「3分待ってて!」「2ブックマーク」
崖に追い詰められたカメオ。
その時、カメコの目においしそうなカップラーメンが映ったため彼女は駆け出した。
彼女の向かう先は?
その時、カメコの目においしそうなカップラーメンが映ったため彼女は駆け出した。
彼女の向かう先は?
17年03月10日 22:45
【20の扉】 [滝杉こげお]
【20の扉】 [滝杉こげお]
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ドラマのクライマックス。
犯人役のカメオは刑事役の者たちに崖に追い詰められていた。
視聴者であるカメコもトイレを我慢しながら、かたずをのんで見守る。
「犯人はある重大なミスを犯しました」
「前置きはいい、犯人は誰だっていうんだよ!!」
『おいしい おいしいウミガメ製麺のカップラーメン‼ おいしいよ‼』
いいところで入るCM。
カメコ:今のうち‼
結末が気になるカメコはCMが明けないうちに慌てて#red#トイレ#/red#に駆け込んだのだ。
犯人役のカメオは刑事役の者たちに崖に追い詰められていた。
視聴者であるカメコもトイレを我慢しながら、かたずをのんで見守る。
「犯人はある重大なミスを犯しました」
「前置きはいい、犯人は誰だっていうんだよ!!」
『おいしい おいしいウミガメ製麺のカップラーメン‼ おいしいよ‼』
いいところで入るCM。
カメコ:今のうち‼
結末が気になるカメコはCMが明けないうちに慌てて#red#トイレ#/red#に駆け込んだのだ。
「きのこのこのこ」「2ブックマーク」
ラテ村の名産品マイタケシメジは一年中何時でも変わらぬ状態で生えているにも関わらず、ラテ村の人々は冬にしか採集しないのだという。何故?
17年02月22日 15:42
【ウミガメのスープ】 [うい]
【ウミガメのスープ】 [うい]
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ラテ村近辺の固有種マイタケシメジは何時でも生えるが、冬以外の季節には、マイタケシメジによく似た毒キノコまでもがそこかしこに生えていている。困った事に、この2つあまりにもそっくりで素人が見分けるのは困難だし時間もかかってしまう。そこでラテ村の人々は、毒キノコ含む他のキノコが殆ど出てこない冬にマイタケシメジを採取するのだ。ラテ村冬の味覚、マイタケシメジのきのこ鍋。
「それは僕のイチゴさ。」「2ブックマーク」
今日は彼女との初デートの日。
僕らは午前9時半に現地で待ち合わせイチゴ狩りに行くことにした。
当日。現在9時20分。待ち合わせ時間は迫ってきている。
「今どこ?」
僕が聞くと、「#b#ラテラルビル#/b#」の脇の道路だと教えてくれた。
幸い#b#ラテラルビル#/b#はこの辺りでは一番高い建物であり、
僕の位置からも歩いて5分ほどの距離にビルの頂上が見えていた。
僕は彼女を思い苦笑いすると、会えるのは少し遅れるかもしれないと思った。
なぜ?
僕らは午前9時半に現地で待ち合わせイチゴ狩りに行くことにした。
当日。現在9時20分。待ち合わせ時間は迫ってきている。
「今どこ?」
僕が聞くと、「#b#ラテラルビル#/b#」の脇の道路だと教えてくれた。
幸い#b#ラテラルビル#/b#はこの辺りでは一番高い建物であり、
僕の位置からも歩いて5分ほどの距離にビルの頂上が見えていた。
僕は彼女を思い苦笑いすると、会えるのは少し遅れるかもしれないと思った。
なぜ?
17年05月25日 21:03
【ウミガメのスープ】 [滝杉こげお]
【ウミガメのスープ】 [滝杉こげお]
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解説
「あ~、もう。なんでこの辺りはこんなに入り組んでるかな~」
今日は彼女との初デート。絶対に遅れないように30分も早く家を出た、そのはずなのに。
「完全に迷った!」
スマホで時間を確認すると待ち合わせ時間は迫ってきている。
「#b#今どこ#/b#?」
#red#現在地を音声検索した#/red#。
表示された位置を見ると#b#ラテラルビル#/b#と表示されている。
僕は徒歩5分以上は離れているであろう現実の#b#ラテラルビル#/b#を見つけた。
地図との #red#位置誤差#/red#を確認し、地図アプリがあてにならないことを悟った僕は、彼女との待ち合わせに遅れるかもしれないと思ったのだ。
「あ~、もう。なんでこの辺りはこんなに入り組んでるかな~」
今日は彼女との初デート。絶対に遅れないように30分も早く家を出た、そのはずなのに。
「完全に迷った!」
スマホで時間を確認すると待ち合わせ時間は迫ってきている。
「#b#今どこ#/b#?」
#red#現在地を音声検索した#/red#。
表示された位置を見ると#b#ラテラルビル#/b#と表示されている。
僕は徒歩5分以上は離れているであろう現実の#b#ラテラルビル#/b#を見つけた。
地図との #red#位置誤差#/red#を確認し、地図アプリがあてにならないことを悟った僕は、彼女との待ち合わせに遅れるかもしれないと思ったのだ。
「夜の帳、奈落の太陽」「2ブックマーク」
ある頃を境に、世界に太陽が登らなくなった。
空は常に暗く、明かりが無ければ世界は常に暗闇だった。
幾多の者が、長年祈りを捧げたり、雨乞いならぬ晴れ乞いの儀式を繰り返したりして、再び太陽が登る事を望んだ。
やがて努力の甲斐あってかついに太陽が地上を照らすと、彼らはこれまで信じてきた言い伝えが間違っていたと知り絶望した。
一体なぜ?
