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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

親父の唐揚げ「2ブックマーク」
親父の唐揚げ

源助は鳥の唐揚げを作った。

娘に泣かされた。

補完してください。
11年01月20日 20:35
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]



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源助は滅多にやらない料理を作った。
今日は妻・薫が諸用で実家に帰っていたのだ。
いつもなら出前でも頼むのだが、まだ小さい娘・亜子がその時いたので、せっかくだからとその太い腕を振るったのだ。

丁度冷蔵庫に鳥肉が残っていたので、ポッポちゃんの唐揚げを作ることにした。
油の温度が高すぎて少し黒くなってしまったのだが、我ながら上出来だと源助は鼻を鳴らした。

「あーこちゃーん♪( ´▽`)お料理デチマチタヨー。ポッポちゃんの唐揚げでちゅよー」

ガタイのいいおっさんの赤ちゃん言葉はキツイ。

源助は食卓へ運ぶために、亜子を抱き上げた。
すると亜子がこういうのだ。

「おとーさん、かれいのにおいがするー(*'-'*)」

…………………………………………。

そんなばかな、え?俺まだ三十半ばだぞ。いつもハーブの香りがするボディーシャンプーでゴシゴシ洗ってるのに……あ、最近飲み会が多かったな、酒の匂いが染み付いちゃったかな。いや肉ばっか食いすぎたせいかな。亜子ちゃんに嫌われちゃうよどうしよう、どうしよう。フリスク一気飲みしようかな。むしろ身体中の穴という穴にフリスクを流し込もうか……いやいやいや、待て、落ち着け俺!………薫も夜寝る時臭いと思ってたのかな(´・_・`)汗の匂いが素敵って言われてたのにな。もしかして実家に帰ったのって俺の匂いのせい?嫌われちゃったのかな(/ _ ; )かおるー、かむばーっく!
(この間0.2秒)

亜子は急に落ち込んだ中年親父を不思議そうに眺めながらこういった。
「おなかすいた(*'-'*)かれいたべたい」

実は源助、唐揚げの隠し味にカレー粉を使っていたのだ。
あの食欲をそそる香りがエプロンに染み付いて、亜子の鼻をくすぐったのだった。

カレー粉を使った唐揚げに娘も大満足。
「またつくってね(*'-'*)おとーさん」
と言われ、照れる源助なのであった。
高校生活も終わりを迎え、
ついに今日は学校にみんなが来る最後の日。

先生にはずっと迷惑をかけたし
感謝の言葉の一つや二つ、言おうとか思っていたんですよ。

でも、私はケガをしちゃって
学校に行けなくなったんです。

みんなや先生に会えなくて
悲しいとか寂しい気持ちもあるんですが
少しだけ、嬉しいというか「良かったー」って思えるんです。

心のどこかでは学校に行きたくないと少しだけ思っていたからだと思うんですけど
それでは、なぜ私は学校に行きたくないと思っていたのでしょうか。
17年03月13日 02:04
【ウミガメのスープ】 [にのなん]



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私服登校が嫌だから


今日、学校に行く理由は、先生方の離任式があるからなんです。地方によっては退任式って呼ぶらしいですね。
私はもう高校を卒業しているんですけど、
ウチの高校って基本的には卒業生も出席することになっているんですよ。
卒業生は私服で行く人が多くて、私もそのつもりだったんですけど、
実は私って私服がダサいって、よく言われるんです。
私服で会ったことがある人ばっかりならいいんですけど、今まで制服姿しか見せていない人に会わなきゃいけないって思うと、学校に行くのが嫌だったんですよね。

なので、学校に行きたくない理由は「私服で登校するのが嫌だから」でした。
BLが好きだった彼女「2ブックマーク」
ぼくには気になる女の子がいる。この前、彼女のことをもっと知りたくて近づいたら、急にキスを迫ってきた。
そして、ぼくも彼女の仲間となった。

これはどういうことだろうか。
17年08月02日 18:08
【ウミガメのスープ】 [オットセイ三世]



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【要約】
彼女はゾンビだった。キスを迫ってきたのではなく、人間の僕に噛みつきにきたのだった。
そしてぼくは ゾンビ の なか  ま と  なっ  た


カメオの日記
August 1, 2017

夜、警備員のカメミとカメコ、研究員のカメタと合コンをやった。
カメコの奴、やたら腐女子アピールしてやがったがきっと嘘にちがいねェ。
久々の合コンだからってはしゃぎやがって、可愛かったぞコノヤロー。
August 2, 2017

今日、屋敷の周辺を散策中、薄暗い路地で突っ立っているカメコを見つけた。
皮をひんむいたゴリラのような可愛い奴だ。
前から気になっていたんで、「奇遇だな、こんなとこで何してんだ?」って話しかけようと近づいたら、こいつ、急にキスを迫ってきやがる。おいおい積極的だぜ、とニヤついていたら、いきなり、俺の肩に噛みつきやがった!!
ウーウー唸っていて、目が血走っていたから、思わず突き飛ばして逃げてきちまった。
August 3, 2017

