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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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安っぽいネックレス「1ブックマーク」
それはおせじにも高いものとはいえない、安っぽいネックレスであった。

それを持っていた女はある日、そのネックレスを壊した。

すると彼女はお礼を言われた。
その後、彼女もお礼を言ってそして過去を振り返るのを止めた。


状況を説明してください。


13年05月22日 00:16
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]

どうやら三日連続で出題すると私はボケてしまうらしいw




解説を見る
女は男のことを本当に愛していた。

───だが、彼は重い病気にかかっていた。
もう、長く生きられないらしい。

だけど彼女は彼を献身的に支え続け、「きっと良くなるから」と毎日病院に通って励まし続けた。

だけど、彼の病状は良くならず、だんだんと悪くなっていった。

そしてある日、やせ細って弱りきってしまった彼は、彼女にあるものをプレゼントした。

それは、金属で出来たネックレスであった。

それはお世辞にも高い物といえるものではなかったが彼女はとても喜んだ。


そしてその数日後───彼はこの世を去った。

彼女は何日も悲しみにくれ、彼から最期にもらったこのネックレスを、彼の形見とずっと大切に使っていた。


それから十年後。
彼女はこの十年間、ネックレスを肌身離さず持ち続けていた。

だが元々丈夫とはいえなかったネックレス。

ある時、ふとしたことでネックレスの本体部分が割れてしまった。

焦って欠片を拾う彼女。
するとその時、彼女はネックレスの中に何かが入っていることに気付いた。

おそるおそる取り出してみると、それは小さく折りたたまれた用紙が入っていた。

そこには彼の文字が。

「大切に使ってくれてありがとう。このネックレスと一緒に、僕との思い出も壊さずに持っていてくれて本当にありがとう。でも、君は生きている。僕はもう過去しか見れないけれど、君は未来が見れる。僕のことはもう忘れて、自分の人生をどうか歩んでください───」

彼女はこれを読んで、全てを察した。
おそらく彼は、いつかこれが壊れることも予想したのだろう。
彼は手先が器用だった。
このネックレスに細工をして、メモを隠したのだ。


その時を、決別の時と決めていたのかもしれない。

そして、彼女が長く、大切に使っていた時のお礼をこの紙に込めたのだ。


彼女は泣きながら、

「ありがとう……サヨナラ…………」とだけつぶやいた。
許容と変わらぬ結果「1ブックマーク」
女の動きはぎこちない。

男はふふっと笑ってそれを指差した。

女はそれを手放したことを後悔したが、男は女を許した。

しかし許そうと許すまいと最終的に結果は一緒だった。

一体どういう状況だろうか?
13年05月30日 20:32
【ウミガメのスープ】 [水上]



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歩#big5#、歩#/big5#

爺さんは優しく笑いながら、歩を一つづつ指差して孫娘の二歩を咎めた。

「歩は同じ列に二つ置いたら負けだって教えただろう?」
「あちゃぁ。覚えてたけどついやっちゃった。…またやり直し?」

孫の悲しそうな上目遣い。

「いや、このまま続けよう。もしかしたら勝てるかもしれないぞ?」

しかし結果は爺さんの圧勝。

孫娘は飛車角落ちの爺さんに勝つまでその後5年の歳月を要したものの、
棋聖の爺さんに鍛えられた彼女は徐々にその頭角を表していき……
【突発】何しやがんでえ「1ブックマーク」
AはBを呼んだ。
結果あることによりAはBに殴られる。

なぜか?
13年05月07日 21:59
【ウミガメのスープ】 [ストッパー]

解説いっきまーす




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Bは最近五十肩。
少し触れられただけで痛く感じてしまう。
Aに肩を叩かれた。Aは呼ぼうとしただけだったが
Bには激痛だった。Bは自分が五十肩だったのも
忘れ、Aを殴り倒してしまった。
チャンチャン♪
交差する安心と不安「1ブックマーク」
お客様のプライバシーを守るために、すりガラスで覆われた店があった。
景子は安心してこの店を利用していたが、拓海と一緒に来た時は不安になった。

一体何故だろうか?
13年05月06日 00:04
【ウミガメのスープ】 [junpocke]



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ここはとある薬局。
病院で処方箋だけを受け取り、別の薬局を利用していた景子。
この薬局を景子一人で利用する際は自転車で来店することが多かった。
景子の自宅から約3km離れた場所にある薬局で、一人で行く時は自転車で利用していた。
しかし、生後10ヶ月の拓海を連れて利用する時は自転車では危険だと思い、車で来店していた。
勿論、ベビーカーで行くことも可能だが、流石に3kmという道のりをベビーカーで行くことは肉体的に厳しい。

外部から店の中の様子が分からない様に、すりガラスを使ってプライバシーを守っていた薬局を景子は安心して使っていた。
ただ、この薬局には駐車場がなかったため、薬局前の幹線道路に違法駐車をするしかなかったのだ。
病院へ立ち寄る際も車を利用していたが、予め電話をしておき、処方箋だけを受け取るとすぐに病院を離れ薬局へ向かう。
その病院も駐車場のスペースが3台と少なく、いつも満車になることが多かったため病院前に違法駐車することが多い。

薬を処方されるまでの時間は、その時の患者数によって左右されるため、長い時は10分以上待たされることもあった。
外の様子がすりガラスによって見えないため、駐車監視員が来ていないかどうかを確認することが困難だった。
そのため、景子は違反切符が切られてしまうのではないか?と不安になったのだ。
人生を変える1曲 「1ブックマーク」
とても誠実な男が曲を作った。
教授にその曲を聞かせた後、彼は人が変わってしまった。
恋人に暴力をふるい、老人を突き飛ばそうとしたり。

最後に男は死んだ。

何故だろう?
12年06月13日 23:56
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]



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先日私の教え子が死んだ。
この音楽大の生徒にしてはなかなかの感性で、私の言うことも素直に聞いた。
そんな彼が曲の楽譜を見せに来たのは、だいたい先週あたりだったと思う。

「んー、なかなかいいねー。でもひとつ何かが足りない。・・・それは」

それを聞いた彼は思いつめた顔をして、教授室から出ていった。
そこまで難しいことを言っただろうか。

彼はその日から人が変わった。

彼には恋人がいたのだが、別れてしまったらしい。
原因はいきなり彼が恋人の首を締めたのだとか。
すぐに我に返り大事には至らなかったのだが、それでも恋人は恐怖を感じ、彼とは距離をとった。

また別の日には歩道橋の上で友人に取り押さえられていた。
その友人の話では、杖をつきながらゆっくり階段を下る老人の真後ろで、とても思いつめた顔をしながら突き落とす体勢をとっていたのだとか。

そして彼は自殺した。
何か解放されたような、とても幸せそうな顔だった。

私がいけなかったのだろうか。
そんなに私のアドバイスが受け入れがたかったのだろうか。
一言こういっただけなのに。

「君の曲には”シ”が足りない」

きっと天国ではいい曲が出来上がっていることだろう。
今から楽しみだ。