動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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みんなのブックマーク

悲しみのペットボトル「1ブックマーク」
面接会場へと向かう僕の前に
急に飛び出してきたトラック
転がるペットボトルを見て
僕は泣きたくなった
なぜ?
14年07月28日 16:09
【ウミガメのスープ】 [アマレット]

なんだか泣きそうだ




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これよりバス運転士実技試験を開始します
僕は夢の第一歩を踏み出すべく勇んでバスの運転席へ
乗り込んだ
ルートは面接会場を出発して、駅周辺をぐるりと回って
面接会場まで戻ってくる、だいたい20分程度の行程だ

丁寧に慎重にバスを動かし、順調に進んでいたその時、
横道からトラックが飛び出してきた
咄嗟にブレーキを踏みしめて衝突は避けられたが
バス後部から『バタン』と音がした、ミラー越しに確認すると
床に置かれたペットボトルが倒れて転がっていた(※注)
---ペットボトルを倒すと20点の減点
合格はほぼ絶望的だ、僕は自分の不運に泣きそうになった

面接会場前に到着しバスを降りると、面接官が
「いい反射神経だったね。」と僕の肩を叩いた
堪えていた涙が目からぽたりとこぼれた

「あ"り"がどう"ござい"ま"し"だ。」
面接官は涙を拭いつつ面接会場へ向かう男の後ろ姿を見つめて
「まあ、不測の事態だったからねw」と小声でつぶやくと
減点に取り消し線を加えた


※注:運転操作の乱れをチェックするために、床に2Lペット
ボトルを置くことがあるそうです。(減点点数は適当ですので
あしからずw)
自転車貸して「1ブックマーク」

か君が寝てると友達のイコアノから電話がかかってきた。
どうやら自転車を借りたいらしい…
友達だし貸してあげることにした。

しかし、たか君の家に自転車を借りにきたイコアノは結局自転車を借りずに帰った。

いったいどうして?
12年12月02日 00:28
【ウミガメのスープ】 [タンク]

9




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話の内容はこうだった

イ「寝てたっしょ?たか君の自転車、荷台アル?」
た:「自転車?二台あるよ」
イ:「悪いけど貸してくれない?」
た:「いいよ、じゃあ俺の家に取りに来て」
イ:「ありがとう!」

たか君が玄関の前で寝ながら待ってるとイコアノが自転車に乗ってやってきた。
イ「起きろ!」
た「あれ?お前自分の自転車あるやん」
イ「いや、荷台 必要になってさ」
た「二台 必要?まさか最近できた例の人妻と一緒に乗るの??」
イ「ウヒヒ…そうなんだよ、彼女自転車もってないから一緒に乗りたくて(二人乗りで)ウヒウヒ」
た「いいなぁ…俺も人妻に興味がないわけではないんだよな・・自転車あっちに置いてるから着いてきて(俺の自転車借りても二台の自転車をどうやって一緒に運ぶんだ…イコアノ頭悪いな…彼女と別れろ)」

自転車置き場に案内するたか君
た「はい、二台あるから好きな方貸しちゃるわ」
イ「…え?二台あるけど荷台ないやん(だっせー自転車だな、これなら荷台があっても借りたくねぇ)」
た「はぁ?」
イ「荷台って荷物のせる台のことだよ…彼女を荷台に乗せて二人乗りしたいんだけど…」
た「知るか、あんな人妻タイヤにこすりつけながら走ればいいやん」!
イ「そうかなぁ・・・一応タンクにも聞いてみるか」

たとえどんな風が舞おうとも「1ブックマーク」
ウッズ小林が作った風見鶏は、常に同じ風向きを示すという。

どういうことだろう?
15年03月08日 01:26
【ウミガメのスープ】 [めしるか]



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ウッズ小林は、ちょうど北極点の真上に風見鶏を作りました。

どこから風が吹こうと、北極点ではどの方向も南です。
ただ、1メートルずれるだけでもかなり変わってしまうらしいですので、「北極」はNGとします。

間はビジネスマンでごった返すが、終電が終わる頃にはゴーストタウンと化すオフィス街。
そんな街の片隅で深夜にひっそりと営業を始めるラーメン屋。
一体何故ラーメン屋はそんな時間から営業を始めるのだろうか?

*ラテクエ46選考会、tsunaさんの作品です^^
#red#本戦は9/27~28です!#/red#
14年09月19日 13:41
【ウミガメのスープ】 [ツォン]

申し訳ない!出題してたのド忘れしてました!ラテクエリサイクル、tsunaさんの作品です^^




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気のラーメン屋台 田中屋。
以前は夜中ににぎわっている繁華街のやや外れで空き地を借りて営業していたが、あまりの人気に行列が並びすぎて警察に注意されてしまったのだ。

そこで、少し離れたオフィス街の静まり返った邪魔にならない場所で開店するようにしたのだ。

夜23時~翼5時までの6時間営業、今日も彼のラーメン屋は繁盛しているようだ。
緑の使いどころがなかった!「1ブックマーク」
ある日、腹黒い画商の所に絵を売り込みに来た男がいた。

茶髪にサングラス、青ひげを生やしたその男の名前はノボル。
今、メディアで話題沸騰中の『盲目の画家』である。

街を歩けば桃尻の女子高生から黄色い声援を送られる程の有名人だ。

売り込みに来た絵は、ノボル自身が描いた最新の絵で、
収集家に売れば、相応の結構な値が付くことが予想できた。

画商の手にかかれば、赤子の手をひねって金を貰うようなものだ。
こんなうまい話はそうそう無い。画商は喜んで絵を買った。


しかし、白い杖をついて去ってゆくノボルの姿を見送りながら、
画商は自分が騙されたことを確信していた。

一体なぜ?

14年09月25日 21:50
【ウミガメのスープ】 [ruxyo]



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シャムラポーチ・ノボルが盲目になったのは、ほんの#b#数週間前#/b#。

彼は画家でありながら、とある事故で視力を失うという悲劇性が大きな反響を呼び、
瞬く間に有名になった『悲劇の画家』だ。


しかし、考えてみてほしい。

#b#生来の盲目#/b#ならともかく、

数週間前に突然視力を失った人間が、
今日のように、#b#たった一人で外を出歩く事ができるだろうか?#/b#


・・・答えはNOである。

彼の盲目の演技は完璧だったが、光を奪われた世界にそんなに早く順応できる人間はいない。
達人でもない、経験数週間の「盲目素人」が、今日ここに杖一本で来られた事自体が不自然なのだ。

サングラスの下では、きっと彼は目が視えているのだろう。


「なるほどなるほど。そういうことか。
 なら、このことが公になる前に、さっさとこの絵は売っちまわないとな。

 なんたってこの絵はノボルが『#b#盲目になって最初に描いた記念すべき絵#/b#』なんだから。」


と画商。

転んでもタダでは起きない、なんとも腹黒いオヤジであった。緑。