「あなたに届け、この想い(初出題)」「1ブックマーク」
女はずっと好きだった男に想いを告げ、男は受け入れた。
しかし、突然女は悲嘆して泣き叫んだ。
なにがあったの?
しかし、突然女は悲嘆して泣き叫んだ。
なにがあったの?
15年11月30日 17:13
【ウミガメのスープ】 [つちのこ]
【ウミガメのスープ】 [つちのこ]
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女はパソコンの前に座り、乙女ゲーをプレイしていた。
「ふう、これでようやくあの人の攻略フラグが立った…!」
パッケージで一目惚れした彼のルートは、バッドエンドや他の男のルートへの分岐が多く、攻略が難しかったが、長きに渡る試行錯誤の末、遂に告白イベントに辿り着き、見事OKを貰った!!そのまま個別ルートを進め、エンディングへ。浮かび上がるFinの文字。そこで女ははたと気づいた。2人の間に次元という壁が立ち塞がっていること、相思相愛のあの人には絶対に触れられないこと。「何てこと!?あの人はこんなにも近くにいるのに!!?orz」
「ふう、これでようやくあの人の攻略フラグが立った…!」
パッケージで一目惚れした彼のルートは、バッドエンドや他の男のルートへの分岐が多く、攻略が難しかったが、長きに渡る試行錯誤の末、遂に告白イベントに辿り着き、見事OKを貰った!!そのまま個別ルートを進め、エンディングへ。浮かび上がるFinの文字。そこで女ははたと気づいた。2人の間に次元という壁が立ち塞がっていること、相思相愛のあの人には絶対に触れられないこと。「何てこと!?あの人はこんなにも近くにいるのに!!?orz」
「カメオの昼食」「1ブックマーク」
カメオはいつものように友人と昼食を食べていた。
今日の昼食はカメオの大好物だった。
友人がカメオにそれを譲ろうとすると、
「いいんだ、1か月後くらいにまた食べるだろうから」
と言った。
なぜそんなことがわかるのだろう。
今日の昼食はカメオの大好物だった。
友人がカメオにそれを譲ろうとすると、
「いいんだ、1か月後くらいにまた食べるだろうから」
と言った。
なぜそんなことがわかるのだろう。
15年11月19日 18:30
【ウミガメのスープ】 [大佐]
【ウミガメのスープ】 [大佐]
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カメオの母は毎日料理を作る優れた主婦だ。
しかし栄養を考慮して具材からレシピを考えるのは結構難しい。
だから、あるところからレシピのアイディアを得ていたのだ。
そう、息子の#red#給食の献立#/red#から。
だが母はわかっていた。
昼と夜で同じレシピの時の絶望感を。
そこで母は給食の献立を4週間温め、
4週間後のその日の夕食のメニューにしていたのだ。
しかし栄養を考慮して具材からレシピを考えるのは結構難しい。
だから、あるところからレシピのアイディアを得ていたのだ。
そう、息子の#red#給食の献立#/red#から。
だが母はわかっていた。
昼と夜で同じレシピの時の絶望感を。
そこで母は給食の献立を4週間温め、
4週間後のその日の夕食のメニューにしていたのだ。
「もう、どうしたらいいの」「1ブックマーク」
頭
を抱えるカメレット。
愛するラテリウスが海を指差したあと、困った顔をしたからだという。
一体どういうこと?
を抱えるカメレット。
愛するラテリウスが海を指差したあと、困った顔をしたからだという。
一体どういうこと?
