動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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あなたの心です「2ブックマーク」
金庫の暗証番号をまんまと入手し、金庫内に侵入することに成功した怪盗X。

彼は金庫の前に設置しておいた隠しカメラの映像から暗証番号を入手したのだが、
予めレンズに傷を入れてから、カメラを設置したらしい。

一体なぜこんなことをしたのだろう?
15年02月08日 02:54
【ウミガメのスープ】 [ruxyo]

深夜の小ネタ集13




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大手銀行水上バンクの金庫に侵入することに決めた怪盗X。
彼の手にかかればどんな金庫でもお茶の子さいさい。
しかし、この金庫は最新型でものすごく精度が高い顔認証システムを用いているため
どれだけ変装の上手い怪盗Xでもそれをかいくぐることはできない!
それに普段は顔認証システムを使っているため暗証番号を知ることも難しい。

そこで怪盗Xは隠しカメラを設置する際、予め#/b#顔認証用のカメラのレンズ#b#に傷を入れたのだ。
そうすることで銀行員が金庫に入る際、顔認証で入れないようにして#/b#暗証番号を入力させる#b#ことによって
まんまと暗証番号を入手したのだった。

ざまあみろ水上バンク!おっぱいの大きい人にばっか優しくしてるからこうなるんだぞ!

解説:なさ
覚えておいてね「2ブックマーク」
道を歩いていた男は、知らない女に呼びとめられ写真を見せられた。
「この少女を知りませんか?」
男は「知りません」と答えた。
その後、男は女に忘れられることになった。
どういうことだろう?
15年01月31日 23:28
【ウミガメのスープ】 [とかげ]

記憶力向上スープ




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普段、街頭アンケートやキャッチセールスは無視するのだが、見知らぬ女が鬼気迫る表情で突然呼びとめてきたので、思わず足を止めてしまったのだ。女はすみませんと謝りながら、写真を突き出してきた。
「この少女を知りませんか?」
何やら面倒そうだ、と直感が働いた。咄嗟に「知りません」と答える。答えた後でようやく写真を見たのだから、世話はない。まだ小学生くらいだろうか、幼い少女の笑顔がそこにはあった。
顔はよく覚えていなかったが、髪型や服装で、そういえば、少し前にすれ違った少女かもしれないなと気づいた。父親らしき男が手を引いていたが、泣きそうな顔をしていたので、なんとなく覚えていたのだ。
「本当に、知りませんか……?」
俺の表情を見て、何か思うことがあったのだろう。女は重ねて聞いてきた。しかし、あえて先ほどの発言を覆してまで親切に教えてやることに、利点を感じなかった。本当に同じ少女であるという保証もない。曖昧な記憶に過ぎないし、そのくらいの年頃の少女は、皆似たようなものだろう。どちらにせよ、面倒なことに巻き込まれるのはごめんだ。
「知りません」
女はわかりやすく落胆して、それでも俺に礼を言うことは忘れずに、そのまま来た道を戻って走り去った。俺も同じ道を、そのまま歩き続けた。すぐに忘れ去られるはずの、そんな出来事だった。

しかし結果的に、女のことは3日後に思い出すこととなった。

全国放送で流された、行方不明の少女の写真は、どう考えてもあのとき女が見せてきたものと同じだった。
ニュースによると、俺が女に呼びとめられたその日に、行方不明になったのだそうだ。学校の校門で、「お母さんが事故に遭った、一緒に病院に行こう」と知らない男が連れて行ったところを、少女の同級生が目撃していたということで、おそらくは誘拐事件だろうと騒がれていた。その日は、いつもはほとんど見ないニュース番組をいくつも見て過ごした。小学校が集団で登下校することを決めたとか、近所の人からの評判だとか、少女の行方には何の関係もなさそうな情報ばかり、とにかくただずっと見ていた。

その2日後、少女は遺体で見つかった。
次の日には誘拐殺人犯も捕まり、この話題は連日テレビをにぎわせた。
俺のところにも警察がやってきた。犯人が人通りの少ない路地で若い男とすれ違ったと証言したらしく、その確認だった。俺はただ、確かにその日のその時間帯、その道を通ったことを話し、そういえばすれ違ったかもしれないが、記憶が曖昧だとだけ答えた。本当ははっきり覚えていたが、そんなことはわざわざ話す必要もないと思っていた。とにかく、関わりたくなかった。関わりたくないのに、ニュースを見るのはやめられなかった。



