動画内など、他所でラテシンの問題を扱う(転載など)際について
ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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トイレを汚したカメオ「1ブックマーク」
カメオはトイレを汚したことをクラスメートにからかわれると、お父さんを恨んだ。
どういうことだろう?
17年07月11日 19:45
【ウミガメのスープ】 [touma@06]



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カメオの父はパチンコ依存症で仕事もせず、借金ばかりしていた。
そのため、カメオは貧しく旅行に行ったこともなかった。
それでも、カメオ一家は生活保護をもらっていたため、無償で修学旅行には行くことができた。
修学旅行で泊まったホテルはユニットバス(トイレとお風呂が一緒の部屋にある)であった。
しかし、今まで貧しかったために旅行をしたことがないカメオは、ユニットバスの使い方が分からなかった。
そのため、浴槽でないところでシャワーを浴びてしまい、トイレが水浸しに汚れてしまった。
クラスメートにユニットバスの使い方を知らなかったことを馬鹿にされた。
それにより、ユニットバスの使い方、そしてビジネスホテルは普通ユニットバスということを知った。
(クラスメートは皆、家族と旅行に行って、その時にユニットバスの使い方を教えてもらっていた。)
貧しかったこと、旅行に行けなかったこと、クラスメートにからかわれたことが悲しくて、その原因となったお父さんを恨んだ。
取るに足りない、存在しないも同然、と言われた。

しかしそれこそ、今の私たちには大事なものだった。

本来、あるはずのないもの。

だが、それは今、確実に存在した。

私は、それを振り絞って、最大限の効果を発揮した。


…後ほど、私たちは勘違いをしていたことが判明したが、大きな問題ではなかった。


状況を補完して下さい!
12年01月21日 22:06
【ウミガメのスープ】 [yan]

それは今、確かに存在していた




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私はBAT008、通称バトラーと呼ばれる格闘型アンドロイドだ。
火気を持たずとも、駆動系の格闘だけで敵を倒すことができる。

だから、武器のない今の状況でも十分戦うことができる。
敵も補給不足らしく、私の装甲を敗れるような攻撃は皆無だった。
指揮官にあたる人物を倒せば切り抜けられる…そう思った時。 やつが現れた。

10m近い巨体。敵軍の格闘型ロボット、通称”ゴリアテ”だ。
やつも、銃器などの装備なしで長時間の戦闘が可能だ。今回のような長期戦では重宝するだろう。

敵の司令官が勝ち誇ったような笑いをあげた。
「ははは!残念だったな!このゴリアテの前では、貴様など取るに足りない、存在しないも同然の路傍の石よ!」

…今までの私なら、普通に聞き流していただろう。だが、なぜかこの時だけは、我慢がならなかった。
…そう、感情を持たないはずの、このロボの私が、だ。

「違うわ!そんなことないもん!」 いつの間にか、お嬢様が部屋から出てきていた。
「バトは優しいもの! ちゃんと心を持ってるもの!」

「…はぁ?キミ、何を言ってるのかね?」 司令官は、困惑気味だ。
「彼女の言うとおりだ。…存在しないも同然? 違う!私の意志は、確かにここに存在する!」

「いや…おまえら、何言ってんの?」
「取るに足りないかどうか確かめてみろ!この私の、ロボの意志をな!」

私はそういって、関節駆動系のサーキットをオーバーロードさせた。モーターが異常回転し、奇妙な音を立てる。
通常の私のスペックではありえない速度、そして戦法だった。彼らには、私の動きが見えなかったろう。
私の体が緊急停止すると同時に、ゴリアテは膝関節の裏側を破壊され、司令官の側に倒れ掛かった。

その後、私たちは援軍によって助け出された。
…敵司令官の言ったのは「路傍の石」で「道端に落ちた石ころ」という意味だと私たち二人が知ったのは1月後のことだった。

「まさか、二人とも同じ勘違いをしてたとはな」
「あはは!でも、それだけ気持ちが通じ合ってたってことじゃない?」

「…そうだな。そして、そんな勘違いは重要じゃない。なぜなら…」
「なぜなら?」
「確かに、私の…”ロボの意思”は。あの時も、そして今も、存在しているのだから」

「…ねぇ、バト?」
「はいはい、なんですか?お嬢様?」

「私、バトのこと、だーい好き!」
「…#red#私もですよ、お嬢様。#/red#」
え!戦線離脱?「1ブックマーク」

大な猛獣と対峙する三人

先制攻撃でマーリンが魔法を唱えた!

