「マジック・ペン 」「2ブックマーク」
「そのペンで書き込んだ紙の内容がそのまま現実となる」
こんな夢のようなペンを手に入れた男。
彼はこのペンの力で恋人を生き返らせようとした。
結果、男は死んだ。
何故だろう?
こんな夢のようなペンを手に入れた男。
彼はこのペンの力で恋人を生き返らせようとした。
結果、男は死んだ。
何故だろう?
12年06月17日 00:16
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]
解説を見る
行商風のおばあさんと出会ったのはつい最近のことだ。
何をやっても上手くいかないと嘆いていた会社帰りの深夜。
道端で商品を広げていたおばあさんに呼び止められ、不思議なペンを買わされた。
値段は7万円。
ペン一つに出せる金額ではない。
しかしその効果とやらが魅力的だ。
「そのペンで書き込んだ紙の内容がそのまま現実となる」
代金は効果を実感してからでいい、役に立たないと判断したら返品にも応じる。
おばあさんは半ば強引にペンを渡してきたのだ。
僕は帰宅後、興味本位でノートにこう書いた。
「彼女がほしい。可愛い彼女が。切実に」
翌日、彼女ができた。
飲み屋で意気投合し、そのままの流れで何故か付き合うことになった。
とても可愛い、しかし性格はそこそこ・・・、悪い。
ペンは本物だったようだ。
お金がほしいと書けば、スクラッチクジ2万円分が当たった。
雨止んでくれと書けば、5分くらい雨が止んだ。
そしてこのペンの特性も理解した。
どうやら直接ペンで書き込まなくても、新聞の内容にライン引きをやるだけでも効果があるのだ。
記事にバッテンをつければ、その事実は世の中から消え去った。
昨日訃報が出ていた爺ちゃんが先ほどまで生きていたのもそのせいだ。
もっとも延命できたのは1日だけだったのだが。
実験は終わった。
僕はおばあさんに2倍のお金を渡した。
社長になりたい、大きい家がほしい、ハンサムになりたい。
こう書き込むことで、僕は努力もなしに出世し、有名になり、金を稼ぐことができた。
期待のニューフェイスとして取材も受けたばかりだ。
夢のような生活を満喫していた僕は、多少調子にのっていたらしい。
彼女を捨ててしまった。
罵詈雑言を散々言われ、最後には泣きだして部屋を出ていった。
さすがに悪いことをしたかな、そう思った。
翌日、彼女の名前が訃報にのっていた。
自殺だったらしい。
どうするか悩んだ後、とりあえずはさみで記事を切り取り、部屋を後にした。
彼女のことを考えてみた。
確かに性格は良くなかった。
だが彼女はそれでも僕のことを見ていてくれた。
今でこそ慕ってくれる人間はいる。
だけど本当に何も無かったころの僕を好きといってくれたのは、彼女だけだった。
やはり彼女しかいない。
僕は彼女の訃報にばつ印を入れた。
帰宅後、そういえばこの前の取材の記事が新聞に載っているはずだということを思い出す。
探してみたのだが、なぜか見つからない。
ふと切り取られた部分を見た。
・・・恐る恐る、僕は先程ばつ印を入れた記事を手にとった。
そこには変わらず彼女の名前があった。
それをそっと、裏に返してみる。
自らの顔写真があった。
バストアップの写真で、頭もはさみで半分程度。
その瞬間、家が突然倒壊した。
手抜き工事だったらしい。
重いコンクリートに押しつぶされた僕は死んだ。
肩から下、頭上半分にちょうど降りそそぎ、遺体は分離してしまっていたらしい。
何をやっても上手くいかないと嘆いていた会社帰りの深夜。
道端で商品を広げていたおばあさんに呼び止められ、不思議なペンを買わされた。
値段は7万円。
ペン一つに出せる金額ではない。
しかしその効果とやらが魅力的だ。
「そのペンで書き込んだ紙の内容がそのまま現実となる」
代金は効果を実感してからでいい、役に立たないと判断したら返品にも応じる。
おばあさんは半ば強引にペンを渡してきたのだ。
僕は帰宅後、興味本位でノートにこう書いた。
「彼女がほしい。可愛い彼女が。切実に」
翌日、彼女ができた。
飲み屋で意気投合し、そのままの流れで何故か付き合うことになった。
とても可愛い、しかし性格はそこそこ・・・、悪い。
ペンは本物だったようだ。
お金がほしいと書けば、スクラッチクジ2万円分が当たった。
雨止んでくれと書けば、5分くらい雨が止んだ。
そしてこのペンの特性も理解した。
どうやら直接ペンで書き込まなくても、新聞の内容にライン引きをやるだけでも効果があるのだ。
