「クラスメイトの告白」「1ブックマーク」
三コマ目の英語の授業中。
生徒達は三日後に迫った文化祭のことで頭がいっぱいで授業に身が入っていない中、
勝男は頑張って英語を勉強している。
その時、勝男の隣の席の中嶋が消しゴムを落とした。
消しゴムを拾おうと中嶋が身を屈めた時、
勝男は中嶋の頭の上で「I love you」と囁いた。
勝男は若芽一筋なのに一体どういうことだろう?
*登場する人物は過去問「クラスメイトの献身」を参照。
生徒達は三日後に迫った文化祭のことで頭がいっぱいで授業に身が入っていない中、
勝男は頑張って英語を勉強している。
その時、勝男の隣の席の中嶋が消しゴムを落とした。
消しゴムを拾おうと中嶋が身を屈めた時、
勝男は中嶋の頭の上で「I love you」と囁いた。
勝男は若芽一筋なのに一体どういうことだろう?
*登場する人物は過去問「クラスメイトの献身」を参照。
13年06月23日 22:38
【ウミガメのスープ】 [水上]
【ウミガメのスープ】 [水上]

99問目。ラテクエは諦めました(´・_・`)
解説を見る
クラス中の生徒が三日後に迫った文化祭のことで頭がいっぱいで、
この英語の授業も真面目に受けている者はほとんどいなかった。
勝男もしかり。
というよりも、勝男は1コマ目から既に授業をサボっており、
文化祭で披露するUKロックのコピーバンドの為に
屋上に隠れてこっそり練習をしていた。
勝男はボーカルだが如何せん英語がからっきしの三級品である。
しかし文化祭には若芽も見にきてくれることになっている。
ダサい姿は見せられない!
なのでまずは英語の発音の練習から。
「I love you… I love you… ブは下唇を噛むのか… ヴッ…ヴッ…
何で下唇を噛むんだ? 噛まなくていいだろ…」
独り言で文句を言いながら、勝男は「I love you」と繰り返し囁いた。
ちょうどその時刻、勝男の位置のちょうど真下の教室。
唯一真面目に勉強している勝男の隣の席の中嶋が消しゴムを落っことした。
「それにしても勝男は一体どこ行ったんだ?」
この英語の授業も真面目に受けている者はほとんどいなかった。
勝男もしかり。
というよりも、勝男は1コマ目から既に授業をサボっており、
文化祭で披露するUKロックのコピーバンドの為に
屋上に隠れてこっそり練習をしていた。
勝男はボーカルだが如何せん英語がからっきしの三級品である。
しかし文化祭には若芽も見にきてくれることになっている。
ダサい姿は見せられない!
なのでまずは英語の発音の練習から。
「I love you… I love you… ブは下唇を噛むのか… ヴッ…ヴッ…
何で下唇を噛むんだ? 噛まなくていいだろ…」
独り言で文句を言いながら、勝男は「I love you」と繰り返し囁いた。
ちょうどその時刻、勝男の位置のちょうど真下の教室。
唯一真面目に勉強している勝男の隣の席の中嶋が消しゴムを落っことした。
「それにしても勝男は一体どこ行ったんだ?」
「チェック・イット・アウト」「1ブックマーク」
急いで自宅に帰りたいカメオ。
しかし自宅の鍵を開けても家に入れなかった!!
そのあとすぐ自宅には入れたのだが、カメオは絶望した。
じょーきょーをほかんしてください
しかし自宅の鍵を開けても家に入れなかった!!
そのあとすぐ自宅には入れたのだが、カメオは絶望した。
じょーきょーをほかんしてください
15年02月27日 19:37
【ウミガメのスープ】 [えねこー☆]
【ウミガメのスープ】 [えねこー☆]
解説を見る
やばい!早く帰らないと「オリオン三分クッキング」見逃しちゃう!
そう思って家にたどり着き、鍵穴に鍵を入れて回したカメオ。
ガチャ!ガン!
ん?入れない…!?
え!?
鍵しまってる…?
