動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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男は仕事が忙しかったので安堵した。
一体なぜ?
15年05月29日 21:38
【ウミガメのスープ】 [のりっこ。]



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その日、男は【仕事が忙しかったので、とても疲れた。】

男は【とても疲れたので、甘いものが食べたくなった。】

男は【甘いものが食べたくなったので、ケーキを買って帰った。】

男は【ケーキを買って帰ったので、その日が誕生日だった娘はとても喜んだ。】

男は【その日が誕生日だった娘がとても喜んだので、すっかり忘れていたけど仕事が忙しくて結果オーライだったと安堵した。】
暖冬「7ブックマーク」
今年の冬は暖冬とはいえ、流石に暖房無しでは堪える寒さだ。

我が家では、毎年この時期になるとリビングに石油ストーブを置くのだが、

今日、妻が娘に、
「あんたの欲しがってた手袋、買ってきたわよ。」

と言っていたのを聞いた私は、来年の冬からはストーブを使わないことに決めた。

一体なぜ?
16年01月26日 00:05
【ウミガメのスープ】 [ruxyo]



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今年12歳になる娘は、確かに去年までサンタさんを信じていたはずなのに。

・・・
我が家には立派な暖炉があり、基本的にはそちらを暖房として使っている。
しかし、毎年この時期になると、暫くの間暖炉を使わないようにする。

まだ小さかった娘が、『ススだらけの煙突を通るサンタが可哀想だ』というものだから、
クリスマスの時期になると暖炉と煙突の中を大掃除し、
代わりにオンボロの『石油ストーブ』を使って寒さを凌ぐのが毎年の恒例となっていた。

そして、今年。
娘がサンタにお願いしたのは可愛らしい「手袋」だった。

全く可愛らしくない値段のコイツはなかなかの人気者のようだったので、
私は今日のうちに手袋を確保して、来る日のために家に隠しておいたのだ。
・・・もっとも、その情報は妻を介して娘にリークされていたようだが。

娘がサンタを信じている演技をし始めたのは、一体いつごろからなのだろうか。

歳を重ねるごとに嘘や演技が上手くなっていく娘の姿が、なんだか妻に似てきたように思う。
将来、あんな妖怪うそつきオババになってしまうのかと考えると、暖炉の前だというのに震えが止まらない。


答え:
実は娘はサンタの正体に気づいているということがわかってしまったので、
来年のクリスマスは普段どおり暖炉を使うことに決めたから。
黄泉翔「7ブックマーク」

リ子は読書家で本をいつも持ち歩いていた。
ある日恋人のソラ太と遊園地に行った後、
読みかけの本を読み進めるのをやめた。

一体何故?
16年01月18日 23:56
【ウミガメのスープ】 [春雨]



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「遊園地の入場券、まだ持ってたんだ」
ソラ太にからかわれた。
「本のしおりにしてただけだから。読み終えたら捨てるよー」
とっさに口に出た言い訳。
初デートの記念になんとなくとっておいただけ。

でも、読み終えたら捨てるでも、良いかな。


―ルリ子はそっとページを閉じた。思い出を閉じ込めて。
I'll make you happy!「7ブックマーク」
もう、10年も前の話だ。
あの日から、ずっと待っていた。
だけど、待っても待っても、ただ時間が過ぎるだけ。
あの日の返事は、いまだに返って来ない。
だから、もういいよね……

【《亀夫君》見覚えの無い場所 「私はどこにいるの?」】

カメコ「……? ここは一体、どこなのかしら?」

カメコはあたりを見渡すが、暗くてよくわからない。
手探りで何か無いか探すと、手元に自分のものらしい、リュックが置いてあった。

カメコ「……ん、何か音が聞こえるわ。これは……通信機?」

リュックの中から、音がするものを手に取る。四角い箱のようなそれは、トランシーバーのようだ。

カメコ「誰か、誰か聞こえる?」

声を掛けると、誰かの声が聞こえた。

カメコ「この声は、ラテシンの……? もしかしたら、ラテシンのみんななら、私がいる場所が分かるかもしれないわ。みんな、私を助けて! 分かることなら何でも答えるわ!」

聞こえてくるカメコの声に、君たちは応えられるだろうか?