空は常に暗く、明かりが無ければ世界は常に暗闇だった。
幾多の者が、長年祈りを捧げたり、雨乞いならぬ晴れ乞いの儀式を繰り返したりして、再び太陽が登る事を望んだ。
やがて努力の甲斐あってかついに太陽が地上を照らすと、彼らはこれまで信じてきた言い伝えが間違っていたと知り絶望した。
一体なぜ?
17年05月14日 17:05
【ウミガメのスープ】 [檻人(オリジン)]
【ウミガメのスープ】 [檻人(オリジン)]
直せないこってりさ
解説を見る
#red#※解説が非常に長いです。簡潔なまとめは最下部にあります。先にそちらから読むのもおすすめ出来ます。#/red#
ここはヴァンパイア達が暮らす世界。
と言うのも太陽が昇らなくなったために、これまで晴れの日は家から出ずひっそり暮らしていた#red#ヴァンパイア達が常に外で暮らせるようになった#/red#のだ。
そもそもヴァンパイアは不死。怪我をしてもすぐに治り、食べ物を口にしなくとも死ぬ事は無い。
ならば何故、人間が血を吸われるのか。何故彼らは凶暴なのか。
それは、#red#人間の甘美な血の味には、彼らにとって麻薬のような中毒性があった#/red#からだ。
不死のためヴァンパイアは急激に数を増やした。
殺さない程度に血を吸えば良いのだが、麻薬のような快楽には到底耐えきれず、どのヴァンパイアも吸えなくなるまで血を吸ってしまっていた。
「人間なんていくらでもいる」、そんな考えが甘かった。
ヴァンパイアは不死のため、数が減らない。
人間は不死ではない。ヴァンパイアに対抗しようとしたが、不死の体にいくら攻撃しようとも、髪の毛1本残っていれば蘇生してしまう。数を増やしていくヴァンパイアに血を吸われ、どんどん数を減らしていった。
人間が減れば、血を吸えるチャンスも減る。
その血を求める者は多くなり、1人の人間が何人ものヴァンパイアに群がられて殺されるまでになり、また数を減らす悪循環。
やがて、太陽が昇らなくなって100年の月日が経つ頃には、#red#人間は1人残らず絶滅してしまった#/red#。
人間が絶滅すると、こう考える者が非常に多くなってきた。
「#red#あの血の味がもう味わえないのなら、この世で永遠に生きる意味は無い#/red#」
だが、不死の体を持つヴァンパイア。十字架やニンニクは苦手とはいえ、体調を崩す程度で死ぬほどではない。
不死の自分達が死ぬ方法。
ヴァンパイア達は、ある話を思い出した。
「銀の弾丸で撃たれる、もしくは#red#長い時間日光を浴びる#/red#。ヴァンパイアが死ぬ時は、この2つのどちらかしか無い」
という伝承を。
しかしこれだけの数、自殺志願者のヴァンパイアがいると、銀の弾丸があっても数が到底足りない。
そもそも銀の弾丸は人間にしか作れない上に、その人間は自分達が絶滅させてしまった。
つまり死にたいと望む者が多い今、#red#なんとかして太陽を昇らせ、日光で集団自殺するしか無かった#/red#のだ。
彼らは強い禁断症状に耐えながら、ただ死ねると信じて太陽を待ち続けた。
やがて時が経ち、彼らの努力は実り、太陽が空に輝いた。
彼らは喜んだ。やっと楽になれると。
だが少しして、異変に気付く。
#red#どれだけ日光を浴びても、死ぬ気配が無い。#/red#
そう。
そもそも、#red#「ヴァンパイアは日光を浴び続けると死ぬ」という伝承は間違っていた#/red#のだ。
それに気付いた彼らは、#red#もう自分達は死ぬ事が出来ない#/red#と悟り絶望した。
1年後、その世界に居たのは。
人間の血の味が忘れられない、数え切れない程のヴァンパイア。
彼らは発狂しながら走り回ったり、地面にへたり込みおかしな笑い声をあげていたり、ありもしない幻覚に泣き喚いていたり、無気力にふらふら彷徨っていたり。
そんな地獄絵図の中。
太陽は、空でひときわ輝いていた。
もしここに人間を放り込んだなら、彼らはどんな反応をするのだろうか。
人間は、もういない。
【簡潔なまとめ】
この世界では太陽が昇らなくなった。
そのため『怪我をしてもすぐ治る不死の体を持つが、日光には弱い』とされたヴァンパイアが急激に数を増やし、人間は血を吸い尽くされ絶滅した。
人間を絶滅させてしまったので、中毒性があるほど美味な人間の血が吸えなくなった。