もう一度鍵を回すカメオ
ガチャ…開いた~
って……
(。>д<)空き巣に荒らされてるぅー!!!
ってことは…
☆要約解説☆
戸締まりを確認せずドアの鍵を開けたまま出掛けてしまったカメオ。
カメオが帰ってきて鍵を回すと閉まって入れない!
で、入ったら空き巣にやられてました(´・ω・`)
戸締まりcheck it out!!
そう思って家にたどり着き、鍵穴に鍵を入れて回したカメオ。
ガチャ!ガン!
ん?入れない…!?
え!?
鍵しまってる…?
もう一度鍵を回すカメオ
ガチャ…開いた~
って……
(。>д<)空き巣に荒らされてるぅー!!!
ってことは…
☆要約解説☆
戸締まりを確認せずドアの鍵を開けたまま出掛けてしまったカメオ。
カメオが帰ってきて鍵を回すと閉まって入れない!
で、入ったら空き巣にやられてました(´・ω・`)
戸締まりcheck it out!!
「マーキングウェイホーム」「1ブックマーク」
学校の帰り道、途中まで一緒に帰った友達と別れると、
少年はブロック塀に手足を擦り付けながら下校し始めた。
少年の行動の理由を説明してください。
少年はブロック塀に手足を擦り付けながら下校し始めた。
少年の行動の理由を説明してください。
15年02月05日 01:53
【ウミガメのスープ】 [なさ]
【ウミガメのスープ】 [なさ]
解説を見る
「ごめんなさい。友達のままでいましょう。」
二人きりの帰り道で、少年は思いを寄せている少女に告白をしたが見事玉砕してしまった。
何も変わらない、これからも今まで通り友達のままだ。
その場は笑顔で強がったが、途中で分かれて一人になると思わず涙がこみ上げてきた。
しかしもうすぐに家に着いてしまう。
少年は涙目のまま腕やひざをブロック塀に擦り付けながら家に帰ると
「途中で転んじゃってさー。めちゃ痛かった。」と、自分が泣いている理由を隠したのだった。
二人きりの帰り道で、少年は思いを寄せている少女に告白をしたが見事玉砕してしまった。
何も変わらない、これからも今まで通り友達のままだ。
その場は笑顔で強がったが、途中で分かれて一人になると思わず涙がこみ上げてきた。
しかしもうすぐに家に着いてしまう。
少年は涙目のまま腕やひざをブロック塀に擦り付けながら家に帰ると
「途中で転んじゃってさー。めちゃ痛かった。」と、自分が泣いている理由を隠したのだった。
「沈黙は金なり」「1ブックマーク」
誰か助けてください!
姉が母のお使いで街に行って帰ってきてから様子がおかしいんです!
誰とも話さなくなって...引きこもってしまって...
見てられないんです!誰か助けてあげてください!
※今回話せるのは彼女(姉)とだけです。
姉が母のお使いで街に行って帰ってきてから様子がおかしいんです!
誰とも話さなくなって...引きこもってしまって...
見てられないんです!誰か助けてあげてください!
※今回話せるのは彼女(姉)とだけです。
15年12月11日 17:37
【亀夫君問題】 [松神]
【亀夫君問題】 [松神]

もう少し粘りたかった
解説を見る
彼女はある日街に行くと魔法使いに呪いをかけられてしまった。
呪いの内容は
「他人と喋る際、必ず事実とは違うことを言わなければならない。」というものだ。
そのせいで彼女は話す時には必ず嘘をつかねばならない。
なので制約のない、
肯定か否定を表す首肯などを基準に彼女に質問をしていくしかない。
最終fa条件は彼女の状態を暴き、彼女の呪いを解いてやることだ。
魔女が彼女に伝えた呪いを解く方法は
「正直者になること、真実を言うこと」
つまり「貴方は嘘つきですか?」と彼女に聞き、
それに彼女が敢えて答えれば良いのだ。
どちらも嘘でどちらも真実。
嘘であり本当なら彼女の口から言える。
ただし、『矛盾』をはらんだこの解答は彼女にちゃんと説明を行ってからでないと
彼女はそれに対して答えられないものと
勘違いしてしまっているので無効になってしまう。
なのでまずは呪いを解く方法を探ることから始めなければならない。
以下はちょっとしたストーリー
(悪い娘ver.です。残念ながら良い娘ver.は...