15年11月07日 20:22
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
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*あらゆる面で思いが通じないと絶望した、ヤンデレ人魚姫が文字通り#red#王子の頭を抱えて#/red#るのでした。
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↓オマケの超長文解説↓
カメレットは#red#人魚姫#/red#だった。
溺死寸でのところを助けたラテリウス王子に恋をしたカメレットは、親切な魔法使いさんからヒレを足に変える薬を手に入れた。
「その薬は足をもたらすのです。が、声を代わりに頂くのですよ。そうそう、お前が王子と結ばれたいと言うから出した薬なのです。もし、他の人と結ばれればお前は海の泡と消えてしまうのです。十二分に注意するのですよ?」
王子のそばにいたいカメレットは、迷わず飲み干し、彼の元へたどり着いた。
しゃべれないカメレットを哀れんだラテリウスは、彼女を城に招き入れ保護してやった。
しかし、話すことの出来ないカメレットがラテリウス王子の恩人だと気付いてもらうことが出来ずにいた。
そんな中、ラテリウスの第二発見者(カメレットが救出した後に見つけた人物)である村娘ミウが、ラテリウスを助けたといううわさがまことしやかに流れ、それが事実だと捻じ曲がって広まってしまった。
ラテリウスはミウに求婚し、両親が漁から戻ったら受けると答えたそうだ。
その晩、泣きくれるカメレットの元へ彼女の姉たちが現れた。
「私たちの髪の毛を代償に、あなたの魔法を説く方法を聞いてきました。王子をこの短剣で刺して血を浴びるのです。そうすれば、あなたの足はヒレに戻り、声を取り返し、泡にならずに済みます。私たちは、あなたに生きていて欲しいのです」
迷いながら、そのナイフを受け取るカメレット。
<私が死んでも、愛する人が幸せなら、それで…>
-------
翌日、カメレットを伴ってラテリウスは港へ赴いた。
「なあ、声無き姫(カメレットのこと)よ。私は待ち遠しいよ。」
首をかしげて、疑問を伝える。
「ほら、あの向こう、小さく船がみえるだろう?」
遥かかなたに、豆粒のような船が確かにみえた。
「おそらくあの船が、ミウの両親が乗る船だ。後数刻のうちに帰港するだろう。やっと婚儀が上げられる。」
…カメレットは文字を知らない。
海では超音波(声)で会話しており、文字など存在していなかったから。
何とか真実を伝えようとした。
王子に、身振り手振りで伝えようとした。
(私が、あなたを、助けたの!)
「なんだい?声鳴き姫」
(私こそが、あなたを、愛してるの!!)
「…ゴメンね、君の言いたいことが分からないんだ。美しい君だ、もしお話できれば、もっと違う結末が待っていたかもしれないのに…」
何かが、カメレットの中ではじけた。
懐に隠していたナイフが、彼の喉仏をあっさりと切り裂く。
「!??!」
彼から声が失われた。
同時に血しぶき。
「私が、あなたを助けたのに!私こそが、あなたを愛しているのに!!どうしてわかってくれないの!?」
くず折れるラテリウス。
「…貴方は私だけの物。私だけの物。私だけの物。私だけの物。私だけの物。私だけの物。私だけの物。私だけの物。私だけの物。私だけの物。」
無表情でナイフを首に深々と突き立て、乱暴に、かつ的確に頚椎のスキマを付いて切り分けていった。
ほんの数分で、王子の首は身体から離れた。
頭を抱きかかえ、いとおしそうに口付けるカメレット。
「もう、手離さないからね。ラテリウス。」
そのまま海に飛び込むカメレット。
血染めの身体は一瞬で洗い流された。
後には、首のない王子の亡骸と、血染めのナイフだけだった。
夕暮れ、茜に染まる港の片隅で、亡骸とナイフを染める仄暗い赤がだけが異色だった。
