「贖罪の振り」「4ブックマーク」
妻のカメコが駅前で美味しいと話題のプリンを購入してきたので
それを食べたカメオは自殺しました。
一体なぜ?
それを食べたカメオは自殺しました。
一体なぜ?
16年08月30日 20:51
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
解説を見る
プリンを食べたカメオは驚きました。
お、美味しい? (´・ω・`;)
えへへ、美味しいでしょ。
いや、おかしい。僕が前食べた時はこんな味じゃなかったのに・・・
居ても立っても居られなくなったカメオはそのまま駅前の洋菓子屋に駆け込みました。
このプリン。3年前からずいぶん改良されたんですよね?
しかしシェフは渋い顔。
いいえ、当店のプリンは全て10年前からずっとこの味で一筋ですらぁ
家に帰るカメオの歩みは弱々しく顔は今にも倒れてしまいそうなくらい真っ青でした。
ねぇ、説明してよ。どうしたの?
流石に異変に気付いたカメコが聞きました。
分からない。僕は昔にあの洋菓子屋のプリンを食べたはずなんだ。
だけど・・・・味が全く違っていたんだ。
じゃあ、誰かがあの店のプリンだと嘘を吐いたのよ
嘘を?何のために?
さぁ?嘘を吐いてでも貴方に食べさせたかったんじゃないの?
それを聞いてカメオはゾッとしました。
そう言えば・・・・
カメオには死んでしまった前妻のカメミがおりました。
カメミは器量の良い女性で何でもそつなくこなすのですが
ただ唯一料理だけがどうもうまくありませんでした。
味覚や食生活の環境の違いだろうと最初は作ってくれるカメミに感謝し
美味しいよっと誤魔化す生活を続けていましたが
そのうちカメオは家で食べるよりも外で食べる方が多くなり
最初はお弁当を作ってるだけだった部下のカメコと不倫のような関係になってしまい
ますますカメオは家に帰りずらくなってしまいました。
当然カメミとの会話も極端に減り次第にカメオはカメミを鬱陶しく感じるようにまりました。
そんなある日、カメミが駅前の洋菓子屋でプリンを買って来たんだっと言いました。
なんでも機械に頼らず職人さんが手作りで作っているって説明をカメミがしていた気がします
当時カメオはふ~ん、と聞いているようないないような曖昧な返事をしたと思います
ただ
そのあとのことは良く覚えています。
そのプリンの余りの不味さにプリンを床にたたきつけて罵詈雑言を店にクレームをつけようと思ったほどでした。
カメミが慌てて止めに入り
私が保冷剤を頼まなかったせいできっと痛んでいたのよっとなだめるのでどうにか落ち着いたのですが
その後しばらくして
カメミは階段から足を滑らせて死んでしまいました。
そのときは事故として処理されたのですが
今ならカメオにも分かります。
あれは自殺だったのです。
あのプリンを作ったのはカメミでした。
しかしカメオはカメミの作ってくれた味だと見抜けなかったのです
それどころか不味いと正直に、いやそれ以上の酷い言葉をプリンに浴びせました。
当然カメミは傷ついたのでしょう
そしてもうカメオの心が自分に向いていない事も気が付いてしまったのでしょう
だからカメミは死んだのです。
カメオに迷惑が掛からない様に事故を装って
カメオに何一つ不満を漏らさずに
その時カメオは初めてカメミに強く後悔の念を抱きました。
飯の不味さに逃げていたけど本当はカメオはカメミが好きでした。
好きなはずでした。
それなのにカメミと向き合うことをいつしか避けていました。
そんなカメミがどんな気持ちだったか少しわかったような気がします
ごめんなカメミ、やっぱりカメミがいないとだめだ・・・
(元ネタはアップルパイなのです)
お、美味しい? (´・ω・`;)
えへへ、美味しいでしょ。
いや、おかしい。僕が前食べた時はこんな味じゃなかったのに・・・
居ても立っても居られなくなったカメオはそのまま駅前の洋菓子屋に駆け込みました。
このプリン。3年前からずいぶん改良されたんですよね?