それにより#red#「永遠の命」の価値を見失った彼らは、太陽を昇らせ集団自殺しようと考えた#/red#。
しかし太陽が昇った後、彼らは日光を浴び続けたにも関わらず死ぬ事が出来なかった。
そのため#red#「日光を浴び続ければヴァンパイアは死ぬ」という伝承は間違いだったと知り、自分達はもう永遠に死ぬ事が出来ないと知り絶望した#/red#。
【FA条件】
・「彼ら」はヴァンパイアである。
・そもそもこの世界に人間はいない。
・彼らは日光を浴び続けても死ななかったため、これまで信じてきた『ヴァンパイアは日光を浴び続ければ死ぬ』という伝承が間違いだと知った。
・そのため、自分達は永遠に死ねないと知り絶望した。
ここはヴァンパイア達が暮らす世界。
と言うのも太陽が昇らなくなったために、これまで晴れの日は家から出ずひっそり暮らしていた#red#ヴァンパイア達が常に外で暮らせるようになった#/red#のだ。
そもそもヴァンパイアは不死。怪我をしてもすぐに治り、食べ物を口にしなくとも死ぬ事は無い。
ならば何故、人間が血を吸われるのか。何故彼らは凶暴なのか。
それは、#red#人間の甘美な血の味には、彼らにとって麻薬のような中毒性があった#/red#からだ。
不死のためヴァンパイアは急激に数を増やした。
殺さない程度に血を吸えば良いのだが、麻薬のような快楽には到底耐えきれず、どのヴァンパイアも吸えなくなるまで血を吸ってしまっていた。
「人間なんていくらでもいる」、そんな考えが甘かった。
ヴァンパイアは不死のため、数が減らない。
人間は不死ではない。ヴァンパイアに対抗しようとしたが、不死の体にいくら攻撃しようとも、髪の毛1本残っていれば蘇生してしまう。数を増やしていくヴァンパイアに血を吸われ、どんどん数を減らしていった。
人間が減れば、血を吸えるチャンスも減る。
その血を求める者は多くなり、1人の人間が何人ものヴァンパイアに群がられて殺されるまでになり、また数を減らす悪循環。
やがて、太陽が昇らなくなって100年の月日が経つ頃には、#red#人間は1人残らず絶滅してしまった#/red#。
人間が絶滅すると、こう考える者が非常に多くなってきた。
「#red#あの血の味がもう味わえないのなら、この世で永遠に生きる意味は無い#/red#」
だが、不死の体を持つヴァンパイア。十字架やニンニクは苦手とはいえ、体調を崩す程度で死ぬほどではない。
不死の自分達が死ぬ方法。
ヴァンパイア達は、ある話を思い出した。
「銀の弾丸で撃たれる、もしくは#red#長い時間日光を浴びる#/red#。ヴァンパイアが死ぬ時は、この2つのどちらかしか無い」
という伝承を。
しかしこれだけの数、自殺志願者のヴァンパイアがいると、銀の弾丸があっても数が到底足りない。
そもそも銀の弾丸は人間にしか作れない上に、その人間は自分達が絶滅させてしまった。
つまり死にたいと望む者が多い今、#red#なんとかして太陽を昇らせ、日光で集団自殺するしか無かった#/red#のだ。
彼らは強い禁断症状に耐えながら、ただ死ねると信じて太陽を待ち続けた。
やがて時が経ち、彼らの努力は実り、太陽が空に輝いた。
彼らは喜んだ。やっと楽になれると。
だが少しして、異変に気付く。
#red#どれだけ日光を浴びても、死ぬ気配が無い。#/red#
そう。
そもそも、#red#「ヴァンパイアは日光を浴び続けると死ぬ」という伝承は間違っていた#/red#のだ。
それに気付いた彼らは、#red#もう自分達は死ぬ事が出来ない#/red#と悟り絶望した。
1年後、その世界に居たのは。
人間の血の味が忘れられない、数え切れない程のヴァンパイア。
彼らは発狂しながら走り回ったり、地面にへたり込みおかしな笑い声をあげていたり、ありもしない幻覚に泣き喚いていたり、無気力にふらふら彷徨っていたり。
そんな地獄絵図の中。
太陽は、空でひときわ輝いていた。
もしここに人間を放り込んだなら、彼らはどんな反応をするのだろうか。
人間は、もういない。
【簡潔なまとめ】
この世界では太陽が昇らなくなった。
そのため『怪我をしてもすぐ治る不死の体を持つが、日光には弱い』とされたヴァンパイアが急激に数を増やし、人間は血を吸い尽くされ絶滅した。
