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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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死を誘う旋律「2ブックマーク」
男は町外れにある一軒の大きな屋敷を購入した

その屋敷には色々と黒い噂が流れており人々は幽霊屋敷などと呼んでいる
だが男はそんな噂気にも止めずむしろ安い値段で購入できたことを喜んでいた

男がこの屋敷を買ったのは、とある「鳴らない楽器」があったからだ
男は試行錯誤の末、足らなかった楽器の部品を補い楽器の音色を聞いた

悲しくも妖しい音色が屋敷を包んだ時、男は死んでしまった



状況を推理してください
13年03月21日 00:51
【ウミガメのスープ】 [真央]

死を誘うスープの味は・・・




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男は町外れにある一軒の大きな屋敷を購入した

この屋敷のことを詳しく知る人はほとんどいないだろう
金持ちが昔道楽で建てた処刑場、製薬会社が建てた秘密研究所など諸説あった
ただ確かなことはその屋敷に入った人間が遺体で見つかることが多いということだ

その屋敷には色々と黒い噂が流れており人々は幽霊屋敷などと呼んでいる
だが男はそんな噂気にも止めずむしろ安い値段で購入できたことを喜んでいた

玄関に入ると広いエントランスが来たものを歓迎していた
広い屋敷もさるものながら男が気に入っていたのは目の前に佇む大きな

『オルゴール』だった

「こんな大きなオルゴールがあるんだ、これだけでかなりの財産になるな」
だがどうやってもこのオルゴールを鳴らすことはできなかった

どこかにオルゴールを鳴らす為の仕掛けなりスイッチがあるはずと
男は周囲を調べ続けた

「うーむ、こんなに立派なものがあるのに音が鳴らないのは残念だな・・・」

男が諦めかけたその時、エントランスの中央に錆びた鎖が目に入った

「ははぁ、あの鎖に何か仕掛けがあるんだな?」
男はエントランスの中央に来ると軽く鎖を引いてみた

だが、鎖は錆びていたせいかビクともしない

男が諦めきれず両手で思い切り引いてみると

カシャッ!!

男の両手に錆びた鎖の手錠が巻きついていた
なんだこれはと思った瞬間大きなオルゴールの扉が開く

逃げるまもなく男は大きなオルゴールの巨大な歯車に飲み込まれていく

どこかでカチリッと音がなる
足りなかった部品が揃うとオルゴールは鳴り始めた

まずは男の手が潰れる、男が叫ぶが鳴り止まない♪
つぎに男の足が潰れる、男が泣くが鳴り止まない♪
今度は男の体が潰れる、男が藻掻が鳴り止まない♪
最後に男の頭が落ちる、男が止まり鳴り止んだ……


屋敷に悲しくも妖しい音色が鳴り止んだ頃、黒い噂がまた一つ増えた



※オルゴールのモデルは罠ゲームシリーズの『影牢Ⅱ』に登場する
 『人食いオルゴール』です
死の連鎖はとまらない「2ブックマーク」
ある日、私は彼を殺した。

すると翌日、男が死んだ。

そしてその後、私は死んだ。

状況を説明してください。
13年05月06日 23:15
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]

雑談ルーム「作成秘話」 キー「舞台裏」もぜひ覗いてみてください^^




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お兄ちゃんはずっと自分の部屋から出てこない。

一年前。大学受験に失敗してから───

昔は優しくて、いつも私のことを第一に考えてくれた兄。
そんな兄がこんな風に変わってしまったのは、私にとって耐え難かった。

何とかして兄をあの部屋から連れ出したい・・・
立ち直って欲しい・・・

そう考えていた私だったが、むやみに乗り込んでも兄は余計殻に閉じこもってしまうだけだと思い、どうしていいか分からなかった。

だけど、やはりもうこれ以上変わり果てた兄を見たくない・・・

そう思った私は、ついにある行動に出ることにした。


兄は一日中、パソコンでアバターを使ったオンラインゲームをやっていることが分かっている。

隙を見て兄のアバターとパスワードを調べた。

そして兄が寝ている時にこっそりネットで兄のアバターを削除し、退会させた。


これで兄は元通りになってくれる・・・

そう思った翌日。
学校から帰ると、兄は自殺していた。

───どうやら、兄にとっての世界は、もうすでにあっち側になっていたらしい。


私が、兄を殺した・・・?

そんな・・・

私は、ただ・・・

あの頃の兄に戻って欲しかっただけなのに・・・

あの頃に、戻りたかっただけなのに・・・


ふらふらと家を出る。

赤信号の交差点まで行くと、トラックがこっちに向かって走ってくるのが見えた。

私は、吸い込まれるように前へと歩き出した・・・
館に住む魔女は何を想う「2ブックマーク」
私はこの館に住む魔女。
でも何で私が生まれたのか。
私がどういう存在なのか。
いつ生まれたのか。
何も知らないの。

でも私は知りたいの。
私はどういう存在なのか。
なんで生まれたのか。

だからこの館に勤めている年配のメイドさんを一人拉致って・・・じゃなくて、招待したの。
この人真相を知ってそうなんだけど・・・
どう質問すればいいのかしら?

