「その木はちょっと気に食わない」「3ブックマーク」
とある地方の小学校を見下ろす丘。
「○○小学校XXXX年卒業記念植樹」という札とともに若木が植えられたのだが……
東京の大学を出たばかりの新任教師は、その木を一目見て、ひどくがっかりしたのである。
どうしてだろう。
-----
SPはRatterさんです。
勉強になりました、ありがとうございます。
「○○小学校XXXX年卒業記念植樹」という札とともに若木が植えられたのだが……
東京の大学を出たばかりの新任教師は、その木を一目見て、ひどくがっかりしたのである。
どうしてだろう。
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SPはRatterさんです。
勉強になりました、ありがとうございます。
16年02月14日 23:21
【ウミガメのスープ】 [ゴトーレーベル]
【ウミガメのスープ】 [ゴトーレーベル]
SP:Ratterさん。23問目。
解説を見る
この木が植えられたのは#b#9年前のこと#/b#で、今では見上げるほどの大きさに育っている。
新任教師は、この小学校の#b#10年前の卒業生#/b#。
東京の大学に入り、この春卒業して母校に赴任するため郷里に帰ってきた。
「そろそろ#red#『あれ』#/red#を掘り出す約束の時期だな。なつかしい」そう思いながら、久しぶりに問題の場所にやってきた彼が見たのは……
#red#彼と友人たち数人が卒業記念のタイプカプセルを埋めた翌年、そんなことは知らない当時の学校やPTAが、その真上に植えてしまった木だったのである。#/red#
大きな木を見た彼は驚愕するとともに、これではとても掘り出せない、そう思って落胆したのである。
新任教師は、この小学校の#b#10年前の卒業生#/b#。
東京の大学に入り、この春卒業して母校に赴任するため郷里に帰ってきた。
「そろそろ#red#『あれ』#/red#を掘り出す約束の時期だな。なつかしい」そう思いながら、久しぶりに問題の場所にやってきた彼が見たのは……
#red#彼と友人たち数人が卒業記念のタイプカプセルを埋めた翌年、そんなことは知らない当時の学校やPTAが、その真上に植えてしまった木だったのである。#/red#
大きな木を見た彼は驚愕するとともに、これではとても掘り出せない、そう思って落胆したのである。
「【男の思惑】」「3ブックマーク」
とある小さな駅で降りる様に指示を受けた男はそこで下車し、
その駅のホームにいた女の傍を通り、右下半身に若干の痛みを感じながらゆっくりと階段を上り始めた。
男の行動の真意を読み解け。
その駅のホームにいた女の傍を通り、右下半身に若干の痛みを感じながらゆっくりと階段を上り始めた。
男の行動の真意を読み解け。
15年06月16日 23:56
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
解説を見る
刑事である同僚からの連絡だ。
『次の駅で降りろ。 そこに俺達が追ってるスリ常習犯の婆さんがいる。
婆さんはホームの階段下辺りで大きな荷物を所持している。
多分、一策を講じてる筈だ。
お前は長財布をなるべく目に付きやすい様にズボンの後ろポケットに入れて、
下車したら婆さんの傍を通ってゆっくり階段を上るんだ。
奴は必ず声を掛けてくる。 おそらくだが、“荷物が重い”などと困った顔をしてな。
そしたらお前は振り返り、優しく婆さんの荷物を抱えてやってくれ。
そして奴が手を出しても、気付かない振りをしててくれ。
俺がタイミングをみて、確保にあたる。』
同僚からの連絡を受けた刑事は長財布をズボンの右後ろポケットに忍ばせ、次の駅で電車を降りた。
人の少ない小さな駅だ。 婆さんの姿はすぐに確認出来た。
刑事は婆さんの傍を素通りし、ゆっくりと階段を上り始めた。
あからさまに忍ばせた長財布のせいで段を上がる毎に右尻に若干の痛みを伴うが、
これも婆さんの“声”を待つ為だ。
おそらく、もうすぐ……………
『ああー……重いー………!』
この物語を、婆さん側の視点から描いたものが
http://sui-hei.net/mondai/show/15855