しかしシェフは渋い顔。
いいえ、当店のプリンは全て10年前からずっとこの味で一筋ですらぁ
家に帰るカメオの歩みは弱々しく顔は今にも倒れてしまいそうなくらい真っ青でした。
ねぇ、説明してよ。どうしたの?
流石に異変に気付いたカメコが聞きました。
分からない。僕は昔にあの洋菓子屋のプリンを食べたはずなんだ。
だけど・・・・味が全く違っていたんだ。
じゃあ、誰かがあの店のプリンだと嘘を吐いたのよ
嘘を?何のために?
さぁ?嘘を吐いてでも貴方に食べさせたかったんじゃないの?
それを聞いてカメオはゾッとしました。
そう言えば・・・・
カメオには死んでしまった前妻のカメミがおりました。
カメミは器量の良い女性で何でもそつなくこなすのですが
ただ唯一料理だけがどうもうまくありませんでした。
味覚や食生活の環境の違いだろうと最初は作ってくれるカメミに感謝し
美味しいよっと誤魔化す生活を続けていましたが
そのうちカメオは家で食べるよりも外で食べる方が多くなり
最初はお弁当を作ってるだけだった部下のカメコと不倫のような関係になってしまい
ますますカメオは家に帰りずらくなってしまいました。
当然カメミとの会話も極端に減り次第にカメオはカメミを鬱陶しく感じるようにまりました。
そんなある日、カメミが駅前の洋菓子屋でプリンを買って来たんだっと言いました。
なんでも機械に頼らず職人さんが手作りで作っているって説明をカメミがしていた気がします
当時カメオはふ~ん、と聞いているようないないような曖昧な返事をしたと思います
ただ
そのあとのことは良く覚えています。
そのプリンの余りの不味さにプリンを床にたたきつけて罵詈雑言を店にクレームをつけようと思ったほどでした。
カメミが慌てて止めに入り
私が保冷剤を頼まなかったせいできっと痛んでいたのよっとなだめるのでどうにか落ち着いたのですが
その後しばらくして
カメミは階段から足を滑らせて死んでしまいました。
そのときは事故として処理されたのですが
今ならカメオにも分かります。
あれは自殺だったのです。
あのプリンを作ったのはカメミでした。
しかしカメオはカメミの作ってくれた味だと見抜けなかったのです
それどころか不味いと正直に、いやそれ以上の酷い言葉をプリンに浴びせました。
当然カメミは傷ついたのでしょう
そしてもうカメオの心が自分に向いていない事も気が付いてしまったのでしょう
だからカメミは死んだのです。
カメオに迷惑が掛からない様に事故を装って
カメオに何一つ不満を漏らさずに
その時カメオは初めてカメミに強く後悔の念を抱きました。
飯の不味さに逃げていたけど本当はカメオはカメミが好きでした。
好きなはずでした。
それなのにカメミと向き合うことをいつしか避けていました。
そんなカメミがどんな気持ちだったか少しわかったような気がします
ごめんなカメミ、やっぱりカメミがいないとだめだ・・・
(元ネタはアップルパイなのです)
「死を呼ぶお店」「4ブックマーク」
「世の中には非常に怖いお店があってね。そこでは平気で人の頭の上で刃物を振り回し、頭に水をぶっかける。酷い時には、肌に刃物を当てることもあるんだよ」
カメタからそんな話を聞き、カメオはため息をつきながらカメタに返す。
「へぇ、そりゃ物騒だねぇ」
「カメオも行ってみるかい? その物騒なお店に」
「そうだな、ちょうどその店に行きたいと思っていたところなんだ」
そういってカメタに案内された店にカメオが行くと、男がカメオの頭の上で刃物を振り回してきた。そして、カメオは死んでしまった。
一体何故このようなことが起こったのだろうか。この物語の真相は?
カメタからそんな話を聞き、カメオはため息をつきながらカメタに返す。
「へぇ、そりゃ物騒だねぇ」
「カメオも行ってみるかい? その物騒なお店に」
「そうだな、ちょうどその店に行きたいと思っていたところなんだ」
そういってカメタに案内された店にカメオが行くと、男がカメオの頭の上で刃物を振り回してきた。そして、カメオは死んでしまった。
一体何故このようなことが起こったのだろうか。この物語の真相は?
