動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
いらっしゃいませ。ゲスト様 ログイン 新規登録

みんなのブックマーク

あの、すみません、助けていただけませんか…?
教室でうたたねをしていたはずなのに、起きたら知らない部屋にいて、たたみの上に転がってたんです…。
しかも、小さな女の子に抱きつかれている挙げ句、イケメンのお兄さんにガン見されてるんです…。
なんとかしていただけませんかっ…!?

************************************
この問題は、以下の和歌に着想を得ています。
「久方の 光のどけき 春の日に しづごころなく 花の散るらむ」(『古今集』春下・84)


※この問題は「紫」「うた」「たたみ」のお題をもとに作られた三題噺の問題です。

~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、チャットルーム『三題噺』(ルームキー:三題噺)
またはWIKIのhttp://sui-hei.net/app/webroot/pukiwiki/index.php?無茶振り三題噺
をご覧ください。

過去問一覧:http://sui-hei.net/mondai/tag/無茶振り三題噺
16年06月18日 21:10
【亀夫君問題】 [愛莉@京都LOVE]

三十三首目。




解説を見る
僕は、若紫(らしき女の子)に、花びらを挟んだ本を持たせ、しゃがみこんでこう話した。

「今から紫ちゃんにお歌のおまじないをかけるから、終わったらこの本をお兄ちゃんに持って行ってくれる?」

「うん、わかったー!」

「よし、じゃあおめめ閉じておいてね」

若紫が目を閉じたことを確認した僕らは、おまじない、もとい花を詠み込んだ和歌を詠い上げた。

(春) 久方の 光のどけき 春の日に 静心なく 花の散るらむ

(夏) 待宵月 影さやけきに 紫陽花を重み 誰か振る袖 追ふべからまし

(秋) 恋ひぬれば 離る有明の 月ならで 朝顔開きて 巡り会ひたし

(冬) いづくにか 音さへ消ゆる 後はただ 人見つけしは 咲ける葉牡丹


すると、本の表紙の「源氏物語」の字がはっきりと浮かび上がった。

「よし、もう大丈夫。いっておいで」

大きく頷いた若紫は本を抱きしめたまま、光源氏に近付き、そのまま飛び込んだ。
瞬間、光源氏の目に正気が宿った。

「あなや、私は何を……やや、そなたたちは一体……?」

僕らは、ここに至った経緯を話した。

「そうか……すまないことをした…。
 確かに自分が所詮物語だとしか扱われないことに不満を感じてはいたが、物の怪に憑かれるほど強く思っていたとは、自分でも気が付かなんだ…。
 礼を言おう、おかげで私もこうして元に戻ることができた。何か、礼をしたいのだが…」

「うーん…じゃあ、その本、頂いて帰ってもいいですか?
 もう一度、読んでみたくなったんです」

「なに、安きことよ。そら、大切にしておくれ」

「はい、必ず」

「さぁ、そろそろ時間だよ」

友則さんの言葉に気がついてみれば、僕の体は半分透けていた。

「達者でな」「星のお兄ちゃん、また遊んでね!」「元気でね、昴くん」

「はい! 皆さんもお元気で! 紫ちゃん、また遊ぼうね!」

言い終えた瞬間、本を抱きしめていた僕の体は、そこから消えた。

************************

目を覚ますと、元いた教室にいた。

「昴! 次移動教室だから急げよ!」

「あ、うん、おっけー! すぐ行く!」

慌てて用意をしようと改めて机を見ると、一冊の本が置いてあった。


まだまだ学ぶことは多そうだ。



【問題確認及びモデルを快く引き受けていただきました、ごがつあめ涼花さんに、御礼申し上げます】
あぁ愛しの王子様。
今日はお城で舞踏会が開かれる。
そこで王子様のお相手が決められるという。

私も行きたいな。
だけど行くことができないし。

そんな私のもとに魔法使いが現れて
綺麗なドレスとかぼちゃの馬車とガラスの靴をくれた。

だけど結局私は舞踏会には行かれなかった。


一体どうして?
13年04月09日 20:02
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]

まさかの答え消失(´・ω・`)




解説を見る
舞踏会行きたいなぁ
この願いが叶うなら悪魔に魂を売ってもいい

「じゃ198円で買い取ろう」

あ、あなたは?


