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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

一足の靴で終わる恋「2ブックマーク」
恋人同士のカメオとカメコは、2人でショッピングモールへデートをしに来ていた。

靴屋のテナントにカメオが行きたがったので付き合うと、カメオはカメコにと、店員を引き連れて一足のスニーカーを持って来た。

試し履きしてみるとサイズも丁度よく、今日の服装にも合うカラーリングとデザインで店員からも良くお似合いですよ、とお褒めの言葉をいただいた。

「すごくよく似合ってるよ、カメコ。・・・うん、ぴったりだ」

ご満悦といった態度で喜ぶカメオは、そのままカメコへのプレゼントにすることを決めてさっさとお会計へ行ってしまった。

#b#その背中を見て、カメコは今日を限りにカメオとは別れようと決めた。カメオが何と言って縋ろうと、絶対に無理だと思った。#/b#

なぜカメオが一足のスニーカーを買うことで、カメコは別れを心に決めたのだろうか?
16年03月31日 22:50
【ウミガメのスープ】 [フィニティ]

その魂胆は見えている。 31杯目




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【要約解説】カメオとカメコの背丈はほぼ同じ。ヒール靴を履くとカメコの方が若干背が高く見える。
なのでカメコが履いていたかかとの高い靴を「スニーカーをプレゼントするから早速ここで履いて使って」という建前で取り去り、カメオよりカメコの方が背が高く見える状態を解消したい。
・・・というカメオの魂胆が透けて見えていたのでほとほと愛想がつきたから。



カメコとカメオの間に、身長差はほぼ無い。

しかしカメコは普段からオシャレのために数センチヒールが高い靴を履いているので、#b#外に出るとほんの少しカメコの方が背が高く見える。#/b#

そのことがカメオにとってコンプレックスになっているのだろうな、ということはカメコも薄っすら気がついてはいた。

足をくじいたら危ないからもっとかかとの低い靴を履いたらどうだ、と心配したふりをしたり、
アウトドア趣味に誘うことで間接的に靴を買い替えさせようとしたりと、ヒール靴を嫌がっているのだろう素振りもあった。

カメコはカメオのそういうところが、#b#遠回しに自分の思う通りにカメコをコントロールしようとするところが気に食わなかった。#/b#

カメオの背は高かろうが低かろうが気にしないし、嫌ならハッキリと「俺の背の方が低く見えるから止めて欲しい」と言ってくれれば、
曲がりなりにも恋人の頼みだ、カメコにそれを聞き入れるつもりはあった。

けれどカメオは決して直接言葉にはしなかった。言ってしまえばそれもそれでみっともないと思っているのだろう。

だから今日だって、カメコへのプレゼントなんていうもっともらしい理由をつけて、カメコにかかとの低い靴を履かせたいという本心を隠そうとした。

ぴったりだ、とカメオが言ったのは恰好に対してではない。#b#スニーカーを履けばいつも通り、ほぼぴったり同じ背丈になることに対してだ。#/b#

背が小さいのはいい、ただ、#red#器が小さい#/red#のはさすがに許容し切れなかった。

会計を済ませてカメオがニコニコした顔でカメコへと近づいてくる。どうせこの後何を言うかは解っている。

#b#「せっかくだから、今ここで履き替えてみてよ。今日一日それで過ごそう?」#/b#

やっぱりな、とカメコは冷たい目でカメオを見据える。

後はもう、一言目をどう切り出すか。カメコが考えていたのはそれだけだった。
酒は呑んでも飲まれるな「2ブックマーク」
あるBarにて、2人の客がカウンターに座り酒を嗜んでいた。

この2人は会社の先輩と後輩の関係であり、先輩の奢りで美味しいお酒やつまみをご馳走になっていた後輩だったが、
酒の杯数が増えていくにつれ、後輩はじわりじわりと危機感が募っていった。

一体なぜなのだろうか?
16年03月29日 22:20
【ウミガメのスープ】 [フィニティ]

ほろ酔いで止めるのが賢い飲み方です。 29杯目




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先輩から呑め呑めと勧められた酒はみなカクテルで、特にリキュールやフルーツジュースを使った、#b#甘くて飲みやすい女性好みのものばかり#/b#だった。