17年08月19日 00:53
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]
【ウミガメのスープ】 [フィーカス]
解説を見る
カメオがカメタに連れてきてもらった場所、それは理髪店だ。
当然、カメオも分かっている。そりゃ、理髪店なら客の髪を切るために頭の上で刃物を振り回すし、シャンプーのために水もぶっかける。顔剃りをするなら剃刀を肌に当てるだろう。
「やれやれ、カメタは恐がらせたいみたいだが、こんな話で怖がる人間なんているのかね」
そう思いながら理髪店に入ると、店員が「いらっしゃいませ」と迎えてくれた。ちょうど髪が伸びてきたところだし、散髪したいと思っていたところだ。
カメタは用事があるそうで、終わった頃に迎えに来るらしい。
今回カメオを担当したのは、カメキチという3年目の理容師らしい。
#red#いつも行く散髪屋とは違う店#/red#だが、カメキチの腕は確からしい。非常に手際よく、髪が切られていく。
散髪は順調に進み、髭を剃ることになった。眉毛の下から頬、口ひげ、あごひげと剃り終わり、のど元に差し掛かった時だった。
ジリリリリリリリ!
突然、大きな音で警報が鳴った。
「うわ、何だ、火事か!?」
カメキチは驚いた様子で周囲を見渡した。その時、#red#剃刀を持ったまま振り向き、カメオの頸動脈を切ってしまった#/red#のだ。
「ひ、ひぃぃ! お、お客様! お客様!」
慌てる客と店員たち。何とか手当をしようとしたが、カメオは出血多量で死んでしまった。
結局警報音は誤報で、誰かのいたずらだったらしい。しかし突然のことで驚いたとはいえ、刃物を持って人の肌に当てたまま振り向いたせいで人が死んでしまったことは#red#業務上過失致死#/red#に値する。カメキチは刑務所にしばらくお世話になることになった。
「カメタ、うまくいったな」
「ああ、タイミング、ばっちりだっただろ?」
「カメオの野郎だけは許せなかったんだ。妹のカメコをあんなふうにしやがって……」
「ま、あれを見たら誰も#red#カメオを故意に殺そうしていたとは考えない#/red#だろうね」
「ああ、そうだな。#red#殺人罪と業務上過失致死罪は全然刑罰が違う#/red#からな」
「じゃ、成功報酬は頼んだぜ、カメキチ」
「それは釈放されてからにしてくれ」
#b#要約:カメオはいつもと行く散髪屋とは違う散髪屋に連れていかれた。そこにはカメオに復讐するために理容師になったカメキチがおり、髭剃りの際に驚いたふりをしてカメオを殺害した。殺人罪と業務上過失致死罪では罪の重さが違うことを利用した犯罪計画だった。#/b#
※日本では殺人罪は死刑又は無期若しくは5年以上の懲役であり、業務上過失致死罪は5年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金とされている。
当然、カメオも分かっている。そりゃ、理髪店なら客の髪を切るために頭の上で刃物を振り回すし、シャンプーのために水もぶっかける。顔剃りをするなら剃刀を肌に当てるだろう。
「やれやれ、カメタは恐がらせたいみたいだが、こんな話で怖がる人間なんているのかね」
そう思いながら理髪店に入ると、店員が「いらっしゃいませ」と迎えてくれた。ちょうど髪が伸びてきたところだし、散髪したいと思っていたところだ。
カメタは用事があるそうで、終わった頃に迎えに来るらしい。
今回カメオを担当したのは、カメキチという3年目の理容師らしい。
#red#いつも行く散髪屋とは違う店#/red#だが、カメキチの腕は確からしい。非常に手際よく、髪が切られていく。
散髪は順調に進み、髭を剃ることになった。眉毛の下から頬、口ひげ、あごひげと剃り終わり、のど元に差し掛かった時だった。
ジリリリリリリリ!
