「せわしない男」「3ブックマーク」
家に帰ってきた男は服を脱いだ。
そしてすぐさまその脱いだ服を着て再び外に出て行った。
なぜ?
そしてすぐさまその脱いだ服を着て再び外に出て行った。
なぜ?
10年09月02日 01:02
【ウミガメのスープ】 [ケラケラ]
【ウミガメのスープ】 [ケラケラ]
解説を見る
普段は真面目な男が仕事帰りに同僚達と酒場による事になり、妻には「付き合いで少し飲むだけだから」と電話した。
男はいつも約束を守っていたので妻は安心しそのまま就寝した。
ところが、場が盛り上がってしまい結局男は朝帰りをする事になってしまった。
妻を起こしたら何を言われるかわからないと、静かに家に入り、急いで寝巻きに着替えようとする男。
だが、男の努力空しく妻に見つかってしまう。
寝ぼけ眼をこすりながら、半分だけスーツを着た男を見て妻が一言。
「あらあなた、今日はずいぶん早いのね」
「ああ、そうなんだ。仕事で東京まで行く事になってね」
こうして男は、忌々しさを抑えながら身支度を整え、行く当ても無く家を後にしたのだった。
男はいつも約束を守っていたので妻は安心しそのまま就寝した。
ところが、場が盛り上がってしまい結局男は朝帰りをする事になってしまった。
妻を起こしたら何を言われるかわからないと、静かに家に入り、急いで寝巻きに着替えようとする男。
だが、男の努力空しく妻に見つかってしまう。
寝ぼけ眼をこすりながら、半分だけスーツを着た男を見て妻が一言。
「あらあなた、今日はずいぶん早いのね」
「ああ、そうなんだ。仕事で東京まで行く事になってね」
こうして男は、忌々しさを抑えながら身支度を整え、行く当ても無く家を後にしたのだった。
「【無茶振り三題噺21】いい加減な仕事」「3ブックマーク」
太郎は空気清浄機を作るメーカーで働いている。
安い空気清浄機だとプチプチをまいて壊れないようにして運ぶのに、
高い空気清浄機だと、プチプチも他の緩衝材も何も入れずに運ぶ。
いったいどうしてだろう?
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※この問題は「空気清浄機」「プチプチ」「たかい」のお題をもとに作られた三題噺の問題です。
~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、掲示板『ラテシンチャットルーム』の『無茶振り三題噺』
またはWIKIのhttp://sui-hei.net/app/webroot/pukiwiki/index.php?無茶振り三題噺をご覧ください。
過去問一覧:http://sui-hei.net/mondai/tag/無茶振り三題噺
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安い空気清浄機だとプチプチをまいて壊れないようにして運ぶのに、
高い空気清浄機だと、プチプチも他の緩衝材も何も入れずに運ぶ。
いったいどうしてだろう?
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※この問題は「空気清浄機」「プチプチ」「たかい」のお題をもとに作られた三題噺の問題です。
~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、掲示板『ラテシンチャットルーム』の『無茶振り三題噺』
またはWIKIのhttp://sui-hei.net/app/webroot/pukiwiki/index.php?無茶振り三題噺をご覧ください。
過去問一覧:http://sui-hei.net/mondai/tag/無茶振り三題噺
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15年05月06日 23:33
【ウミガメのスープ】 [3000才]
【ウミガメのスープ】 [3000才]
解説を見る
太郎のメーカーがかつて製造した空気清浄機の定価はとても高かったが、
今ではずいぶん安くなった。
そして、そのメーカーでは、顧客に空気清浄機を納品した際に、
古くなった空気清浄機の回収を行っている。
太郎が、新品の安い空気清浄機を出荷するときは緩衝材が巻かれており、
使い古しの当時は高かった空気清浄機を回収するときは雑に扱っている。
今ではずいぶん安くなった。
そして、そのメーカーでは、顧客に空気清浄機を納品した際に、
古くなった空気清浄機の回収を行っている。
太郎が、新品の安い空気清浄機を出荷するときは緩衝材が巻かれており、
使い古しの当時は高かった空気清浄機を回収するときは雑に扱っている。