記事にバッテンをつければ、その事実は世の中から消え去った。
昨日訃報が出ていた爺ちゃんが先ほどまで生きていたのもそのせいだ。
もっとも延命できたのは1日だけだったのだが。
実験は終わった。
僕はおばあさんに2倍のお金を渡した。
社長になりたい、大きい家がほしい、ハンサムになりたい。
こう書き込むことで、僕は努力もなしに出世し、有名になり、金を稼ぐことができた。
期待のニューフェイスとして取材も受けたばかりだ。
夢のような生活を満喫していた僕は、多少調子にのっていたらしい。
彼女を捨ててしまった。
罵詈雑言を散々言われ、最後には泣きだして部屋を出ていった。
さすがに悪いことをしたかな、そう思った。
翌日、彼女の名前が訃報にのっていた。
自殺だったらしい。
どうするか悩んだ後、とりあえずはさみで記事を切り取り、部屋を後にした。
彼女のことを考えてみた。
確かに性格は良くなかった。
だが彼女はそれでも僕のことを見ていてくれた。
今でこそ慕ってくれる人間はいる。
だけど本当に何も無かったころの僕を好きといってくれたのは、彼女だけだった。
やはり彼女しかいない。
僕は彼女の訃報にばつ印を入れた。
帰宅後、そういえばこの前の取材の記事が新聞に載っているはずだということを思い出す。
探してみたのだが、なぜか見つからない。
ふと切り取られた部分を見た。
・・・恐る恐る、僕は先程ばつ印を入れた記事を手にとった。
そこには変わらず彼女の名前があった。
それをそっと、裏に返してみる。
自らの顔写真があった。
バストアップの写真で、頭もはさみで半分程度。
その瞬間、家が突然倒壊した。
手抜き工事だったらしい。
重いコンクリートに押しつぶされた僕は死んだ。
肩から下、頭上半分にちょうど降りそそぎ、遺体は分離してしまっていたらしい。
「次回」「2ブックマーク」
予
定が合わないため、この次また誘って欲しいと伝えた吉田は3メートルほどぶっ飛ばされた。
一体なぜ?
定が合わないため、この次また誘って欲しいと伝えた吉田は3メートルほどぶっ飛ばされた。
一体なぜ?
15年07月11日 22:03
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
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田中「再婚するんだわ」
吉田「おお、またですかw」
田中「次で最後だw」
吉田「浮気しちゃダメっすよw」
田中「わかってるわいwお前結婚式こいよ?」
吉田「いつですか?」
田中「10月」
吉田「あ、10月って丸々出張ですわ。」
田中「おおう、そうか…」
吉田「また次の機会にお願いしや~すw」
田中「吹っ飛べ」
ドゴォッ!
*結婚式の誘いに次とか言うなボケw
吉田「おお、またですかw」
田中「次で最後だw」
吉田「浮気しちゃダメっすよw」
田中「わかってるわいwお前結婚式こいよ?」
吉田「いつですか?」
田中「10月」
吉田「あ、10月って丸々出張ですわ。」
田中「おおう、そうか…」
吉田「また次の機会にお願いしや~すw」
田中「吹っ飛べ」
ドゴォッ!
*結婚式の誘いに次とか言うなボケw
「ふわ教授のわくわく実験室(*δ-δ*) 」「2ブックマーク」
では講義を始める。
私はいつも生徒たちにあることをやらせている。
絵を描いて貰う、それだけのことだ。
だが生徒たちは皆上手く描けない。
そしてみな驚き、納得するのだ。
さて君たちにこれがどういう状況なのか分かるかな?
私はいつも生徒たちにあることをやらせている。
絵を描いて貰う、それだけのことだ。
だが生徒たちは皆上手く描けない。
そしてみな驚き、納得するのだ。
さて君たちにこれがどういう状況なのか分かるかな?
11年04月21日 22:06
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]
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君たちにはまず紙とペンを用意してもらいたい。
そして何も見ずに、100円玉を想像して、紙に形を書き込んで欲しい。
できるだけ円になるようにだ。
納得できるまで書き直してもらっても構わない。
書けたかね?
では答え合わせをしよう。
その絵は実際よりも小さい円になっていなかったかね?
