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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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間違えた男「1ブックマーク」

月の夜にDVDを見ていたツォンは電話と間違えてテレビのリモコンを取ってしまった

しかし結果オーライだった

状況を説明して下さい

【参加テーマ・ラテシン再開!今の気持ちを一言で!】
15年01月11日 22:28
【ウミガメのスープ】 [アザゼル]



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食に餅を食べながら一人えっちいDVDを見ていたツォン

ングッ!餅が喉に・・・死ぬ・・・誰か呼ばなきゃ・・・携帯で・・・ってこれはテレビのチャンネルだ!そもそもしゃべれないし・・・終わった・・・俺の人生・・・


その後 息子の部屋から大音量で流れるえっちいな声の抗議に訪れた両親によってツォンは助け出されたのだった

めでたしめでたし
父の土産。「1ブックマーク」
うどん屋を営んでいる父は、お土産を持って帰ってくる。
でも、僕の土産ではないらしい。
僕も欲しいとは思わないけれども。

不思議だったので父に聞くと、
「欲しい人もいるんだよ。」
と言った。

その後、父はテレビで紹介され有名人になった。
父は一体何をしたのだろうか?
11年12月06日 18:06
【ウミガメのスープ】 [junpocke]

★★★★




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2011年3月11日。
日本を襲った未曽有の大惨事、東日本大震災。
多くの生命が奪われ、数万人の人々が避難生活を余儀なくされた。

あれから数ヶ月が立った。
私は仮設住宅に移り住んだ人々の日常を追う報道特集を見ていた。
不便な暮らしに戸惑う人々。
私は、自分の出来る事を模索していた。

本当なら休んででも被災地に出向いて、ボランティア活動をして被災者を勇気づけたいと思っている。
だが、うどん屋の経営者であるだけでなく、一国一城の主でもある私が被災地に出向くという事は、その期間は収入源がなくなるのだ。
妻はパートには行っているが、それだけでは短期間とはいえ生活が苦しい。
私の作ったうどんの為にわざわざ足を運んで食してくれるお客様にも申し訳ない気持ちになる。

だから、私は今ここにいながら被災地の人々に貢献できる何かをしたかった。

私は開店準備の為に材料を仕込んでいた。
うどん・ネギ・天かす・油揚げ・肉・・・・順番に仕込んでいく。
蒲鉾を手に取った時、あの時見た報道特集を思い出した。

・・・・仮設住宅で生活する人々は、同じ様な住居が並んでいる為に、どこが自分の家なのか分からないという悩みを抱えているらしい・・・・

その言葉を思い出した時、蒲鉾の板で表札を作って被災地の人にプレゼントしよう、と私は考えた。
私は蒲鉾の板を袋に入れ、自宅に持ち帰った。


仕事から帰ってきた父。
何やらお土産を持って帰ってきた。
袋には何が入ってるのかなぁ?
小学生のユウトは父に聞いた。

「それ、僕のお土産?」
「ユウトのじゃないよ。見てみるかい?」

父は袋から蒲鉾の板を取り出し、ユウトに見せる。

「何この板?僕使わないよー。」
「だから、ユウトのじゃないって。」
「こんなの持って帰ってきて何に使うの?こんなの欲しい人いるの?」
「欲しい人もいるんだよ。」
「誰が?お母さん?」
「お母さんじゃないよ。この前大きな地震があっただろ?その人達にあげるんだよ。」
「なんで?」
「表札を作ってあげるんだ。」
「表札って?」
「先生に聞けば分かるかもね。」
「じゃあ聞いてみるー。」


私は、その日か表札作りに励んだ。
蒲鉾の板がある限り、仮設住宅での暮らしが終わるまで作り続ける。
絵心は正直言ってないに等しい。
でも、被災者の人々に早く元気になってもらいたいという、強い気持ちを持って作り続ける。
作る事を止める時は、あの街が元の姿に戻った時だろう。
その時まで、私は表札を作り続ける。
遠い場所にいながらの、私のせめてものボランティアだ。


ユウトはテレビを見ていた。
「お母さん!お父さんがテレビに出てるよー。」
「本当ね。お父さんは立派な人だからね。」
「お父さんも有名人だねー。」
【ウミガメ30】温守り「1ブックマーク」
家に帰ると母ちゃんが家計簿をつけていた。
私は泣くはめになった。

どういうことだろう?

