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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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面をじっと見つめている男。

しばらくすると男は譜面を小さく折りたたんで飲み込んでしまった。

その様子を覗いていた女は「その手があったか」と悔しがった。

女が悔しがった理由とは?


※ラテクエ37問題決定戦 水上さんの問題をリサイクルさせていただきました。
13年12月15日 21:00
【ウミガメのスープ】 []



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海外旅行から帰ってきた男が、女にゲテモノ食自慢を始めた。
ワニ、ヘビ、カエル、オタマジャクシ、いろいろ食べたと懐かしそうに話した。

男の話を怪しく思った女は男に賭けを持ちかけた。
「なんか怪しいなあ。そうだ、今言った物の中で、日本で手に入るものを実際に食べてみてよ。できるかできないかで1万円をかけるってのはどう」
「今言った「物」の中から選べばいいんだな。よしわかった。すぐにでもやってやろう」

実は、その手の店に入ったものの、実際には食べていなかった男は、少し思案してからそう言うと、
カバンから、音楽の教科書を取り出し、既に授業でやり終わった曲の譜面を破くと、小さく丸めて飲み込んだ。

男「ほら、食ったぞ。1万円な。」
女「え、なにそれ」
男「いや、今食べたじゃん。オタマジャクシ。お前はさっき「動物」とは指定しなかったんだから、今食べた譜面の中にあるオタマジャクシ(音符)を食べたことになるだろ。これで俺の勝ちってことになるじゃん。はい、1万円、1万円、」
女「この手があったか。でもなんか釈然としない。ていうか、オタマジャクシぐらい食ってみせろよ。このヘタレ野郎」

女は財布から1万円取り出すと、男の手に叩きつけるように渡したのだった。
お宝本「1ブックマーク」

供はいつの時代も好奇心旺盛だ

BB弾君はアザゼルおぢさんの部屋にどうしても気になる事を聞きに来た

アザゼルおぢさんは押入れからお宝本である【悩殺!巨乳猫】を取り出した

興奮するBB弾君。アザゼルおぢさんはぺらりと頁をめくる

BB弾君はとても感動した

状況を説明して下さい


【参加テーマ・わかってるな?わかってるよな?】
13年11月21日 20:35
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]

挿絵出演 アマレットさん




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013年 地球は滅亡した

人類は最小限の荷物を手に宇宙への移住を余儀なくされたのだ

そして数百年・・・進んだ科学の恩恵で人類は何不自由なく暮らしていた

BB弾君は電子書籍(3Gホログラフ)の漫画を読んでいてある事に気付いた

この頁を移動する時の『シャッ!』という効果音は何だろう?子供心に好奇心を抑えられなくなったBB弾君は何でも知ってるアザゼルの部屋を訪ねた

するとアザゼルおじさんは押入れ(と言う名の四次元ボックス)から一冊の本を取り出した

紙の本!
あの地球滅亡の時 生活用品を持つ者はいても本 ましてや嵩張る紙の本を持ち出したものはほとんど無くまたコロニーには植物が無いため(食料は化学の力で作り出している)紙は古代の遺産でとても貴重なのだ

今では博物館でしか見られない物をこの目で見たBB弾君は大興奮!

そしてアザゼルおぢさんはページをめくる・・・

あの効果音と同じ音を聞いたBB弾君は感激したのでした


BB弾『ところでおじさん』
アザゼル『なんだい?』
BB弾『この女の人 何で裸なの?』
アザゼル『え~と・・・この頃は地球温暖化といって・・・』
ケーキを頂戴「1ブックマーク」
花子はケーキを買いに行った。
ケーキの詳しい太郎は「このケーキは生クリームとスポンジのバランスが良くて最高だよ。しかも380円なんだ」と言った。
花子は、高っ、と思い、ガッカリした。

状況を説明してください。
13年10月30日 23:20
【ウミガメのスープ】 [3000才]



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花子が訪れたケーキ屋の店員の太郎はイケメンだった。
少しテンションの上がる花子。
おすすめを聞くと、太郎は甲高い声で早口でケーキについて語り始めた。
うーん、喋り方がオタクっぽい…。
花子はちょっぴりだけガッカリした。
究極のクール・ビズ「1ブックマーク」
とある秋の昼下がり、海江は東京のオフィス街を歩いていた。なんと全裸で!
しかし、近くを歩いていたサラリーマンも学生も、全裸の彼女を見ているにも関わらず通報する様子はない。
それどころか、目を逸らすでも凝視するでもなく、あまり関心がないようにみえる。