今朝5時頃、宇宙服みてえな防護衣を着たカメタに突然たたき起こされて俺も宇宙服を着せられた。
なんでも、俺がカメコに噛まれたのが原因らしい。
腐女子がマジで腐ってんじゃねーよとかボヤいてたが、意味がワカンねぇ。
研究員の連中ときたら、夜も寝ないで実験ばかりやってるからこんな事になるんだ。
August 4, 2017

昨日からこのいまいましい宇宙服をつけたままなんで、肩がむれちまって妙にかゆい。
いらいらするんで、腹いせにあの亀どもの飯を抜きにしてやった。
いい気味だ。
August 5, 2017

あまりに肩がかゆいんで医務室にいったら、肩にでっけえバンソウコウを貼られた。
それから、もう俺は宇宙服を着なくていいと医者がいった。
おかげで今夜はよく眠れそうだぜ。
August 6, 2017

朝起きたら、肩だけでなく足にも腫物ができてやがった。
亀どものオリがやけに静かなんで、足引きずって見に行ったら数が全然たりねえ。
めしを三日抜いたくらいで逃げやがって。
おえら方に見つかったら大変だ。
August 7, 2017

昨日、この屋しきから逃げ出そうとした研究いんが一人、射さつされた、て はなしだ。
夜、からだ中 あついかゆい。
胸のはれ物 かきむしたら 肉がくさり落ちやがた。
いったいおれ どうな て
August 8, 2017

やと ねつ ひいた も とてもかゆい
今日 はらへったの、かめ のエサ くう
August 9, 2017

かゆい かゆい カメターきた
ひどいかおなんで ころし
うまかっ です。
4

かゆい
うま

殺人事件?2「2ブックマーク」
ポールは、人生に絶望し、
自分の住むマンションの屋上から飛び降りた。

しかし、警察は殺人事件と断定、捜査を始めた。なぜ?

tsunaさんの殺人事件?(http://sui-hei.net/mondai/show/6748)のリメイクです。
ご快諾アリガトウございます
15年02月15日 00:27
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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ポールはマンション型豪華客船の船長で事故を起こし船に穴を開けてしまった。

このままでは船は水没し多くの犠牲者が出てしまう


ポールは絶望し真っ先に船から逃走したのでした。
【無茶振り三題噺29】白百合「2ブックマーク」
人通りのない夜道に屋台を出している、飴細工職人のカメオ。
久々のお客に頼まれたとおり、白い百合の飴細工を作った。

200円のところを1000円も貰ったのに、カメオは飴細工を溶かし、色を変えてしまった。

なぜ?

※この問題は「1000」「いろ」「しろ」のお題をもとに作られた三題噺の問題です。 ~無茶振り三題噺とは?~ 「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。 詳しくは、チャットルーム『三題噺』(ルームキー:三題噺) またはWIKIのhttp://sui-hei.net/app/webroot/pukiwiki/index.php?無茶振り三題噺 をご覧ください。 過去問一覧:http://sui-hei.net/mondai/tag/無茶振り三題噺
16年02月21日 17:41
【ウミガメのスープ】 [桜小春]

初三題噺です!




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※男に娘を殺されたカメオ。飴細工を渡さずに男を殺し、返り血の付いた飴細工で百合を作り直し、娘に供える為。

..................................................

とある年の夏祭り。

カメオは毎年、人が全然通らない暗い道に店を出す。
こんな所では商売にならないとよく笑われるが、彼はここに店を出し続ける。

「おい、ひとつ作ってくれないか」

顔を上げると、顔を赤くした男がたっていた。何をと問えば、百合がいいという。
黙々と飴を練っていると、男は俺の手元を見ながら勝手に話し始めた。

「…こんな酔っぱらいが百合だなんて笑えるだろう。
実はな、俺は百合の花が嫌いなんだ。
…実はな、俺は人を殺してる。交通事故だ。
百合という女の子を轢いて、そのまま逃げた。…今みたいに屋台があれば、俺も轢かなかったかもしれない。
…5年経ってやっと来れたから、花のかわりに飴細工の花でも供えよう思ってな」

つらつらと語る男の話をよそに、カメオは百合の花を作り出した。白く美しい花に、男は小さくため息をつく。

「変な話をすまなかったな。これは愚痴の分も入っている、受け取ってくれ」

男は1000円札を差し出すが、カメオは受け取らず、その飴を溶かした。

「?…おい、なぜ溶かす」

「…確かに、あの時ここに俺がいれば、お前に百合を轢かれずにすんだのかもな」

とろりと溶けた飴を置き、手元の包丁を持つ。

「おい、あんた何言って」
「だからこそ、俺はここで屋台をしていたんだ。あの娘が死んでから5年間。お前がここに戻ってくるのを待っていたんだ。…ようやくだな」

カメオは青ざめた男の顔を見据え、小さく笑った。

「ここは人が通らない。轢かれてようと殺されてようと、気づかないだろ?」


男の返り血の付いた飴をまた練る。
白く透き通っていた飴は色を変え
#red#赤く染まった百合の花を咲かせた。#/red#

次の日、惨死体のすぐ近くの暗い道に、赤い百合の飴細工が供えられていた。