「嘘つきと呼ばれたくて」「1ブックマーク」
橋
の欄干に腰掛けて缶コーヒーを飲んでいた女。
我ながら素直じゃないと思ったが、少しだけ彼に嫌な顔をさせたことを、後悔はしていなかった。
その少し後、女は彼に嘘つきと呼ばれて喜んだ。
一体どういうこと?
*ひじりさんは「コーヒー」「素直」「欄干」を使ってなにかお話を作ってください。
https://shindanmaker.com/264399
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の欄干に腰掛けて缶コーヒーを飲んでいた女。
我ながら素直じゃないと思ったが、少しだけ彼に嫌な顔をさせたことを、後悔はしていなかった。
その少し後、女は彼に嘘つきと呼ばれて喜んだ。
一体どういうこと?
*ひじりさんは「コーヒー」「素直」「欄干」を使ってなにかお話を作ってください。
https://shindanmaker.com/264399
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16年03月11日 21:52
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
解説を見る
女
は彼に言った。
「…ごめん、そのコーヒー頂戴。」
「ん?お前コーヒー飲まないんじゃなかったっけ。」
「飲まないよ。#red#灰皿の代わりにするの#/red#。」
明らかに怪訝そうな顔をした。
「お前#red#タバコやめたんじゃないのか#/red#」
「…ごめん、一本だけ。ね?」
「…いいけどさ。あ、自販機でジュースかって来るわ。そのコーヒーあんまり美味しくなくて。」
「私もお願い!甘いのが良い。」
「OK」
橋の欄干に腰掛けて近くの自販機に彼が向かうのを見ながら、女はタバコを出さずにそのまま缶に口を付けた。
「…にがっ。」
「…へぇ。そういうこと?」
「戻ってくるの早くない?」
「#red#タバコ吸うって言って俺を遠ざけて、その隙に間接キス目当て#/red#とはねぇ。恐れ入ったよこの嘘つきw」
「だ、だって、タバコのにおい嫌いでしょ?前にちゅーしたときイヤだって言ってたし。」
「お前が吸いたいなら吸ってもいいんだけどな」
ジュースを手渡した上で、頭を撫でる彼。
「タバコもういらない。…ちゅーして。」
「ん。」
は彼に言った。
「…ごめん、そのコーヒー頂戴。」
「ん?お前コーヒー飲まないんじゃなかったっけ。」
「飲まないよ。#red#灰皿の代わりにするの#/red#。」
明らかに怪訝そうな顔をした。
「お前#red#タバコやめたんじゃないのか#/red#」
「…ごめん、一本だけ。ね?」
「…いいけどさ。あ、自販機でジュースかって来るわ。そのコーヒーあんまり美味しくなくて。」
「私もお願い!甘いのが良い。」
「OK」
橋の欄干に腰掛けて近くの自販機に彼が向かうのを見ながら、女はタバコを出さずにそのまま缶に口を付けた。
「…にがっ。」
「…へぇ。そういうこと?」
「戻ってくるの早くない?」
「#red#タバコ吸うって言って俺を遠ざけて、その隙に間接キス目当て#/red#とはねぇ。恐れ入ったよこの嘘つきw」
「だ、だって、タバコのにおい嫌いでしょ?前にちゅーしたときイヤだって言ってたし。」
「お前が吸いたいなら吸ってもいいんだけどな」
ジュースを手渡した上で、頭を撫でる彼。
「タバコもういらない。…ちゅーして。」
「ん。」
「【三題噺30第回】「知る」ということと梅の花」「1ブックマーク」
ある春の日、中学生のカメオがぼんやりと窓の外を眺めていると、桜の木のようなものが目に入った。
「きれいだな………」
カメオはそう思い、それからも窓の外を頻繁に眺めた。
しかし、それからどれほどか経ち、その木が#b#桜の木ではなく梅の木であったと知った頃から、カメオは中学校に来なくなった。#/b#
いったいどういうことだろうか?
~問題文の末尾につけよう~
------------------------------
--
※この問題は「うめ」「あられ」「かどで」のお題をもとに作られ
た三題噺の問題です
~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、掲示板『ラテシンチャットルーム』の『無茶振り三題噺
』
またはWIKIのhttp://sui-
hei.net/app/webroot/pukiwiki/index.php?無茶振り三題噺
をご覧ください。
過去問一覧:http://sui-hei.net/mondai/tag/無茶振り三題噺
「きれいだな………」
カメオはそう思い、それからも窓の外を頻繁に眺めた。
しかし、それからどれほどか経ち、その木が#b#桜の木ではなく梅の木であったと知った頃から、カメオは中学校に来なくなった。#/b#
いったいどういうことだろうか?
