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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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しんしんと降り積もるクリスマスの夜

静まり返った都会の道路に白い足跡を残しながら
シドニーは愛する夫の指輪を探しに行った

そして折り重なる2つの指輪だけがそこに残された


状況を補完してください!
12年05月27日 22:44
【ウミガメのスープ】 [yan]



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その異変の意味に気づけた者は、どれだけいたのだろうか。

「ちょっと、このプレスハム、カビが生えてるわ!業者に文句言わなきゃ」
「あれ?このレモン、さっき切ったばかりなのに。断面にカビが生えてる」
「おいおい、キッチンがカビだらけじゃないか、どんだけ掃除してないんだ?」

…そのカビの発生源は、どこだったのか。
隕石に付着して飛来したという説、アラスカの地底湖から出てきたという説、
どこかの国の細菌兵器という説、世界各地で同時期に発生したという説…。
しかし、今はもう確かめようもない。

恐るべきは、そのスピードだった。
侵食する速さ、拡散の速度、そして熱や冷気・毒物・薬物に対する対応力。
人類が対応策を講じる間もなく、世界中がカビに包まれていった。

残されたわずかな人間は、核シェルターに避難した。
しかし、放射能をも防ぐ空気清浄機のフィルターも、カビの前には無力だ。
瞬く間に、シェルター内にもカビが蔓延していった。


シドニーは、放射能の防護スーツを着込むと、ハッチを開けて外に出た。
…どうせ死ぬなら、愛する夫と同じ場所で死にたい。家に、帰るんだ。

シェルターの外は、オーストラリアの首都、キャンベラの中心街。
折りしも日時はクリスマス。南半球のここでは、クリスマスは夏のはずだ。
だが空からは絶え間なく白い雪が降り、地面を真っ白に染め上げていた。
生まれて初めて経験する、ホワイトクリスマス…

無論、本当は雪ではない。カビの胞子が風に乗り、降り注いでいるのだ。
すでに原型を留めていないビル街の中、彼女は記憶を頼りに歩を進めた。

やがて自宅に帰り着くと、そこはもう完全に崩壊した廃墟となっていた。
彼女は、庭に面したリビングの一角(夫の指定席だった)辺りを掻き分ける。
そして彼女は、プラチナ製の小さな指輪を見つけ出した。

このカビは、有機物はもちろん、無機物も貪欲に侵食する。
だが、金やプラチナなどの一部の貴金属だけは流石に腐食されなかったのだ。

既に防護スーツ内もカビが充満している。スーツ自体もやがて朽ちるだろう。
彼女は、力なく横たわると、左手で夫の結婚指輪を握り締めた。

動かなくなった彼女の体に、カビは降り積もる。雪がすべてを覆い隠すごとく…

- やがてそこには、折り重なった二つの指輪だけが残された -
普通のラーメンください「2ブックマーク」
佐村河打が提供するラーメンは特別美味しいわけではない。
まあ、塩ラーメンの具材が他のラーメンと比べると多いくらいだ。
しかし、食した一部の人は微笑んだり落ち込んだりするらしい。

いったい何故だろうか?
15年06月30日 23:02
【ウミガメのスープ】 [junpocke]



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佐村河打の提供するラーメン鉢の底には、彼が書いたというメッセージが添えられている。
スープをすべて飲まないと見れないように設計されているのだ。
ただし、塩ラーメンだけは透明に近いスープなので、具材と麺を食べれば見えるのだが。

ポジティブなメッセージを見た人は微笑む。
ネガティブなメッセージを見た人は落ち込む。

すべての人がスープを飲み干すわけではないので、一部の人だけ見ることができるメッセージ。
いわば、おみくじ感覚で食する人もいるとのことらしいのだ。

後は、このメッセージを書いたのが本当に彼なのか、真意は不明である。
MOs「2ブックマーク」
時の流れはときとして残酷なもの。
昔はとにかく騒がして誰かを笑わせるようなことばかりしていたクラスの人気者の太郎は、ちっとも口もきこうとしない。
昔はおとなしくて礼儀正しくて女の子にもてた次郎は、今ではすっかりハゲあがった中年で、ひとり金ぴかの服を着て目立っている。
かつて、いつもその愛くるしい笑顔でみんなを魅了したマドンナの花子は、相変わらずきれいだったけど、今では彼女の笑顔を見ても誰も笑わない。