一体、なぜだろうか?
13年10月19日 22:00
【ウミガメのスープ】 [ディダムズ]



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X013年10月20日、東京は核の炎に包まれました。
某国が予告も無く日本の首都、東京に核兵器を使用したのです。
このオフィス街も激しい炎と爆風にさらされ、人も物も多くのものが焼き尽くされました。
海江のように一瞬にして衣服を焼かれ、焼けただれた皮膚を晒しながらさ迷い歩く者も多数いました。
「あつい、あつい」とうめく声が其処彼処から聞こえます。
さながら地獄と化したこの場所で、他者に注目するような余裕ある者は誰一人としていなかったのです。

Special Thanks to アザゼルさん
一枚足りなあ~い・・・「1ブックマーク」
#big5#あ#/big5#る武家屋敷の居間で、
一人の女幽霊が皿を数えていた。
「6…7…8…9………、1枚……足りない…。」
そう言うと女は満足し成仏してしまった。
どういうことだろう?
13年10月17日 18:49
【ウミガメのスープ】 [那由唄]



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生前、女はお市という名前で武家屋敷に仕える使用人だった。
屋敷の主人は行くあてのないお市を拾って、決して良いとは言えない待遇で日々こき使っていた。

そんなある日のこと、
主人に野暮用を遣わされたお市が夜道を歩いていると、
前から歩いてきた男にすれ違いざまに声をかけられた。
「おめえ……、もしかしてお市じゃねえか!?オラだ!!覚えてねえか?」

「もしかして……あんた…、盗右衛門かい!?」

声をかけてきた男はお市の幼馴染で、かつてお市が想いを寄せていた盗右衛門という名の青年だった。

「やっぱりそうだ!いやあ、懐かしいべなー!!今何してるんだ?丁度いいや、オラの家ここから近けえんだ、寄ってけ!なっ?」
お市は久しぶりに会った盗右衛門に戸惑っている間に有無を言わさずに連れて行かれてしまった。
盗右衛門の家に着くと、お市は盗右衛門に言われるままに近況を話した。
お市が武家屋敷でこき使われている事を聞いた盗右衛門は小声で話しだした。
「実はな、訳あって今オラは盗賊やってんだ。おめえも知ってると思うが、オラには妹がいる。その妹が流行病にかかっちまったんだ。治らねえわけじゃねえんだけんど、薬がべらぼうに高くてな。けんど、次の盗みでやっと金が貯まるんだ。その盗みが終わったらこの町から出て行ってやっと新しい生活ができる。その次の盗みってのが実はおめえのいる武家屋敷なんだ。あそこには1枚100両はくだんねえ皿が10枚もあると聞いたからな。そんでよ、お市。おめえオラと組んでこの町から出て行く気はねえか?おめえが居れば侵入も楽になるし、オラならおめえをちゃんと養ってやれる。ここで会ったのも何かの縁だしよ?」

お市は驚いて目を丸くしたが、少し考えて盗右衛門についていくことに決めた。好きだった男と穏やかに暮らす方が、屋敷でこき使われるよりもずっと良かった。

そして数日後の夜……

盗右衛門は予めお市と決めておいた場所で合流し、
屋敷に忍び込み、皿のある居間にたどり着く事が出来た。
しかし、盗右衛門が1枚目の皿を風呂敷に乗せたところで2人は見回り番に見つかってしまった。
風呂敷を掴み2人は急いで逃げたが、出口近くで見回り番に回り込まれてしまった。
このまま盗右衛門が捕まってしまったら、妹が助からないかもしれない、そう思ったお市は
「いいかい、盗右衛門!とにかく全力で逃げるんだ!あたしのことは気にしないでいいから!あとで……、必ず行くから…。」
と言って見回り番に掴みかかった。
盗右衛門は一瞬戸惑い、お市を助けようとしたが、妹の顔がよぎり

「お市……、すまんッ…!!」
と言って涙ながらに逃げた。
全力で逃げた。

お市は自分が助からないことを分かっていた。
女であるお市が見回り番に勝てるはずもなく、
捕らえられ、お市は朝日を見ることなく屋敷の主人に斬り殺された。

しかし、死してなお盗右衛門が無事に逃げられたか心配なお市は幽霊となり成仏できずに武家屋敷の居間にいた。
そして、皿の枚数を数え1枚足りないことを確認すると、
盗右衛門が無事に逃げられた事に安心し成仏したのだった。

「6…7…8…9……、1枚…足りない…。良かった…。」