人間を絶滅させてしまったので、中毒性があるほど美味な人間の血が吸えなくなった。
それにより#red#「永遠の命」の価値を見失った彼らは、太陽を昇らせ集団自殺しようと考えた#/red#。
しかし太陽が昇った後、彼らは日光を浴び続けたにも関わらず死ぬ事が出来なかった。
そのため#red#「日光を浴び続ければヴァンパイアは死ぬ」という伝承は間違いだったと知り、自分達はもう永遠に死ぬ事が出来ないと知り絶望した#/red#。
【FA条件】
・「彼ら」はヴァンパイアである。
・そもそもこの世界に人間はいない。
・彼らは日光を浴び続けても死ななかったため、これまで信じてきた『ヴァンパイアは日光を浴び続ければ死ぬ』という伝承が間違いだと知った。
・そのため、自分達は永遠に死ねないと知り絶望した。
「ヴィーナスの微笑み」「2ブックマーク」
稀代の天才画家ラテラルの隠された作品が見つかった。
ラテラルが晩年暮らしていた住居に隠されていたそれらは、
なぜか現在見つかっているラテラルの傑作【女神】の数点と
寸分狂わず同じ構図をしていた。
その顔以外は。
見つかった作品はなぜか女神の顔をしておらず、
お世辞にも美しいとは言えない平凡な顔をしていた。
彼の妻マーレは数々の作品から大層な美人とされているので、
彼女とは考えにくい。
ラテラルはなぜこのような絵を描き、隠していたのかーー?
その真意をご説明ください。
ラテラルが晩年暮らしていた住居に隠されていたそれらは、
なぜか現在見つかっているラテラルの傑作【女神】の数点と
寸分狂わず同じ構図をしていた。
その顔以外は。
見つかった作品はなぜか女神の顔をしておらず、
お世辞にも美しいとは言えない平凡な顔をしていた。
彼の妻マーレは数々の作品から大層な美人とされているので、
彼女とは考えにくい。
ラテラルはなぜこのような絵を描き、隠していたのかーー?
その真意をご説明ください。
17年05月12日 20:06
【ウミガメのスープ】 [うえすぎ]
【ウミガメのスープ】 [うえすぎ]
女神の微笑みに勝るものなし
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ラテラルは妻マーレを大層愛していた。
ラテラルはマーレをモデルに絵を描く事が多かったが、
決してその顔を作品に描くことはなかった。
マーレは自分のものだ、
この女神は自分だけのものだ、
という思いによるものである。
絵の依頼人たちが美しい人物画を求めていたこともあり、
ラテラルはこれ幸いと顔だけ描き換えて渡していた。
首から下はマーレのものにしたのは反面自慢したい心もあったからだ。
マーレの自画像とされる絵もまた別の顔にすることで、
かの画家の女神はどんなものかと興味を示す輩からマーレを隠す意図があった。
マーレの全てを描いた絵は自分のもとに。
ラテラルは人々を魅了する女神の存在を隠し続けていたのである。
彼にとっての傑作はこの隠され続けた作品たちの方なのであった。
[要約解説]
ラテラルはマーレを愛しすぎて、マーレの真実の顔で描いた
【女神】の作品は自分のもとに置いておきたかったから。
【この事実を知るのは、ラテシンユーザーのみである】
ラテラルはマーレをモデルに絵を描く事が多かったが、
決してその顔を作品に描くことはなかった。
マーレは自分のものだ、
この女神は自分だけのものだ、
という思いによるものである。
絵の依頼人たちが美しい人物画を求めていたこともあり、
ラテラルはこれ幸いと顔だけ描き換えて渡していた。
首から下はマーレのものにしたのは反面自慢したい心もあったからだ。
マーレの自画像とされる絵もまた別の顔にすることで、
かの画家の女神はどんなものかと興味を示す輩からマーレを隠す意図があった。
マーレの全てを描いた絵は自分のもとに。
ラテラルは人々を魅了する女神の存在を隠し続けていたのである。
彼にとっての傑作はこの隠され続けた作品たちの方なのであった。
[要約解説]
ラテラルはマーレを愛しすぎて、マーレの真実の顔で描いた
【女神】の作品は自分のもとに置いておきたかったから。
【この事実を知るのは、ラテシンユーザーのみである】