動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

犬派猫派「3ブックマーク」
自室にて死んでいた男の頭に肉球の痕を発見した警部は

部下に千円札を渡しあんパンと牛乳を買ってこさせると男とは何の関係性もないデザイナーを逮捕しました。

一体なぜ?
16年11月06日 15:53
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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警部は千円札を崩して五円玉(五十円玉でも可)を使い
家の傾きを調べ


欠陥住宅のせいで招き猫が倒れて来て男を殺したことを証明し
家の建築をしたデザイナーを逮捕したのです
夏でも美白死守!「3ブックマーク」
日焼けが気になる私は、
わざわざカーテンの閉まっていない窓側の席に座った。
一体なぜ?
15年06月22日 17:23
【ウミガメのスープ】 [緋色]



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電車では、
カーテンの閉まっているほうをチェックすることによって
どちらから陽射しが照りつけてくるかわかる。
日焼けを気にする私は、
わざわざカーテンの閉まっていない窓、側の席に座ったということである。
清く正しく美しい死体「3ブックマーク」
ある一軒家でミイラ化した死体が見つかった。

その光景を目の当たりにした女。
普通なら嫌な思いをするはずだ。

しかし女は”この場所に隠蔽した人間は、この死体の人物のことを深く愛していた”ということがすぐに分かったので、不思議と嫌な思いはしなかった。

一体何故そう思ったのだろう。
12年05月20日 23:42
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]



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近くに住んでいた身寄りのないおばあちゃんが亡くなった。
おじいちゃんに先立たれ、数年前から一人で暮らしていた。
仲良くご近所付き合いしていた私は、心配なのでたまに訪ねていた。
とても気さくなおばあちゃんで、おじいちゃんが死んだ後でも笑顔で変わらず接してくれたものだ。

私が生前一番仲が良かったので、遺品の整理等をやることになった。
その時にわかった、おばあちゃんの数年間の悲しい真実。
あの笑顔を支えてくれていたものが判明したのだ。

押入れの中にミイラ化した死体があった。
身元は当初分からなかったが、後に警察の調べでおじいちゃんだということが分かった。
それまでは殺人事件、そして死体の隠蔽かとも思われていた。
しかしおじいちゃんは心臓発作で死んだと病院の記録に残っていたので、その疑惑は晴れることになった。

ではおばあちゃんは一体何故死体を押し入れに入れておいたのだろう。
その真実はおじいちゃんのベルトにより判明することになる。

死後の肉体は水分等が抜け、元の体型より縮むはずである。
だがそのベルトは、現状の体型にぴったり合うように締められていた。
そして新しくキリか何かで穴が開けられた形跡が何個も。

服自体が古く汚れており、判別はしにくいが、おそらくおばあちゃんは死体の衣服を毎日替えていたと思われる。

おじいちゃんの生前、特に現役で働いていた時代、おばあちゃんはいつもおじいちゃんの着替えを手伝っていた。
寝ぼけ眼なおじいちゃんにパジャマを脱がせ、シャツを着せ、ズボンをはかせ、ベルトを締め、靴下も、スーツも全てやってあげていた。
一人になってしまった時も、癖というか、寂しさの紛らわせというか、とにかく同じ事をしてあげていたのだ。
自分の片割れだった抜け殻に。

当事者が死んでしまった今となってはわからないことが多い。
どうやって火葬場から持ちだしたのか、何故今までバレなかったのかなど。
刑罰も、道徳感情による非難も、すでにもう届きやしない。

私はこの一部始終に携わって思う。
不謹慎かもしれないのだが。

素敵だなと思ってしまった。

理屈を抜きにして、純愛なんだなと。

私にもこんな想いを募らせるような、素敵な人が見つかればよいのだが。
またベルトの穴が1つ左に移動した私には過ぎた願いだろうか。
公共の場での喫煙が問題となっている現代では、対策を行う市町村が増えつつある。
 例えばラテ市では、町の至る所に【禁煙】のマーク等がわかりやすく書かれたシールを貼っている。
ところが、結果としてラテ市では、#b#喫煙に対する苦情が増えてしまったのだという#/b#。

      何故?
ごがつあめさんのラテクエリサイクルなのです


16年11月20日 23:58
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]



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あんまり町中に煙草タバコとどこへ行っても目につくので
サブリミナル効果で頭の中がタバコのことで埋め尽くされてしまうので吸いたくなってしまうのです
エイプリルフールが来る前に「3ブックマーク」
俺の友人の話をしよう。