「亀夫君クローズド「閉ざされた部屋からの脱出(仮)」」「3ブックマーク」
※この問題への参加者は、事前に参加表明してくださった「#b#えねこー☆#/b#さん」「#b#まぴばゆ#/b#さん」「#b#えつこ#/b#さん」「#b#ディダムズ#/b#さん」に限らせていただきます。
もちろん観戦は可能です。
観戦される方は、「観戦用チャットルーム:http://chat.kanichat.com/chat?roomid=Kansen」をご使用下さい。
#red#招待状#/red#
やぁ、カメオ君。
君が今いる部屋は、あと60分後に爆発する爆弾が設置されている。
この部屋から脱出するダタ一つの方法は、
コードを間違えずにきる。
それだけだ。
間違えたら、そこで終わり。
成功した暁には当たり前である事の素晴らしさに感謝をする事だろう。
選択は君次第だ。
君達は囚われの身となっているカメオ君を音声のみでつながっている
カメオ君を適切に誘導し、脱出させてほしい
質問は20回まで、制限時間はもちろん1時間。
それでは健闘を祈っている。
※ルール
質問は20回、制限時間1時間、それ以外は通常の亀夫君と同じです。
もちろん観戦は可能です。
観戦される方は、「観戦用チャットルーム:http://chat.kanichat.com/chat?roomid=Kansen」をご使用下さい。
#red#招待状#/red#
やぁ、カメオ君。
君が今いる部屋は、あと60分後に爆発する爆弾が設置されている。
この部屋から脱出するダタ一つの方法は、
コードを間違えずにきる。
それだけだ。
間違えたら、そこで終わり。
成功した暁には当たり前である事の素晴らしさに感謝をする事だろう。
選択は君次第だ。
君達は囚われの身となっているカメオ君を音声のみでつながっている
カメオ君を適切に誘導し、脱出させてほしい
質問は20回まで、制限時間はもちろん1時間。
それでは健闘を祈っている。
※ルール
質問は20回、制限時間1時間、それ以外は通常の亀夫君と同じです。
15年02月10日 21:12
【新・形式】 [tsuna]
【新・形式】 [tsuna]
解説を見る
正装に着替えると、ドアが自動的に開いた。
どうやら「(ドレス)コードを間違えずに着る」という意味だったようだ。
しかし、もう時間がない。間に合うのか!?
僕は一目散に部屋を飛び出した。
#big5#ぱーん#/big5#
その瞬間、僕は正面から衝撃を受けた。
爆発──!? いや、それにしては衝撃が小さい。
それはパーティー用のクラッカーだった。
『おめでとうございます。さーこちらへどうぞ』
アカリちゃんとレナちゃんが僕の手を引っぱって、奥へと誘う。
「では、おたのしみください」
ぺこりとお辞儀をして二人は去って行った。
辺りを見まわすと、
親切な魔法使いが、店員にオススメを聞いた後に
やっぱりナポリタンをオーダーしている。
サラダバーにベジタリアンな佐藤さんがいる。
ステージではLTP48が歌っている。
バーカウンターではBAR LATEthinkのマスターがシェイカーを振っている。
隅の方ではビーサンと田中が何やら互いを慰めあっている。
「ココは?」
僕は誰に尋ねるでもなくつぶやいた。
「ココはとある海の見えるレストランだよ」
帽子を逆に被り、サスペンダーをしている子がクスクス笑いながら僕のつぶやきに答えた。
「ようこそカメオ君。わたしの名前はシンディー。今日のパーティーの主催者だよ。
君は一番の功労者だからちょっとしたサプライズをプレゼントしたんだけれど、どうだった?」
「君が主催者か!? 何々だよ!? この性質の悪い招待状は!!」
「だからサプライズだって。記念だから」
「だから何の記念なんだよ」
「えー、分かんないの?」
シンディーは僕の質問に答えずクスクス笑っている。
ったく!! 人をバカにして!!
・・・・・・記念?
・・・・・・あ。
僕は気がついた。
そうか・・・・今日は・・・・・。
「みんなー。知っての通り、今日はウミガメ記念日。パーッと騒ごう!!」
シンディーが叫んだ。
#b#『ラテシン5周年おめでとう』#/b#
「ってまだ二人来ていないよ~」
私はスープの男。どうやら私にだけ招待状は来なかった様だ。・・・・・・寂しい。
「やっと見つけた~。はい招待状。
俺はライナー。シンディーに頼まれたんだがこんなに大変だとは思わなかったよw
招待状は送ったんだが転居先不明で戻ってきちゃったんだ。
パーティーが終わったらちゃんと転出届を郵便局に出しておいてくれよ。
さて、もうパーティー始まっちゃってるから急いで行こう」
私はスープの男。どうやら私にも招待状は届けられていた様だ。嬉しい。YO!YO!