私はだあれ?と訪ねても答えてくれないし。
でも多分真相を突き詰めれば白状すると思うわ。

皆、私の代わりに質問を考えてくれないかしら。
皆が考えてくれた質問を私がメイドさんに答えさせるわ。

メイドさんには、嘘をつけない魔法をかけているから、嘘をつく可能性は考えなくていいわ。

もちろん、私への質問でもいいわよ。
13年01月27日 12:36
【亀夫君問題】 [ノックスR]

初めての亀夫君問題です。メチャクチャ緊張します・・・




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ええ・・・全て白状いたしますわ。
この館はこの国の王族が住まう館です。
なので四六時中、外は兵士が、そしてこの屋敷内は我々メイドが見回りしております。

それがある時、なんと王子様とこの館に勤めたばかりの、若いメイドが恋に落ちたのであります。

ですがこの身分差・・・
公に交際することは出来ません。
まして、この国の王である彼の父に知られでもしたら、あの若いメイドはすぐに殺されてしまうでしょう。


それは王子とメイドも、十分承知だったようです。

そこで、王子は一件を案じました。
それは、夜中にこっそりと密会するというものでした。
ですがもちろん、夜中もメイドが見回りしております。
それは王様の命令なので、王子はどうすることも出来ません。

そこで王子は、あなたの怪談をメイド内に広めたのです。

するとメイドたちはあなたを恐れ、見回りが疎かになっていきました。
かく言う私も疎かにしてしまったメイドの一人でしたが・・・

メイド達は新米の、つまりあの若いメイドに見回りを押し付けるようになりました。

それで、二人がしょっちゅう密会できるようになったのです。

私がそれを知ったのはつい最近、偶然です。
王子と若いメイドを除くと、私しか知らないでしょう・・・
メイド達の間で、王子に愛人がいる、と言ううわさが流れていますが、私が責任を持って鎮静させます。



二人の恋は本物です。
私は、二人の恋を応援しようと決めたのです!

ですからどうか、他言無用でお願いします・・・!


///

ああ、私って怪談の具現化だったの・・・
二人の密かな恋のために、生み出された存在だったのね・・・

いいわ。私も魔法で応援しましょう。
二人の恋がばれたら、私も消えてしまうものね。
ある患者の噺「2ブックマーク」
難病に罹った男がいた。
手術の結果、彼の病は完治する。

しかし彼は死んでしまった。
一体なぜ?
15年01月12日 14:44
【ウミガメのスープ】 [トーマ]



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黒野十真は、高校三年生の時にとある難病を発症する。
既に就職も決まりこれからという時期であったが、当然まともに働くことなど出来るはずもなく、彼は断腸の思いで就職を蹴り治療に専念することになった。
しかし十真の病は世界でもごく少数が発症する、まさに難病中の難病である。
当時の医療技術では完治はおろか治療すら難航を極める状態であった。

それでも彼は、いつか自分の病気が治ると信じて、薬で病の進行を遅らせその時を待つ。

10年が経過した。薬の品質が上がり、進行を遅らせる精度がさらに上昇した。
20年が経過した。病気の正体がようやく掴め、病を発症させたマウスを治療することに成功した。
30年が経過した。マウスの治療からようやく人間に応用できる段階まで技術が進歩した。

35年の時を経て、待ち望んだ十真の番がやってきた。
長年自分を苦しめた病魔との決別は十真にとって何よりの希望であったが、同時に彼の心に小さな暗雲をもたらす。

「僕が健康になったところで、はたしてまともに生きられるのだろうか」

17歳の頃から35年が経過した。
高校生だった十真は既に52歳になっていた。
35年間、何をしていただろうか?
17歳の頃からずっとベッドの上に居た。
外に出ることも許されず、一人の力では何もできず、ただ、横たわっていただけだった。

「きっと無理だ。治ったところで、僕はもう老人じゃないか」

そんな十真の絶望も知らず、ついに手術の日はやってくる。
新進気鋭の天才医師が、直々に十真の手術をしてくれるそうだ。そう周囲は囃し立てる。
よかったね、おめでとう、十真の心中も知らずに。









手術が無事成功して数日後。
往診にやってきた医師は、ベッドの上で眠るように死んでいる十真を発見した。
その枕元には彼が「眠れない」と数日にわたって要求した睡眠薬の空袋と、遺書と書かれた茶封筒が一つ。


黒野十真 享年52歳

サボタージュトイレ「2ブックマーク」
テストを受けるために、カメオは慌ててトイレに籠った。
どういうこと?
16年04月11日 22:30
【ウミガメのスープ】 [TINA]



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今日は定期テスト初日。
カメオは学校に行くためにいつもの電車に乗る。
しかし前日深夜まで勉強していたカメオは電車で寝過ごしてしまった!
気付いたときには学校から遠く離れた駅。
急いで学校に戻らないとテストに間に合わない。
そう考えたカメオは慌てて学校方向の特急電車に乗り込む。
しかし普通に車内にいれば車掌が特急料金の徴収にやってくる。
学生のカメオにとって特急料金を払うのは惜しい。
そこでカメオは思い付く。

#b#「トイレでやり過ごそう!」#/b#

※特急料金の踏み倒しは犯罪なので真似しないように!