用意しませんでした。非常に残念です)
あるところにミランダという娘がおりました
彼女はとても美しい娘でした。
そして同時に、彼女はとても悪い娘でした。
自分の為なら人を平気で騙し
自分の為に男を利用し手玉に取り
周囲を自分の味方につけることでそれを隠し
日常を全て『嘘』で塗り固めて生きてきた。
それがいけなかったのだろう
ある晴れた日。
彼女はいつも通り
母からのお使いを近所のおじさんに任せて
自分は街でやりたい放題
頑張ってるおじさんのことを忘れて自分は友達とキャッキャウフフ
そんなことをしていると
そこに1人の魔法使いがやってきました
ミランダ「あら?貴方は誰かしら?ここでは見かけない人ですけど」
「私は親切な魔法使い。今まであなたの行為を全て陰から伺っていたのですよ。
私の見立てによると貴女はとっても素晴らしい人なのです!
ですから私から親切なプレゼントを差し上げましょう
これから貴方がもっと生きやすいように」
そう言って魔法使いはミランダに向かって指を向けると、
何やら言葉を唱えます
「貴女にまじないをかけてあげたのです!
これから嘘しかつけなくなるまじないなのですよ。
もちろん、解く方法も用意してるのです!
『真実』を言えば良いのです!
そうすれば正直者になれた貴女はもっと素晴らしい人になれるでしょう!」
そう言って魔法使いはその場から消えるようにいなくなってしまいました。そう、まさに居なくなるように...
ミランダ「何だったのかしら?あの人...」
その夜、異変は起きました。
いつも通り家族で食事をしていると、
弟が皿を落として割ってしまったのです
ですが弟はそれをミランダのせいにします。
ミランダはそれに対して抵抗しようとするも、
言葉が出ません
そこであの魔法使いの言った言葉を思い出します。
『嘘しかつけなくなるおまじないなのです』
それからミランダは外に出ることが出来なくなりました。
嘘しか言えないので他人との意思疎通が
上手くいかず、まともに話すことも出来なくなったのです。
そんな姉を見て弟は思いました
「あんなに元気だったお姉ちゃんが、どうして急に...」
そして神に祈ります
「神様、どうか姉を助けてください」
祈りは無事神に届き、
貴方達が呼ばれることになりました
...
解説が出ているということは貴方達が全て解決してくれたのでしょう。
これからは彼女も本当に「優しく」「素直な」
人間になれるはずです。
これで一件落着ですね!
...おや、どうやらミランダが祈っているようですね!
懺悔をするつもりなのでしょう!良いことです!
ミランダ「神様...ありがとうございます。
あの魔法使いはきっと神様の遣いなのでしょう
私に、もっと精進しなさい
という意味で遣わして下さったのだと思います...」
はいはいそうですそうです!
ミランダ「本当にありがとうございます!
感謝してもしきれません!
神様のお陰で私...わかったんです。」
良い事ですね!
ミランダ「#red#嘘には真実も混ぜなければ意味が無いのだと#/red#」
いやいやそんな、お礼なんて...
えっ?
( º言º)...
(º言º;)アチャー...ヤッチャイマシタネ
呪いの内容は
「他人と喋る際、必ず事実とは違うことを言わなければならない。」というものだ。
そのせいで彼女は話す時には必ず嘘をつかねばならない。
なので制約のない、
肯定か否定を表す首肯などを基準に彼女に質問をしていくしかない。
最終fa条件は彼女の状態を暴き、彼女の呪いを解いてやることだ。
魔女が彼女に伝えた呪いを解く方法は
「正直者になること、真実を言うこと」
つまり「貴方は嘘つきですか?」と彼女に聞き、
それに彼女が敢えて答えれば良いのだ。
どちらも嘘でどちらも真実。
嘘であり本当なら彼女の口から言える。
ただし、『矛盾』をはらんだこの解答は彼女にちゃんと説明を行ってからでないと
彼女はそれに対して答えられないものと
勘違いしてしまっているので無効になってしまう。
なのでまずは呪いを解く方法を探ることから始めなければならない。
以下はちょっとしたストーリー
(悪い娘ver.です。残念ながら良い娘ver.は...
