「「神の裁きさ」」「1ブックマーク」
仮に地球が明日滅ぶとしよう。
明日だ。タイムリミットは24時間。
どうやらとてつもなく大きな隕石かなにかが地球に向かって、
とてつもない勢いで落ちてくるらしい。
落下地点は大きな海。
そうするととてつもなく大きな津波が起こって、地球は水の星に還る。
それは今の技術でも破壊できないらしく、ミサイルを撃っては弾いている。
どうにも止められないようで、人々は皆悲しみで泣いたり、理不尽に怒ったりしている。
政府のシェルターはもう一杯で、これ以上の収容は望めない。
聴いたラジオは平静にこんなようなことを言っていた。
どうせ金を払える政治家か社長かの汚い連中しか入っていないだろう。
しかし私の見解では、シェルターなんてものは無意味だ。
神の裁きさ。
これまでのこの星への傲慢な態度が生んだ、当然の報いだと考えている。
大人しく死を選ぶことにするよ。
ああ、妻や子供たちに愛していると言って家を出るんだった...。
タイムリミットはあと23時間。
ここで私はとある選択をする。
とある選択をだ。
さて、私がとある選択をしたを選択した理由とは何か。
状況を含めて説明してください。
明日だ。タイムリミットは24時間。
どうやらとてつもなく大きな隕石かなにかが地球に向かって、
とてつもない勢いで落ちてくるらしい。
落下地点は大きな海。
そうするととてつもなく大きな津波が起こって、地球は水の星に還る。
それは今の技術でも破壊できないらしく、ミサイルを撃っては弾いている。
どうにも止められないようで、人々は皆悲しみで泣いたり、理不尽に怒ったりしている。
政府のシェルターはもう一杯で、これ以上の収容は望めない。
聴いたラジオは平静にこんなようなことを言っていた。
どうせ金を払える政治家か社長かの汚い連中しか入っていないだろう。
しかし私の見解では、シェルターなんてものは無意味だ。
神の裁きさ。
これまでのこの星への傲慢な態度が生んだ、当然の報いだと考えている。
大人しく死を選ぶことにするよ。
ああ、妻や子供たちに愛していると言って家を出るんだった...。
タイムリミットはあと23時間。
ここで私はとある選択をする。
とある選択をだ。
さて、私がとある選択をしたを選択した理由とは何か。
状況を含めて説明してください。
16年06月26日 12:18
【ウミガメのスープ】 [めかぶ昆布]
【ウミガメのスープ】 [めかぶ昆布]
解説を見る
私はとある惑星の宇宙警察軍のひとりだ。
この惑星は地球誕生以来、初めて地球に接近した。
絶対王政の敷かれたこの星では、神にも等しい国王の言うことは絶対だった。
それはいつも通りに出勤した私への、神からの突然の命令だった。
私は神の命令で、地球に軍艦を突撃させる。
地球が終わるか、宇宙戦争が始まるか。
どちらにしろ私は知り得ない。
まあ、地球人の技術力じゃあ、私の軍艦は撃ち落とせはしまい。
地球放送のラジオではタイムリミットは24時間と言っていたなあ。
どうせならサプライズでもしてやろうか。
そう思って1時間早めた。
さあ、いよいよだ。私の最期の仕事。
地球も私の星も、少々汚れすぎたな。
私は、最後のブースターエンジンのスイッチを押して、
起動させることを選択した。
妻よ、子供たちよ、愛しているよ。
【要約】
理由 王様からの逆らえない命令だから
状況 地球破壊or侵略目的で突撃‼
この惑星は地球誕生以来、初めて地球に接近した。
絶対王政の敷かれたこの星では、神にも等しい国王の言うことは絶対だった。
それはいつも通りに出勤した私への、神からの突然の命令だった。
私は神の命令で、地球に軍艦を突撃させる。
地球が終わるか、宇宙戦争が始まるか。
どちらにしろ私は知り得ない。
まあ、地球人の技術力じゃあ、私の軍艦は撃ち落とせはしまい。
地球放送のラジオではタイムリミットは24時間と言っていたなあ。
どうせならサプライズでもしてやろうか。
そう思って1時間早めた。
さあ、いよいよだ。私の最期の仕事。
地球も私の星も、少々汚れすぎたな。
私は、最後のブースターエンジンのスイッチを押して、
起動させることを選択した。
妻よ、子供たちよ、愛しているよ。
【要約】
理由 王様からの逆らえない命令だから
状況 地球破壊or侵略目的で突撃‼
「ボクガデキナカッタコト」「1ブックマーク」
ボクがデキナカッタコトシタイテツダツテ
16年07月12日 21:58
【新・形式】 [あっと!]