である。
※当問題は、さるぼぼさん出題『尻し良く』の勝手なオマージュです。
さるぼぼさん、申し訳ありません。 本当にありがとうございます。
『次の駅で降りろ。 そこに俺達が追ってるスリ常習犯の婆さんがいる。
婆さんはホームの階段下辺りで大きな荷物を所持している。
多分、一策を講じてる筈だ。
お前は長財布をなるべく目に付きやすい様にズボンの後ろポケットに入れて、
下車したら婆さんの傍を通ってゆっくり階段を上るんだ。
奴は必ず声を掛けてくる。 おそらくだが、“荷物が重い”などと困った顔をしてな。
そしたらお前は振り返り、優しく婆さんの荷物を抱えてやってくれ。
そして奴が手を出しても、気付かない振りをしててくれ。
俺がタイミングをみて、確保にあたる。』
同僚からの連絡を受けた刑事は長財布をズボンの右後ろポケットに忍ばせ、次の駅で電車を降りた。
人の少ない小さな駅だ。 婆さんの姿はすぐに確認出来た。
刑事は婆さんの傍を素通りし、ゆっくりと階段を上り始めた。
あからさまに忍ばせた長財布のせいで段を上がる毎に右尻に若干の痛みを伴うが、
これも婆さんの“声”を待つ為だ。
おそらく、もうすぐ……………
『ああー……重いー………!』
この物語を、婆さん側の視点から描いたものが
http://sui-hei.net/mondai/show/15855
である。
※当問題は、さるぼぼさん出題『尻し良く』の勝手なオマージュです。
さるぼぼさん、申し訳ありません。 本当にありがとうございます。
「【無茶振り三題噺18】大と小」「3ブックマーク」
例えて言うならば豆つぶとメロンぐらい体の大きさの違う双子カメオとカメゾウ(カメオ→小、カメゾウ→大)だが、
ある日、カメゾウは、その差は実はちょこっとしかないと思った。
どうゆうこと?
~問題文の末尾につけよう~
--------------------------------
※この問題は「チョコ」「豆」「双子」
のお題をもとに作られた三題噺の問題です。
~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、チャット『三題噺』をご覧ください。
--------------------------------
過去問一覧:http://chat.kanichat.com/chat?roomid=SandaiBanashi
ある日、カメゾウは、その差は実はちょこっとしかないと思った。
どうゆうこと?
~問題文の末尾につけよう~
--------------------------------
※この問題は「チョコ」「豆」「双子」
のお題をもとに作られた三題噺の問題です。
~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、チャット『三題噺』をご覧ください。
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過去問一覧:http://chat.kanichat.com/chat?roomid=SandaiBanashi
15年02月02日 22:57
【ウミガメのスープ】 [えねこー☆]
【ウミガメのスープ】 [えねこー☆]
解説を見る
カメゾウは体は大きいが理解力が足りなかった。
二人は目盛りが円盤にかいてあり、針が回って重さを示す【アナログ体重計】に乗って体重を比べたのだが、
カメゾウが重すぎることで針が一周以上回り、結果が視覚的には軽いカメオと同じぐらいになったのだ。
二人は目盛りが円盤にかいてあり、針が回って重さを示す【アナログ体重計】に乗って体重を比べたのだが、
カメゾウが重すぎることで針が一周以上回り、結果が視覚的には軽いカメオと同じぐらいになったのだ。
「きっと彼らは」「3ブックマーク」
とある株式会社『海亀製作所』は、社運を賭けた新商品の宣伝を、発売日から3週間も遅れて開始した。
そのおかげで、新商品は大ヒットした。
一体、どういうことだろうか?
inspired by 牛削りさん
そのおかげで、新商品は大ヒットした。
一体、どういうことだろうか?
