みんなのブックマーク

海外出張からの帰国便で呑気に鼻提灯を膨らましていたカメオは
凄まじい振動と響き渡る悲鳴とアラームで目を覚ました。

どうやらエンジントラブルらしい
横の窓から外を見れば左斜め後ろにあるエンジンが２基が共に轟々と炎を吹いているのが見て取れる。

あぁ、これは死ぬ。

そう瞬時に悟ったカメオは目を瞑り祈りを捧げた。
胴体着陸だなんだエンジンがまだ一基残ってるがどうだとアナウンスが流れ
、ほんの少しの希望の火が心に灯ったカメオの耳に
「巫山戯るな！」「おい窓の外を見ろ！」と聞こえてくる。

もう1度窓から外を覗いたカメオの目に飛び込んできたのは
「私、貴方達のパイロットでした」と書いたパネルを持ってこちらに笑顔を向けている男の姿だった。
周りの声からしてどうやら、右側の窓でも同じ光景が見れるようだ。
あぁ、終わった。

毒入りのスープを2人の目の前に用意して
『真実を言っているものには効果がない』と噓をついたのです。


無罪の者は腹を決め一気に飲みこみ、拒絶反応で吐き出して生き残り　(´∩・ω・｀)∩


犯罪者は自分の犯罪を知っているので怖くて恐ろしくなりゆっくり飲んで毒が回って死んだのです。(´°ω°｀)ｺﾞﾌｩ

カメタ「だから計画的に持ち帰れって先生いってたじゃん」
カメオ「だって忘れてたんだもん」
夏休み前日、一気にたくさんの荷物を持ち帰る、カメオ少年の足取りは重い。

事故を起こした自動車は霊柩車。
運転手さんも死因を知っていたのだ。

かぐや姫は月に帰らなくてはいけなかったから。