【新・形式】 [あっと!]

ミンナテツダツテ
解説を見る
僕の友人は、ラテシンが大好きだった。
彼の作品には、多くのスナイパーが現れ、彼は問題を作ることが多かった。
病気がちだった彼は、そういった、自由度が高い遊びが好きだった様に思う。
しかし彼は、とある病を乗り越えられず、一つの夢を僕に託して星となった。
いや、託すと言ったら大げさかもしれない。彼もそう言った事だろう。
夢の内容は単純。百を超える質問数が欲しい。ただそれだけ。
多くの優秀なスナイパーが群がる彼の問題は、決して質問数が多く無かった。それは、丁度いい問題を出し続けたと、誇るべきかもしれない。
ただ、それだだったんだ。
それだけだけど、こんなことが彼の夢となった事は確かだった訳だ。
もし僕たちの戯言で迷惑をかけたら謝ろう。そして、こんな些細な夢に付き合ってくれてありがとう。
彼の作品には、多くのスナイパーが現れ、彼は問題を作ることが多かった。
病気がちだった彼は、そういった、自由度が高い遊びが好きだった様に思う。
しかし彼は、とある病を乗り越えられず、一つの夢を僕に託して星となった。
いや、託すと言ったら大げさかもしれない。彼もそう言った事だろう。
夢の内容は単純。百を超える質問数が欲しい。ただそれだけ。
多くの優秀なスナイパーが群がる彼の問題は、決して質問数が多く無かった。それは、丁度いい問題を出し続けたと、誇るべきかもしれない。
ただ、それだだったんだ。
それだけだけど、こんなことが彼の夢となった事は確かだった訳だ。
もし僕たちの戯言で迷惑をかけたら謝ろう。そして、こんな些細な夢に付き合ってくれてありがとう。
「もしもーし」「1ブックマーク」
「うお!ち、ちょっとあんた!オレが誰だか教えてくれんか!?なんかわからんくなった!うう…」
16年07月06日 00:11
【亀夫君問題】 [スミー]
【亀夫君問題】 [スミー]

これにて一件落着
解説を見る
ドロン!男は元の姿に戻って走り去っていった。
そう、彼は人間に化けた子狸だったのだ。
彼は人間を見つけ、驚かしてやろうとその人間に化けた。
しかし運悪くその人間はハンター(密猟者)だった。驚いたハンターははずみで発砲。
運良く弾はそれたが、発砲音に驚き気絶。そのまま倒れて頭を打って軽い記憶喪失になっていたのだ。
一方ハンターは人間を打ってしまったと慌てて逃走。その際携帯を落としてしまい、たまたま繋がったあなたと話していたのだ(なぜみなさんに繋がったかは考えないでおこう)
FA条件
ハンターに撃たれそうになって気を失ったことを思い出させる
自分がハンターに化けたタヌキと思い出させる
目覚めたは彼は人間のような自分の姿に戸惑い、自分が何者かわからなくなります
子狸なので人間のパーツがあまり理解できていないのと、服までは化けられません
あと少し化が解けかかっています。
タイトルのもしもーしはみなさんでした
あと喋り口調は讃岐弁にしています。讃岐は狸が多いので狐がいないと言われています
その後、その山の近くの交番にスマホが届けられた。届けたい少年は黙って帰って行ったが、目の下に少しクマがあったらしい
大丈夫、しっぽは出ていません
そう、彼は人間に化けた子狸だったのだ。
彼は人間を見つけ、驚かしてやろうとその人間に化けた。
しかし運悪くその人間はハンター(密猟者)だった。驚いたハンターははずみで発砲。
運良く弾はそれたが、発砲音に驚き気絶。そのまま倒れて頭を打って軽い記憶喪失になっていたのだ。
