「雪でも降るんじゃなかろうか?」「1ブックマーク」
娘はある日、自分のスマホ(スマートフォン)の画面にヒビが入っていることに気づいた。
でも使うには支障がなかったので、そのまま使い続けるつもりだった。
ところが母親が「新しいスマホを買っていいわよ。お金は私が出してあげるから。」と言い出した。
娘は母親に感謝したが、同時にとても驚いていた。
母親は「ドケチ!」と罵ってやりたくなるほどの倹約家なので、使える物があるのに新しい物を買うよう勧めるなんて、娘には信じられなかったのだ。
ましてや、「お金は私が出す」だなんて……
母親はなぜ「新しいスマホを買っていい」と言ったのだろうか?
でも使うには支障がなかったので、そのまま使い続けるつもりだった。
ところが母親が「新しいスマホを買っていいわよ。お金は私が出してあげるから。」と言い出した。
娘は母親に感謝したが、同時にとても驚いていた。
母親は「ドケチ!」と罵ってやりたくなるほどの倹約家なので、使える物があるのに新しい物を買うよう勧めるなんて、娘には信じられなかったのだ。
ましてや、「お金は私が出す」だなんて……
母親はなぜ「新しいスマホを買っていい」と言ったのだろうか?
16年07月29日 21:32
【ウミガメのスープ】 [えぜりん]
【ウミガメのスープ】 [えぜりん]
解説を見る
ある晩、帰宅途中だった娘は、人通りの少ない路地で突然不審者に抱きつかれた。
娘は悲鳴を上げつつ、とっさに左手に持っていたスマホを右手に持ち替え、不審者を殴りつけた。
不審者は逃げ出し、娘にはそれ以上の被害はなかった。
しかし、殴った勢いでスマホがすっ飛び、地面に落ちて画面にヒビが入ってしまったのだ。
娘はそれに気づき、殴ったことを激しく後悔した。
硬くて尖ったヒールの靴を履いていたのだから、思いっきり足を踏んづけてやればよかったのだ。
そうすればスマホは壊れずに済んだのに。
ところが、スマホの電源を入れてみたら、思いがけず画面が明るく点灯した。
どうも画面のひび割れだけで済んだらしい。
イヤな思いはしたけれど、スマホ買い替えの出費がなくて良かったと娘は思った。
母親は、事の次第を娘に聞き、考えた。
「ヒビは入ったけどまだ使える」と言う娘の倹約家ぶりは褒めるべきと思う。
(つまりは私の教育の賜物だわ。)
でも、スマホのヒビを見るたびに、下衆な犯人のことを思い出すのではあまりに可哀想だ。
(トラウマになっちゃうかも。)
そこで母親は、「お金は出してあげるから」と娘に言い、スマホの買い替えを促したのであった。
なお、娘の方はあっけらかんとしたもので、その後2ヶ月にわたってヒビの入ったスマホを使い続け、母親は「アンタが平気なら、もう私がお金出す話はナシ!」と言ったとか言わないとか……
娘は悲鳴を上げつつ、とっさに左手に持っていたスマホを右手に持ち替え、不審者を殴りつけた。
不審者は逃げ出し、娘にはそれ以上の被害はなかった。
しかし、殴った勢いでスマホがすっ飛び、地面に落ちて画面にヒビが入ってしまったのだ。
娘はそれに気づき、殴ったことを激しく後悔した。
硬くて尖ったヒールの靴を履いていたのだから、思いっきり足を踏んづけてやればよかったのだ。
そうすればスマホは壊れずに済んだのに。
ところが、スマホの電源を入れてみたら、思いがけず画面が明るく点灯した。
どうも画面のひび割れだけで済んだらしい。
イヤな思いはしたけれど、スマホ買い替えの出費がなくて良かったと娘は思った。
母親は、事の次第を娘に聞き、考えた。
「ヒビは入ったけどまだ使える」と言う娘の倹約家ぶりは褒めるべきと思う。
(つまりは私の教育の賜物だわ。)
でも、スマホのヒビを見るたびに、下衆な犯人のことを思い出すのではあまりに可哀想だ。
(トラウマになっちゃうかも。)
そこで母親は、「お金は出してあげるから」と娘に言い、スマホの買い替えを促したのであった。
なお、娘の方はあっけらかんとしたもので、その後2ヶ月にわたってヒビの入ったスマホを使い続け、母親は「アンタが平気なら、もう私がお金出す話はナシ!」と言ったとか言わないとか……
「「神の裁きさ」」「1ブックマーク」
仮に地球が明日滅ぶとしよう。
明日だ。タイムリミットは24時間。
どうやらとてつもなく大きな隕石かなにかが地球に向かって、
