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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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持ちの女の家の近くに、大きなペットショップがある。
種類も豊富で、店にいない動物でも頼めば一週間以内には仕入れてくれる素晴らしいお店だった。

女はペットをこの店で何匹か買っていたが、ある時、自分のペットを見て気付いた。
「あと一匹だわ。」

ペットショップで新たな注文をした女に対し、店長の男は困った顔をしながらもOKを出した。
1週間後。 男はすまなそうな顔で、女に小さなタマゴをさし出した。  「…なによ? これ?」

#b#「目的のものは捕らえたのですが、輸送中に命を失いまして… 死骸の中から、これだけを」#/b#
#b#「これが孵れば、お望みのペットが生まれるはず」 「…えっ?まさか、私がタマゴを育てるの?」#/b#
#b#「詳しくは言えませんが、とりあえず飼い主が神棚に祀り、育ててもらうのが一番ではないかと」#/b#

半信半疑でタマゴを育てた女は、3日3晩かけてようやく生まれたモノを見て、「カブってる!」と叫んだ。
驚いた女はペットショップにクレームを入れたが、男の説明を聞いて納得する。

改めて、家に帰り、ペットを並べ、じっくり眺めると… 「やっぱり、違う!!」 と叫んだ。

一体なにがあったのだろう?

【yanさんとのコラボ問題】

【元ネタ:Taka。解説:yanさん】
13年03月09日 22:19
【ウミガメのスープ】 [Taka]

遅くなり申し訳ありません!




解説を見る

のペットショップの品揃えは、世界一ィィィ!

愛玩用はもちろん、家畜や#red#猛獣#/red#、なんでもござれ。
店にないものでも、頼めば一週間以内には仕入れてくれる素晴らしいお店だった。

女はそのペットショップで、いろんなペットを買っていた。
自分の家のペット#red#達#/red#を見ると、干支の動#red#物#/red#が揃いそうなのに気付く。後は「辰」だけ。

「じゃあ、今週#red#中に仕#/red#入れてね」
女は辰をペットショップに頼んだが、現実にいない動物を頼まれた店長は、困り果てる。
1週間後。 男はすまなそうな顔で、女に小さな#red#卵#/red#をさし出した。  「…なによ? これ?」

「目的のものは#red#捕ら#/red#えたのですが、輸送中に命を#red#失#/red#いまして… 死#red#骸#/red#の中から、これだけを」#/b#
「これが#red#孵#/red#れば、お望みのペットの#red#子#/red#供が#red#生ま#/red#れるはず」 「…えっ?まさか、私が育てるの?」
「#red#詳#/red#しくは#red#未#/red#だ#red#申#/red#しませんが、#red#とり#/red#あえず飼#red#い主#/red#が#red#神#/red#棚に#red#祀#/red#り、育てて下#red#さる#/red#のが一番かと」

半信半疑でタマゴを#red#買う#/red#女。「#red#必需#/red#品は、タマゴの容器と、3.5%食塩水… 容器はお#red#酒#/red#用の#red#猪#/red#口で十分かしら?」
#red#蛇#/red#口の#red#ホース#/red#から水を出し、おちょこに注いで、塩を一つまみ。祭壇に#red#献#/red#上し、例のタマゴをポチャリと入れる。

3日3晩、夜も#red#寝ず見#/red#守り続け、#red#ヘビ#/red#ーな労働の末にようやく生まれた#red#紐#/red#のような生物を見て、女は#red#驚#/red#いた。
それは、まるで、馬のような顔の生物。調べてみると、「海馬」「シーホース」というらしい。「ウマ…かぶってるじゃん!」


努力が無#red#駄#/red#になったと怒った女はペットショップにクレームを入れた。「ちょっと!これ違うじゃな#red#いの#/red#!」
「#red#し、失#/red#礼しました! いや、これは日本で#red#タツ#/red#ノオトシゴといいまして… しかも英名シー#red#ドラゴン#/red#と呼ばれるタイプなんですよ」

説明を聞いて男を#red#許#/red#した女は、改めて家に帰ると、ペットを並べ干支がそろったのを喜び、じっくり他の動物達を眺めたのだが…
「…#red#えっと#/red#?なんか違うような」 …他の動物たちのほうも、違う気がする! まさか、今までも#red#騙#/red#されてたの?! 