結果、魔法使いマーリンと僧侶テレサは戦力外となりリオン一人が戦う事となった

マーリンの考えとは?

【参加テーマ・最強の猛獣とは?】
13年07月24日 11:04
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



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山にて巨大な猛獣と対峙した三人

猛獣の圧倒的な存在感の前にマーリンは違うことを考えていた

マズイな・・・雪崩がおきそうだ。二人に伝える

そしてリオンに全てを託し彼も了承する

#big5#≪静寂≫#/big5#

マーリンの魔法により辺りから全ての音が消えた。これで猛獣がいくら暴れようが雄たけびを上げようが大気や大地は振動しない

ただし当然この魔法の効果内にいる三人も声を出せず魔法使いマーリンと僧侶テレサは只の少年と少女になってしまった

リオンは剣を抜いた。親友の期待に応えなければ・・・
昔話に付き合ってくれよ「1ブックマーク」
お、ラテシンの面子じゃねーか。飲み屋で会うとは奇遇だな。
俺は今機嫌が良いんだ。ちょっと昔話に付き合ってくれよ……あ、そこの奥の奴! 今ため息吐いただろ。ははっ、わかるんだよ俺には。
じゃ、行くぜ?


俺が両手を使った。アイツは喜んだ。
アイツが片手を使った。俺は怒った。
結果俺達は結婚した。


さーて、どういうことだろうな?
まぁ酒でも飲みながら考えてくれよ。
13年07月14日 18:12
【ウミガメのスープ】 [藤萩]

二問目です。ちょっと複雑かもしれません




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俺はピアニストだ。子供に演奏を教えて生計を立てている。
俺には幼馴染がいた。乱暴者で、自分勝手で、でも誰もを惹きつける不思議な魅力を持っている彼女。五歳児だった俺は、外で遊ぶのが大好きだったってのに「ピアノを習うからあんたも一緒にやれ!」と彼女に無理矢理付き合わされた。
彼女はもてた。子供にも人気だったし、ハキハキしてるから保護者連中にも大事にされた。ピアノの才能があったから先生の覚えも良かった。俺は焦った。小学校に上がってから更に焦る様になった。彼女が俺から離れていってしまうと。だから言ったんだ。

『なぁ』
『なぁに?』
『俺とケッコンしてくれ!』

笑え。俺は本気だった。
彼女は目をぱちくりとさせた後、呆れたような口調で言った。

『やだよ。あんたとけっこんなんて』
『は!? 何でだよ!?』
『私よりピアノ下手なんだもの。エリーゼのためにも弾けないじゃない』
『お、同じ学年であの曲ひけるのお前くらいだろ!』
『んーまぁそうだね。じゃあ……エリーゼのためにが弾けるようになったら、考えても良いよ』

そう言われた俺は必死に練習した。でも小学六年生の春、『エリーゼのために』をもうすぐ弾けるようになるというところで楽譜を破り捨てた。
彼女が交通事故で亡くなった、から。


結局俺はピアノから離れられなかった。彼女との思い出が詰まっているから。
そのくせ『エリーゼのために』を弾く事も出来なかった。
最近レッスンにくるようになった女子高生が『エリーゼのために』を弾きたいと言った時、俺は拒否してしまった。理由を追及するアイツに俺は仕方なく理由を話した。アイツは渋い顔をしたまま、『ユーモレスク』を弾きたいと言った。俺は喜んで『ユーモレスク』を弾いて、教えた。アイツは楽しそうに聞いていた。俺の弾くピアノが好きだと。ちょっと照れたな。
しかしその一カ月後、俺がレッスン室に行くとアイツが片手で『エリーゼのために』を弾いていた。俺は大人げなく怒った。あの話を聞いた後で弾く奴があるかと。アイツは言った。