~問題文の末尾につけよう~
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※この問題は「うめ」「あられ」「かどで」のお題をもとに作られ
た三題噺の問題です
~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、掲示板『ラテシンチャットルーム』の『無茶振り三題噺
』
またはWIKIのhttp://sui-
hei.net/app/webroot/pukiwiki/index.php?無茶振り三題噺
をご覧ください。
過去問一覧:http://sui-hei.net/mondai/tag/無茶振り三題噺
16年03月07日 19:39
【ウミガメのスープ】 [ごがつあめ涼花]
【ウミガメのスープ】 [ごがつあめ涼花]
解説を見る
海亀中学校のカメオがある春の日、窓の外を眺めていると、向こうにあるラテシン高校の側に、桜の木のようなものを見つけた。
「きれいだな………」
そう思ったカメオは、頻繁にそちらを眺めるようになった。
それからどれほどの月日が経っただろう。
#b#カメオは卒業し、ラテシン高校の入学式に向かう道を歩いていた。#/b#
中学生の頃は冬の入試以外で通ることのなかったこの道を歩いていたカメオは、ふと、足を止めた。
「これは、確か………」
そこには、カメオが中学生の頃、よく遠くで眺めていた木が立っていた。
そして、カメオは、あることに気づいた。
#b#「窓からはわからなかったけど………これ、桜じゃなくて、梅の木だ。」#/b#
そう、カメオが見ていた桜の木は、梅の木だったのだ。
#b#カメオは、中学生を卒業し、初めて春にラテシン高校への道を通り、#/b##red#木を間近で見ることで、中学生の窓からはよく見えず、桜だと思っていた木が、実は梅の木であったことを理解した。#/red#
「きれいだな………」
そう思ったカメオは、頻繁にそちらを眺めるようになった。
それからどれほどの月日が経っただろう。
#b#カメオは卒業し、ラテシン高校の入学式に向かう道を歩いていた。#/b#
中学生の頃は冬の入試以外で通ることのなかったこの道を歩いていたカメオは、ふと、足を止めた。
「これは、確か………」
そこには、カメオが中学生の頃、よく遠くで眺めていた木が立っていた。
そして、カメオは、あることに気づいた。
#b#「窓からはわからなかったけど………これ、桜じゃなくて、梅の木だ。」#/b#
そう、カメオが見ていた桜の木は、梅の木だったのだ。
#b#カメオは、中学生を卒業し、初めて春にラテシン高校への道を通り、#/b##red#木を間近で見ることで、中学生の窓からはよく見えず、桜だと思っていた木が、実は梅の木であったことを理解した。#/red#
「円の縁」「1ブックマーク」
不運なことが続いて落ち込んでいるカメコを気遣ったウミコは、200円程度の買い物をさせた。
一体なぜだろう?
一体なぜだろう?
16年02月22日 21:23
【ウミガメのスープ】 [甘木]
【ウミガメのスープ】 [甘木]
解説を見る
不運なことが続いて落ち込んでいる子供のカメコ。
その様子を見た母親のウミコは、1000円札を渡して223円分の買い物を頼んだ。
カメコ「えーと、これとこれと……これをください!」
店員「はい、1000円お預かりしまして、おつりは777円になります」
カメコ「わっ!ラッキーセブンだ!なんかいいことあるかなー♪」
見事にウミコの作戦通り、気分がよくなったカメコでしたとさ。
その様子を見た母親のウミコは、1000円札を渡して223円分の買い物を頼んだ。
カメコ「えーと、これとこれと……これをください!」
店員「はい、1000円お預かりしまして、おつりは777円になります」
カメコ「わっ!ラッキーセブンだ!なんかいいことあるかなー♪」
見事にウミコの作戦通り、気分がよくなったカメコでしたとさ。
「【三題噺29第回】シローン」「1ブックマーク」
シロンはクラスではボーッとした子で成績は芳しく無くが色々鋭い子であったために
1000円もした文房具が全て無駄になった。
一体なぜ?