実はこの後輩、諸事情により#big5#男装#/big5#をし、会社内でも男性として振る舞って#b#本当の性別を隠している身#/b#なのだ。

並々ならぬ努力と対策により誰にもバレていない・・・はずなのだが、こうもいかにもな酒ばかり出されては不安にもなろうというもの。

当の先輩は問い詰めたり思わせぶりな態度を取るわけでもなく、いつも通り呑んでいる。

「ん?ああ、飲み終わったのか。次はそうだな・・・マスター、スクリュードライバーをコイツに作ってやってくれ」

スクリュードライバー。別名#red#レディキラー#/red#と呼ばれるお酒である。

先輩の真意は果たしてどこにあるのか?

訊ければ簡単なのだが、先輩がただの天然で訊いたばかりに「え?お前女だったの!?」と気づかれてしまう可能性も無くはないし、
まさかまさかで先輩が男だと思っている後輩によからぬ感情を抱いている可能性すら現状否定しきれないのだ。

どう転ぶかわからず恐ろしくて、後輩にはとても今この場で藪をつついて問いただす決心はつかず、出かかる言葉を酒で飲み込むことしかできなかった。
平凡な刑事「2ブックマーク」
ある刑事がいた。

その刑事は推理力があり、様々な事件をこれまで解決してきた………
というようなことは【全くない】、至って平凡な、どこにでもいるような刑事であった。

だからこそ、彼が事件解決に積極的に取り組む、といったことはなかったのだが、
ある殺人事件の犯人を彼が当てることができなかった時には、
彼は己の能力の低さを悔やんだ。

いったいどういうことだろうか?
16年03月29日 18:33
【ウミガメのスープ】 [ごがつあめ涼花]



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ある刑事がいた。

彼は刑事の仕事に、ドラマのような情熱を感じることが出来なかった。

「まぁ、当たり前だよなぁ~………フィクションと現実とは違うんだし。」

仕事終わり、彼はそんなことを呟きながら、今日も帰路に着くのであった。

「ただいまー。って誰も居ないか………」

家に帰った彼は、コンビニで買ってきた夜食を食べながら、前に録画した#b#刑事ドラマ#/b#を見ていた。

(#red#前にも見たことある#/red#なこれ……犯人誰だったっけ。)

そう考え、ドラマを見続ける彼。

『犯人は………貴方です!』

「あぁー……こいつだったか………一度見た犯人忘れるなんて、#b#記憶力ないな#/b#俺………」

彼は自分の記憶力の低さを悔やんだという………

#b#【まとめ】#/b#
#b#刑事ドラマを見ていた刑事は、#/b#
#b#前に見たドラマの犯人を当てることが出来なかったので、#/b#
#b#自分の記憶力の低さを悔やんだ。#/b#


我流ウミガメのスープ 1「2ブックマーク」
ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。
しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。

「これはウミガメのスープですか?」
「はい」

後日、このレストランは閉店した。
何故だろう?
16年02月04日 13:42
【ウミガメのスープ】 [ユアシアン]



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このレストランのある国ではウミガメは自然保護対象として捕獲は禁止されている。

勿論調理なども禁止されている。

このレストランは「ウミガメのスープ」を「シェフの気まぐれ特製スープ」と言う名前で出しており、そのうわさを聞きつけ、客に扮した捜査官である男はそのスープを注文し、実際に飲んでこれは「ウミガメのスープ」だと確信。

シェフを呼びだして警察手帳を見せ、

「これはウミガメのスープですか?」
「っ……はい」

言質を取り、店内を捜索した結果、調理されたウミガメを発見。
シェフは逮捕され、後にこの店は営業停止となって閉店した。
【2ヶ月半】「2ブックマーク」
噂というたった一単語を口にしただけで、
太郎は花子から『気遣いがなってない』と言われた。
一体なぜ?

15年08月29日 15:37
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]



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風邪気味の花子。

そうとも知らずに、花子のクシャミに対して太郎が

『噂?』

などとデリカシーのない発言をしたからである。