改めて#big5#『ラテシン5周年おめでとう』#/big5#
~オマケ~
「そういえばシンディ」
「ん? なんだい」
「わざわざ僕を驚かせる為だけにあんな仕掛けを?」
「そうだよ。だって」
「だって……?」
「その方が面白いから」
「……」
SPはノックスさんと天童さんです
テストプレイヤーはさしゃさん、おりおんさん、ぽんぽこぺんさん、kirakuさんです。
アリガトウございました。
どうやら「(ドレス)コードを間違えずに着る」という意味だったようだ。
しかし、もう時間がない。間に合うのか!?
僕は一目散に部屋を飛び出した。
#big5#ぱーん#/big5#
その瞬間、僕は正面から衝撃を受けた。
爆発──!? いや、それにしては衝撃が小さい。
それはパーティー用のクラッカーだった。
『おめでとうございます。さーこちらへどうぞ』
アカリちゃんとレナちゃんが僕の手を引っぱって、奥へと誘う。
「では、おたのしみください」
ぺこりとお辞儀をして二人は去って行った。
辺りを見まわすと、
親切な魔法使いが、店員にオススメを聞いた後に
やっぱりナポリタンをオーダーしている。
サラダバーにベジタリアンな佐藤さんがいる。
ステージではLTP48が歌っている。
バーカウンターではBAR LATEthinkのマスターがシェイカーを振っている。
隅の方ではビーサンと田中が何やら互いを慰めあっている。
「ココは?」
僕は誰に尋ねるでもなくつぶやいた。
「ココはとある海の見えるレストランだよ」
帽子を逆に被り、サスペンダーをしている子がクスクス笑いながら僕のつぶやきに答えた。
「ようこそカメオ君。わたしの名前はシンディー。今日のパーティーの主催者だよ。
君は一番の功労者だからちょっとしたサプライズをプレゼントしたんだけれど、どうだった?」
「君が主催者か!? 何々だよ!? この性質の悪い招待状は!!」
「だからサプライズだって。記念だから」
「だから何の記念なんだよ」
「えー、分かんないの?」
シンディーは僕の質問に答えずクスクス笑っている。
ったく!! 人をバカにして!!
・・・・・・記念?
・・・・・・あ。
僕は気がついた。
そうか・・・・今日は・・・・・。
「みんなー。知っての通り、今日はウミガメ記念日。パーッと騒ごう!!」
シンディーが叫んだ。
#b#『ラテシン5周年おめでとう』#/b#
「ってまだ二人来ていないよ~」
私はスープの男。どうやら私にだけ招待状は来なかった様だ。・・・・・・寂しい。
「やっと見つけた~。はい招待状。
俺はライナー。シンディーに頼まれたんだがこんなに大変だとは思わなかったよw
招待状は送ったんだが転居先不明で戻ってきちゃったんだ。
パーティーが終わったらちゃんと転出届を郵便局に出しておいてくれよ。
さて、もうパーティー始まっちゃってるから急いで行こう」
私はスープの男。どうやら私にも招待状は届けられていた様だ。嬉しい。YO!YO!
改めて#big5#『ラテシン5周年おめでとう』#/big5#
~オマケ~
「そういえばシンディ」
「ん? なんだい」
「わざわざ僕を驚かせる為だけにあんな仕掛けを?」
「そうだよ。だって」
「だって……?」
「その方が面白いから」
「……」
SPはノックスさんと天童さんです
テストプレイヤーはさしゃさん、おりおんさん、ぽんぽこぺんさん、kirakuさんです。
アリガトウございました。
「見透かされてる心の果てはどんな匂いがするのだろう」「3ブックマーク」
カメコの元を訪れたカメオは、彼女の作った料理をふるまわれた。
カメオは、感想も言わず無表情で料理を食べたが、
"彼は心から美味しいと思ってくれた"とカメコは確信した。
妄想ではないのだが、何故わかったのだろう?