~問題文の末尾につけよう~
--------------------------------
※この問題は「1000、いろ、しろ」のお題をもとに作られた三題噺の問題です。
~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、掲示板『ラテシンチャットルーム』の『無茶振り三題噺』
またはWIKIのhttp://sui-hei.net/app/webroot/pukiwiki/index.php?無茶振り三題噺
をご覧ください。
過去問一覧:http://sui-hei.net/mondai/tag/無茶振り三題噺
1000円もした文房具が全て無駄になった。
一体なぜ?
~問題文の末尾につけよう~
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※この問題は「1000、いろ、しろ」のお題をもとに作られた三題噺の問題です。
~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、掲示板『ラテシンチャットルーム』の『無茶振り三題噺』
またはWIKIのhttp://sui-hei.net/app/webroot/pukiwiki/index.php?無茶振り三題噺
をご覧ください。
過去問一覧:http://sui-hei.net/mondai/tag/無茶振り三題噺
16年02月06日 21:12
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
【ウミガメのスープ】 [天童 魔子]
解説を見る
実はシロンは色恋沙汰に鋭い。
シロンにとっては恋愛は計算ではなく直観であるため逆に理解しやすいのである
だから
恋のおまじない(消しゴムに名前を書いて使い切れば恋が成就する)とか
消しゴムを箱ごと買ってハートが出れば恋が叶うとか
文房具(ラブレターなどを含む)を大量に購入した私に
そんなの買わなくても両思いなのに。っと背中を押してくれた。
シロンにとっては恋愛は計算ではなく直観であるため逆に理解しやすいのである
だから
恋のおまじない(消しゴムに名前を書いて使い切れば恋が成就する)とか
消しゴムを箱ごと買ってハートが出れば恋が叶うとか
文房具(ラブレターなどを含む)を大量に購入した私に
そんなの買わなくても両思いなのに。っと背中を押してくれた。
「価」「1ブックマーク」
昼
休み。
休憩室ではガールズトークが繰り広げられており、男性陣は少し形見が狭かった。
そこで阪本が「あほらし」と腕をまくると、女性陣は出ていき、自分達の目の悪さを嘆いた。
何故?
* * * * * * * * * *
今回の登場人物名
阪本大
阪本シリーズは「これかな?」と思ったことは検索エンジンで検索していただいて構いません
休み。
休憩室ではガールズトークが繰り広げられており、男性陣は少し形見が狭かった。
そこで阪本が「あほらし」と腕をまくると、女性陣は出ていき、自分達の目の悪さを嘆いた。
何故?
* * * * * * * * * *
今回の登場人物名
阪本大
阪本シリーズは「これかな?」と思ったことは検索エンジンで検索していただいて構いません
16年01月10日 23:03
【ウミガメのスープ】 [ふぃず]
【ウミガメのスープ】 [ふぃず]
解説を見る
※
この問題は一言で解説しづらいのでお手数ですが全文読んでやって下さい
「あ、まっきーそれヴィトン!?」
「わーほんとだ、どうしたの?ボーナスで買った?」
「えへへ、ちぃが買ってくれたの」
「彼氏君か~、クリスマスプレゼント?」
「ううん、なんでもない日だったんだけどね。『いつもありがとう』って、貰っちゃった」
「良いな~、うちのたっくん、ブランドものとか基本買ってくれないんだよねー……」
「まっきーもさーちゃんも、彼氏が大手で働いてるだけ良いじゃん。のんは同じ会社だもん、うちの給料じゃブランドものなんて望み薄ー……」
休憩室でのそんなガールズトーク。
決して薄給なわけではないが、恋人や家内になんでもない日にブランドのバッグをプレゼントする余裕があるわけでもない男性社員達は、どうにも居心地が悪かった。
「ブランドもの自体が欲しいわけじゃないんだけどねー……」
「そりゃフォーマルな場で恥ずかしくないように1つは自分で買って持ってるけど、それくらい貰えないと頼りがいないよねー……」
「こないだネックレス貰ってすごい嬉しかったんだけど、食事割り勘でさー」
「うち割り勘断ったらデートの回数減るんだよねー、会いたくないって言われてるみたいでへこむー」