とてつもない勢いで落ちてくるらしい。
落下地点は大きな海。
そうするととてつもなく大きな津波が起こって、地球は水の星に還る。
それは今の技術でも破壊できないらしく、ミサイルを撃っては弾いている。
どうにも止められないようで、人々は皆悲しみで泣いたり、理不尽に怒ったりしている。
政府のシェルターはもう一杯で、これ以上の収容は望めない。
聴いたラジオは平静にこんなようなことを言っていた。
どうせ金を払える政治家か社長かの汚い連中しか入っていないだろう。
しかし私の見解では、シェルターなんてものは無意味だ。
神の裁きさ。
これまでのこの星への傲慢な態度が生んだ、当然の報いだと考えている。
大人しく死を選ぶことにするよ。
ああ、妻や子供たちに愛していると言って家を出るんだった...。
タイムリミットはあと23時間。
ここで私はとある選択をする。
とある選択をだ。
さて、私がとある選択をしたを選択した理由とは何か。
状況を含めて説明してください。
明日だ。タイムリミットは24時間。
どうやらとてつもなく大きな隕石かなにかが地球に向かって、
とてつもない勢いで落ちてくるらしい。
落下地点は大きな海。
そうするととてつもなく大きな津波が起こって、地球は水の星に還る。
それは今の技術でも破壊できないらしく、ミサイルを撃っては弾いている。
どうにも止められないようで、人々は皆悲しみで泣いたり、理不尽に怒ったりしている。
政府のシェルターはもう一杯で、これ以上の収容は望めない。
聴いたラジオは平静にこんなようなことを言っていた。
どうせ金を払える政治家か社長かの汚い連中しか入っていないだろう。
しかし私の見解では、シェルターなんてものは無意味だ。
神の裁きさ。
これまでのこの星への傲慢な態度が生んだ、当然の報いだと考えている。
大人しく死を選ぶことにするよ。
ああ、妻や子供たちに愛していると言って家を出るんだった...。
タイムリミットはあと23時間。
ここで私はとある選択をする。
とある選択をだ。
さて、私がとある選択をしたを選択した理由とは何か。
状況を含めて説明してください。
16年06月26日 12:18
【ウミガメのスープ】 [めかぶ昆布]
【ウミガメのスープ】 [めかぶ昆布]
解説を見る
私はとある惑星の宇宙警察軍のひとりだ。
この惑星は地球誕生以来、初めて地球に接近した。
絶対王政の敷かれたこの星では、神にも等しい国王の言うことは絶対だった。
それはいつも通りに出勤した私への、神からの突然の命令だった。
私は神の命令で、地球に軍艦を突撃させる。
地球が終わるか、宇宙戦争が始まるか。
どちらにしろ私は知り得ない。
まあ、地球人の技術力じゃあ、私の軍艦は撃ち落とせはしまい。
地球放送のラジオではタイムリミットは24時間と言っていたなあ。
どうせならサプライズでもしてやろうか。
そう思って1時間早めた。
さあ、いよいよだ。私の最期の仕事。
地球も私の星も、少々汚れすぎたな。
私は、最後のブースターエンジンのスイッチを押して、
起動させることを選択した。
妻よ、子供たちよ、愛しているよ。
【要約】
理由 王様からの逆らえない命令だから
状況 地球破壊or侵略目的で突撃‼
この惑星は地球誕生以来、初めて地球に接近した。
絶対王政の敷かれたこの星では、神にも等しい国王の言うことは絶対だった。
それはいつも通りに出勤した私への、神からの突然の命令だった。
私は神の命令で、地球に軍艦を突撃させる。
地球が終わるか、宇宙戦争が始まるか。
どちらにしろ私は知り得ない。
まあ、地球人の技術力じゃあ、私の軍艦は撃ち落とせはしまい。
地球放送のラジオではタイムリミットは24時間と言っていたなあ。
どうせならサプライズでもしてやろうか。
そう思って1時間早めた。
さあ、いよいよだ。私の最期の仕事。
地球も私の星も、少々汚れすぎたな。
私は、最後のブースターエンジンのスイッチを押して、
起動させることを選択した。
妻よ、子供たちよ、愛しているよ。
【要約】
理由 王様からの逆らえない命令だから
状況 地球破壊or侵略目的で突撃‼
「ボクガデキナカッタコト」「1ブックマーク」
ボクがデキナカッタコトシタイテツダツテ
16年07月12日 21:58
【新・形式】 [あっと!]