※最初は亀夫君形式の問題です。カメコに質問しながら、現在カメコがいる場所がどこなのかを考えてみてください。
15年12月21日 21:53
【新・形式】 [フィーカス]

誘導疲れたから多分もうやらない(




解説を見る
カメコが目を覚ますと、そこは自分の部屋だった。

「……夢だったのかしら?」

そう思いながら、カメコは着替えを済ませ、散歩に出かけた。
息も凍るような冷たい空気の中、公園では元気に子供たちが遊んでいる。

「学校はそろそろ冬休みかしらね」

そんなことを思いながら、カメコはペンキの剥げた黄色いベンチに向かった。

「……そういえば、ここだったわね、10年前、あの子に……」

不意に、後ろからザッと足音が聞こえた。振り返ると、高校生くらいの男の子が立っていた。

「あら、あなたはもしかして……カメオ君?」

「は、はい、お久しぶりです、カメコさん。覚えていてくれたんですね! その、ここに来れば、また会えると思って……」

「そう……私もよ」

「え、そ、そうなんですか? なんだか、うれしいなぁ……」

顔を赤くして照れるカメオに、カメコは続けた。

「それで、10年前の答えを聞きに来たんじゃないの?」

「そ、それはその、まあ、確かに……」

「いいわ、聞かせてあげる。私の答えは……」

カメコが紡ぐ言の葉、それは、冷たい風と共に、その先の未来に流れていった。


#b#【各問題の解説】#/b#

#b#【亀夫君問題】#/b#
・リュックに入っている物:懐中電灯、トランシーバー→懐中電灯を用いて辺りを照らす
・周囲:土壁、通路のようになっている
・ずっと一本道
・壁に書かれている「lab」の文字(「labyrinth」の一部)
ことから、FA条件は#red#カメコがいる場所が迷宮である#/red#ことを導くことである。
※「迷路」には必ず分岐点があるが、「迷宮」は一本道であり交差せず、迷宮内に余すところなく通路が存在する、などという違いで区別される。

#b#【20の扉】#/b#
5桁の番号とは、#red#ラテシンの問題番号#/red#を示す。
そのうち、迷宮から脱出するためには#red#迷宮入りした問題#/red#を選ぶ必要がある。
さらに#red#石板に書かれているキーワードから、タイトルに「夢」が入った問題#/red#を選ぶ必要がある。

よって、#red#迷宮入り問題「幸夢?悪夢?」の問題番号である18082#/red#が正解である。

#b#【ウミガメのスープ】#/b#
#red#カメコは独身であり、恋人が欲しかった#/red#
夢の中では#red#年相応の好きな男性に告白された#/red#ので、そのまま正夢にならないかと思った。
しかし現実の世界では、#red#カメコよりもずっと年下、小学生からプロポーズされた#/red#。
確かにその小学生のことは大好きだったし、ある意味では正夢にはなった。しかし、いくら何でも結婚できない小学生に結婚を申し込まれては、どう答えればいいか焦ってしまったのだ。

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カメオ「お姉ちゃん、僕と結婚してよ。僕、お姉ちゃんのこと、きっと幸せにするから」

カメコ「……ありがとう、カメオ君。でも、その答えは、もっと大きくなってからね。そうねぇ、10年くらい経ってからかしら」

カメオ「わかった、僕、それまでずっと待ってるからね!」

D.C. Question's text.


※This title means 【I'll "迷宮" happy】.
死にざまをうつす鏡「7ブックマーク」
男はふと立ちよった場所で妙な鏡を見かけた

「これはあなたの死にざまをうつす鏡
 どうぞお気軽にご覧ください」
と書いてある。

恐る恐るのぞき込むと、そこに映っていたのは
年老いた自分が家族に見守られながら
しずかに息をひきとる、絵にかいたような
幸せな最期の光景であった。

しかし男は深く絶望する。なぜか。
15年04月04日 01:14
【ウミガメのスープ】 [kinnsada]



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男はその結果を見て安堵し、胸をなでおろした。
しかしよく見ると小さな文字でこう書いてあった。
「これはあなたの死にざまを「感染す(うつす)」水鏡
 あなたの前に覗き込んだ方の死にざまがあなたに感染されます。」
あわてて後ずさったが時すでに遅し。
鏡には暗い森の中で一人寂しく首を吊る自分が映されていた。