inspired by 牛削りさん
15年02月14日 21:19
【ウミガメのスープ】 [ディダムズ]
【ウミガメのスープ】 [ディダムズ]
3ヶ月ぶり130度目
解説を見る
海亀製作所は些細な手違いであろうことか新商品の宣伝を遅らせてしまいました。
モノは良かったため、何とか大ヒットと言えるレベルまで売り上げはしましたが、市場を制圧するとまで考えていた社員達はがっくりです。
一方、ライバル社である山鶴工業の社長は思わぬ幸運にほっと胸をなでおろします。
「あれは爆発的大ヒット、いや、特大ホームランにもなりえたが、宣伝ミスのおかげで大ヒット程度で助かった。あの製品を研究して我々も巻き返すぞ!」
商売の世界はかくも厳しいものである。
モノは良かったため、何とか大ヒットと言えるレベルまで売り上げはしましたが、市場を制圧するとまで考えていた社員達はがっくりです。
一方、ライバル社である山鶴工業の社長は思わぬ幸運にほっと胸をなでおろします。
「あれは爆発的大ヒット、いや、特大ホームランにもなりえたが、宣伝ミスのおかげで大ヒット程度で助かった。あの製品を研究して我々も巻き返すぞ!」
商売の世界はかくも厳しいものである。
「クラスメイトの危機」「3ブックマーク」
パープルのソファとお揃いのクッション、小花柄のベッドシーツとお揃いのカーテン。
お気に入りの家具に囲まれて若芽は幸せいっぱいである。
そんな一人暮らしを始めて最初の夜。
若芽は何か気配を感じてカーテンをめくり外を覗いた。
その時、勝男はバスルームでシャワーを浴びていたのだが、
若芽の悲鳴を聞いてびしょ濡れのままバスルームを飛び出した。
リビングには誰もいない。開けっ放しの窓から吹く風が小花柄のカーテンを揺らしている。
勝男はその窓を見て躊躇いなく外へ飛び出した。
そして若芽を見つけた勝男は悲鳴をあげた。
勝男の悲鳴の理由は何か?
*登場する人物は過去問「クラスメイトの献身」「クラスメイトの告白」を参照。
お気に入りの家具に囲まれて若芽は幸せいっぱいである。
そんな一人暮らしを始めて最初の夜。
若芽は何か気配を感じてカーテンをめくり外を覗いた。
その時、勝男はバスルームでシャワーを浴びていたのだが、
若芽の悲鳴を聞いてびしょ濡れのままバスルームを飛び出した。
リビングには誰もいない。開けっ放しの窓から吹く風が小花柄のカーテンを揺らしている。
勝男はその窓を見て躊躇いなく外へ飛び出した。
そして若芽を見つけた勝男は悲鳴をあげた。
勝男の悲鳴の理由は何か?
*登場する人物は過去問「クラスメイトの献身」「クラスメイトの告白」を参照。
13年09月20日 22:02
【ウミガメのスープ】 [水上]
【ウミガメのスープ】 [水上]
そうです。また勝男です。
解説を見る
パープルのソファとお揃いのクッション、小花柄のベッドシーツとお揃いのカーテン。
すべての荷物をアパートへ運び終えた勝男はようやく腰を下ろすことができた。
今日は若芽が一人暮らしを始めるということで、引っ越しの手伝いをしていたのだ。
「ありがとう勝男くん。助かちゃった」
若芽に労いの言葉をかけられる勝男。
「これぐらいどうってことないよ。お安い御用さ」
「それじゃ今日は本当にありがとうね」
「え・・・」
正直、勝男は期待していた。
若芽に「疲れたでしょ? ゆっくり休んでいってね」みたいなことを言われ、
ソファで疲れた体を休めて、二人でアッサムティなどを飲み、
時間を忘れて楽しく話していると、あっという間に外は暗くなっていて、
若芽が少し頬を染めて、勝男の手に自分の手を添えて
「やっぱり一人は心細いな…」
みたいな事言っちゃったりなんかしたり…
・・・
・・
・
「…っぉくん! 勝男くん! 話聞いてる?」
「ん?え、あぁ聞いてる聞いてる」
「これからちょっと出掛けないといけないから、そろそろ出掛ける準備しないと…」
「ソーナンダ。ソレワタイヘンダ」
「うん。なんか追い出すみたいでごめんね。今度お礼にラーメンでもおごるよ」
期待虚しく、早々にアパートを追い出された勝男。
しかし勝男はただでは転ばない男。
若芽に気づかれないよう窓の鍵をこっそりと開けておいた。
部屋は一階なので簡単に忍び込める。
夜に忍び込み、ビックリさせてやろうとほくそ笑んだ。
・・・