【新・形式】 [あっと!]
ミンナテツダツテ
解説を見る
僕の友人は、ラテシンが大好きだった。
彼の作品には、多くのスナイパーが現れ、彼は問題を作ることが多かった。
病気がちだった彼は、そういった、自由度が高い遊びが好きだった様に思う。
しかし彼は、とある病を乗り越えられず、一つの夢を僕に託して星となった。
いや、託すと言ったら大げさかもしれない。彼もそう言った事だろう。
夢の内容は単純。百を超える質問数が欲しい。ただそれだけ。
多くの優秀なスナイパーが群がる彼の問題は、決して質問数が多く無かった。それは、丁度いい問題を出し続けたと、誇るべきかもしれない。
ただ、それだだったんだ。
それだけだけど、こんなことが彼の夢となった事は確かだった訳だ。
もし僕たちの戯言で迷惑をかけたら謝ろう。そして、こんな些細な夢に付き合ってくれてありがとう。
彼の作品には、多くのスナイパーが現れ、彼は問題を作ることが多かった。
病気がちだった彼は、そういった、自由度が高い遊びが好きだった様に思う。
しかし彼は、とある病を乗り越えられず、一つの夢を僕に託して星となった。
いや、託すと言ったら大げさかもしれない。彼もそう言った事だろう。
夢の内容は単純。百を超える質問数が欲しい。ただそれだけ。
多くの優秀なスナイパーが群がる彼の問題は、決して質問数が多く無かった。それは、丁度いい問題を出し続けたと、誇るべきかもしれない。
ただ、それだだったんだ。
それだけだけど、こんなことが彼の夢となった事は確かだった訳だ。
もし僕たちの戯言で迷惑をかけたら謝ろう。そして、こんな些細な夢に付き合ってくれてありがとう。
「もしもーし」「1ブックマーク」
「うお!ち、ちょっとあんた!オレが誰だか教えてくれんか!?なんかわからんくなった!うう…」
16年07月06日 00:11
【亀夫君問題】 [スミー]
【亀夫君問題】 [スミー]
これにて一件落着
解説を見る
ドロン!男は元の姿に戻って走り去っていった。
そう、彼は人間に化けた子狸だったのだ。
彼は人間を見つけ、驚かしてやろうとその人間に化けた。
しかし運悪くその人間はハンター(密猟者)だった。驚いたハンターははずみで発砲。
運良く弾はそれたが、発砲音に驚き気絶。そのまま倒れて頭を打って軽い記憶喪失になっていたのだ。
一方ハンターは人間を打ってしまったと慌てて逃走。その際携帯を落としてしまい、たまたま繋がったあなたと話していたのだ(なぜみなさんに繋がったかは考えないでおこう)
FA条件
ハンターに撃たれそうになって気を失ったことを思い出させる
自分がハンターに化けたタヌキと思い出させる
目覚めたは彼は人間のような自分の姿に戸惑い、自分が何者かわからなくなります
子狸なので人間のパーツがあまり理解できていないのと、服までは化けられません
あと少し化が解けかかっています。
タイトルのもしもーしはみなさんでした
あと喋り口調は讃岐弁にしています。讃岐は狸が多いので狐がいないと言われています
その後、その山の近くの交番にスマホが届けられた。届けたい少年は黙って帰って行ったが、目の下に少しクマがあったらしい
大丈夫、しっぽは出ていません
そう、彼は人間に化けた子狸だったのだ。
彼は人間を見つけ、驚かしてやろうとその人間に化けた。
しかし運悪くその人間はハンター(密猟者)だった。驚いたハンターははずみで発砲。
