「「私の村は嘘つき村です」」「2ブックマーク」
嘘つき村の住民は嘘しかつかないのに、なぜ村長は村の名前を「嘘つき村」にできたのだろうか?
17年01月23日 16:57
【ウミガメのスープ】 [ShiMa]
【ウミガメのスープ】 [ShiMa]
初出題です。よろしくお願いいたします
解説を見る
この問題の核は、
「嘘つきが『私は嘘つきだ』と言わないのと同様に、自分の村に対しても『私たちの村は(嘘つきの村だから)嘘つき村だ』と言わないだろう(これを『嘘つきのプライド』と呼ぶことにしよう)」
ということだ。では、どのようにして名付けることができたのか。
その村が発足して間もないころ、この村に名前を付けようという話になった。
嘘つき村、というネーミングは嘘つき村の村長が思いついた。思いつくことは難くない。単純に嘘つきの村だからだ。
嘘つき村は閉鎖的な村だったため、#b#相手の話したことも全て嘘と捉える#/b#。
例えば新生児に名前を与えるとき。「この子の名前は太郎ではない」と言えば、この子は太郎なんだなと伝わる。
本題に戻ると、村長は#red#「この村の名前は嘘つき村でないものにしよう」#/red#と言ったのだ。この言葉は嘘をつきつつ、村の名前を嘘つき村としようと皆に提案することができ、嘘つきのプライドも守られている言葉である。
あとはその名が浸透するのを待つだけだ。
住民は「あなたは嘘つきですか?」の質問に「いいえ」と答えるように、「自分が嘘つきであること」を認識している。
そんな嘘つき村の住民にとって、「私たちの村は嘘つき村だ」という事実は「自分が嘘つきである」と言われるのと同じように違和感なく認識するだろう。
しかしそれを認識していたとしても、「私たちの村は嘘つき村だ」とは口が裂けても言わない。
「嘘つきが『私は嘘つきだ』と言わないのと同様に、自分の村に対しても『私たちの村は(嘘つきの村だから)嘘つき村だ』と言わないだろう(これを『嘘つきのプライド』と呼ぶことにしよう)」
ということだ。では、どのようにして名付けることができたのか。
その村が発足して間もないころ、この村に名前を付けようという話になった。
嘘つき村、というネーミングは嘘つき村の村長が思いついた。思いつくことは難くない。単純に嘘つきの村だからだ。
嘘つき村は閉鎖的な村だったため、#b#相手の話したことも全て嘘と捉える#/b#。
例えば新生児に名前を与えるとき。「この子の名前は太郎ではない」と言えば、この子は太郎なんだなと伝わる。
本題に戻ると、村長は#red#「この村の名前は嘘つき村でないものにしよう」#/red#と言ったのだ。この言葉は嘘をつきつつ、村の名前を嘘つき村としようと皆に提案することができ、嘘つきのプライドも守られている言葉である。
あとはその名が浸透するのを待つだけだ。
住民は「あなたは嘘つきですか?」の質問に「いいえ」と答えるように、「自分が嘘つきであること」を認識している。
そんな嘘つき村の住民にとって、「私たちの村は嘘つき村だ」という事実は「自分が嘘つきである」と言われるのと同じように違和感なく認識するだろう。
しかしそれを認識していたとしても、「私たちの村は嘘つき村だ」とは口が裂けても言わない。
「自由落下死」「2ブックマーク」
カメコは自分の産んだ可愛い我が子を何度も何度も階段から突き落としている。
一体なぜ?
一体なぜ?
17年01月10日 20:26
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
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公園デビューしたばかりで滑り台が大好きなのですが
初めての高さに足がすくんで降りようとしないので階段側から背中を押してあげるのです
初めての高さに足がすくんで降りようとしないので階段側から背中を押してあげるのです
「(゚д゚=)にゃー(ガリガリ)ニャー(ガショガショ)」「2ブックマーク」
箱
を引っ掻く猫を見て、私は泣いた。
一体何故?
を引っ掻く猫を見て、私は泣いた。
一体何故?
15年07月10日 19:04
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
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マ
コは父が大切にしていた猫だ。
その父が、今朝方亡くなった。
死期が近かった父は、早々に弁護士などを通して準備をしており、死んだ後の段取りをしていた。
昼過ぎには#red#棺桶#/red#に納められていた。
ふと気付くと、マコが棺桶の上に乗っかっていた。
(゚д゚=)にゃー(ガリガリ)ニャー(ガショガショ)
ああ、気付いてるんだろうな、もう、会えない事。
近付いて、故人の顔を見るための小窓を覗き込んだ。
「…お父さん」
ふと涙が溢れてきた。
喪失感、空虚感、不安感。
いっぺんにあふれ出てきてしまった。
そっとマコを抱え、泣いた。
「会えなくなっちゃったんだ…」
(゚д゚=)にゃーにゃー(煮干しくれる人!起きるのです!お腹空いたのです!)
