動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
いらっしゃいませ。ゲスト様 ログイン 新規登録

みんなのブックマーク

It's no money「1ブックマーク」
私の同僚がいつの間にか私の母親に気に入られていた。
同僚本人も知らぬ間に。

一体何故だろう。
12年06月02日 00:01
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]



解説を見る
私は会社勤めの女。
恋もしたいが仕事も大事。

ある時5歳下の男の同僚が変なことを言い出した。
「何か一言あってもいいじゃないすか、さすがに無反応は傷つきます」
・・・はあ、まったくなんのことかサッパリだ。

実家に帰ると母親まで変なことを言い出した。
「あなたの後輩の子、なかなかやるわね。私気に入っちゃったわ」
・・・はあ、どなたのことを言っているのでしょうか。

実は私の知らない間に、いや登場人物全員が真実を知らぬまま、物語は進行していたのだ。

先週私はその同僚と一緒にドライブをしていた。
もちろん仕事で。

少し長い距離を走ったので、私たちはパーキングエリアで休憩をした。
「飲み物買ってくるよ、何がいい?」
こんな感じで私は一人で飲み物を買いに行った。

その時の車は私の愛車で、ナビもついていた。
彼は私のいない間にこっそりと見たのだ。
”自宅”に設定されていた住所を。

あまり気の良い話ではないが、まあそこは置いとこう。

彼はその後、見た住所に小包を贈った。
私の誕生石が入ったネックレス、メッセージ入りだ。
郵送ではなく自らポストに入れたようで、封筒に宛先はなかった。

「将来あなたと家族になりたい。好きです」

んー、さすがにいきなりどうなんだろうねこれ。

もし私の家に届いていたら、突っ返していたことだろう。
その分彼はラッキーだったと言える。
小包は実家に、母の元へと送られた。

「あらまあ素敵なネックレス、この名前はいつも耳にするあの子ね、うふふ」

母は自分宛だと勘違いした。
外堀を埋めにきたと勘違いしたのだ。
いやあ、あいつにそんな度胸はないって。

さてさてその同僚くんも私に贈られたと思っている模様。
真実を知った私は彼を自宅へと招待した。

「いやあ、先輩の自宅楽しみっすよ。・・・あれ?ここなんすか?」
はい、ここなんす。
あなたが贈ったのは母親なんすよ。

彼はうつむきながらごめんなさいと言った。
正直なことはいいことだ。
弱みはしっかりと握ってやったんで、きっと忠実な彼氏になってくれることだろう。

脅したのに喜んでる、変な奴だ。
Aパート目のアパート 「1ブックマーク」
男はこれから借りるアパートの内装を見た。
とても広々としていて、綺麗な感じだった。
都内の一等地で、家賃は4万5千円。
しかも絵を1枚くれるらしい。

何故こんなにこの物件はお得なのだろう。
12年06月19日 23:43
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]



解説を見る
今度実家を出て、初めての一人暮らしをする。
そのためにアパートを一部屋借りた。
家賃45000円と都会にしては格安の値段だ。

まだ前の住人が引っ越しておらず、空き部屋もないので下見はできなかった。
しかし内装の写真を見せてくれて、かなり綺麗で広々としていることが分かった。
どうやら飾りのための絵も無料で譲ってくれるらしい。

これはいい物件を見つけたな。
その時はそう思っていた。

引越しの日、僕は愕然とした。
部屋は狭く、畳はボロボロ、壁はタバコのヤニで黒ずんでいた。
僕は紹介してくれた従業員に文句を言った。

「ちょっとどういうことですか!写真と違うじゃないですか!!」
「へ?なんのことでございましょう?あたしゃ何もしりやせんよ」

とぼけ方が腹立つ言い方だった。
「前見せてもらった内装と全然違うじゃないか!」
「ああ、あれですか。あれなら間違いないですよ。あの絵を見て下さい」

男が指し示す方を見ると、額縁にある絵が置いてあった。
そういえば絵くれるって言ってたな。

僕はその絵を見て驚いた。
以前見せてもらった内装の写真と同じものだったのだ。

「ね、内装だったでしょ。まあ若干カメラを寄せすぎたかもしれませんが、問題ないでしょう」

騙された。
だがそれでも45000円は魅力的だったので、契約解除はしなかった。
その後写真に見えるその絵を質屋で売ったら、30万円で売れてしまった。
絵描きやったほうが売れんじゃね(´・ω・`)
苦しみを飲む 「1ブックマーク」
今まで美味しそうに、幸せそうにコーヒーを飲んでいた夫。
しかし突然、とても不味そうな顔をした。

その瞬間、外では人が死んでいた。

どういうことだろう。
12年05月23日 23:54
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]



解説を見る
男は隣の家の女の子が好きになった。
女も男が好きになった。
これは素敵な恋の予感。

しかしふたりともすでに結婚していたのだ。

男の妻は1階の窓の外を見てコーヒーを飲む夫に見とれていた。
女の夫も1階の窓の前で紅茶を飲んでいる妻に見惚れていた。
何故かふたりともカップは空だったのだが。

実は飲み物を飲むふりをして、お互い話をしていたのだ。
それは目に見えないほど細い糸を使った、糸電話だった。
音を聞くときも慎重に、カップに近づいて聞き耳をたてていた。