突然、大きな音で警報が鳴った。
「うわ、何だ、火事か!?」
カメキチは驚いた様子で周囲を見渡した。その時、#red#剃刀を持ったまま振り向き、カメオの頸動脈を切ってしまった#/red#のだ。
「ひ、ひぃぃ! お、お客様! お客様!」
慌てる客と店員たち。何とか手当をしようとしたが、カメオは出血多量で死んでしまった。
結局警報音は誤報で、誰かのいたずらだったらしい。しかし突然のことで驚いたとはいえ、刃物を持って人の肌に当てたまま振り向いたせいで人が死んでしまったことは#red#業務上過失致死#/red#に値する。カメキチは刑務所にしばらくお世話になることになった。
「カメタ、うまくいったな」
「ああ、タイミング、ばっちりだっただろ?」
「カメオの野郎だけは許せなかったんだ。妹のカメコをあんなふうにしやがって……」
「ま、あれを見たら誰も#red#カメオを故意に殺そうしていたとは考えない#/red#だろうね」
「ああ、そうだな。#red#殺人罪と業務上過失致死罪は全然刑罰が違う#/red#からな」
「じゃ、成功報酬は頼んだぜ、カメキチ」
「それは釈放されてからにしてくれ」
#b#要約:カメオはいつもと行く散髪屋とは違う散髪屋に連れていかれた。そこにはカメオに復讐するために理容師になったカメキチがおり、髭剃りの際に驚いたふりをしてカメオを殺害した。殺人罪と業務上過失致死罪では罪の重さが違うことを利用した犯罪計画だった。#/b#
※日本では殺人罪は死刑又は無期若しくは5年以上の懲役であり、業務上過失致死罪は5年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金とされている。
「大嫌いだったアイツ。」「4ブックマーク」
カメコはカメオのことが大嫌いだ。
でもカメオを見つけると、触ってくださいとお願いした。
どうして?
でもカメオを見つけると、触ってくださいとお願いした。
どうして?
16年06月21日 22:46
【ウミガメのスープ】 [レオン博士]
【ウミガメのスープ】 [レオン博士]
解説を見る
回答。
トイレに行きたかったが、こおりおにをしているので、味方にタッチしてもらわないと動けないから。
以下、駄文。
私はカメオの事が大嫌いだ。
あのゴキブリよりも100万倍大嫌いだ。
視界に入るだけで嫌悪感が体中からあふれてきて、鳥肌が立つのだ。
私はカメオアレルギーと言っても過言ではないだろう。
「また失敗したの?ダメオ! ホント、キモくて最低なクズね!」
そんな風にカメオを罵倒するのが私の日課になっていた。
私は、この日、最大の屈辱を味わうことになるとは思いもしなかった。
クラスで氷おにをした。
体育館裏の人気のない場所で鬼に捕まった私は、動けなくされてしまった。
周りには全く人がいないので、助けも期待できそうにない。
そしてこんな時に限って、トイレに行きたくなってしまった。
我慢できない、どうしよう・・・。
近くには誰もいない・・・。
身体をくねらせ、もぞもぞ動いてなんとか尿意に耐える。
1分が1時間にも感じられる・・・。
お願い、誰でもいいから助けて!!
もうダメ限界・・・。
「カメコちゃん、捕まったの?」
うずくまり、力を入れて我慢をしている私は、その声の主がすぐ目の前に来るまで気づかなかった。
声をかけてきたのは、あのカメオだ。
「ダメオ・・・」
一瞬助かったと思った私がバカだった。
でももう本当に限界だった。
どうしよう・・・。私は迷った。
「カメコちゃん助けたいけど、僕に触られるの嫌だよね。他の人呼んでくるから待ってて!」
そう言ってカメオは、急いで走り出す。
ダメ、そんな時間ない・・・もう限界・・・。
「待って!!」
気が付いたら私は、カメオを引き留めていた。
「お願い、タッチして、助けて!!!」
もう、藁にもすがりたい気持ちだった。
こんなところで漏らすくらいなら、まだ触られたほうがましだ。
「わかったよ、それじゃあはい、タッチ」
そう言ってカメオは、私の靴の先に一瞬だけ触れた。
これで動ける・・・そう思った矢先、ゴキブリが私の足を登ろうとしていた。
「きゃああああああ、やだあああああ」
驚いて飛びのいた私だったが、カメオは冷静にそのゴキブリを私の足から叩き落とすと、退治した。
「ごめんカメコちゃん、触っちゃった・・・」
「別にいいわよ・・・ありが・・・・」
「「あ・・・」」
私は、間に合わなかったことに、ようやく気付いた。
「絶対誰にも言わないでよ!」
「僕は何も見てないよ。それじゃあ行くね」
のろまな足で走り去っていくカメオが少しだけかっこよく見えた。
何故だか涙が、止まらなかった。
カメオのくせになまいきだ!