用意しませんでした。非常に残念です)
あるところにミランダという娘がおりました
彼女はとても美しい娘でした。
そして同時に、彼女はとても悪い娘でした。
自分の為なら人を平気で騙し
自分の為に男を利用し手玉に取り
周囲を自分の味方につけることでそれを隠し
日常を全て『嘘』で塗り固めて生きてきた。
それがいけなかったのだろう
ある晴れた日。
彼女はいつも通り
母からのお使いを近所のおじさんに任せて
自分は街でやりたい放題
頑張ってるおじさんのことを忘れて自分は友達とキャッキャウフフ
そんなことをしていると
そこに1人の魔法使いがやってきました
ミランダ「あら?貴方は誰かしら?ここでは見かけない人ですけど」
「私は親切な魔法使い。今まであなたの行為を全て陰から伺っていたのですよ。
私の見立てによると貴女はとっても素晴らしい人なのです!
ですから私から親切なプレゼントを差し上げましょう
これから貴方がもっと生きやすいように」
そう言って魔法使いはミランダに向かって指を向けると、
何やら言葉を唱えます
「貴女にまじないをかけてあげたのです!
これから嘘しかつけなくなるまじないなのですよ。
もちろん、解く方法も用意してるのです!
『真実』を言えば良いのです!
そうすれば正直者になれた貴女はもっと素晴らしい人になれるでしょう!」
そう言って魔法使いはその場から消えるようにいなくなってしまいました。そう、まさに居なくなるように...
ミランダ「何だったのかしら?あの人...」
その夜、異変は起きました。
いつも通り家族で食事をしていると、
弟が皿を落として割ってしまったのです
ですが弟はそれをミランダのせいにします。
ミランダはそれに対して抵抗しようとするも、
言葉が出ません
そこであの魔法使いの言った言葉を思い出します。
『嘘しかつけなくなるおまじないなのです』
それからミランダは外に出ることが出来なくなりました。
嘘しか言えないので他人との意思疎通が
上手くいかず、まともに話すことも出来なくなったのです。
そんな姉を見て弟は思いました
「あんなに元気だったお姉ちゃんが、どうして急に...」
そして神に祈ります
「神様、どうか姉を助けてください」
祈りは無事神に届き、
貴方達が呼ばれることになりました
...
解説が出ているということは貴方達が全て解決してくれたのでしょう。
これからは彼女も本当に「優しく」「素直な」
人間になれるはずです。
これで一件落着ですね!
...おや、どうやらミランダが祈っているようですね!
懺悔をするつもりなのでしょう!良いことです!
ミランダ「神様...ありがとうございます。
あの魔法使いはきっと神様の遣いなのでしょう
私に、もっと精進しなさい
という意味で遣わして下さったのだと思います...」
はいはいそうですそうです!
ミランダ「本当にありがとうございます!
感謝してもしきれません!
神様のお陰で私...わかったんです。」
良い事ですね!
ミランダ「#red#嘘には真実も混ぜなければ意味が無いのだと#/red#」
いやいやそんな、お礼なんて...
えっ?
( º言º)...
(º言º;)アチャー...ヤッチャイマシタネ
「売り切れ詐欺」「1ブックマーク」
コンビニでアルバイトをしている、女子高生のとかげちゃん。ポテトを欲しがるお客さんに、「ちょうど今売り切れなんです、ごめんなさい!」と謝った。ショーケースにはポテトが残っていたのに、とかげちゃん、なんで嘘をつくの?