30分限定ウミガメです!
嘘は1回!!
11年11月06日 23:38
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]

遅れましたが30です(*'-'*)




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母ちゃんはもう今年で70になる。
今まで家のことを精一杯頑張ってきたけれど、子供も孫も大きくなってしまって、なんだか最近老け込んできた印象がある。

「私はまだまだ大丈夫よ。あんたの結婚相手を拝むまではまだまだぼけられないわよ」
そう意気込んだ母ちゃんは、数年前より小さくみえた。

ある日夜に帰宅すると、真っ暗な室内からカチカチ音が聞こえていた。
不思議に思い部屋の電気をつけると、母ちゃんが家計簿を凝視しながら電卓をいじっていた。
私の帰宅に気がついた母ちゃんは慌てて言い繕った。

「ああ、ごめんごめん。家計簿つけるのに夢中になってて気が付かなかったわ」

以前は家計簿なんて付けていなかった。
しかしボケ防止のためにと、半年前から急に始めたのだ。

だけどこの状況で明らかにその言い分はおかしい。
うちには電卓が三台あるが、いずれも太陽電池資金なのだ。

つまり暗闇の中では機能しない。

私はその縮こまった背中を抱きしめながら、母ちゃん、母ちゃんと泣いた。
私の手をぎゅっと握りしめた母ちゃんの目は、何故だか虚ろに、遠くをじっと見つめていた。
タクシー「1ブックマーク」
ある日、そのタクシー運転手はいつものように車を走らせていた。

夜も更けてきた頃、ある少女をタクシーに乗せる。


○○駅まで…お願いします…

了解しました。


その後タクシー運転手はその少女と少し話をした。

そしてその男は少女を殺してしまった。



なぜ少女は殺されたのだろうか
11年10月24日 21:44
【ウミガメのスープ】 [ぺろん]

終電いっちゃった。タクシー代ちょーだい(はーと




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いつもと同じ日常に飽きてきた彼は何か刺激を求めていた。

そこで思いついたのが「監禁」である。

彼はすぐに実行に移った。
仕事柄、力の弱い若い女性を自分自身の車はに乗せることは容易かったのだ。

そして彼はか弱そうな少女自宅に連れ込み監禁を始めた。
顔を知られないため常に目隠しをさせながら。

殴る、蹴るだけではなく、
指を火で炙ったり、少女自身の尿を飲ませたり、性器に異物を入れたり、シンナーを吸わせたりと…

その地獄に少女は気を失ってしまうと、
彼は少女の頭に水をかけ意識を戻させ、また繰り返す…

少女は肉体、精神ともにぼろぼろになっていった


一ヶ月後、彼は監禁することにに飽きが生じる。
殺すことも出来たが、死体をどう処理しようか案がなかなか浮かばない。

彼は少女を解放する事にした。
だが自分の情報が知れ渡るのは御免だ

「お前の名前も住所も知っている。もし誰かにこの事を言うことがあれば、お前の命は無いと思え。」

そう言って彼は少女を一目のない山道に降ろし、

しばらく車を走らせた後、再びその山道に引き返した


そして彼女を拾う

「最寄り駅までお願いします…」


どうやら自分のことに気付いていないようだ

男は確認のため少女に何かあったのかと尋ねる。

しばらく黙っていたが、男がしつこく聞くと少女は答えてしまった。


「それはかわいそうに…」
全てをなかったことに「1ブックマーク」
彼が大切に保管していた紙ヒコーキ。
とても甘酸っぱい記憶が残っている。

しかし彼はそれを全てを燃やしてしまった。

一体何故だろう?
11年10月19日 23:41
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]

なかったことには決してできない。




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今年から新しい場所で働く。
引越しのため荷物の整理をしていると、ダンボールに入れられた大量の紙ヒコーキが見つかった。

胸がときめいた。

僕がまだ小さい頃、病気がちであまり学校にこない女の子がいた。
肌が白く、笑顔が可愛い女の子だった。
その子の家は僕の通学路にあって、いつも彼女は二階の窓から僕を見つめていた。
最初は不思議だったけれど、僕はだんだんと彼女に惹かれていた。

ある日突然、彼女は僕に紙ヒコーキを投げてくるようになった。
とても丁寧に作られていて、綺麗にまっすぐ飛んだ。
僕は彼女に微笑みかけながら、それをいつも拾って帰った。

その紙ヒコーキ一個一個が僕の宝物になり、全て綺麗に保管した。

そのうち彼女の家に遊びに行こう。
折り紙をたくさん持っていって、一緒に作ろうだなんて考えていた。

だけど彼女は急に引っ越してしまった。
本当に突然、別れもなしに。

それ以来彼女とは会っていない。
今思うとあれが初恋だったんだろうな、ふふふ。

もう一度紙飛行機を手にとってみる。
これが一番最初に貰った紙ヒコーキだ。
やっぱり丁寧で綺麗だな。

……ん?
よーく見ると中に何かが書き込まれてるようだ。
もしかして僕への手紙だったかな。
文通したかったなあ。

紙ヒコーキを開いた瞬間、甘酸っぱかった気持ちが凍りついた。

「おねがい 助けて 」
次々と紙ヒコーキを開く。

「ぱぱがこわい いつもいたいの 」
「ここからだして なんでむしするの」
「おなかすいた なにかちょうだい」
「たすけてよ たすけて たすけて」

最後の日に貰った飛行機を開いた。

「あなたは ひどい きょうがさいご さようなら」

僕は庭に出て、紙飛行機を燃やした。
黙々と燃やした。
新生活が始まるんだ。

全てをなかったことに。