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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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困らせたくて「1ブックマーク」

は彼を困らせるため、自分の右腕を刺した。
彼は頭を抱え絶望した。そして絶望のあまりビルの屋上から身を投げた。
私はそれを知ると舌打ちをし、彼を呪いながら残りの人生を過ごした。

状況を補完し、私と彼の行動の理由について推理してください。
13年04月13日 07:59
【ウミガメのスープ】 []



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私は小さい頃、父の勧めで少年野球のチームに入った。
技術としては、そこそこ。絶望するほど下手でも、プロを意識するほどうまくもない、と思っていた。
しかし、試合が終わると、監督、コーチ、チームメイト、ときには相手の選手からも大きな称賛を浴びた。
「おまえ、すげえピッチングだったな。」「あんな変化球みたことねえ」「もう130km近く出るのか」
ただ、自分には全く覚えのないことだった。しかし皆から褒められるのはうれしい。
私は、多分試合に夢中で無意識にできたことなのだろう、と深く考えず受け入れていた。

時は経ち、私は海亀高校に進んだ。いわゆる名門校ではないが、甲子園も狙える程度に強いところであった。
このころ、私は「ムラのある好投手」という評価を受けていた。
高校生離れした快投を見せたかと思えば、中学レベルの平凡な投球で打ちこまれることもあったためだ。
そして、私には後者の記憶しかなかった。
この頃になると薄々気づいてきた。
私には名野球選手の人格「彼」がおり、「彼」が表へ出たときのみ私の体はプロ並みの活躍ができるのだと。
またやっかいなことに、「彼」が表れるのは全くの不定期で、「彼」が出ていないときは、「私」が試合に出なければならない。そんな時は決まって打ち込まれた。
周囲からは「あの快投をいつもしてくれよ」「ちゃんとやれ」「手抜いてるのか」と言われ、私には苦痛でしかなかった。
退部届を出したのも一度や二度ではないが、「彼」が出ている時間に撤回されるようで、顧問も最近では取り合ってくれない。

一種の錯乱状態に陥った私は、野球ができなければこの苦痛から脱せる、そして私を苦しめる「彼」を困らせたい、その一心で右腕にナイフを突き立てた。命や日常生活に支障はないが、目論見通り野球はもうできない体になった。

ぐるぐるに巻かれた包帯を見て、「彼」は大いに絶望した。もう大好きな野球ができない。だったらもう生きていても仕方がない。「彼」は自殺を決意し、学校の屋上から身を投げた。

落下しているさなか、再び「私」の人格になった。「どういうことだ・・・。ああ、あいつ飛び降りやがったんだ。ちくしょうそこまで思いつめるとは予想外だったぜ。」私は舌打ちした。

地面に激突するまでの数秒間、私は彼の存在を心から呪った。
とある読書家の奇行「1ブックマーク」
少年は読書好き、いわゆる本の虫だった。
委員会は当然図書委員。
放課後は用事があるのでのこれないが、昼休みはドッジボールやバスケ、怪談なんかの雑談にさえもあまり参加せず、毎日欠かさず学校の図書室に行っていた。

それだけでなく、時間があると文庫本を広げて一行でもいいから読む。

それが少年の日課だった。

だがある日、少年は古書店で読んだことのないライトノベル、それも第四巻の一冊だけ買って店を出た。


少年の行動の真意を推理せよ。
13年04月10日 23:34
【ウミガメのスープ】 [ノックスR]

少し意地が悪かったかも・・・




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この学校の図書室は少し狭いが蔵書量は多く、簡単なライトノベルから難しい文学全集まで何でも置いてあった。

そしてある日の昼休みの時間。
図書委員の少年はいつものように図書室に立ち寄った。
そしてその図書室内を見回っていると、その隅に難しそうな全九巻の長編小説があった。

少年は試しに一巻を手にとって読んでみたが、やはり難しい。
読めない漢字や意味が分からない単語も多く、「もう読むの止めようかな・・・」と思っていたときだった。

花柄の一枚のしおりが本に挟まっていた。
真新しく、最近はさんだもののようだった。
そして、そのしおりを見てみると、

【これ、難しい・・・】

そう、小さく綺麗な文字で書かれていた自体から見て女子なのだろうということは分かった。

少年は思わずメモ用紙と取って、

【そうですよね、この「玲瓏」ってなんて読むんでしょうか?】
と書き込んで、栞のあったところに挟んだ。

少年は放課後は忙しく、図書室には昼にしかこれず、放課後は担当を違う人に代わってもらっていた。。

だが翌日の昼、図書室に行ってみると、そこには少年の書いたものとは違う紙が挟まっていた。

【それは「れいろう」と読むんですよ。透き通るように美しい、という意味らしいです。でも、この「蓬莱」と言う字はなんて読むんでしたっけ・・・?】


それから、少年とその相手との、少し変わった文通が始まった。

内容は意味の教えあいやここまでの話の感想がほとんどだったが、たまに好きな食べ物についてなどの雑談も交えていった。
それによると、やはり相手は女子らしかった。

そして少しずつ相手の少女と一緒に読み進めていった。


少女は少年とは逆で、昼は忙しく、放課後しかこれないらしい。
そしていつの間にか、少年と少女はお互いに直接会わない、という暗黙のルールが出来ていった。

いつしか少年はその秘密の文通が何よりの楽しみになった。

だがある日、学校でこんな怪談が広まった。
『図書室にはライトノベルの「空の架け橋」がなぜか四巻だけ置いていない。なぜならそれにはこの学校の裏の事情が全て書いてあって、図書室のどこかにその手がかりが隠されている』

というものだった。

そして少年はある時、クラスの怪談好きな人たちが今度図書室に行って大捜索をするという話を聞いたのだ。

実はその本と例の文学全集は意外に近い位置にあった。

このままでは何かのはずみであの手紙のやり取りが見つかってしまうかもしれない・・・
そうなればあの文通もそこで終わってしまうかもしれない・・・
紙を抜き取るか?
いやいや! それこそ文通が終わってしまう!