一方ハンターは人間を打ってしまったと慌てて逃走。その際携帯を落としてしまい、たまたま繋がったあなたと話していたのだ(なぜみなさんに繋がったかは考えないでおこう)
FA条件
ハンターに撃たれそうになって気を失ったことを思い出させる
自分がハンターに化けたタヌキと思い出させる
目覚めたは彼は人間のような自分の姿に戸惑い、自分が何者かわからなくなります
子狸なので人間のパーツがあまり理解できていないのと、服までは化けられません
あと少し化が解けかかっています。
タイトルのもしもーしはみなさんでした
あと喋り口調は讃岐弁にしています。讃岐は狸が多いので狐がいないと言われています
その後、その山の近くの交番にスマホが届けられた。届けたい少年は黙って帰って行ったが、目の下に少しクマがあったらしい
大丈夫、しっぽは出ていません
「【即興三題噺】ここは無言坂」「1ブックマーク」
なぜ#red#か唯#/red#一の生き残りとなった男は、二度と会#red#うま#/red#いと決めていた女の事を思い出していたのだが、#red#キーン#/red#という音を聞いたので、会えるだろうと楽しみにする事にした。
一体何故?
*お題「かゆい」「うま」「キーン」より
一体何故?
*お題「かゆい」「うま」「キーン」より
16年07月01日 19:56
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
解説を見る
男
は文字通り、唯一の生き残りだった。
男が自身の置かれた状況を理解する数十分前。
恋人と旅行に出るための飛行機に乗っていた。
が、離陸して1時間ほどして、エンジントラブルとともに、謝罪を告げるアナウンスが流れた。
男は絶望した。
彼女とともに、この飛行機で死ぬのか、と。
そして、墜落。
・・・目が覚めたとき、男の隣にいた恋人は、#red#窓を突き破って入ってきた木に、胸を貫かれて死んでいた#/red#。
それどころか、男は呻き声すら聞こえない事に気付く。
生存者など、いないのだろうことを、しばらくの静寂の後に男は理解した。
…不意に耳につく、キーンという甲高い音。
エンジンが回っている。
「…まだ、燃料が残っていたのか。」
恐らく、エンジンの過負荷によりすぐにでも燃料に引火するだろう。
「会えなくなったと思ったけど、すぐ会えそうだ。…僕もすぐ行くから、待っててくれよ。」
は文字通り、唯一の生き残りだった。
男が自身の置かれた状況を理解する数十分前。
恋人と旅行に出るための飛行機に乗っていた。
が、離陸して1時間ほどして、エンジントラブルとともに、謝罪を告げるアナウンスが流れた。
男は絶望した。
彼女とともに、この飛行機で死ぬのか、と。
そして、墜落。
・・・目が覚めたとき、男の隣にいた恋人は、#red#窓を突き破って入ってきた木に、胸を貫かれて死んでいた#/red#。
それどころか、男は呻き声すら聞こえない事に気付く。
生存者など、いないのだろうことを、しばらくの静寂の後に男は理解した。
…不意に耳につく、キーンという甲高い音。
エンジンが回っている。
「…まだ、燃料が残っていたのか。」
恐らく、エンジンの過負荷によりすぐにでも燃料に引火するだろう。
「会えなくなったと思ったけど、すぐ会えそうだ。…僕もすぐ行くから、待っててくれよ。」
「愛しいあの子」「1ブックマーク」
聖バレンタインデー。
カメオは大本命であるはずのカメコから高級チョコレートを貰った瞬間、絶望的な顔をした。
しかし、その後でウミから手作りのチョコレートを貰った途端、小躍りして喜んだ。
状況を特定してください。
