天気は一日中大雨になります。」
アナウンサーがそう告げたのを聞いたカメコは大量のパンを焼いた。
なんで?
アナウンサーがそう告げたのを聞いたカメコは大量のパンを焼いた。
なんで?
15年06月03日 23:38
【ウミガメのスープ】 [Ratter]
【ウミガメのスープ】 [Ratter]
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丸の内から少し離れた所にある二十数階建てオフィスビル。
その地下にあるコンビニ。
ここはビル内のコンビニでは珍しく、自家製パンを販売している。
それなりの人数が働いているこのビルだが、社食は設置しておらず
また、周りにもさほど飲食店がないことから
お昼にはワゴンなどでやってくる弁当売りの前に行列ができるのだが・・
雨の日には外で行列に並ぶのを嫌ったサラリーマンやOLが大挙して地下のコンビニに訪れ
弁当やパンなどが飛ぶように売れていくのである。
そんなコンビニのパン担当として勤めているカメコは
当日朝の空模様や前日の天気予報からパンの製造量を増減させているのであった。
その地下にあるコンビニ。
ここはビル内のコンビニでは珍しく、自家製パンを販売している。
それなりの人数が働いているこのビルだが、社食は設置しておらず
また、周りにもさほど飲食店がないことから
お昼にはワゴンなどでやってくる弁当売りの前に行列ができるのだが・・
雨の日には外で行列に並ぶのを嫌ったサラリーマンやOLが大挙して地下のコンビニに訪れ
弁当やパンなどが飛ぶように売れていくのである。
そんなコンビニのパン担当として勤めているカメコは
当日朝の空模様や前日の天気予報からパンの製造量を増減させているのであった。
「優しい薬を売る人」「2ブックマーク」
「これは優しい薬です!」
自信をもって売り出した薬売りさんだったが、客にある指摘をされて落ち込んでしまった。
状況を補完してください。
(ノイタミナは全く関係ありません)
自信をもって売り出した薬売りさんだったが、客にある指摘をされて落ち込んでしまった。
状況を補完してください。
(ノイタミナは全く関係ありません)
15年06月22日 16:31
【ウミガメのスープ】 [芳香]
【ウミガメのスープ】 [芳香]

お粗末さまでした!
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薬売りは思案していた。一般的に売られる瓶詰めの薬は、一回の服用が「十五歳以上四錠」で「十一歳以上十五歳未満三錠」で「五歳以上十一歳未満二錠」。そして瓶に入っているのは八十四錠。
大人だけが飲んでいても、中人だけが服用しても、ちいちゃい子だけが服用してもきちんと綺麗に使い終える数だが、よく考えてみれば普通はひとつの家族で大人だって子供だって薬を飲むのだ。
そう考えて八十四という数字を見ると、これはいけない。たとえば親二人と十四の子がいる家だと一回に使われる薬は三人で十一錠、八十四錠では八回飲んで四つ足りぬ。
親と八つの子がいる家だと一度に十錠、こちらも八回飲めば六つ足りぬ。じじばばがいるかもしれぬ、子がこれくらいいるかもしれぬ。
そうやって算盤を弾き弾いて男がこれだと決めたのは、色んな家庭を想定してのいわゆる公倍数であったが、数学の話はここでは割愛する。
「これはどんな家でもきっちり余らず使いきれる、優しい薬です!」
これで皆が助かるだろう。俺はやったぞ。そう満足していた薬売りだったが、旧知の客から言われてしまった。
「兄さん、アンタ張り切っちゃいるがね、ひとつの家のうちでみんながいっぺんに風邪引くわけじゃないし、治りが違えば飲む回数もひとそれぞれなんだ。そんな計算は無意味じゃなかろか」
言われてみればそうであった。薬売りはひどく落ち込んだが、町の皆は彼のどこかズレた人の好さに、真実優しい薬売りをいっそう好きになった。
大人だけが飲んでいても、中人だけが服用しても、ちいちゃい子だけが服用してもきちんと綺麗に使い終える数だが、よく考えてみれば普通はひとつの家族で大人だって子供だって薬を飲むのだ。
そう考えて八十四という数字を見ると、これはいけない。たとえば親二人と十四の子がいる家だと一回に使われる薬は三人で十一錠、八十四錠では八回飲んで四つ足りぬ。
親と八つの子がいる家だと一度に十錠、こちらも八回飲めば六つ足りぬ。じじばばがいるかもしれぬ、子がこれくらいいるかもしれぬ。
そうやって算盤を弾き弾いて男がこれだと決めたのは、色んな家庭を想定してのいわゆる公倍数であったが、数学の話はここでは割愛する。
「これはどんな家でもきっちり余らず使いきれる、優しい薬です!」
これで皆が助かるだろう。俺はやったぞ。そう満足していた薬売りだったが、旧知の客から言われてしまった。
「兄さん、アンタ張り切っちゃいるがね、ひとつの家のうちでみんながいっぺんに風邪引くわけじゃないし、治りが違えば飲む回数もひとそれぞれなんだ。そんな計算は無意味じゃなかろか」
言われてみればそうであった。薬売りはひどく落ち込んだが、町の皆は彼のどこかズレた人の好さに、真実優しい薬売りをいっそう好きになった。