是非本物と見比べて欲しい。
これは私が専攻している心理学において有名な実験なんだ。
アメリカのスラム街の貧困層の人間と、富裕層の人間を呼んで同じ実験をする。
すると貧困層の人間は実際よりも大きく描き、富裕層は小さく描いているデータが取れたんだ。
この実験から分かるのは、人が物の大きさを判断する際、視覚だけに頼っているわけではないということだ。
感じている価値の大きさも大きく作用するのだ。
どうだい?面白い実験だっただろう(*δ-δ*)
そして何も見ずに、100円玉を想像して、紙に形を書き込んで欲しい。
できるだけ円になるようにだ。
納得できるまで書き直してもらっても構わない。
書けたかね?
では答え合わせをしよう。
その絵は実際よりも小さい円になっていなかったかね?
是非本物と見比べて欲しい。
これは私が専攻している心理学において有名な実験なんだ。
アメリカのスラム街の貧困層の人間と、富裕層の人間を呼んで同じ実験をする。
すると貧困層の人間は実際よりも大きく描き、富裕層は小さく描いているデータが取れたんだ。
この実験から分かるのは、人が物の大きさを判断する際、視覚だけに頼っているわけではないということだ。
感じている価値の大きさも大きく作用するのだ。
どうだい?面白い実験だっただろう(*δ-δ*)
「通勤定期がもうすぐ切れますな……」「2ブックマーク」
今夜は久々に一晩中遊べそうだけど……
ラテシンするか迷うなぁ……
……そんな事を思っていた私でしたが
電車からバスに乗り換えたところであることに気づき
一晩中ラテシンすることにした。
何に気づいたの?
ラテシンするか迷うなぁ……
……そんな事を思っていた私でしたが
電車からバスに乗り換えたところであることに気づき
一晩中ラテシンすることにした。
何に気づいたの?
15年03月10日 22:03
【ウミガメのスープ】 [nattu]
【ウミガメのスープ】 [nattu]
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明日は東京〜今夜は深夜バス〜
携帯でラテシンしまくれるな〜
でも明日の夜まで充電できないしな……
どうしよ……
と思ってたら、バスの座席にコンセントついてる!
やったね!
……というわけでした。
お粗末……
携帯でラテシンしまくれるな〜
でも明日の夜まで充電できないしな……
どうしよ……
と思ってたら、バスの座席にコンセントついてる!
やったね!
……というわけでした。
お粗末……
「リドルストーリーに挑もう」「2ブックマーク」
あ
る国の身分の低い若者が王女と恋をした。それを怒った国王はその国独自の処刑方法で若者を罰することにした。その方法とは二つの扉の一つを選ばせることである。ひとつの扉の向こうには餓えた虎がおり、扉を開けばたちまちの内にむさぼり食われてしまう。もうひとつの扉の向こうには美女がおり、そちらの扉を開けば罪は許されて彼女と結婚することが出来る。王の考えを知った王女は死に物狂いで二つの扉のどちらが女でどちらが虎かを探り出した。しかし王女はそこで悩むこととなった。恋人が虎に食われてしまうなどということには耐えられない、さりとて自分よりもずっと美しくたおやかな女性が彼の元に寄り添うのもまた耐えられない。父に似た、誇り高く激しい感情の持ち主の王女は悩んだ末に結論を出し、若者に扉を指差して教える。王女が示した扉は果たして
F・R・ストックトンの『女か虎か?』(本文はWikipediaより引用)
この続きを考えていただきたい
皆様の発想力と文章力をぶつけて下さい
私の作ったものに一番近い方には『アザゼルと思考パターンが同じ人』の不名誉が与えられます
また、私が考えた『NG』を書いた方には罰ゲームとして 『アザゼル問題のオマージュ問題』を作ってもらいます
期限は三日間 さて、お願いします
る国の身分の低い若者が王女と恋をした。それを怒った国王はその国独自の処刑方法で若者を罰することにした。その方法とは二つの扉の一つを選ばせることである。ひとつの扉の向こうには餓えた虎がおり、扉を開けばたちまちの内にむさぼり食われてしまう。もうひとつの扉の向こうには美女がおり、そちらの扉を開けば罪は許されて彼女と結婚することが出来る。王の考えを知った王女は死に物狂いで二つの扉のどちらが女でどちらが虎かを探り出した。しかし王女はそこで悩むこととなった。恋人が虎に食われてしまうなどということには耐えられない、さりとて自分よりもずっと美しくたおやかな女性が彼の元に寄り添うのもまた耐えられない。父に似た、誇り高く激しい感情の持ち主の王女は悩んだ末に結論を出し、若者に扉を指差して教える。王女が示した扉は果たして
F・R・ストックトンの『女か虎か?』(本文はWikipediaより引用)
この続きを考えていただきたい
皆様の発想力と文章力をぶつけて下さい
私の作ったものに一番近い方には『アザゼルと思考パターンが同じ人』の不名誉が与えられます
また、私が考えた『NG』を書いた方には罰ゲームとして 『アザゼル問題のオマージュ問題』を作ってもらいます
期限は三日間 さて、お願いします
11年12月22日 20:06
【新・形式】 [アザゼル]
【新・形式】 [アザゼル]

百問目です!