あのペットショップ、似たような種類のものを売りつけてたのかも…  思わず、侮#red#蔑#/red#の言葉が出る。「う#red#う、詐欺#/red#だ!」
念のため、女は専門家を呼び、調べさせた。 「…ふむ、確かに、すべて違う種類ですな」 「やっぱり…!」

「いや、しかし… 素晴らしい!」 「…へ?」 「このネズミも、ウシも…今まで人類が見たことのない、新種の生き物なんです」
「そっ、それじゃ… この動物たち、全部、#red#UMA#/red#(未確認生物)? 本物と違う上、#red#ウマ#/red#でかぶってるじゃん!!」

一体、あのペットショップの正体は…?
しかし、彼女らが#red#駆#/red#け付けた時には、ペットショップはもぬけの殻だった。ただ、水槽の前の#red#篭#/red#に書置きが残されていた。
「地球の皆様、先日は失礼しました。本物のドラゴンっぽいのを見つけたので、ここにおいておきます。」
水槽の中から、#red#鳴#/red#き声がする。中を覗くと… 「こ、こ、これ…! #big5#ネッシーーー!!?#/big5#」
まさか… 宇宙人が、商人を#red#演#/red#じていたの…? 女は、恐怖に#red#襲#/red#われ、#red#唇#/red#を#red#ブルブル#/red#と#red#震#/red#わせながらその場にへたり込んだ…


【以下yanさんの本気】

#b#干支… ね(子・ネズミ)、うし(丑・牛)、とら(寅)、う(卯・ウサギ)、たつ(辰・竜・龍)、み(巳・蛇・ヘビ)、#/b#
#b#     うま(午・馬)、ひつじ(未・羊)、さる(申)、とり(酉・鳥)、いぬ(戌・犬)、い(亥・猪・いのしし)#/b#

#red#辰#/red#  #red#ネ 申#/red#  #red#牛#/red#勿  糸#red#丑#/red#  シ#red#寅#/red#  卵→#red#卯#/red#+、、 


竹  示#red#巳 #/red# 
#red#竜#/red#

#red#龍#/red#


敬  #red#馬#/red#太  言#red#羊#/red#  達(中に羊) シ#red#酒#/red#  口#red#鳥#/red# 
#red#馬#/red#

茜  #red#骨亥#/red#  
#red#戌#/red#
ウミガメのスープ 本歌取り「3ブックマーク」
 ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文した。
 しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼んだ。
 「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
 「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」
男は勘定を済ませ、身を投げた。
状況を補完して下さい。
15年08月20日 21:22
【ウミガメのスープ】 [からてちょっぷ]

天童魔子さんありがとうございました!




解説を見る
簡単解説→『男の一家はウミガメアレルギー。ウミガメのスープを注文したが効果が無かったため家族ではなかったことに気付いて自殺』

 男は、良家の三人兄弟の末っ子だった。
 小さい頃はまだ母も優しく、いつも笑顔だった。そう、男が初めてこっそりウミガメを食べようとした時以外は。
 「やめなさい!うちの家系は代々ウミガメを食べると死んでしまう体なのよ!」
 あのときばかりは優しい母も怖かった。死にたくなかった男はずっとその言いつけを守った。

 そんな男が大人になって。
 母は男にばかり辛く当たるようになっていた。
 「どうして兄たちは勉強も出来て嫁もとっているのに、貴方は何一つ出来ないの?この出来損ないが!」
 ある日母に追い出された男は考えた。
 こんなに兄たちと俺は違う。ひょっとしたら、血が繋がっていないのではないか?元々マイナス思考の男の頭の中では、それは確信のようなものとなっていった。
 …そうか、じゃあ、試してみればいい。
 虚ろな目をして男は「ウミガメのスープ」で有名なレストランに入り、注文した。
 恐る恐る口を付ける…何も起こらない。
 「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」
 自分の声もシェフの声も、どこか遠くの声に聞こえる。
 嗚呼…やっぱり、なんだな。
 男は身を投げた。
 