Σ(゚д゚=)にゃー…にゃ!?(おおう!?抱っこされたのです!何なのです離すので…おおう?この女、何か良いにおいがするのです。)
(-д-=)Zzzゴロゴロ(むーう、煮干しくれる人と同じような、落ち着くにおいがするのです…)
コは父が大切にしていた猫だ。
その父が、今朝方亡くなった。
死期が近かった父は、早々に弁護士などを通して準備をしており、死んだ後の段取りをしていた。
昼過ぎには#red#棺桶#/red#に納められていた。
ふと気付くと、マコが棺桶の上に乗っかっていた。
(゚д゚=)にゃー(ガリガリ)ニャー(ガショガショ)
ああ、気付いてるんだろうな、もう、会えない事。
近付いて、故人の顔を見るための小窓を覗き込んだ。
「…お父さん」
ふと涙が溢れてきた。
喪失感、空虚感、不安感。
いっぺんにあふれ出てきてしまった。
そっとマコを抱え、泣いた。
「会えなくなっちゃったんだ…」
(゚д゚=)にゃーにゃー(煮干しくれる人!起きるのです!お腹空いたのです!)
Σ(゚д゚=)にゃー…にゃ!?(おおう!?抱っこされたのです!何なのです離すので…おおう?この女、何か良いにおいがするのです。)
(-д-=)Zzzゴロゴロ(むーう、煮干しくれる人と同じような、落ち着くにおいがするのです…)
「響き渡るミラジョボビッチ」「2ブックマーク」
映
画を見にきた男女。今日は女が見たかったゾンビ映画を見るようだ。女が飲み物とホットドッグを持ってきて、男に飲み物を渡し隣に座る。
映画が始まり、辺りが暗くなる。
「ヘールプ!!」
大きな声が響き渡る。
女の方が驚いて出て行くと、男は真っ暗な中、呆然としながら泣き出した。
一体なぜ?
画を見にきた男女。今日は女が見たかったゾンビ映画を見るようだ。女が飲み物とホットドッグを持ってきて、男に飲み物を渡し隣に座る。
映画が始まり、辺りが暗くなる。
「ヘールプ!!」
大きな声が響き渡る。
女の方が驚いて出て行くと、男は真っ暗な中、呆然としながら泣き出した。
一体なぜ?
14年02月07日 20:08
【ウミガメのスープ】 [Taka]
【ウミガメのスープ】 [Taka]
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こ
こカフェ【ラテシーナ】には可愛いハーフの女の子が働いていると評判。その子はオーナーの娘で7歳という看板娘である。
そんな【ラテシーナ】に、いつもパソコンで映画を見ている男性客がいた。看板娘は毎日、男性にコーヒーを持って行き、自分のオレンジジュースとホットドッグを持参し隣に座る。そしてニヤニヤしながら映画を見るのだ。
今日は看板娘がリクエストしたゾンビ映画。男性も看板娘に振り回されている。
映画が始まった途端、【ラテシーナ】が停電になった。
驚いた看板娘は「ヘールプ!!」と叫び、暴れながら母親の元へと向かう。
ガタガタッ
その拍子に看板娘の飲んでいたオレンジジュースが男性のパソコンに降り注ぐ。真っ暗な画面を見つめ、男性は子どもに怒ることも出来ず、呆然としたまま、自然に涙をこぼした。
こカフェ【ラテシーナ】には可愛いハーフの女の子が働いていると評判。その子はオーナーの娘で7歳という看板娘である。
そんな【ラテシーナ】に、いつもパソコンで映画を見ている男性客がいた。看板娘は毎日、男性にコーヒーを持って行き、自分のオレンジジュースとホットドッグを持参し隣に座る。そしてニヤニヤしながら映画を見るのだ。
今日は看板娘がリクエストしたゾンビ映画。男性も看板娘に振り回されている。
映画が始まった途端、【ラテシーナ】が停電になった。
驚いた看板娘は「ヘールプ!!」と叫び、暴れながら母親の元へと向かう。
ガタガタッ
その拍子に看板娘の飲んでいたオレンジジュースが男性のパソコンに降り注ぐ。真っ暗な画面を見つめ、男性は子どもに怒ることも出来ず、呆然としたまま、自然に涙をこぼした。
「「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」」「2ブックマーク」
私は知らない土地で
「ここは とあるレストラン #red#ナポリタン#/red#が人気です」
と書かれたレストランを見つけた。
ところが出てきた料理は変な味がした。
文句を言って作り直してもらうと、こんどは大丈夫だった。
私は店を出る。
そこで私は#b#気づいてしまった・・・#/b#