カメオのくせになまいきだ!
カメオのくせになまいきだ!
数日後
「うわーあいつの隣かよ、最悪・・・」
みんなが自分の名前を見つけて一喜一憂する一大イベント。
席替えである。
私の隣の席になった男は、1m以上席を離していた。
「何してるのよ、カメオ、そこは貴方の席じゃないわよ」
私の言葉に、カメオはごめん・・・と言って机を教室の隅っこに持って行こうとした。
「カメオの席はここ、私の隣。 そんなに嫌?」
そう言って私は、カメオの机を自分の机にぴったりくっつけた。
ぽかんとするカメオ。
「それとも、私の机にくっつけるなんて、汚いから嫌なのかしら?」
「あっ、あの事なら・・・」
「バカ!!口にしたら殺すわよ!!」
「わかってるよ、よろしくね」
「うん、よろしくカメオ」
ありがとう・・・。
「え?なんか言った?カメコちゃん?」
「なんでもないわよ!」
「あ、そうだ。運動会の二人三脚、あんたどうせ相手いないんでしょ?」
「うん・・・僕と一緒なんて、汚いからみんな嫌がるんだよね。」
「仕方ないから私が組んであげるわ。感謝しなさいよね!」
「えええええっ!?」
トイレに行きたかったが、こおりおにをしているので、味方にタッチしてもらわないと動けないから。
以下、駄文。
私はカメオの事が大嫌いだ。
あのゴキブリよりも100万倍大嫌いだ。
視界に入るだけで嫌悪感が体中からあふれてきて、鳥肌が立つのだ。
私はカメオアレルギーと言っても過言ではないだろう。
「また失敗したの?ダメオ! ホント、キモくて最低なクズね!」
そんな風にカメオを罵倒するのが私の日課になっていた。
私は、この日、最大の屈辱を味わうことになるとは思いもしなかった。
クラスで氷おにをした。
体育館裏の人気のない場所で鬼に捕まった私は、動けなくされてしまった。
周りには全く人がいないので、助けも期待できそうにない。
そしてこんな時に限って、トイレに行きたくなってしまった。
我慢できない、どうしよう・・・。
近くには誰もいない・・・。
身体をくねらせ、もぞもぞ動いてなんとか尿意に耐える。
1分が1時間にも感じられる・・・。
お願い、誰でもいいから助けて!!
もうダメ限界・・・。
「カメコちゃん、捕まったの?」
うずくまり、力を入れて我慢をしている私は、その声の主がすぐ目の前に来るまで気づかなかった。
声をかけてきたのは、あのカメオだ。
「ダメオ・・・」
一瞬助かったと思った私がバカだった。
でももう本当に限界だった。
どうしよう・・・。私は迷った。
「カメコちゃん助けたいけど、僕に触られるの嫌だよね。他の人呼んでくるから待ってて!」
そう言ってカメオは、急いで走り出す。
ダメ、そんな時間ない・・・もう限界・・・。
「待って!!」
気が付いたら私は、カメオを引き留めていた。
「お願い、タッチして、助けて!!!」
もう、藁にもすがりたい気持ちだった。
こんなところで漏らすくらいなら、まだ触られたほうがましだ。
「わかったよ、それじゃあはい、タッチ」
そう言ってカメオは、私の靴の先に一瞬だけ触れた。
これで動ける・・・そう思った矢先、ゴキブリが私の足を登ろうとしていた。
「きゃああああああ、やだあああああ」
驚いて飛びのいた私だったが、カメオは冷静にそのゴキブリを私の足から叩き落とすと、退治した。
「ごめんカメコちゃん、触っちゃった・・・」
「別にいいわよ・・・ありが・・・・」
「「あ・・・」」
私は、間に合わなかったことに、ようやく気付いた。
「絶対誰にも言わないでよ!」
「僕は何も見てないよ。それじゃあ行くね」
のろまな足で走り去っていくカメオが少しだけかっこよく見えた。
何故だか涙が、止まらなかった。
カメオのくせになまいきだ!