「この男を知りませんか?」
落ち着いた男の声が聞こえる。ガサガサと紙がこすれるような音がした。
「知りません」
女の声が、はっきりそう答えた。
「そうですか……いえ、ニュースでご存知かと思いますが、2ヶ月前から行方不明になっているのです。この付近で何者かに襲われたような形跡までの足取りはつかめたのですが……そこから先の行方がわからない状態でして」
「そうなんですか…」
「本当に知りませんか?」
「はい……私も……私も、娘を誘拐され、殺された身として、こういった事件にはぜひ協力したいのですが……」
「……これは失礼いたしました。ご協力ありがとうございます、何か気付いたことなどありましたら、こちらにご連絡ください」
玄関のドアがガチャリと閉まる。その音が何度も絶望を教えてくれる。

俺がいる和室のふすまが、すっと開いた。
もう2ヶ月経つのかという思いより、こんなに辛いのにまだ2ヶ月しか経っていなかったのかという気持ちの方が大きかった。
女はいつものように――この2ヶ月、いつもそうしてきたように、にこやかな微笑みを浮かべて俺を見降ろす。
縛られ、口を塞がれ、飲食もままならない状態で放置されている俺を、さも嬉しそうに眺めるのだ。

小さく、けれど俺だけにははっきり聞こえるように、呟いた。

「あなたもそうやって、忘れたのでしょう?」

END

#b#男は「この少女を知らないか」と聞かれたが、面倒に思って知らない振りをしてしまったことがあった。そのことを恨んでいた女が、男を監禁し、男を探しに来た警察に男のことを「知らない」と答えたのだった。#/b#
惨憺たる失敗「2ブックマーク」
地元の大学に通っている男。

彼は色白の人にだけ、左腕につけた父親の形見の腕時計を見せ、
「日焼けで失敗した話」をする。

自慢できるような話ではないのに、一体彼はなぜそんな話をするのだろうか?
13年06月28日 22:00
【ウミガメのスープ】 [水上]

初バーカーサー無事終了。参加頂いた皆さん、改めてありがとうございました!




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これは田中家のある朝の風景

「おいッ!クソばばあ!! 遅刻するやろッ!」
「まーくん、お母ちゃんに向かって何でそんな口聞くの!?
あんた、お母ちゃんの子やなくて鬼の子か?
怖ないでぇ、お母ちゃん全然怖ない」
「えーい、そんなんどうでもええから早よせえってッ!」
「ちょっと待ってって…ブラジャーつけんとな…」
「お前あっちで着替えろやッ!」

田中は毎日、母親に車で大学に送ってもらっている。
助手席に座る田中はクーラーの効かない車内で窓を全開にして、
窓から半身を乗り出しながら、風に髪をたなびかせ颯爽と登校する。

そのせいで田中は右腕はあまり日焼けしていないが、左腕だけかなり黒くなってしまった。

今日は待ちに待った合コンの日。

電車で繁華街の居酒屋に移動した田中。
他のメンバーと一緒に期待に胸を膨らませ、女性陣を待つ。

少し遅れ気味にやってきた女の子達は少し遅れたことを帳消しにできるほど
可愛いメンバーが揃っていた。

男達は机の下で小さくガッツポーズ。

田中は色白で清楚な子がタイプだ。
右端に座っているカトパン似の女の子に狙うことにした。

田中は合コンの時、気に入った女の子を見つけたら毎回おんなじ話をする。

「日焼けで失敗した話」だ。

今日も早速その話をしている。

「ケイコちゃん、色白いよねぇー。俺は車で登校してるから左腕だけ焼けちゃって…」

そういいながら左腕につけた親父の形見のレロックスを見せ、
左腕だけ黒いことをアピールした。

「えー、じゃあ今度ドライブに連れて行って欲しいなぁー」
(左腕だけ焼けてるってことは左ハンドル!?外車!?レロックスもつけてるし…)
「いいよ行こう行こう!じゃあケータイ教えてよ」