少年はそう考えた。
いつもは誰も取らないような本だったから安心だったのに・・・

少年はそのライトノベルを読んだことがなかったが、あの本がないのは確か去年の卒業生がなくしたからだということは。毎日通っていたので知っていた。

だがそのまま話して、果たして噂が静まるだろうか・・・
それに運悪く図書担当の先生は出張中だ。

もしかしたら信じてくれないかもしれない。
いや、信じたとしても調査を止めさせることはできないかもしれない・・・
少年は考えた末、ある行動にでた。

古書店でそのライトノベル、「空の架け橋」四巻を買ってそれを図書の本として置いておく、というものだった。

誰も読まないような本からバーコードをはがして買ったそのライトノベルに貼り付ける。
図書委員の少年にとっては簡単な作業であった。

作戦は大成功。

『あの噂、ガセだったよ・・・』
という声がクラスから聞こえて、少年は小さく微笑んだ。

そしてまた図書室へと向かう準備を始めたのだった。
生きてるいるのか、死んでいるのか「1ブックマーク」
男はもう一度電話越しの相手に尋ねた。

「本当にまだ生きているのですか?」

相手の答えはYesだった。
男はありえないと思った。


男がそう思うわけを説明してください。
13年04月10日 23:20
【ウミガメのスープ】 [音羽山]

参加していただきありがとうございました。次回はもっとスムーズに進行できるようにします




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男は食品会社に勤めるサラリーマンだ。
男の仕事はクレーム処理係。日々多くのクレーム処理に奔走している。

男のもとに今日もクレームの電話がかかってきた。

「あんたの会社の出してる、ほら、あのCMでやってる、≪あったかうみがめスープ≫だっけ?それを温めて、さあ食べようと皿に出したらスープの中から生きた虫が出てきやがった。それを見てたら体調が悪くなった。会社はどう責任をとってくれるんだ。」

生きた虫?
男は聞き間違えかと思い確認したが、相手はやはり確かだと主張する。
男はそれを聞いてあり得ないことだと思った。

なぜならこの会社で作っているのはすべてレトルト食品だからだ。
加熱した袋の中でどうして虫が生き延びられるのだろうか。

男がそのことを指摘すると相手は電話を切った。

実は電話相手は悪質なクレーマーで手当たり次第に食品会社にクレームをつける男だったのだ。
程度の問題「1ブックマーク」
男は決心した。今日がその日だ。
無理は承知だ。

男は実家に帰り、父親に話をした。

気弱な父親はその場に倒れ込んだが、すぐに意識を取り戻した。

父親にはしばらく連絡も拒絶されたが、数日後に男の決心は実った。

一体何が起きたのでしょうか。
13年03月01日 23:49
【ウミガメのスープ】 [北一心]

よろしくお願いします!




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男はお笑い芸人の卵だった。
男は芸人として生きていきたかった。

男の父親は堅実な人間だから、間違いなく反対されるだろう。しかし、このままじゃ絶対にすっきりしない。そして、父親に認めてもらうために話をしようと決心した。

コンビの相方の男を連れて実家に帰り、父親にこう言った。
「俺、こいつと一緒に芸の道を極めたいんだ!認めてください!」

父親は突然の告白に、あまりのショックで卒倒した。
芸の道をゲイの道だと勘違いしたのだ。

しかし、その勘違いのおかげで、誤解が解けて真実が分かったとき、芸の方なら、としぶしぶ父親は認めてくれた。

もし父親が勘違いしなかったら、もしかしたらもっと時間のかかる問題だったのかもしれない。

ある男の災難「1ブックマーク」
ある夜のこと。

その屋敷内にガシャンという何かが割れる音が響いた。
その音は屋敷の主人の耳にも届いた。

今のは、息子の部屋からだな。いったい何が――。
不審に思いながら音の聞こえた部屋の中を覗いた。

そこには割れた窓、空のベッド、そして床に横たわる男の死体。

それを見た主人はすべてを悟って、慌てて外に出た。

いったい、何があったのだろう?
13年02月27日 20:32
【ウミガメのスープ】 [+チック]

投票ありがとうございます!




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泥棒】
この大きな屋敷に忍び込んでやる。
何の警備もしていないし、楽な仕事だな。
よし、侵入は夜、あの窓からだ。

計画当日。窓を割り、部屋に入った泥棒。

あれは、ベッドのような…中に何かいるのか?

そこから出てきた生き物を目の当たりにした。
それが泥棒の最期だった。

【主人】
おいおい、どうなってるんだ、これは?

ベッドにいたはずの息子シロウがいない。

屋敷で飼っている、息子も同然に可愛がっていた白い毒蛇「シロウ」がベッドから抜け出していたのだ。

窓が開いているし、どこの誰だか知らないが死んでいる。
おそらくこれは…侵入した泥棒をシロウが噛みつき殺してしまったのだろう。そして、あの開いた窓から出て行った……。

大変だ!

主人はすぐさま部屋を出て、屋敷の広い庭を毒蛇の捜索に出た。


当然、泥棒は長らくの間ほったらかしにされましたとさ。