「あ、そうだ、この間つけてたアクセサリーがあんまり安っぽく見えたから聞いてみたら三百均らしくてさー……」
「うわそれは……」
話題が希望から愚痴に変わったところで、阪本はひとつ咳払いをし、「あほらし」と呟いた。
「なぁなぁ」
「あ、阪本さん」
「自分らこれ、いくらに見える?」
「え~どうしたんですか急に~っ」
阪本の腕には、品のある色の腕時計がはめられていた。
女性社員達は、少し悩みながら、「4万とかじゃないよね……」「8万とか?」「にしてもその腕時計センス良いですね~、阪本さんがそういうのつけてるの意外~」と返した。
そんな女性社員達を、阪本はバカを見るようにして鼻で笑った。
そしてやわらかな笑顔で言う。
「すまんなぁ。俺時計に万もかけられるほど出来る男ちゃうねん。こんなやすもんと高級品の見分けもつかんねやったら、自分らブランドもん持っとっても意味あれへんやん。彼氏がブランドバッグくれへん言う前に、自分らにブランドバッグ貰う価値無いこと自覚したらどないや?ちゅーかさっきから聞いとったら……自分らん中には、ブランドもんプレゼントして飯おごって自分も高いアクセサリーつけて、ほんでその上で頻繁にデートに誘える魔法使いみたいな男、さぞかしよーさんおんねやろなぁ。寝言は寝て言え」
女性社員達は、自分達の会話の下世話さを思い知らされたことに逆ギレしながら出ていった。
しかし、「……あれが万しないんだね」と自分達の鑑定眼の無さを小さく肯定しながら「たっくんにネクタイあげようと思うんだけど、週末付き合ってくれない?」だの「割り勘デート、こっちから誘ってみよっかな」だの言いながら仕事に戻っていった。
この問題は一言で解説しづらいのでお手数ですが全文読んでやって下さい
「あ、まっきーそれヴィトン!?」
「わーほんとだ、どうしたの?ボーナスで買った?」
「えへへ、ちぃが買ってくれたの」
「彼氏君か~、クリスマスプレゼント?」
「ううん、なんでもない日だったんだけどね。『いつもありがとう』って、貰っちゃった」
「良いな~、うちのたっくん、ブランドものとか基本買ってくれないんだよねー……」
「まっきーもさーちゃんも、彼氏が大手で働いてるだけ良いじゃん。のんは同じ会社だもん、うちの給料じゃブランドものなんて望み薄ー……」
休憩室でのそんなガールズトーク。
決して薄給なわけではないが、恋人や家内になんでもない日にブランドのバッグをプレゼントする余裕があるわけでもない男性社員達は、どうにも居心地が悪かった。
「ブランドもの自体が欲しいわけじゃないんだけどねー……」
「そりゃフォーマルな場で恥ずかしくないように1つは自分で買って持ってるけど、それくらい貰えないと頼りがいないよねー……」
「こないだネックレス貰ってすごい嬉しかったんだけど、食事割り勘でさー」
「うち割り勘断ったらデートの回数減るんだよねー、会いたくないって言われてるみたいでへこむー」
「あ、そうだ、この間つけてたアクセサリーがあんまり安っぽく見えたから聞いてみたら三百均らしくてさー……」
「うわそれは……」
話題が希望から愚痴に変わったところで、阪本はひとつ咳払いをし、「あほらし」と呟いた。
「なぁなぁ」
「あ、阪本さん」
「自分らこれ、いくらに見える?」
「え~どうしたんですか急に~っ」
阪本の腕には、品のある色の腕時計がはめられていた。
女性社員達は、少し悩みながら、「4万とかじゃないよね……」「8万とか?」「にしてもその腕時計センス良いですね~、阪本さんがそういうのつけてるの意外~」と返した。
そんな女性社員達を、阪本はバカを見るようにして鼻で笑った。
そしてやわらかな笑顔で言う。
「すまんなぁ。俺時計に万もかけられるほど出来る男ちゃうねん。こんなやすもんと高級品の見分けもつかんねやったら、自分らブランドもん持っとっても意味あれへんやん。彼氏がブランドバッグくれへん言う前に、自分らにブランドバッグ貰う価値無いこと自覚したらどないや?ちゅーかさっきから聞いとったら……自分らん中には、ブランドもんプレゼントして飯おごって自分も高いアクセサリーつけて、ほんでその上で頻繁にデートに誘える魔法使いみたいな男、さぞかしよーさんおんねやろなぁ。寝言は寝て言え」
女性社員達は、自分達の会話の下世話さを思い知らされたことに逆ギレしながら出ていった。
しかし、「……あれが万しないんだね」と自分達の鑑定眼の無さを小さく肯定しながら「たっくんにネクタイあげようと思うんだけど、週末付き合ってくれない?」だの「割り勘デート、こっちから誘ってみよっかな」だの言いながら仕事に戻っていった。