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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

嬉しくないプレゼント「1ブックマーク」
無類の酒好きである高木はある日、吉田から純米大吟醸酒をもらった。
なのに高木は嬉しくなかった。
高級なお酒をもらったのに、なぜだろうか?
16年07月30日 20:51
【ウミガメのスープ】 [さかえともみ]

初出題です。よろしくお願い致します。




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三度の飯より酒が好きな高木春子(24歳・入社2年目)は職場では猫を被り、酒好きを隠していた。
もちろん職場での飲みの誘いは断っている。
そんな春子は同じ職場の吉田秋芳(同い年・同期)に惚れ、バレンタインデーにチョコを渡したが、
ホワイトデーのお返しが純米大吟醸酒だったのだ。


「何でお酒?(・△・)」

「知り合いの諸山がさ、高木は酒好きだって言ってたから。高木と諸山って同級生なんだね(^^)」

「(諸山のやつ今度ぶちのめす)う、うん。そっかー、お酒好きなの知られてたんだー(´・ω・`)
あっでもそこまで飲めないし、このお酒も量が多くて飲み切れるか分かんないし、よかったら一緒に(> <)」

「ごめん、俺カシオレしか飲めないんだ(`・ω・´)」

「女子か!!(゚Д゚)」


このような感じで、よりによって好きな人に酒好きがバレていたことを知った高木春子は、大好きなお酒をもらっても素直に喜べないのだった。
そんな春子が開き直って職場の飲み会に行き、酒豪ぶりを発揮したところ、秋芳に尊敬のまなざしで見つめられたのはまた別の話である。
なお他の男性からは引かれた模様。
簡単に開いた扉「1ブックマーク」
カメオは最近、家の鍵を開けるのに苦労しなくなったことに気がついた。
そしてすぐに、その原因にも思い至って泣きたくなった。

一体なぜ?
16年07月30日 19:28
【ウミガメのスープ】 [風木守人]



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社会人一年生のカメオは、毎日遅くまで残業をしていた。いわゆる、ブラック企業に就職してしまったのだ。

さりとて、既に一人暮らしをするために部屋を借りているので、今すぐ会社をやめてしまっては、敷金礼金は全くの無駄になるし、部屋の契約上違約金まで発生する。さらには、履歴書に空白期間もできてしまう。そういう訳で、辞めるわけにもいかなかった。

今日も今日とて、日をまたぐほどの残業を強いられて帰宅したカメオは家の鍵を開けた。
その時ふと、住み始めた頃は鍵を開けるのに苦労していた事を思い出した。

(暗くて鍵穴見えなくても、感覚で場所が分かるようになったな)

カメオは自分がこの生活に慣れ始めている事に気がついて、泣きたくなってしまった。
植物人間カメタ「1ブックマーク」
部屋の電気を明るくすると、カメタは元気に学校に行けるようになった

一体なぜ?
16年11月10日 08:41
【ウミガメのスープ】 [しおまる]



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よく仮病で学校をさぼっていたカメタ

いつも部屋のスタンドライトで、体温計の温度をあげて、体温を偽っていた

しかし、スタンドライトの電池が切れLEDに代えために、体温計が暖めにくくなり、仮病が使えなくなったカメオ

元気なカメタは仕方なく学校へ行くのでした
世紀末ジャンボ「1ブックマーク」
お金のないカメオが友達から貰った一億の宝くじを窓口へ持っていかないのは一体何故?
17年03月28日 16:25
【ウミガメのスープ】 [松神]



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小銭を持ってないのでスクラッチができないため。
【ラテクエ9】母の愛「1ブックマーク」

火大会の夜。
ひとつの命が消えた。
そのせいで、後に多くの命が消えることになる。
どういう状況か?
11年07月31日 23:14
【ウミガメのスープ】 [陸猿]



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こかで声が聞こえる。
「……つき…………夏樹!」
目を開けるとそこには、ママの顔があった。
あぁ、そうか。ぼくたちは病院に運ばれたのか。
花火大会を見に行ったぼくたちは、ぼう発した花火で体じゅうひどいやけどをしたみたいだった。
「夏樹! 気がついたのね! 良かった……」


1年後。
ぼくは元気になり、ママと2人でまたあの花火大会を見に行った。
「本当、1年前はどうなる事かと思ったわ。お父さんが殺されて、あの子も事故で――。でも夏樹、あなただけでも生きていてくれて良かった……」
ぴた。
ぼくは思わず立ち止まった。
「どうしたの、夏樹?」
「ううん、何でもないよ。お母さん」


私は夏樹が寝室に行った後で、台所で食器を洗っていた。
ふと背後に視線を感じて振り返ると、そこには夏樹が立っていた。
「あら、寝たんじゃなかったの?」
「ママ」
その言葉を聞いて、私は思わず手に持っていたお皿を落としそうになった。

違う。夏樹じゃない。

夏樹は私を呼ぶ時「お母さん」と呼ぶ。「ママ」と呼んでいたのは……。
「ぼくだよ、久しぶりだね、ママ」
これも違う。夏樹の一人称は「俺」だ。「ぼく」じゃない。
「あなた、まさか……」
「そうだよ……冬樹だよ」

夏樹と冬樹は一卵性の双子だった。私でもたまに間違えるくらい、2人はとても良く似ている。
でも、1年前のあの日、花火大会での事故で冬樹は死んだはずだった。それなのに、どうしてここに……
……まさか、幽霊……?

「良かったね、ママ。死んだのがぼくの方でさ。ママはぼくよりお兄ちゃんの方をかわいがってたもんね」
「そ……そんなこと……」
「だってぼくのこと、この家から追い出そうとしてたでしょ?」
「追い出すだなんて。違う!あなたはあの後入院する予定だったの!でも最後に家族との思い出を作ってあげたくて、3人で花火を」
「もういいんだよ、ママ。ぼくはお兄ちゃんとちがって、悪い子だもんね」
腹部に鋭い衝撃が走った。私は瞬間、自分の運命を悟った。
「えへへ、これでママも、パパとお兄ちゃんと同じところに行けるね」

お兄ちゃんと? そんな、まさか、それじゃあ夏樹はもう……?
私は寝室の方へ目を向ける。さっきは閉まっていたドアが、少しだけ開いていた。

嫌。
違う。
夏樹が死ぬはずない。
夏樹は生きている。
死んだのは冬樹だ。
夏樹は生きている、
生きている。

「本当はもう気づいてるくせに。いや、気づきたくないだけかな…… お か あ さ ん 。」
倒れこむ私を見下ろして、冬樹は微笑んでいた。


ママがお兄ちゃんをあいしてたおかげで、ぼくは入院しなくてすんで、ぼくはとってもよかったな。と思いました。
だって ぼくは 病気 なんかじゃ ないもん。