 「あら、絶望していたようなので人肉スープを出したのですが…違ったようですね」
 海辺でシェフが独り言を呟く。
 このレストランには、普通の客だけでなく、ウミガメの味を”確認しに”やってくる客もいる。
 シェフはその時は、確認する者達が自殺してしまわぬよう、人肉スープを提供する。
 ただ、人肉にも味が色々あるようで、自殺を食い止められない事もある
 そう言った者は海から引き揚げ…綺麗にして、”ウミガメになってもらう”のだ
 「ハムハム…あら、#big5#でもこの人はウミガメを食べても死んでしまったようですね#/big5#
  どちらにしろ死んでしまったということですか」
 「では…美味しく頂きましょうか」
 ここはとあるレストラン
 いろいろな者が、”ウミガメのスープ”を食べにやってくる
 カランカラン…
 「あら、いらっしゃいませ。久しぶりですね?」
  (°Д°)#big5#「ウミガメのスープを一つください、なのです」 #/big5#
 SP↑天童魔子さんありがとうございました!
犬派猫派「3ブックマーク」
自室にて死んでいた男の頭に肉球の痕を発見した警部は

部下に千円札を渡しあんパンと牛乳を買ってこさせると男とは何の関係性もないデザイナーを逮捕しました。

一体なぜ?
16年11月06日 15:53
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



解説を見る
警部は千円札を崩して五円玉(五十円玉でも可)を使い
家の傾きを調べ


欠陥住宅のせいで招き猫が倒れて来て男を殺したことを証明し
家の建築をしたデザイナーを逮捕したのです
夏でも美白死守!「3ブックマーク」
日焼けが気になる私は、
わざわざカーテンの閉まっていない窓側の席に座った。
一体なぜ?
15年06月22日 17:23
【ウミガメのスープ】 [緋色]



解説を見る
電車では、
カーテンの閉まっているほうをチェックすることによって
どちらから陽射しが照りつけてくるかわかる。
日焼けを気にする私は、
わざわざカーテンの閉まっていない窓、側の席に座ったということである。
清く正しく美しい死体「3ブックマーク」
ある一軒家でミイラ化した死体が見つかった。

その光景を目の当たりにした女。
普通なら嫌な思いをするはずだ。

しかし女は”この場所に隠蔽した人間は、この死体の人物のことを深く愛していた”ということがすぐに分かったので、不思議と嫌な思いはしなかった。

一体何故そう思ったのだろう。
12年05月20日 23:42
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]



解説を見る
近くに住んでいた身寄りのないおばあちゃんが亡くなった。
おじいちゃんに先立たれ、数年前から一人で暮らしていた。
仲良くご近所付き合いしていた私は、心配なのでたまに訪ねていた。
とても気さくなおばあちゃんで、おじいちゃんが死んだ後でも笑顔で変わらず接してくれたものだ。

私が生前一番仲が良かったので、遺品の整理等をやることになった。
その時にわかった、おばあちゃんの数年間の悲しい真実。
あの笑顔を支えてくれていたものが判明したのだ。

押入れの中にミイラ化した死体があった。
身元は当初分からなかったが、後に警察の調べでおじいちゃんだということが分かった。
それまでは殺人事件、そして死体の隠蔽かとも思われていた。
しかしおじいちゃんは心臓発作で死んだと病院の記録に残っていたので、その疑惑は晴れることになった。

ではおばあちゃんは一体何故死体を押し入れに入れておいたのだろう。
その真実はおじいちゃんのベルトにより判明することになる。

死後の肉体は水分等が抜け、元の体型より縮むはずである。
だがそのベルトは、現状の体型にぴったり合うように締められていた。
そして新しくキリか何かで穴が開けられた形跡が何個も。

服自体が古く汚れており、判別はしにくいが、おそらくおばあちゃんは死体の衣服を毎日替えていたと思われる。

おじいちゃんの生前、特に現役で働いていた時代、おばあちゃんはいつもおじいちゃんの着替えを手伝っていた。
寝ぼけ眼なおじいちゃんにパジャマを脱がせ、シャツを着せ、ズボンをはかせ、ベルトを締め、靴下も、スーツも全てやってあげていた。
一人になってしまった時も、癖というか、寂しさの紛らわせというか、とにかく同じ事をしてあげていたのだ。
自分の片割れだった抜け殻に。

当事者が死んでしまった今となってはわからないことが多い。
どうやって火葬場から持ちだしたのか、何故今までバレなかったのかなど。
刑罰も、道徳感情による非難も、すでにもう届きやしない。

私はこの一部始終に携わって思う。
不謹慎かもしれないのだが。

素敵だなと思ってしまった。

理屈を抜きにして、純愛なんだなと。

私にもこんな想いを募らせるような、素敵な人が見つかればよいのだが。
またベルトの穴が1つ左に移動した私には過ぎた願いだろうか。