カメオは大本命であるはずのカメコから高級チョコレートを貰った瞬間、絶望的な顔をした。
しかし、その後でウミから手作りのチョコレートを貰った途端、小躍りして喜んだ。
状況を特定してください。
16年06月30日 00:41
【ウミガメのスープ】 [揚羽]
【ウミガメのスープ】 [揚羽]
解説を見る
2月13日、聖バレンタインデー前夜。
仕事から帰って来たカメオは、台所でとんでもないものを見つけてしまった。
「これは」
ハートの型。しっかり洗われてはいるものの、乾燥機にある時点で使用済みなのは明らかだった。
バレンタインデー前夜、自宅の台所にハートの型。それらの意味するところを考えた瞬間、カメオの頭には、一人娘のウミの顔が浮かんだ。いや、まさか。でも、ウミはもう8歳だし、お年頃といえなくも、いやでもそんな……。
「まだ早い!」
思わず口に出してしまったカメオだった。
聖バレンタインデー当日。
カメオは、朝から不機嫌だった。
そんなカメオの様子などどこ吹く風。妻のカメコは朝の支度で忙しそうだ。ちらりと愛娘に視線をやると、ウミはいつも通り小学校へ行く準備をしている。ご飯を食べて、赤いランドセルに教科書を入れて。その姿がなんとなく嬉しそうに見えるのは気のせいだろうか。
面白くない気分で、カメオは朝食を掻き込んだ。
しかし、その日の帰り道、カメオの足取りは軽かった。仕事中、カメオはひとつの考えにたどり着いていた。
あのハート型は、カメコがカメオに宛てるチョコレートの作成に使ったに違いない。きっとそうだ。
結婚生活も10年を超え、最近、カメコは既製品のチョコレートをくれることが多くなっていた。だけど、若かりしころは、良く手作りのチョコレートをくれていた。きっと、あの頃の気持ちに戻って、手作りチョコのサプライズを考えているのだろう。
軽やかな気持ちで、カメオは自宅の呼び鈴を鳴らした。
しかし、夕食後
「はい、あなた」
妻が笑顔で差し出したのは、高級店のチョコレートだった。つまり、既製品。
(じゃあ、あのハート型は?やっぱりウミの?)
静かに衝撃を受けて固まるカメオに、カメコは怪訝な顔をする。
「あの、あなた、大丈夫?なんか、この世の終わりみたいな顔してるけど……」
「いや、何でもない。大丈夫だ。嬉しいよ、ありがとう」
ははは…、と、全く大丈夫ではなさそうな萎れた返答を返す夫に、カメコは首を傾げる。しかし、すぐに、何かを思い出したようにな顔になった。
「あ、そうだわ。ウミー。お父さん帰ってらしたわよ」
階段の上に向かって呼び掛けるカメコ。続いて、ドアの開く音がした。そして、階段を降りる音。
数秒後、リビングのドアからひょこりと顔を出したのはウミだった。その手には、綺麗にラッピングされたピンクの箱。
「はい。お父さん、これ!昨日お母さんと作ったの!いつもご苦労様!」
無邪気に箱を差し出すウミ。
受け取り、目を落とせば、ラッピングはハート型だった。開けてみれば、もちろん中身はチョコレート。ハート型のチョコレートが鎮座していた。
…俺のためだったのか。
数分前までの絶望感が嘘のように晴れる。愛しい娘からのチョコレートに、カメオは小躍りするほど喜んだ。
【おまけ】
「あ、そういえば、ウミ。カメタ君にはちゃんとチョコレート渡せたの?」
「うん!」
という、傍で交わされた母娘の会話は、感激で自分の世界に入り込んでいたカメオの耳には届いていなかった。
【要約】
・バレンタインデー前夜、自宅にてチョコレートを手作りするための調理器具(使用済みでしかもハート型)を見つけてしまったカメオ。