運良く弾はそれたが、発砲音に驚き気絶。そのまま倒れて頭を打って軽い記憶喪失になっていたのだ。
一方ハンターは人間を打ってしまったと慌てて逃走。その際携帯を落としてしまい、たまたま繋がったあなたと話していたのだ(なぜみなさんに繋がったかは考えないでおこう)
FA条件
ハンターに撃たれそうになって気を失ったことを思い出させる
自分がハンターに化けたタヌキと思い出させる
目覚めたは彼は人間のような自分の姿に戸惑い、自分が何者かわからなくなります
子狸なので人間のパーツがあまり理解できていないのと、服までは化けられません
あと少し化が解けかかっています。
タイトルのもしもーしはみなさんでした
あと喋り口調は讃岐弁にしています。讃岐は狸が多いので狐がいないと言われています
その後、その山の近くの交番にスマホが届けられた。届けたい少年は黙って帰って行ったが、目の下に少しクマがあったらしい
大丈夫、しっぽは出ていません
「【即興三題噺】ここは無言坂」「1ブックマーク」
なぜ#red#か唯#/red#一の生き残りとなった男は、二度と会#red#うま#/red#いと決めていた女の事を思い出していたのだが、#red#キーン#/red#という音を聞いたので、会えるだろうと楽しみにする事にした。
一体何故?
*お題「かゆい」「うま」「キーン」より
一体何故?
*お題「かゆい」「うま」「キーン」より
16年07月01日 19:56
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
【ウミガメのスープ】 [ツォン]
解説を見る
男
は文字通り、唯一の生き残りだった。
男が自身の置かれた状況を理解する数十分前。
恋人と旅行に出るための飛行機に乗っていた。
が、離陸して1時間ほどして、エンジントラブルとともに、謝罪を告げるアナウンスが流れた。
男は絶望した。
彼女とともに、この飛行機で死ぬのか、と。
そして、墜落。
・・・目が覚めたとき、男の隣にいた恋人は、#red#窓を突き破って入ってきた木に、胸を貫かれて死んでいた#/red#。
それどころか、男は呻き声すら聞こえない事に気付く。
生存者など、いないのだろうことを、しばらくの静寂の後に男は理解した。
…不意に耳につく、キーンという甲高い音。
エンジンが回っている。
「…まだ、燃料が残っていたのか。」
恐らく、エンジンの過負荷によりすぐにでも燃料に引火するだろう。
「会えなくなったと思ったけど、すぐ会えそうだ。…僕もすぐ行くから、待っててくれよ。」
は文字通り、唯一の生き残りだった。
男が自身の置かれた状況を理解する数十分前。
恋人と旅行に出るための飛行機に乗っていた。
が、離陸して1時間ほどして、エンジントラブルとともに、謝罪を告げるアナウンスが流れた。
男は絶望した。
彼女とともに、この飛行機で死ぬのか、と。
そして、墜落。
・・・目が覚めたとき、男の隣にいた恋人は、#red#窓を突き破って入ってきた木に、胸を貫かれて死んでいた#/red#。
それどころか、男は呻き声すら聞こえない事に気付く。
生存者など、いないのだろうことを、しばらくの静寂の後に男は理解した。
…不意に耳につく、キーンという甲高い音。
エンジンが回っている。
「…まだ、燃料が残っていたのか。」
恐らく、エンジンの過負荷によりすぐにでも燃料に引火するだろう。
「会えなくなったと思ったけど、すぐ会えそうだ。…僕もすぐ行くから、待っててくれよ。」