夜も更けて…
出先から戻った若芽は着替えを済ませるとバスルームに向かった。
このアパートの唯一の欠点はユニットバスであること。
若芽は慣れないユニットバスでトイレを濡らさないように、
バスタブ内側にシャワーカーテンを入れ込み、体を洗い始めた。
その頃…
窓から侵入した勝男は
「かーつおさーんじょーーうッ!!!」
と、大声を出して部屋に侵入した。
シーーーーン…
部屋の電気はついているのに誰もいない。しかしよく耳を済ませると、
バスルームの方からシャワーの音が聞こえる。
「なーるほど…」
勝男は不敵に笑ったあと、息を潜めて躊躇いなくバスルームの扉を開けた。
若芽に毒牙が忍び寄る…
若芽は不意に背後に悪寒を感じ、カーテンをそっとめくり、外の様子を伺った。
勝男と目が合う若芽。
若芽と目が合う勝男。
若芽は咄嗟にシャワーを勝男に浴びせかけ、
「キャーーーーーーーッッッ!!!」と悲鳴を上げた。
「ゴメンなさーーーーい!」
シャワーをかけられ、悲鳴を上げられた勝男は一目散にバスルームを飛び出し、
リビングの開けっ放しの窓から外へと飛び出した。
びしょ濡れのまま家に帰った勝男。
とりあえず服を着替えるついでに風呂に入り、寝巻きに着替えて自分の部屋に戻った。
さっきの覗きのことなど忘れてくつろいでいると、窓の外に人の気配。
カーテンを開けるとそこに鬼の形相をした若芽を見つけた。
「キャーーーーーーーッッッ!!!」
すべての荷物をアパートへ運び終えた勝男はようやく腰を下ろすことができた。
今日は若芽が一人暮らしを始めるということで、引っ越しの手伝いをしていたのだ。
「ありがとう勝男くん。助かちゃった」
若芽に労いの言葉をかけられる勝男。
「これぐらいどうってことないよ。お安い御用さ」
「それじゃ今日は本当にありがとうね」
「え・・・」
正直、勝男は期待していた。
若芽に「疲れたでしょ? ゆっくり休んでいってね」みたいなことを言われ、
ソファで疲れた体を休めて、二人でアッサムティなどを飲み、
時間を忘れて楽しく話していると、あっという間に外は暗くなっていて、
若芽が少し頬を染めて、勝男の手に自分の手を添えて
「やっぱり一人は心細いな…」
みたいな事言っちゃったりなんかしたり…
・・・
・・
・
「…っぉくん! 勝男くん! 話聞いてる?」
「ん?え、あぁ聞いてる聞いてる」
「これからちょっと出掛けないといけないから、そろそろ出掛ける準備しないと…」
「ソーナンダ。ソレワタイヘンダ」
「うん。なんか追い出すみたいでごめんね。今度お礼にラーメンでもおごるよ」
期待虚しく、早々にアパートを追い出された勝男。
しかし勝男はただでは転ばない男。
若芽に気づかれないよう窓の鍵をこっそりと開けておいた。
部屋は一階なので簡単に忍び込める。
夜に忍び込み、ビックリさせてやろうとほくそ笑んだ。
・・・
夜も更けて…
出先から戻った若芽は着替えを済ませるとバスルームに向かった。
このアパートの唯一の欠点はユニットバスであること。
若芽は慣れないユニットバスでトイレを濡らさないように、
バスタブ内側にシャワーカーテンを入れ込み、体を洗い始めた。
その頃…
窓から侵入した勝男は
「かーつおさーんじょーーうッ!!!」
と、大声を出して部屋に侵入した。
シーーーーン…
部屋の電気はついているのに誰もいない。しかしよく耳を済ませると、
バスルームの方からシャワーの音が聞こえる。
「なーるほど…」
勝男は不敵に笑ったあと、息を潜めて躊躇いなくバスルームの扉を開けた。
若芽に毒牙が忍び寄る…
若芽は不意に背後に悪寒を感じ、カーテンをそっとめくり、外の様子を伺った。
勝男と目が合う若芽。
若芽と目が合う勝男。
若芽は咄嗟にシャワーを勝男に浴びせかけ、
「キャーーーーーーーッッッ!!!」と悲鳴を上げた。
「ゴメンなさーーーーい!」
シャワーをかけられ、悲鳴を上げられた勝男は一目散にバスルームを飛び出し、
リビングの開けっ放しの窓から外へと飛び出した。
びしょ濡れのまま家に帰った勝男。
とりあえず服を着替えるついでに風呂に入り、寝巻きに着替えて自分の部屋に戻った。
さっきの覗きのことなど忘れてくつろいでいると、窓の外に人の気配。
カーテンを開けるとそこに鬼の形相をした若芽を見つけた。
「キャーーーーーーーッッッ!!!」