そんな仲良しな二人だが、ある日喧嘩をしてしまう。

糸電話越しに飛び交う文句。
あくまでパートナーにバレないように、大人しく。
しかしそれでも二人は興奮し、常にカップに口をつけて何かを言う形になった。

「私びっくりしました。夫がコーヒーをずっと飲み続けているので」
「いやあびっくりしたよ。だってハニーが紅茶から口を話さないんだもの」

「「まさかそのあと人が死ぬだなんて」」

二人の家の間を原付が通った。
郵便配達員だった。
家の間には細い線が張られている。

「ぐわ、っげえ」

即死だった。
線が首に食い込み、半分まで切り裂いた。

数十メートル離れた場所で、叫び声もそこまで大きなものではなかった。
だがしかし、二人は郵便配達員の断末魔をクリアに聞くこととなった。
というより飲み込んだのだ。
カップを通じて、死にゆく人間の最高の苦しみを。


そして二人は赤い糸で結ばれた。
【ウミガメ1on1】待ちわびて「1ブックマーク」
彼は来なかった。
待っていた彼女は、喜んだ。
一体どういうことか?
11年04月16日 17:56
【ウミガメのスープ】 [あこ]



解説を見る
解説:
愛する彼のもとに、赤い紙が来た。
彼は明日、汽車で故郷を去る。
私と彼は出発の朝に、桜の木の下で彼と待ち合わせた。
せめて発つ前に、勇敢な彼の姿を独り占めしたくて。
その時、彼は声をひそめて言った。
「内緒の話があるんだ。俺、今夜逃げるかもしれない」
「…え?」
「どこかの田舎に逃げようかと思ってる」
「そんな! そんなことがもし誰かに知られたら…」
「大丈夫。うまくやるさ。…まぁさすがに大それたことだから、ちょっとまだ迷っててな。…いいか、俺が明日待ち合わせ場所に来なかったら、逃げたんだと思ってほしい。当然、他の奴には絶対内緒だ。いいな?」
「…わかりました。」

彼は翌朝、待ち合わせ場所に来なかった。
少しさみしいけれど、彼が死ぬかもしれないと思うよりずっとよかった。
非国民と言われようとなんだろうと、私はとてもとても、嬉しかった。

数ヵ月後、戦争が終わって…
足に明らかに銃で撃たれた傷を負って帰ってきた彼を見て、私はあの夜の彼の言葉が優しい嘘だったのだと知った。
私を不安にしないために嘘ついてくれたんだね。

生きていてくれて、ありがとう。
天童魔子さんの助手と予告犯罪「1ブックマーク」
君たちは名探偵天童魔子さんの助手である。


今回は以前、依頼を受けていたカメオさん宅を訪れていた。

遊びではない、これもお仕事なのです。


なんでも#b#殺害予告の脅迫状#/b#が届いたのだとか

しかし
私たちがカメオさんを訪ねた時には
#red#カメオさんは鍵のかかった自室で死んでいた。#/red# oh~(゚д゚;)



さぁ君たちの出番なのです。
真相に至れ謎を解け。
17年05月01日 22:00
【亀夫君問題】 [天童 魔子]



解説を見る
全てわかりました。

犯人は執事のツジさん、あなたなのです (゚д゚)っ



まず貴方がどうやって密室を完成させたかと言うと
#red#カメオさんの身体をバラバラに切り裂いて煙突から少しづつ放り込んだのです#/red#



そのため切断しずらい頭蓋骨を含む頭部を最後にそのまま煙突から
カメオさんの部屋の暖炉に放り投げた際
頭が暖炉から転がってそれだけが残ってしまったのです。




根拠はカメオさんの顔が#red#スス汚れている#/red#こと




そして#b#昨晩から降り続く雨の中、屋根に上がって長時間そんなことが出来たのは#/b#



ツジさん、貴方しかいないのです。






貴方が風邪を引いているのも冷たい雨の中ずっと
カメオさんをバラバラにして
カメオさんのカギと一緒に煙突に放り込んでいたからではないのですか?







察するに奥さん、#b#貴方の指示ではないでしょうか?#/b#


あなたはカメオさんがまだ生きていることにしたかったのでしょう。




そのためツジさんを協力者にしてカメオさんが生きている振りをするつもりだったのですが
私たちが来てしまい隠しきれないと思った貴方はツジさんにカメオさんの遺体の隠ぺいを命じた。





つまり#red#私たちがここに来た時にはもうカメオさんはとっくに死んでいたのです#/red#ね。




違いますか? (゚д゚)



全てを観念したツジさんは泣き崩れてしまった。



しかし最後まで奥様は関係ありません。






あれは自分の独断で行いましたと頑として認めなかった。







これにて一件落着ですね (゚д゚)ゞ















































ちょっと待って天童さん
#red#まだ、カメオさんが何で死んだかの謎が残っているよ#/red#


oh~? (゚д゚)