解説を見る
若
者は王女に従い右の扉を選んだ そこには虎が!
王女の顔が醜く歪む 彼女は若者に死を指し示したのだ
若者の顔には恐怖は無い ただ失望感だけがある
此処は左の扉の中 美人が一人待っていた
外から虎の咆哮が聞こえる
『嗚呼、また虎に食べられたんだ・・・』
彼女は身も知らぬ若者と結婚する運命 若者が食べられば次の若者が選ばれるだけ・・・
おかしい?虎の咆哮が止んだ観客の歓声もおかしい・・・
そして一切の音が消えた
永遠とも思える時が流れた
美人ば意を決して扉を開けた
そこには引き裂かれた若者の姿が・・・なかった
美人『キャー!』
悲鳴を上げる美人 目の前に虎がいた 扉の中に逃げようとする美人を呼び止めるものがいた
誰あろう虎である
虎『女よ、逃げる事はない。我はこの場を守護る存在。罪なき者には危害を加えぬ』
虎の目には千年生きた仙人のような深い知性が見えた
とりあえず危害は無いようなので辺りを見た
闘技場にはずらりと石像が置いてあった 王様・王女様の石像もある
とてもリアルな石像でまるで《生きてる人間をそのまま石化した》かのようにそっくりである
皆、恐怖に極みきった表情を浮かべている 誰が置いたのだろう?
出ていこうとする美人
虎『二度とこの場所に戻るで無いぞ』
虎の言葉を背に出口を目指す
石作りの建物なので分かりにくいが・・・この闘技場はこんなに古かったか?
とうとう最後の扉を開けた 彼女の目に飛び込んで来たものは・・・!?
以上が私の解説です
そしてNG解説は【扉の中にいたのは《虎》ではなく《虎》《タイガー》が付く《人》《海老》《球団》《その他》である】
者は王女に従い右の扉を選んだ そこには虎が!
王女の顔が醜く歪む 彼女は若者に死を指し示したのだ
若者の顔には恐怖は無い ただ失望感だけがある
此処は左の扉の中 美人が一人待っていた
外から虎の咆哮が聞こえる
『嗚呼、また虎に食べられたんだ・・・』
彼女は身も知らぬ若者と結婚する運命 若者が食べられば次の若者が選ばれるだけ・・・
おかしい?虎の咆哮が止んだ観客の歓声もおかしい・・・
そして一切の音が消えた
永遠とも思える時が流れた
美人ば意を決して扉を開けた
そこには引き裂かれた若者の姿が・・・なかった
美人『キャー!』
悲鳴を上げる美人 目の前に虎がいた 扉の中に逃げようとする美人を呼び止めるものがいた
誰あろう虎である
虎『女よ、逃げる事はない。我はこの場を守護る存在。罪なき者には危害を加えぬ』
虎の目には千年生きた仙人のような深い知性が見えた
とりあえず危害は無いようなので辺りを見た
闘技場にはずらりと石像が置いてあった 王様・王女様の石像もある
とてもリアルな石像でまるで《生きてる人間をそのまま石化した》かのようにそっくりである
皆、恐怖に極みきった表情を浮かべている 誰が置いたのだろう?
出ていこうとする美人
虎『二度とこの場所に戻るで無いぞ』
虎の言葉を背に出口を目指す
石作りの建物なので分かりにくいが・・・この闘技場はこんなに古かったか?
とうとう最後の扉を開けた 彼女の目に飛び込んで来たものは・・・!?
以上が私の解説です
そしてNG解説は【扉の中にいたのは《虎》ではなく《虎》《タイガー》が付く《人》《海老》《球団》《その他》である】