※某所で出題した問題の修正版です。
本筋は同じですので、ご存知の方はROMしていただきますようお願い致します。
カメオは、感想も言わず無表情で料理を食べたが、
"彼は心から美味しいと思ってくれた"とカメコは確信した。
妄想ではないのだが、何故わかったのだろう?
※某所で出題した問題の修正版です。
本筋は同じですので、ご存知の方はROMしていただきますようお願い致します。
14年08月30日 15:51
【ウミガメのスープ】 [みん]
【ウミガメのスープ】 [みん]
解説を見る
カメコは、スーパーの試食販売をしている。
試食を食べた客のカメオは、その商品をカゴに入れたので、
何も言わなくても美味しいと思ったのは間違いないだろう。
試食を食べた客のカメオは、その商品をカゴに入れたので、
何も言わなくても美味しいと思ったのは間違いないだろう。
「運命の輪」「3ブックマーク」
合コンに来ていたシル太の隣には、意中の女性、タト子が座っていた。
彼女の気を惹こうと、目の前に運ばれてきたエビチリを彼女に取り分けた。
その様子を見て、反対側に座っていた親友のカメオはただただ唖然とし、
この場をセッティングした事を激しく後悔し、狂ってしまった運命に青ざめた。
一体なぜ?
彼女の気を惹こうと、目の前に運ばれてきたエビチリを彼女に取り分けた。
その様子を見て、反対側に座っていた親友のカメオはただただ唖然とし、
この場をセッティングした事を激しく後悔し、狂ってしまった運命に青ざめた。
一体なぜ?
14年01月30日 22:14
【ウミガメのスープ】 [セルス]
【ウミガメのスープ】 [セルス]
turntable
解説を見る
※#big5#超文解説のため、面倒な方は最下部の要約版をご覧ください。#/big5#
合コンの前日の事だった。
アングラサイト経由で入手した毒薬の瓶を手にし、その瓶を冷やかな目で見つめるカメオ。
#red#準備は整った。あの女-タト子に思い知らせてやる。#/red#
タト子。これまで生きてきた中で、一度たりともその名を忘れたことはない。
カメオの大切な妹を、イジメで自殺に追いやった女。
いつか、必ず復讐してやる。たとえ何年かかろうとも!
そう思いながらも、妹の死後、逃げるように転校していったタト子の消息を掴めずにいた。
そんなある時の事だった。
昔の知人から合コンを持ちかけられたカメオ。
知人が連れてくるというメンバーの中に、タト子がいる事を知った。
何というめぐり合わせだ!
#red#カメオは狂喜し、感謝した。タト子を殺す機会を得たこと。その運命に。#/red#
知人と共に#b#合コンの幹事を買って出たカメオは、タト子の死の舞台に中華料理レストランを選んだ#/b#。
幹事だからと、他のメンバーが来る前に中華レストランに訪れ、
レストランの#red#ターンテーブルの上に山積みにされた取り皿のうちの一枚に毒を盛った#/red#。
そして、カメオはやがてやって来たタト子をある席に誘導する。
自分から時計回りに4つ離れた席。
ちょうど、#red#山積みにされた5枚目の皿-毒を盛った皿をタト子が手にするであろう位置#/red#に。
運ばれてきた最初の料理は、エビチリだった。
#b#幹事として一番最初に料理をとり、さり気なく時計回しにエビチリを回す。#/b#
そして、運命の輪は回り出す。
一人目の元に料理が運ばれる。2枚目の皿に料理をとる。
二人目の元に料理が運ばれる。3枚目の皿に料理をとる。
だが、#b#カメオからみてテーブルの反対側ぐらい#/b#。
そこに座る#red#三人目-親友のシル太のもとへ料理が運ばれた時、運命は狂ってしまう。#/red#
第一印象で、シル太はタト子にぞっこんだった。
そんなシル太は、タト子の気を惹くために、
彼女に料理を取り分けようと#red#2枚を取ってしまった#/red#のだ。
#red#そのうちの片方-5枚目が、毒入りの皿であることなど知る由もなく#/red#。
シル太の予想外の行動に、カメオは驚いた。
そしてカメオは、自らが毒を盛った5枚目の皿を見失ってしまった。
#red#もはや、シル太のとった2枚の皿のうち、どちらが毒入りの皿なのか解らない#/red#。
親友のシル太が死んでしまうかもしれない。
シル太の予想外の行動によって狂ってしまった運命に、カメオは青ざめた。
自分が、この#red#タト子を殺すための場をセッティングしたことを後悔した。#/red#
シル太とタト子が料理を口に運ぶ。
死ぬのはどっちか。それは、毒を仕込んだカメオにさえ解らなかった。
#big5#※要約版解説#/big5#
タト子に殺意を抱いていたカメオは、
合コン会場の中華料理レストランのターンテーブルに積まれた取り皿のうち、
#b#タト子が取るであろう一枚に毒を盛った#/b#。
だが、隣に座っていたシル太がタト子に料理をとるために2枚の皿を取ってしまい、
#b#どちらが毒入りの皿か解らなくなった#/b#。
#b#親友のシル太が死んでしまうかもしれない・・・#/b#
その事実に、#b#タト子を殺すためのこの場をセッティングした事#/b#を、カメオは後悔し、青ざめた。
合コンの前日の事だった。
アングラサイト経由で入手した毒薬の瓶を手にし、その瓶を冷やかな目で見つめるカメオ。
#red#準備は整った。あの女-タト子に思い知らせてやる。#/red#
タト子。これまで生きてきた中で、一度たりともその名を忘れたことはない。
カメオの大切な妹を、イジメで自殺に追いやった女。
いつか、必ず復讐してやる。たとえ何年かかろうとも!