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↓オマケの超長文解説↓
カメレットは#red#人魚姫#/red#だった。
溺死寸でのところを助けたラテリウス王子に恋をしたカメレットは、親切な魔法使いさんからヒレを足に変える薬を手に入れた。
「その薬は足をもたらすのです。が、声を代わりに頂くのですよ。そうそう、お前が王子と結ばれたいと言うから出した薬なのです。もし、他の人と結ばれればお前は海の泡と消えてしまうのです。十二分に注意するのですよ?」
王子のそばにいたいカメレットは、迷わず飲み干し、彼の元へたどり着いた。
しゃべれないカメレットを哀れんだラテリウスは、彼女を城に招き入れ保護してやった。
しかし、話すことの出来ないカメレットがラテリウス王子の恩人だと気付いてもらうことが出来ずにいた。
そんな中、ラテリウスの第二発見者(カメレットが救出した後に見つけた人物)である村娘ミウが、ラテリウスを助けたといううわさがまことしやかに流れ、それが事実だと捻じ曲がって広まってしまった。
ラテリウスはミウに求婚し、両親が漁から戻ったら受けると答えたそうだ。
その晩、泣きくれるカメレットの元へ彼女の姉たちが現れた。
「私たちの髪の毛を代償に、あなたの魔法を説く方法を聞いてきました。王子をこの短剣で刺して血を浴びるのです。そうすれば、あなたの足はヒレに戻り、声を取り返し、泡にならずに済みます。私たちは、あなたに生きていて欲しいのです」
迷いながら、そのナイフを受け取るカメレット。
<私が死んでも、愛する人が幸せなら、それで…>
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翌日、カメレットを伴ってラテリウスは港へ赴いた。
「なあ、声無き姫(カメレットのこと)よ。私は待ち遠しいよ。」
首をかしげて、疑問を伝える。
「ほら、あの向こう、小さく船がみえるだろう?」
遥かかなたに、豆粒のような船が確かにみえた。
「おそらくあの船が、ミウの両親が乗る船だ。後数刻のうちに帰港するだろう。やっと婚儀が上げられる。」
…カメレットは文字を知らない。
海では超音波(声)で会話しており、文字など存在していなかったから。
何とか真実を伝えようとした。
王子に、身振り手振りで伝えようとした。
(私が、あなたを、助けたの!)
「なんだい?声鳴き姫」
(私こそが、あなたを、愛してるの!!)
「…ゴメンね、君の言いたいことが分からないんだ。美しい君だ、もしお話できれば、もっと違う結末が待っていたかもしれないのに…」
何かが、カメレットの中ではじけた。
懐に隠していたナイフが、彼の喉仏をあっさりと切り裂く。
「!??!」
彼から声が失われた。
同時に血しぶき。
「私が、あなたを助けたのに!私こそが、あなたを愛しているのに!!どうしてわかってくれないの!?」
くず折れるラテリウス。
「…貴方は私だけの物。私だけの物。私だけの物。私だけの物。私だけの物。私だけの物。私だけの物。私だけの物。私だけの物。私だけの物。」
無表情でナイフを首に深々と突き立て、乱暴に、かつ的確に頚椎のスキマを付いて切り分けていった。
ほんの数分で、王子の首は身体から離れた。
頭を抱きかかえ、いとおしそうに口付けるカメレット。
「もう、手離さないからね。ラテリウス。」
そのまま海に飛び込むカメレット。
血染めの身体は一瞬で洗い流された。
後には、首のない王子の亡骸と、血染めのナイフだけだった。
夕暮れ、茜に染まる港の片隅で、亡骸とナイフを染める仄暗い赤がだけが異色だった。
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「手」「1ブックマーク」
男は手を叩いた。
結果、男は逮捕された。
なぜだろう?
結果、男は逮捕された。
なぜだろう?