友人はエイプリルフールが嫌いだった。
昔はそうでもなかったようだが、ここ暫くwebでここぞとばかりに乱痴気騒ぎ悪巫山戯を繰り返す連中に嫌気がさしているようであった。
「ネタで人をかつぐとか、物事に何も期待しないで悉く斜や裏から見て過剰反応してみるとか、どいつもこいつも普段っからやってることじゃないか。それをことさらきょうは公認とばかりに持ち上げるのは、新年度を迎えたくないだけのただの現実逃避だろう?」と。

そんな友人が、昨年の今頃、3月末—
「今年と来年のエイプリルフールは、とっておきの嘘を用意する」と言った。
つまり今から見れば、昨年のエイプリルフールに嘘をつき、今年のエイプリルフールにも何か嘘を用意しているということだ。

…なのだが、実は今の今になっても、俺には昨年友人がついたはずの嘘が何だったのかわからないのだ。
友人が"「嘘をつく」と言ってつかなかった"なんてメタ臭いことをするような奴には俺には思えない。

友人が昨年ついた嘘、今年つこうとしている嘘はどんなものだったのだろう?

※「友人」の「嘘」の真相を解明してください。
一字一句当てるものではなく、また一人称出題ですが「俺」に気づきを与えるのではなく屋上がお答えしますのでウミガメのスープとさせてください。
16年03月28日 22:30
【ウミガメのスープ】 [屋上]

3日制限はタイトルに合わせたまで、お気になさらず




解説を見る
結局友人の嘘がわからないまま迎えた、今年のエイプリルフール。

「生きてます。」

一年以上動きのなかった友人のSNSにこのタイトルで新しいエントリがあり、俺はぎょっとした。

友人が池端を散歩中に足を滑らせ、転落して亡くなった—友人のご家族からそんな連絡を受けたのは、昨年のエイプリルフールのこと。
最初はそれが「とっておきの嘘」なのかと思ったのだが、わざわざ家族まで巻き込むなんて悪趣味すぎるし、事実友人は亡くなっていた。
葬儀の日、棺の中の友人が二度と動かないのを目の当たりにして、ついこの間まで話してたのに、と悲しくなった。

しかしよりにもよってエイプリルフールに死ぬなんて。
それも、結果的に「とっておきの嘘」を墓の下にまで持って行ったまま。
そう思っていた。

エントリの本文にはこうあった。
「…驚かせてしまってごめんなさい。

このエントリは、3月31日に翌年のエイプリルフールに合わせて予約投稿したものです。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、昨年の今日川に転落して死んだ僕が実は生きていたわけでも、死後の世界から書いているわけでも、アカウントがハックされたわけでもありません。」

…なぜ、自分でそんなことが言える?

「ええ、疲れたんです。正直。
虚しくなったと言うか、気力が尽きたと言うか、世界はこんな連中を選んじまったのか…と言うか。

僕はみんなに迷惑ばかりかけていたから、たぶんいないとは思うけど。
もしかしたら、僕の心配は杞憂だったとか、そんなことで早まったのかとか、泣いている人もいるのかな。
いいんですよ。
きょうは、そういう現実とかけ離れた悪巫山戯も甚だしい言動が許される日、らしいですから。

# もしかして、やりすぎたのかな?
# でも生命保険かかってたわけでもないし、いいよね?」

私は気づいてしまった。
彼が昨年ついた嘘が、#b#自殺を事故死に見せかけたこと#/b#、そして今年、(ネタばらしを兼ねて)#b#生きているかのようにSNSを更新すること#/b#、だったと。

馬鹿。
二年がかりのとっておきの嘘って、そんな悪い冗談を仕込む奴があるか。
昨年のお前の葬儀、どれだけ人来たと思ってんだ。そしてどれだけお前の死を悔やんだと思ってんだ。

「…なんて、本当にごめんなさい。
ご存知の通りこのエントリ自体エイプリルフールの戯言です。気にしないでください。
もし僕が殺されていて、このエントリがもとで犯人を逃がすようなことがあったらことですから(笑)

もっとも、そもそも僕が死んだことでアカウントが閉鎖処理されてたらこのエントリもなかったことになるんですけど、そのときはそのとき、ということで。

つまらないことにお時間取らせてしまって本当にごめんなさい。お騒がせしました。」

思えば、友人は全部自分で抱え込みがちなところがあった。
…俺は、友人の遣る方無い感情に気づいてやれなかったのか。いや、その後悔を背負うのは俺だけじゃない。
お前は自分を想ってくれる人たちを悲しませるために、そんなことをしたのか…?