14年10月26日 21:53
【ウミガメのスープ】 [とかげ]
【ウミガメのスープ】 [とかげ]

スープ売り切れです
解説を見る
お母さんと一緒にコンビニに入ってきた男の子。お母さんは振り込みに来ただけみたいだけど、男の子はコンビニに置いてある色々な商品を、きょろきょろとせわしなく見渡している。
「ねえお母さん、僕ポテト食べたい!」
ショーケースに貼ってあるメニューを見ながら、男の子はお母さんの服の裾を引っ張った。お母さんは、困ったように顔をしかめる。
「先にポテトを食べたら、夕ご飯が食べられなくなるでしょう? だめよ」
至極真っ当な指摘だったが、ショーケースの中が見られないほどまだ小さな彼に、そんな理屈は通用しなかった。
「やだ! 今食べたいの!」
「だーめ、我慢しなさい!」
駄々をこねそうな男の子と、怒り始めたお母さん。慌てたとかげちゃんは、ぱっとカウンターから乗り出して、男の子に声をかけた。
「ちょうど今売り切れなんです、ごめんなさい!」
男の子は、急に知らない人に声をかけられて驚いたのか、ぴたりと止まった。お母さんは一瞬怪訝そうな表情を浮かべ、しかしすぐに意味を理解して、男の子の肩をたたく。
「売り切れなんだって、ポテト。もうないんだって」
「えー……」
「夕ご飯残さなかったら、おうちでポテト揚げてあげるから」
「……ほんと?」
「ちゃんと野菜食べるのよ?」
「食べるよ!」
早く家に帰ろうと、男の子はお母さんの手を引っ張る。お母さんは、困ったように笑いながら、とかげちゃんにぺこりとお辞儀して帰って行くのであった。
そんな二人を見送りつつ、とかげちゃんはショーケースにちらりと目をやる。ショーケースの一番上の段には、男の子からは見えなかっただろうけれど、揚げたばかりのポテトがいくつも残っていた。
END
#b#小さな男の子がポテトを欲しがったけれど、お母さんは夕食前なのでだめだと叱る。駄々をこねそうな男の子と困っているお母さんを見て、機転を利かせたとかげちゃんは、男の子からショーケースの中が見えていないことを利用して、「売り切れ」と嘘を吐いたのだった。#/b#
「ねえお母さん、僕ポテト食べたい!」
ショーケースに貼ってあるメニューを見ながら、男の子はお母さんの服の裾を引っ張った。お母さんは、困ったように顔をしかめる。
「先にポテトを食べたら、夕ご飯が食べられなくなるでしょう? だめよ」
至極真っ当な指摘だったが、ショーケースの中が見られないほどまだ小さな彼に、そんな理屈は通用しなかった。
「やだ! 今食べたいの!」
「だーめ、我慢しなさい!」
駄々をこねそうな男の子と、怒り始めたお母さん。慌てたとかげちゃんは、ぱっとカウンターから乗り出して、男の子に声をかけた。
「ちょうど今売り切れなんです、ごめんなさい!」
男の子は、急に知らない人に声をかけられて驚いたのか、ぴたりと止まった。お母さんは一瞬怪訝そうな表情を浮かべ、しかしすぐに意味を理解して、男の子の肩をたたく。
「売り切れなんだって、ポテト。もうないんだって」
「えー……」
「夕ご飯残さなかったら、おうちでポテト揚げてあげるから」
「……ほんと?」
「ちゃんと野菜食べるのよ?」
「食べるよ!」
早く家に帰ろうと、男の子はお母さんの手を引っ張る。お母さんは、困ったように笑いながら、とかげちゃんにぺこりとお辞儀して帰って行くのであった。
そんな二人を見送りつつ、とかげちゃんはショーケースにちらりと目をやる。ショーケースの一番上の段には、男の子からは見えなかっただろうけれど、揚げたばかりのポテトがいくつも残っていた。
END
#b#小さな男の子がポテトを欲しがったけれど、お母さんは夕食前なのでだめだと叱る。駄々をこねそうな男の子と困っているお母さんを見て、機転を利かせたとかげちゃんは、男の子からショーケースの中が見えていないことを利用して、「売り切れ」と嘘を吐いたのだった。#/b#