・カメオは妻から既製品のチョコレートを貰った。そのことにより、手作りチョコを作ったのが娘だと確信し、ショックを受ける。
・しかし、そのチョコの宛先が自分であると気づき喜んだ。
仕事から帰って来たカメオは、台所でとんでもないものを見つけてしまった。
「これは」
ハートの型。しっかり洗われてはいるものの、乾燥機にある時点で使用済みなのは明らかだった。
バレンタインデー前夜、自宅の台所にハートの型。それらの意味するところを考えた瞬間、カメオの頭には、一人娘のウミの顔が浮かんだ。いや、まさか。でも、ウミはもう8歳だし、お年頃といえなくも、いやでもそんな……。
「まだ早い!」
思わず口に出してしまったカメオだった。
聖バレンタインデー当日。
カメオは、朝から不機嫌だった。
そんなカメオの様子などどこ吹く風。妻のカメコは朝の支度で忙しそうだ。ちらりと愛娘に視線をやると、ウミはいつも通り小学校へ行く準備をしている。ご飯を食べて、赤いランドセルに教科書を入れて。その姿がなんとなく嬉しそうに見えるのは気のせいだろうか。
面白くない気分で、カメオは朝食を掻き込んだ。
しかし、その日の帰り道、カメオの足取りは軽かった。仕事中、カメオはひとつの考えにたどり着いていた。
あのハート型は、カメコがカメオに宛てるチョコレートの作成に使ったに違いない。きっとそうだ。
結婚生活も10年を超え、最近、カメコは既製品のチョコレートをくれることが多くなっていた。だけど、若かりしころは、良く手作りのチョコレートをくれていた。きっと、あの頃の気持ちに戻って、手作りチョコのサプライズを考えているのだろう。
軽やかな気持ちで、カメオは自宅の呼び鈴を鳴らした。
しかし、夕食後
「はい、あなた」
妻が笑顔で差し出したのは、高級店のチョコレートだった。つまり、既製品。
(じゃあ、あのハート型は?やっぱりウミの?)
静かに衝撃を受けて固まるカメオに、カメコは怪訝な顔をする。
「あの、あなた、大丈夫?なんか、この世の終わりみたいな顔してるけど……」
「いや、何でもない。大丈夫だ。嬉しいよ、ありがとう」
ははは…、と、全く大丈夫ではなさそうな萎れた返答を返す夫に、カメコは首を傾げる。しかし、すぐに、何かを思い出したようにな顔になった。
「あ、そうだわ。ウミー。お父さん帰ってらしたわよ」
階段の上に向かって呼び掛けるカメコ。続いて、ドアの開く音がした。そして、階段を降りる音。
数秒後、リビングのドアからひょこりと顔を出したのはウミだった。その手には、綺麗にラッピングされたピンクの箱。
「はい。お父さん、これ!昨日お母さんと作ったの!いつもご苦労様!」
無邪気に箱を差し出すウミ。
受け取り、目を落とせば、ラッピングはハート型だった。開けてみれば、もちろん中身はチョコレート。ハート型のチョコレートが鎮座していた。
…俺のためだったのか。
数分前までの絶望感が嘘のように晴れる。愛しい娘からのチョコレートに、カメオは小躍りするほど喜んだ。
【おまけ】
「あ、そういえば、ウミ。カメタ君にはちゃんとチョコレート渡せたの?」
「うん!」
という、傍で交わされた母娘の会話は、感激で自分の世界に入り込んでいたカメオの耳には届いていなかった。
【要約】
・バレンタインデー前夜、自宅にてチョコレートを手作りするための調理器具(使用済みでしかもハート型)を見つけてしまったカメオ。
・カメオは妻から既製品のチョコレートを貰った。そのことにより、手作りチョコを作ったのが娘だと確信し、ショックを受ける。
・しかし、そのチョコの宛先が自分であると気づき喜んだ。