「先生、好きです」
「は?」
「『エリーゼのために』を弾いてください。そして私に教えて下さい。私のことを嫌いになってくれてもいいです。でも……前を向いて生きて欲しいんです」

当時は本気で怒ったし、もうレッスンに来なくて良いとまで言ったが……気がつくとアイツの言葉について考えている自分がいた。彼女なら今の自分を見てどう言うだろう。罵倒されるんじゃないか、なんて。
迷った挙句俺はアイツをレッスン室に呼んだ。戸惑うアイツに気付かないふりをし、『エリーゼのために』の楽譜を広げてピアノの前に座った。

「悪かった」
「え……?」
「ちゃんと聞いておけよ。何十年ぶりだから多少下手でも許せ」

ピアノ教師の拙い『エリーゼのために』に、アイツは大きな拍手を送ってくれた。泣いていたような気もする。

それから二年ほど、アイツが高校を卒業するまでピアノを教えた。レッスンの合間にお互いの話をすることも増えた。そして次第に彼女の事よりアイツのことを考える時間が増えていることに気付いた。全く、若者の力は恐ろしい。
最後のレッスンの日、ピアノの前に座るアイツに俺は言った。

「なぁ、今教えているのは『愛の夢』だったな」
「そうですけど……それがどうかしましたか?」
「もし、お前がこの曲を弾けるようになったら……結婚してやるよ」
「……えっ!?」


……それが今の妻との慣れ染めだ。中々青春してるだろ?


結婚式の指輪交換の時、どこからか「おめでと!」という懐かしい声が聞こえた気がしたよ。
I will stay here.「1ブックマーク」

は女のことをずっと気に病んでいた。
しかし、時が経つにつれその気持ちは薄らいでいった。

数年後、女の弟から、女に関する話を耳にした。
弟は女と常に一緒にいて、弟が出ていくときも一緒に行かないのか確かめたという。
しかし、女はついてくることなく、苦しそうな表情でその場に留まっていたという。

それを聞いた私は、絶望で目の前が真っ暗になった。

なぜだろうか?
13年07月13日 05:41
【ウミガメのスープ】 []



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私は優しい夫と幸せに暮らしていた。
そして、待望の赤ん坊を授かった。検査で赤ん坊は女の子だろうとのことだった。
夫は少し残念そうだったが、新しい家族の誕生を心待ちにしていた。

しかし、私は自分の不注意で転倒し、その際に運悪く赤ん坊を流産してしまった。
夫は慰めてくれたが、もっとあのとき注意していれば、おなかの子のことを考えていれば、と私は後悔ばかりする日々を過ごした。

不幸中の幸いというべきか、私の体の損傷は軽く、難しい治療をすることなく、数年後にまた子を授かることができた。
今度は何事にも払えるだけの注意を払い、無事男の子を出産することができた。

息子はすくすくと成長し、その忙しくも喜びの多い日々に、流産の際にした後悔の気持ちは薄らいでいった。

さらに数年後、息子は徐々に言葉を覚え、簡単な会話ができるようになっていた。
そこで、私はこんなことを聞いた。
「生まれる前に、ママのおなかの中にいたときのこと、覚えてる。」
「うん!」そう言って息子は続けた。
「僕が気付いた時、一緒の場所にお姉ちゃんがいたの。僕が見ると優しく笑ってくれてたけど、何かいつも苦しそうだった。僕がおなかから出る時も、「お姉ちゃんは行かないの?」と聞いたけど、うううん(首振り)、ってしてた。まだお姉ちゃん、ママのおなかにいるのかな?」

えっ、あの子がまだお腹にいるの?私が息子の成長を喜んでいる今でも、私の中で苦しんでいるというの?私はこの子のためにどうしてあげればいいの?
よみがえる彼女への自責の念と、今も苦しんでいるかもしれないという絶望のあまり、私は卒倒してしまった。

遠くで息子の「ママー」と呼ぶ声がする。
「ママーどうしたの?ママー。#red#「ママ・・・、苦しいよ・・・、ママ・・・」#/red#ママー。」