みんなのブックマーク

海夫は婿養子になって海山という苗字に変わったが、
もともとの名前は亀山海夫という。
亀夫は金髪のとげとげ頭、海夫は七三横分けだが、
もともとの容姿はそっくりの双子である。

その日、海夫は亀夫に扮して金髪のとげとげ頭のかつらをかぶって花子の家に行き、殺害した。
花子は亀夫に殺されたと思い、最後の力を振り絞って、ダイイングメッセージとして「亀山亀夫」の名前を残した。
海夫は亀夫と書かれたダイイングメッセージならば都合がよいと思ってわざと消さなかったが、
亀夫のアリバイは成立し、被害者が利き腕で書いたダイイングメッセージに犯人が気づかなかったはずがなく、
見た目のそっくりな双子の海夫がむしろ怪しいとばれて、海夫は捕まった。

よって、ダイイングメッセージとして描かれたのは犯人ではないほうの亀山亀夫。

※　見た目に特徴がないより、特徴があるほうが変装しやすい、という意味で、特徴がないほうの犯人・海山、答え亀山、という問題でしたが、理屈的にはどちらも答えでもあり得ますので、変装した方、という理由があっていれば正解とします。

パ#b#ン　パン　パン#/b#



むっ？　銃声！　敵マフィアの襲撃だな！

だが残念だったな。俺は早撃ちの達人だ。

俺のT&M 50口径リボルバーが火を噴くぜ！




……って、あれ？


#b#いつも尻ポケットに突っ込んでいるはずなのに#/b#





ない。



ない。




#big5#ない！#/big5#





(・ω-)r　---　(ﾟΑﾟ)#red#･∵. #/red#ﾀｰﾝ





男は銃がトイレに置きっぱなしになっていることを、
思い出す前に死んだ。

夜食のお弁当を温めようと、電子レンジをつけた次の瞬間

「パン！」

ブレーカーが落ちたのでした。


暗闇となった部屋の中で監視カメラのモニタに映りこんだ非常口の人を眺めながら、復旧の手間を考えて落ち込みつつ、
コンロでお湯あっためてカップ麺作ればよかったと後悔するぽんでした。

自動販売機で欲しいドリンクが二つあった時、彼はいつも二つのボタンを同時に押そうと試みる。
そうすると本当に欲しい方のボタンを無意識に先に押すのだそうだ。

「次はー、ラテシン公園前ー。ラテシン公園前です。」

混み合った電車の中、幸運にも座席を確保できたカメコの隣が空いた。
そこに座ったのは、２０代くらいのパンク風な兄ちゃん。

すると、
#big5#ｼｬｶｼｬｶ「もう～♪君以外愛せない～♪」#/big5#

カメコ「なんやこの人・・・音漏れえぐいな・・・
　　　　恥っちゅうもんを知らんのか？」

奇しくも、カメコの大好きなシンガーソングライター「カメオ」の流行りのラブソングであっただけに、カメコのいらだちは高まって留まらない。

パンク風の付けているイヤホンからの壮絶な音漏れに困り果てたカメコは席を立ち、車両を移ることにした。
なんとか音漏れの被害からは逃れたものの、やはり席は開いておらず。
「座っとけばよかったかな・・・」
カメコは、一日の疲れで重たい足で何とか立ちながらそう思ったりもした

「あー・・・しんど」
電車を降り、駅から家までの道を歩きながら、こんな時ふと頭の中に浮かぶのは、やはりあのカメオの甘い声、柔らかなフレーズ。
「もう～君以外愛せない～♪ﾌﾝﾌｰﾝ」

大好きな一曲を好きなように楽しむ喜びに満たされたカメコは、電車でのストレスなど、あっさりと忘れ去ってしまったのだった。