動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
いらっしゃいませ。ゲスト様 ログイン 新規登録

みんなのブックマーク

ベテラン迷子「1ブックマーク」
店から出たOL・とかげさんは、帰り道とは全く違う方向へ歩いていき、遠回りして帰路についた。
特に寄りたい場所があったわけでも、時間をつぶしたかったわけでもないのに、なんでわざわざ遠回りするの?
15年02月15日 22:12
【ウミガメのスープ】 [とかげ]

方向音痴スープ




解説を見る
美容院って、店を出た後も美容師さんが外でお見送りしてくれますよね。なんか、ずっと見送られているのって、いたたまれなくて……寒い中ずっと立たせているのも申し訳ないですし。
だから私、美容師さんの視界から消えられるように、帰り道とは違っても、曲がれる道ですぐ曲がるんですよね。
皆さんも経験、ないですか?

by OL・とかげさん
【祝ラテシン5周年】誕生日の確率「1ブックマーク」
誕生日、おめでとう! 良い年になることを願っているよ!
え? なになに、君も誕生日なの? それはめでたい、おめでとう!
……へ? あなたも誕生日? すごい偶然だ! おめでとう!
……ま、まさか彼らも誕生日だって!? こいつはクールだ! ともあれおめでとう!


2月10日が誕生日の人がたくさんいるらしい。どういうことなの?
15年02月10日 22:01
【ウミガメのスープ】 [とかげ]

HAPPY BIRTH SOUP!




解説を見る
ここはラテシン国。国民の多くが、誕生日を聞かれると「2月10日」だと答える。
もちろん、全員が同じ日に生まれているわけではない。
この国の人々は#b#自分の誕生日に関心がなく、自分が本当は何月何日生まれなのかを知らない#/b#のだ。
それでも書類やパスポートの申請など、何らかの登録で誕生日を書かなければならないことはある。そこで、適当な日付を誕生日ということにしていまうのだが、2月10日はラテシン国建国記念日であるために、国民にとって大変覚えやすいため、人気の日付なのだ。
こうして、多くの国民が同じ日を誕生日に持つことになってしまった。

2月10日、国民たちはラテシン国の誕生日を祝い、日々の生活に感謝するのであった。


END

改めまして、
#big5#ラテシン5歳おめでとうございます!#/big5#
居場所特定「1ブックマーク」
祖父に「どうしてここにいることがわかったんだ?」と驚かれた男は、その言葉を聞いて大笑いした。
確かに祖父は、初めて訪問した友人の家にいたので、居場所を突き止めるのは難しいはず。
どういうことだろう?
15年02月04日 23:27
【ウミガメのスープ】 [とかげ]

ここでしか飲めないスープ




解説を見る
祖父の携帯電話に電話をかけたら、びっくりしたような声で開口一番、尋ねられた。

「どうしてここがわかったんだ?」

その言葉の意味をとりかねて、一瞬考え、そしてすぐに男は大笑いし始めた。

機械に弱く、ようやく携帯電話を持ち始めた祖父。
しかし、祖父にとって電話と言えば固定電話の印象が強いので、固定電話のように場所がわかって電話してきたのかと勘違いしたらしい。

そう説明してみたが、祖父はただ、困惑した声で呟く。

「そうか……お前すごいんだなあ……」

多分、理解できていない。

祖父の天然ボケ具合に、笑うしかない男であった。

*実話です

END
たし算ひき算「1ブックマーク」
恵方巻(税込432円)を買った男は、小銭入れの中に、五百円玉は1枚以上、一円玉は2枚以上あることを確認して、まず十円玉を2枚を出し、続いて五百円玉を1枚を出した。

その変なお金の出し方、なんなの?
15年02月03日 20:55
【ウミガメのスープ】 [とかげ]

西南西スープ




解説を見る
小銭入れの中は、中身を確認することはできても、目当ての硬貨を引っ張りだすのは時間がかかりそうな程度にぐちゃぐちゃだった。特に小さい1円玉は取りにくい。

先に五百円玉を出してから小銭入れを探っていると、レジの店員によっては気付かず五百円玉だけで会計を済ませてしまうし、そこで「ちょっと待って下さい」というのも面倒だ。

そこで、手前にあってすぐ取れた十円玉を出し、さも30円分を十円玉で支払うつもりがあるように見せておく。
こうすることで、この後五百円玉を出しても、まだ小銭を出すつもりであることがアピールできる。

落ち着いて混雑した小銭入れの中から目当ての一円玉を探し、2円が無事に用意できたところで、「あれー、十円玉足りなかったなー」とでも言いたげに、十円玉を引っ込める。

ちょっと複雑だけれど、知らない人とまともにしゃべれない男にとっては、便利な手なのだ。

END
料理しない男「1ブックマーク」
男は全く料理をしなかった。包丁はもちろん持たないし、鍋を火にかけることもしない。レンジでチンすらもしない徹底ぶりであった。
専業主婦の妻は料理好きで腕も確かだったので、男が料理をしなくとも、美味しくバランスのとれた食事が毎日楽しめた。
それでもさすがに少しは料理を覚えてもらおうと、妻が男に教え込もうと奮闘したこともあった。しかし、他の家事は積極的に手伝うというのに、料理だけは絶対に手を出したがらないのだ。妻が不在のときは、妻がセットしておいた電気ポットのお湯を使って、カップラーメンをすする始末だった。
妻に「仕方ない人ね」と呆れたように笑われても、娘に「お父さん、料理がすっごく下手だから料理するの嫌いなんじゃないの?」とからかわれても、男は気にしていなかった。
男は、本当は料理することができるし、料理が嫌いなわけでもないのだ。

どういうことだろう?
14年10月27日 23:36
【ウミガメのスープ】 [とかげ]

スープつくりません!




解説を見る
男はカップラーメンが大好きだった。独身時代は、栄養が偏らない程度には自炊をしつつも、好きなときにカップラーメンを食べていた。
しかし料理好きの妻と結婚し、状況が変わった。妻が毎日手間暇かけてつくってくれる料理を前に、「たまにはカップラーメンが食べたい」などとは言い出せない。勝手に買ってきて食べることもできたが、それこそバレたら大惨事だ。隠れてカップラーメンを食べるだなんて、妻の料理が口に合わないと言っているようなものだ。
そこで、全く料理ができない、料理することが嫌いだ、という振りをして過ごすことにした。たまに妻が出かけると、「料理ができないから」という口実で、カップラーメンを食べていたのだ。
妻が帰ってから、「ごはんをつくれなくてごめんなさいね」と申し訳なさそうに謝る姿を見ると心が痛んだ。妻の料理はもちろん文句なく美味しい。大変感謝している。それでも……男は、カップラーメンが好きなのだ。妻を傷つけず、好きなカップラーメンを食べるために、男は一生をかけて「料理をしない」ことを貫くのであった。

END

#b#妻の不在時に大好きなカップラーメンを食べる口実のために、「料理ができない振り」をしていた#/b#