状況を説明してください。
13年05月23日 21:26
【ウミガメのスープ】 [3000才]



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時の流れはときとして残酷なもの。
高校の頃の同級生との15年ぶりの再会の場は、クラスのマドンナの花子の葬式だった。
昔はとにかく騒がしくてクラスの人気者だった太郎も、今日ばかりはすっかりおとなしくて無口になっている。
遺影には、昔と変わらぬ愛くるしさに加え、年の分だけ洗練された美しさを兼ね備えた花子の笑顔。
誰もがその早すぎる死の前に沈黙する中で、豪華な袈裟に身と包み、黙々と経を唱えるのは坊さんになった同級生の次郎。

いい葬式というものがあるのなら、誰もが悲しみ、涙をする今日のような葬式をいうのだろう。
誰かがいった。
「次は、いい理由で会いたいね。お前の結婚式とかさ」
天童の川(あまわらしのかわ)「2ブックマーク」

々、あるところに、天童の川と呼ばれる、大きく深い川に、激流下りをしにきた一組のカップルがいました。

オリオン姫とテク彦星です。

大変仲良しな2人でしたが、激流をみてオリオン姫はノリノリでボートに乗りましたが、テク彦星はオリオン姫を置いて帰ってしまいました。

一体何故でしょう?

*オリオンさんからお預かりしたお題「オリオン姫(織姫でも可)」「テク彦星(彦星でも可)」「天童の川(天の川でも可)」より
15年06月27日 15:14
【ウミガメのスープ】 [ツォン]

挿絵が付きましたw




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んという事でしょう、オリオン姫とテク彦星はが浮気旅行をしていたのです!

その事を察した正妻のさしゃ姫が先回りし、船頭に化けていたのでした。

「わーい!(O□O)激流下りー!(ボートにさっさと乗り込む)」
「待ちなさいオリオン姫、僕も今乗るから」

そっと近付いてきた船頭・さしゃ姫。
彼の耳元で囁く。
「お待ちしていましたわ、あ・な・た♪(´・◡・`)」
「…さ、さしゃ姫!!!!」
「このまま三人で激流を下って、天童様の口(大きな滝)に飲まれましょうか?(´・◡・`)」
「う、うわああああああああアアアっ!!!!」

恐怖におののいたテク彦星、全身全霊で逃げました。

「(O□O)あ、テク彦星さん、行っちゃった。予定通りですねー、さしゃ姫様」
「オリちゃんありがとうね、あの人ああでもしないと懲りないから(´・◡・`)」
「(O□O)いえいえ、おなかいっぱいご馳走してもらえるならこれくらい安いもんです」
「さあ、(´ω`)屋さんの焼鮎ご飯をいただきにいきましょう(´・◡・`)」
「ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"(๑OㅂO๑)ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"」
「(;´・◡・`)これからお店に行くのに、まだ何も食べ物ないよ?エアーもぐもぐ?」
「Σ(O□O)おおう」
What:危険を察知した理由「2ブックマーク」
とある男が山でドライブしている。
途中、同じ感じの二つの道に別れている所があったが、
実は片方の道では頻繁に人身事故が起きているのだ。

当然この男はそんなことを知らずに山へやってきた訳だが、
#b#あること#/b#に気づきこの道が危険であることを悟った彼は、見事もう一方の安全な道を選び進むことができた。

彼は一体何に気づいたのか?
15年06月28日 11:44
【ウミガメのスープ】 [ドタオング]



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霊能者である男には幽霊が見える。

成仏できない彼ら幽霊は死んだ場所に留まり続けている。
なので極端に幽霊が集う所では頻繁に事故が起きてると判断できるのだ。
彼は危険な道の方に幽霊がたくさんいることに気づいたのである。