「ここは とあるレストラン #red#ナポリタン#/red#が人気です」
と書かれたレストランを見つけた。
ところが出てきた料理は変な味がした。
文句を言って作り直してもらうと、こんどは大丈夫だった。
私は店を出る。
そこで私は#b#気づいてしまった・・・#/b#
17年01月01日 23:16
【ウミガメのスープ】 [マッドマン]
【ウミガメのスープ】 [マッドマン]
誰もが知っている問題に全く異なる解答を与えられないか?という実験作でした。
解説を見る
解説
#b#私#/b#は数年前、海の見えるレストランでウミガメのスープを食べたことがあり、
その味を忘れられなかった「私」は偶然入った店のメニューにウミガメのスープがあるのを見ると
その店の看板メニューであったナポリタンを諦め、ウミガメのスープを注文することにした。
スープを一口すする。
・・・なんか変だ。しょっぱい。変にしょっぱい。頭が痛い。
私が苦情を言うと店長は「作り直します。お代も結構です」と言ってきたが、
あんなものをもう一度食べる気になれなかった私は
「今度はナポリタンを作るように」と彼に言った。
ナポリタンを食べる。今度は大丈夫なようだ。
いや大丈夫と言うより、ハッキリ言ってこれはかなり美味いのでは?
私は変な味のするウミガメのスープのことなどスッカリ忘れ、大満足で店を出た。
そこで私は店舗の裏手から漂ってくる微かな「匂い」に気づいた。
ある種の直感に導かれてその「匂い」を辿った私は「匂いの元」を発見したことで気付いてしまった。
なぜあれほどのナポリタンを出す店が、あれほどに不味いウミガメのスープを出したのか。
その真実に。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
#b#彼#/b#は一か月前の深夜二時、絶望の底にあった。
死にたい。それ以外のことは考えられず、後がどうなろうと知ったことではなかった。
電車は走ってない。大型トラックは大きな道路しか通ってない。だからあの高いビルから落ちよう。
彼はそのシンプルな計画を実行に移し、自ら命を絶った。
彼の落下地点には「屋外受水槽」があった。
彼の死体は死後一か月して発見された時、受水槽の天井部分を突き破り、槽の中に浮いていた。
受水槽の水は「とあるレストラン」でも水道水として使われていた。
保健所は「水質に異常はなく健康に問題ない」としているが、
客からは「肺炎にならないか」などの問い合わせが殺到しているという。
#b#私#/b#は数年前、海の見えるレストランでウミガメのスープを食べたことがあり、
その味を忘れられなかった「私」は偶然入った店のメニューにウミガメのスープがあるのを見ると
その店の看板メニューであったナポリタンを諦め、ウミガメのスープを注文することにした。
スープを一口すする。
・・・なんか変だ。しょっぱい。変にしょっぱい。頭が痛い。
私が苦情を言うと店長は「作り直します。お代も結構です」と言ってきたが、
あんなものをもう一度食べる気になれなかった私は
「今度はナポリタンを作るように」と彼に言った。
ナポリタンを食べる。今度は大丈夫なようだ。
いや大丈夫と言うより、ハッキリ言ってこれはかなり美味いのでは?
私は変な味のするウミガメのスープのことなどスッカリ忘れ、大満足で店を出た。
そこで私は店舗の裏手から漂ってくる微かな「匂い」に気づいた。
ある種の直感に導かれてその「匂い」を辿った私は「匂いの元」を発見したことで気付いてしまった。
なぜあれほどのナポリタンを出す店が、あれほどに不味いウミガメのスープを出したのか。
その真実に。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
#b#彼#/b#は一か月前の深夜二時、絶望の底にあった。
死にたい。それ以外のことは考えられず、後がどうなろうと知ったことではなかった。
電車は走ってない。大型トラックは大きな道路しか通ってない。だからあの高いビルから落ちよう。
彼はそのシンプルな計画を実行に移し、自ら命を絶った。
彼の落下地点には「屋外受水槽」があった。
彼の死体は死後一か月して発見された時、受水槽の天井部分を突き破り、槽の中に浮いていた。
受水槽の水は「とあるレストラン」でも水道水として使われていた。
保健所は「水質に異常はなく健康に問題ない」としているが、
客からは「肺炎にならないか」などの問い合わせが殺到しているという。