カメオのくせになまいきだ!
カメオのくせになまいきだ!
数日後
「うわーあいつの隣かよ、最悪・・・」
みんなが自分の名前を見つけて一喜一憂する一大イベント。
席替えである。
私の隣の席になった男は、1m以上席を離していた。
「何してるのよ、カメオ、そこは貴方の席じゃないわよ」
私の言葉に、カメオはごめん・・・と言って机を教室の隅っこに持って行こうとした。
「カメオの席はここ、私の隣。 そんなに嫌?」
そう言って私は、カメオの机を自分の机にぴったりくっつけた。
ぽかんとするカメオ。
「それとも、私の机にくっつけるなんて、汚いから嫌なのかしら?」
「あっ、あの事なら・・・」
「バカ!!口にしたら殺すわよ!!」
「わかってるよ、よろしくね」
「うん、よろしくカメオ」
ありがとう・・・。
「え?なんか言った?カメコちゃん?」
「なんでもないわよ!」
「あ、そうだ。運動会の二人三脚、あんたどうせ相手いないんでしょ?」
「うん・・・僕と一緒なんて、汚いからみんな嫌がるんだよね。」
「仕方ないから私が組んであげるわ。感謝しなさいよね!」
「えええええっ!?」
「【ラテビアの湖】へぇ~、そうなの。」「4ブックマーク」
今まで70年以上行われていた、学校検診における「座高測定」が近年廃止された。
一体なぜ?
『備考』
本問題は正解者数に関わらず、制限時間をもって終了とさせていただきます。
また、本問題は「元ネタあり」の問題であるため、ルールに基づき、この雑学を知っている方の参加はご遠慮ください。
ちなみに、検索等により容易に解答は見つかりますので、解説を待つのがもどかしい方は検索で答え合わせも可能です。
(ただし、解答を知ってしまった時点で問題への参加は出来なくなります。)
闇スープでありますため、雑談欄で本問題の解説、ヒント、質疑結果等に関してコメントするのはお控えください。
実話、ノンフィクションの雑学を用いて作ってはいますが、その内容の真偽、妥当性を保証するものではありません。
あくまで、「出題者の定めた解答を当てるゲーム」としてご理解下さい。
[正解]マークは最速正解者のみに付与いたします。
【ラテビアの湖】はご自由に利用いただけます。皆様の出題お待ちしています。
(注: 他所のクイズを元ネタにすると盗作に当たる場合があります。クイズ形式ではない元ネタをご利用ください。)
※以下、問題の参加に当たってはそれほど重要ではありません。
【ラテビアの湖】とは?
実話、ノンフィクションの雑学を用いてシンプルな問題を作り、闇スープで出題する企画です。
狙い、コンセプトは以下の点になります。
・実話をシンプルに利用することによって、問題作成コスト・労力を低減する。
・闇スープにすることにより、低難度でも問題としては瞬殺されなくなる (= 解説を出すまで、新たな参加者が参加できる) ため、無理に難易度を上げようとして問題をの質を落とすのを防ぐ。
・闇スープであるため、答えを知らない人だけが参加できる「知識不要問題」が低リスクで出題できる。
・「有名だから普通に出題はしないけど、知らない人は楽しめる」という問題を掘り出す。
一体なぜ?