そう思いながらも、妹の死後、逃げるように転校していったタト子の消息を掴めずにいた。
そんなある時の事だった。
昔の知人から合コンを持ちかけられたカメオ。
知人が連れてくるというメンバーの中に、タト子がいる事を知った。
何というめぐり合わせだ!
#red#カメオは狂喜し、感謝した。タト子を殺す機会を得たこと。その運命に。#/red#
知人と共に#b#合コンの幹事を買って出たカメオは、タト子の死の舞台に中華料理レストランを選んだ#/b#。
幹事だからと、他のメンバーが来る前に中華レストランに訪れ、
レストランの#red#ターンテーブルの上に山積みにされた取り皿のうちの一枚に毒を盛った#/red#。
そして、カメオはやがてやって来たタト子をある席に誘導する。
自分から時計回りに4つ離れた席。
ちょうど、#red#山積みにされた5枚目の皿-毒を盛った皿をタト子が手にするであろう位置#/red#に。
運ばれてきた最初の料理は、エビチリだった。
#b#幹事として一番最初に料理をとり、さり気なく時計回しにエビチリを回す。#/b#
そして、運命の輪は回り出す。
一人目の元に料理が運ばれる。2枚目の皿に料理をとる。
二人目の元に料理が運ばれる。3枚目の皿に料理をとる。
だが、#b#カメオからみてテーブルの反対側ぐらい#/b#。
そこに座る#red#三人目-親友のシル太のもとへ料理が運ばれた時、運命は狂ってしまう。#/red#
第一印象で、シル太はタト子にぞっこんだった。
そんなシル太は、タト子の気を惹くために、
彼女に料理を取り分けようと#red#2枚を取ってしまった#/red#のだ。
#red#そのうちの片方-5枚目が、毒入りの皿であることなど知る由もなく#/red#。
シル太の予想外の行動に、カメオは驚いた。
そしてカメオは、自らが毒を盛った5枚目の皿を見失ってしまった。
#red#もはや、シル太のとった2枚の皿のうち、どちらが毒入りの皿なのか解らない#/red#。
親友のシル太が死んでしまうかもしれない。
シル太の予想外の行動によって狂ってしまった運命に、カメオは青ざめた。
自分が、この#red#タト子を殺すための場をセッティングしたことを後悔した。#/red#
シル太とタト子が料理を口に運ぶ。
死ぬのはどっちか。それは、毒を仕込んだカメオにさえ解らなかった。
#big5#※要約版解説#/big5#
タト子に殺意を抱いていたカメオは、
合コン会場の中華料理レストランのターンテーブルに積まれた取り皿のうち、
#b#タト子が取るであろう一枚に毒を盛った#/b#。
だが、隣に座っていたシル太がタト子に料理をとるために2枚の皿を取ってしまい、
#b#どちらが毒入りの皿か解らなくなった#/b#。
#b#親友のシル太が死んでしまうかもしれない・・・#/b#
その事実に、#b#タト子を殺すためのこの場をセッティングした事#/b#を、カメオは後悔し、青ざめた。