田中は情報を小出しにして伝えることで女の子を勘違いさせ、
女の子の電話番号をゲットしているのだった。

まぁ嘘はついてないけどね。

もちろんデート当日に使う車は母親の軽自動車である。

「オカン、車借りるぞ!」
「オークワに行かなあかんから夕方には返してや。
…なんやのんまーくんオシャレして。デートか?」
「・・・へへっ」
応援チームの勝利は普通はうれしい「2ブックマーク」

ヌヌはサッカーチーム「海亀ラテシンズ」の大ファンだ。
いつも応援している。
ある日の大事な一戦、海亀ラテシンは後半ロスタイムに逆転ゴールを決め、見事な勝利をおさめた。
だが、その勝利の瞬間ヌヌヌはひどくがっかりしたのであった。

応援していたチームが勝ったのにどうしてだろう?
15年12月30日 20:29
【ウミガメのスープ】 [アアア]



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の試合開始の時間、ヌヌヌは仕事があったので最初から観戦することができなかった。
最初から最後まで観戦したかったヌヌヌは、試合を録画して帰宅してから観るつもりだったのだが、帰宅中に空気を読まない友人からのLINEが・・・
「やったな!ラテシンズ逆転勝ちだぜ!」
せっかくハラハラした試合が結果のわかったつまらない試合になってしまった。 まぁ負けるよりはいいけどね。

○要約解説○
録画してた試合結果をネタバレされたから
ある男がレストランでスープをすすり、近くの店員に聞いた。
「おい、これはなんのスープだ?」
「ウミガメのスープです」

その後男は死んだ。
どうして死んでしまったのだろう?
11年04月02日 11:20
【ウミガメのスープ】 [レンジ]



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そのレストランでは立てこもり事件が起こっていた。男はその事件の主犯。仲間が数名いて、その全員が銃を持っていた。そのときレストランにいた客と店員(コックを含める)が人質だった。
犯人の要求は5億と逃走用の車。制限時間は指定しなかった。
最初から持久戦が目的だった。レストランなら食事も用意できるから、レストランが選ばれた。
犯人グループは交渉が得意ではなかった。だから、警察が飛知事値の身を案じ、こちらの条件をのむまで粘る、と言う単純な作戦だった。制限時間を指定しなかったのも、そのあたりが理由だった。

警察はこれを裏手に取り、体力的に、そして精神的に犯人達を追い詰めるつもりだった。

事件発生から8時間が経過。お腹をすかせた犯人達は、相談の結果、コックの一人に料理をさせる事に決めた。
「俺たちは腹が減っている。なるべく早くできる物を作れ」
出てきた料理はスープ。何でもつくりかけだった鍋を温めるだけだったから、一番早くできたらしい。
男が代表してスープをすする(念のための毒味もかねて)。それは、男の飲んだことのない味だったとか。
男はコックに聞いた。
「おい、これはなんのスープだ」
「ウミガメのスープです」

そのとき外では警察が突入準備を終えていた。突入部隊隊長(以降部隊長)はきっかけを待っていた。きっかけは犯人達が食事を取り始める瞬間だと決めていた。そのとき以外、犯人達に油断はないと結論づけられたのだ。
しかし、部隊長にはそのタイミングが分からなかった。店の中で食事を取るタイミングなど、誰が分かろうか。
そのとき、レストランの中から「これはなんのスープだ?」という台詞が聞こえた。
スープの名前を聞くのは、大抵そのスープをすするときだ。部隊長はそう思った。
今だ、と思い、部隊長は突入の合図を出した。

コックの返答を男が聞いた瞬間、店内に警察が突入してきた。
あわてた男は、銃を構えようとし、間違えて発砲してしまう。その弾は誰にも当たらなかった。
しかし、部隊長がそれに驚き、誤って発砲。その弾は男の額に直撃。即死だった。

ちなみにこの後この突入と男の死が結果として良い方向に働き、事件は解決。犯人グループはリーダーを失ったことと、「警察はその気になれば自分たちを殺す」と勘違いをして素直に投降した。負傷者は奇跡的に男以外には無かったが、男を撃った部隊長は、責任を問われることとなった。

初投稿なので、こんな感じで良かったのか心配です……。
感想、適当にお願いします。