動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

所詮は机上論「1ブックマーク」
ここに、特殊な制度を持った警察署がある。
実験施設を兼ねたそこではポイントを貯めれば、刑期以外のものはほとんど買えるという。
ポイントを何によって貯めるかと言えば、ゲームだ。
囚人のジレンマを利用したゲーム(※1)になっているそうだ。
看守が飽きるまで繰り返される「裏切り」か「協調」のゲーム。


さて。ある日新人受刑者がやってきた。
そいつはそのゲームに負けない方法(※2)を知っていた。
故にそのゲームにももちろん参加する。
しかし、彼はすぐにゲームをしなくなった
どうして?


※1:「裏切り」と「協調」のカードを用意し、合図とともにどちらか片方を出してもらう。
両方が「協調」なら3点。片方が「裏切り」ならば裏切った方が5点。裏切らなかった方は0点。両方が「裏切り」ならば0点。というゲーム。

※2:「必ず自分からは裏切らない。裏切られたらそのあとは相手がひとつ前にだしたものと同じカードを出し続ける」
このゲームが看守が飽きずに延々と続く場合、裏切った方のまねをし続けると延々とどちらも0点の状態が続くため、協調を選ばざるえなくなる、というもの。


16年08月29日 09:45
【ウミガメのスープ】 [蒼井門]



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対戦相手は終身刑の男。
(新人にくらべたらほとんどそうなると思うが)ほかの誰よりも監獄生活が長く、ポイントがたまっていた。
対戦相手は最初の「裏切り」で得た5点により、銃(武器)が手に入るポイントを達成。

すぐに銃を手に入れると、新人を撃ち殺したのだ。
新人の彼はゲームも生命活動もすぐにしなくなったのである。
或る詩人の罪「1ブックマーク」
とある詩人の作品が斬新だと話題になっている。その詩人の作品は、「単語ひとつだけ」や「ひらがな一文字だけ」という、とんでもなくシンプルなものだった。文章どころか言葉とも言えないそれらを、果たして"詩"と呼べるのか。詩壇を二分する議論が巻き起こった。

それとは別に、その詩人の作品を出している出版社でも、それらの作品のために「あること」に関する問題が浮上していた。議論の結果、「あること」に関する規則が変更され、他の詩人はひどく迷惑したというのだが、さて、出版社はいったい何をどう変えたのだろう?

※実在の詩人のある逸話をベースにしています
※特別な知識を必要としません(たぶん……)
16年08月27日 16:06
【ウミガメのスープ】 [az]




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出版社が変更したのは、詩の#red#原稿料#/red#に関する規則だ。従来のルールでは、原稿料は#b#「作品単位」#/b#で支払われることとなっていた。しかし、たったの1文字を「作品」として発表する詩人の登場により、今後似たような作品を出す詩人が次々に現れると、とてもではないが原稿料を払っていられない。そう考えた出版社は、今後は原稿料の支払いの基準を#b#「文字数単位」#/b#とすることに決めた。もともと詩というジャンルはさほど文字数を必要としないことも多く、この変更によって収入が減る他の詩人たちはひどく迷惑したという。

※草野心平が「冬眠」という詩を発表した際の逸話が下敷きです
人混みが嫌いなわけではない「1ブックマーク」
よく晴れた日、男は東京タワーやエッフェル塔のような

建築物には近づかないよう気をつけているのだという。


男の行動の理由を説明せよ。
16年08月27日 15:27
【ウミガメのスープ】 [tosh]

結構好き




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男は巨人(身長約10000m)
先の尖った塔は足の裏に刺さると痛いから近づきたくない。
曇った日は下界がよく見えないからしょうがないけど
晴れた日はなるべく踏まないように気をつけている。
最悪な運転「1ブックマーク」
男2人は、ドライブをしていた。
しかし、運転していた男が突然蛇行運転を始め、その直後事故を起こして死んでしまった。
しかし、乗っていた男は、大した怪我をしていないにも関わらず、何故か死んでいた。
一体、何故?
16年07月01日 21:39
【ウミガメのスープ】 [不由仔]



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彼らは山林の中を、パワーウインドウ全開にして走行していた。
そこにたまたま蜂が侵入してきたため、車内はパニック状態に。
耳元で過ぎ去ったり、目の前を通り過ぎたりするなど、飛び交う蜂に翻弄されて運転が疎かになり、車はとうとう崖から転落してしまった。
運転手の男はその衝撃により亡くなってしまったが、後部座席に乗っていた男はシートベルトによってかろうじて無事だった。
そんな彼の背中にチクっと痛みが走った。
蜂が後部座席に乗っていた彼を刺したのである。
男は過去に一度蜂に刺されたことがあり、これで二度目だった。
それにより、男は蜂毒アレルギーによってショックを起こし、亡くなってしまったのである。
惑星ラテシンを調査していたグループに、致死性の伝染病が発生した。
ラテシンに治療薬を届ける小型宇宙船には、燃料も酸素も最小限しか積まれていない。
しかし、発進後にパイロット・ウミオは、船内に隠れていた密航者・カメコを発見する。
規則に従うならば、イレギュラーな乗務員はエアロックから船外へ放棄しなければならない。
燃料が最小限しか積まれていないために、このままでは安全に着陸できないばかりでなく、治療薬を待つ人々の命までも死に至らしめることになるだろう。
そこでウミオが出した提案は、カメコに取って非常に辛いものであったので一度は断った。
そして、ウミオが苦しんでいることがわかったのでカメコは妥協し、今度はウミオの指示に従った。

結果として、カメコはウミオの笑顔を見ながら微笑んでいる。
ウミオがどのような解を導いたのか、説明してほしい。
16年07月01日 18:27
【ウミガメのスープ】 [白紙]



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ウミオは多くの命を盾にカメコの放棄を譲らなかった。
それどころか、酸素の限界まで放棄を保留にしてやる代わり、カメコに(自主規制)を要求した。
カメコはそれを断り、ふざけた真似をしたウミオに制裁をくわえることにしたのであった。


……
あまりの拷問にウミオはもう殺してくれと懇願し、カメコはその望みを叶えてやった。
苦しんで泣いたり喚いたりされると意外に酸素を使うため、仕方がないという側面もあったのだが。

長い永い苦痛から解放され、ウミオの死に顔は笑顔であったという。