15年11月04日 18:22
【ウミガメのスープ】 [しゅんわ]
【ウミガメのスープ】 [しゅんわ]
解説を見る
ここは日本。
しかし普通の日本とは違う。
なぜなら江戸時代に廃止されたはずの法律が、今でも続いているからだ。
その法律とは、
生類憐みの令。
男は我慢できなかったのだろう。
飛んでいた蚊を叩き潰してしまった。
それを周りの通行人に見られ、
男は逮捕されてしまった・・・
(生類憐みの令 怖いですね。
江戸時代では本当に蚊を叩いただけで逮捕されたらしいです)
しかし普通の日本とは違う。
なぜなら江戸時代に廃止されたはずの法律が、今でも続いているからだ。
その法律とは、
生類憐みの令。
男は我慢できなかったのだろう。
飛んでいた蚊を叩き潰してしまった。
それを周りの通行人に見られ、
男は逮捕されてしまった・・・
(生類憐みの令 怖いですね。
江戸時代では本当に蚊を叩いただけで逮捕されたらしいです)
「裏切り者の栄光」「1ブックマーク」
そのような結果になったのは全く彼のせいではないのだが、
彼は祖国から裏切り者と呼ばれた。
だが、彼の行動の結果には多くの人が驚愕し、賞賛と栄誉が与えられたのだ。
彼は祖国から裏切り者と呼ばれた。
だが、彼の行動の結果には多くの人が驚愕し、賞賛と栄誉が与えられたのだ。
12年04月11日 01:41
【ウミガメのスープ】 [nomorn]
【ウミガメのスープ】 [nomorn]

柔軟さが大事
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彼の名はパウル。
W杯南アフリカ大会でドイツ代表の7試合に決勝戦を加えた計8試合の勝敗を全て的中させた
ドイツの水族館で飼育されていたマダコである。
決勝トーナメントのドイツ対イングランド戦で、ドイツが勝つ予想をしたのだが
パウルはイングランドの生まれであったことから、
イングランドの新聞に「裏切り者!」という見出しの記事を載せられた。
準決勝でドイツの敗北を予想し的中。
インターネットにはドイツ国内の過激なサポーターからの
「フライにしろ」「パエリアにしろ」等の過激なコメントが多数見られ、
勝利したスペインの首相がパウルの安否を案ずるコメントを発したほどであった。
また、パウルは2010年の10月に老衰で死去したが、
その際アルゼンチン代表監督のマラドーナはTwitterでパウルの死を喜ぶつぶやきを投稿した。
パウルの予想は大会が進むに従って注目を集めるようになり、
3位決定戦の勝利を的中させたことでドイツ国内で再び人気者となった。
決勝戦の予想は約600局が中継するほどの騒ぎとなった。
そしてこの決勝戦の予想も見事的中させた。
8戦パーフェクトの予想結果をたたえ、
パウルにはワールドカップトロフィーのレプリカが授与されたのであった。
そして、生まれ故郷のイングランドもパウルをワールドカップ招致アンバサダーに任命し、
パウルの名誉は回復されたのだった。
W杯南アフリカ大会でドイツ代表の7試合に決勝戦を加えた計8試合の勝敗を全て的中させた
ドイツの水族館で飼育されていたマダコである。
決勝トーナメントのドイツ対イングランド戦で、ドイツが勝つ予想をしたのだが
パウルはイングランドの生まれであったことから、
イングランドの新聞に「裏切り者!」という見出しの記事を載せられた。
準決勝でドイツの敗北を予想し的中。
インターネットにはドイツ国内の過激なサポーターからの
「フライにしろ」「パエリアにしろ」等の過激なコメントが多数見られ、
勝利したスペインの首相がパウルの安否を案ずるコメントを発したほどであった。
また、パウルは2010年の10月に老衰で死去したが、
その際アルゼンチン代表監督のマラドーナはTwitterでパウルの死を喜ぶつぶやきを投稿した。
パウルの予想は大会が進むに従って注目を集めるようになり、
3位決定戦の勝利を的中させたことでドイツ国内で再び人気者となった。
決勝戦の予想は約600局が中継するほどの騒ぎとなった。
そしてこの決勝戦の予想も見事的中させた。
8戦パーフェクトの予想結果をたたえ、
パウルにはワールドカップトロフィーのレプリカが授与されたのであった。
そして、生まれ故郷のイングランドもパウルをワールドカップ招致アンバサダーに任命し、
パウルの名誉は回復されたのだった。