天童魔子「もう大丈夫僕に任せるのです。
ここに綺麗なドレスとかぼちゃの馬車とガラスの靴を用意しました。これで舞踏会に行ってくると良いのです。」

・・・・魔法使いさん。何か勘違いしてません?
天童魔子「?」


あぁもう、
#big5##red#私の下半身をよく見て!#/red##/big5#

#b#天童魔子「へ、変態なのです。痴女なのです。破廉恥なのです」#/b#
キャッ(/д\*))((*/Д\)キャッ
Σ(□`;)アゥΣ(   ;)アゥΣ(;´□)アゥΣ(;´□`;)アゥ

ああ違う誓う。落ち着いて。
#big5#私人魚姫なの。#/big5#
だから人間の足が欲しいの

天童魔子「ああ、なるほど。それならちょうど持ってます。」r生足

きゃー、なんでそんなもの持ち歩いてる訳?
私の尾びれを人間の足に変える魔法とかないの?


天童魔子「そんな都合のいい魔法なんて無いのですw」

あぁもうどうすればいいわけ~舞踏会に行けないじゃない。


天童魔子「ふふふ。そういうと思って逆に連れてきてます。」

えっ?

天童魔子「紹介します。カエルの王子様です。」
カエル「ケロ」

・・・・これにキスすれば素敵な王子様に
天童魔子「なりません。正真正銘『カエル』の王子様です」



カエル「苦しゅうない、ちこう寄れ」


#b##big5#もう帰れ #/big5##/b#


もう舞踏会なんてどうでもよくなった。

綺麗なドレスとかぼちゃの馬車とガラスの靴なんていらないから私の尾びれを人間の足に変える魔法使いさん早く来て


カエル「時が来れば自然に生える。わしも若い頃はそうじゃった。」
明日へと飛ぶ鳥「1ブックマーク」
一羽の白い鳥が海と空の境界に向かって飛ぼうとしている。
この鳥はいったいどんな思いで海と空の境界に向かって羽ばたこうとしているのか。

※回答は「一羽の白い鳥」の方が感想を述べる形で答えてください。
16年04月23日 18:43
【20の扉】 [まりむう]

お祝いコメントは雑談欄でどうぞ。




解説を見る
一羽の白い鳥=かもめ
海と空の境界=水平線

かもめの水平さん、1周年本当におめでとうございます!かもめさんの問題はひねりがうまく効いていると思います。
ぜひこれからもそのような問題を作ってください!そしてこれからもラテシンを私たちとともに楽しみましょう!
最後にこれからもよろしくお願いします!
疲れ顔は物語る「1ブックマーク」


 ヒロアキ君は乗りたかった電車で座れたからこそため息を吐いているのだという。どうしたの? 体力が回復したら死ぬ病気なの? ドMなの?
16年04月20日 22:19
【ウミガメのスープ】 [KUZUHARA]



解説を見る


 サユリちゃん「ヒロアキ君、見てたよ? 前のオバサンに割り込まれちゃって、お気の毒だったね。あれがなかったら座れたでしょうに」
駄作であっても、ダサくない?「1ブックマーク」
それなりに名の知れた絵画評論家であるカメオは、ある嫌悪感以外の感情を抱きようがないレベルの駄作の絵に対して、これ以上ないくらいの高い評価をして大絶賛した。
一体なぜだろう?
16年03月18日 23:22
【ウミガメのスープ】 [甘木]



解説を見る
ある日、カメオの自宅の塀に何者かの手によって落書きがされていた。

当然ながら腹を立てたカメオだが、犯人を特定できる名案を思い付いた。
カメオは知り合いの雑誌編集者や取材に来た記者に対し、その落書きをこれ以上ないくらい絶賛したのだ。

カメオ「……というわけで、この絵はだれが何と言おうと、私にとっては歴史に残る名作なのです!ただ、残念なことに作者が誰だかわからない。いやはや、数千万……いや、数億の価値はくだらないであろうこの絵を描ける作者さんが名乗りだせば、一生遊んで暮らせるだけのお金を保障できるのにねぇ……」

~数日後~

落書き犯「カメオさん!実はその落書きを描いたのは僕なのです!へへへ、是歩ともお話しを……」

カメオ「お前が犯人か!まんまと騙されおって!こんな絵がそんな価値があるわけないだろう!」

こうしてこの経緯を世間へネタばらしすると同時に、犯人を懲らしめることができたのだった。