『備考』
本問題は正解者数に関わらず、制限時間をもって終了とさせていただきます。
また、本問題は「元ネタあり」の問題であるため、ルールに基づき、この雑学を知っている方の参加はご遠慮ください。
ちなみに、検索等により容易に解答は見つかりますので、解説を待つのがもどかしい方は検索で答え合わせも可能です。
(ただし、解答を知ってしまった時点で問題への参加は出来なくなります。)
闇スープでありますため、雑談欄で本問題の解説、ヒント、質疑結果等に関してコメントするのはお控えください。
実話、ノンフィクションの雑学を用いて作ってはいますが、その内容の真偽、妥当性を保証するものではありません。
あくまで、「出題者の定めた解答を当てるゲーム」としてご理解下さい。
[正解]マークは最速正解者のみに付与いたします。
【ラテビアの湖】はご自由に利用いただけます。皆様の出題お待ちしています。
(注: 他所のクイズを元ネタにすると盗作に当たる場合があります。クイズ形式ではない元ネタをご利用ください。)
※以下、問題の参加に当たってはそれほど重要ではありません。
【ラテビアの湖】とは?
実話、ノンフィクションの雑学を用いてシンプルな問題を作り、闇スープで出題する企画です。
狙い、コンセプトは以下の点になります。
・実話をシンプルに利用することによって、問題作成コスト・労力を低減する。
・闇スープにすることにより、低難度でも問題としては瞬殺されなくなる (= 解説を出すまで、新たな参加者が参加できる) ため、無理に難易度を上げようとして問題をの質を落とすのを防ぐ。
・闇スープであるため、答えを知らない人だけが参加できる「知識不要問題」が低リスクで出題できる。
・「有名だから普通に出題はしないけど、知らない人は楽しめる」という問題を掘り出す。
17年01月15日 19:07
【ウミガメのスープ】 [ディダムズ]
【ウミガメのスープ】 [ディダムズ]
新企画実験作です。参加よろしくお願い致します。
解説を見る
学校検診においてやる意味がないことが判明したため。
採用当時は、座高が高ければ内臓が発達しているとされ、内臓の発達を調査するためとされていたが、現在ではこの説に科学的根拠が乏しいとされていること。
また、体のサイズとして座高を測ることで、机や椅子のサイズを決めるとされていたが、これには身長と体重データで十分であり、ほぼ活用されてないないこと。
等の理由により、座高データをとっても活用できない、すなわち、学校検診においてやる意味がないとされ、廃止になったそうです。
事実上意味の無かったことが、これほど長年広範囲で行われていたとは驚きですね。
採用当時は、座高が高ければ内臓が発達しているとされ、内臓の発達を調査するためとされていたが、現在ではこの説に科学的根拠が乏しいとされていること。
また、体のサイズとして座高を測ることで、机や椅子のサイズを決めるとされていたが、これには身長と体重データで十分であり、ほぼ活用されてないないこと。
等の理由により、座高データをとっても活用できない、すなわち、学校検診においてやる意味がないとされ、廃止になったそうです。
事実上意味の無かったことが、これほど長年広範囲で行われていたとは驚きですね。
「【きれいきれい】」「4ブックマーク」
女が服を綺麗にしようと行動した直後に赤ちゃんが生まれたので、
さっきまで滑稽だった息子の頬がいつの間にか綺麗になっている理由が解った母親。
一体どういう事だろう?
さっきまで滑稽だった息子の頬がいつの間にか綺麗になっている理由が解った母親。
一体どういう事だろう?
15年07月17日 00:16
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]
解説を見る
桃太郎の絵本を息子に読み聴かせる母親。
『……………ある日、お爺さんは山へ芝刈りに、
お婆さんは川へ洗濯に行きました。』
ページをめくる母親。
『……………すると、中から元気な男の子が生まれまし……………あれっ?』
お婆さんが川で大きな桃を発見し、
家に持ち帰るシーンが飛んでいる。
『あっ、ページがくっついてる……………ご飯粒だわ。』
そこで母親は、息子がさっきまで頬にくっついていたご飯粒を
桃太郎の絵本の途中にくっつけたのだと理解したのだった。
『……………ある日、お爺さんは山へ芝刈りに、
お婆さんは川へ洗濯に行きました。』
ページをめくる母親。
『……………すると、中から元気な男の子が生まれまし……………あれっ?』
お婆さんが川で大きな桃を発見し、
家に持ち帰るシーンが飛んでいる。
『あっ、ページがくっついてる……………ご飯粒だわ。』
そこで母親は、息子がさっきまで頬にくっついていたご飯粒を
桃太郎の絵本の途中にくっつけたのだと理解したのだった。