「【ウミガメ1on1】触れられない無限」「1ブックマーク」
それは僕には辛すぎた。
そして、僕は選択した。
普通なら怖いかもしれないけど、
僕は怖くない。
だって、信じているから。
状況を補完せよ。
※注意!!
これは如月柚沙さんとの1on1問題です!!
他の方は、雑談欄や、掲示板で御歓談ください!
そして、僕は選択した。
普通なら怖いかもしれないけど、
僕は怖くない。
だって、信じているから。
状況を補完せよ。
※注意!!
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11年03月21日 22:08
【ウミガメのスープ】 [-エノク-]
【ウミガメのスープ】 [-エノク-]
解説を見る
「輪廻転生」
両親に教えてもらったその言葉が、僕の中に強く残っていた。
生まれ変わりというものを、本気で信じていた。
そんな、ある日のこと。
「んじゃぁ行ってくるから、留守番よろしくね~」
「……」
「行ってくるから~!」
「……あっそ」
そう言って両親は出かけて行った。
僕の両親は多忙だ。
職業柄、海外出張も昔から多かった。
だから、寂しくて。
寂しくて、答えはそっけない物になってしまった。
だってこれが最後だって思わないじゃないか。
両親が飛行機事故にあうなんて思うわけ……。
本当に後悔は先に立ってくれないんだと実感した。
気付きたくもなかったけれど。
あぁ。
あの時、両親に。
好きって言えていたら。
死ぬって知っていたら。
葬儀が終わってからの僕は怠惰になっていった。
この世に意味を感じられないまま日々を過ごした。
友達は励ましてくれたけど、僕の心には……
そんな中、ふと頭に浮かんできた。
輪廻転生
僕が好きだった言葉。
そう、僕が死んでも魂は回る。
僕の魂は次の人生に……。
どこの「世」で生きるのか…。
僕は選択した。
「来世」に全てを託すことを。
そこに決して後悔なんかなかった。
今僕は屋上にいる。
せめて、最後は両親と同じがいいから。
現世の僕は駄目だった。
……次の僕は元気にやってね…?
そう思って、僕は一歩前に踏み出そうとした。
普通なら怖いだろうけど、僕は怖くない。
「来世」のことを想うのだから。
僕は後悔していない。
後悔していない。
「現世」なんかどうだっていい。
だからこそ、僕にはこの涙の意味が理解できない。
だからこそ、何故一歩踏み出せないか分からないんだ。
両親に教えてもらったその言葉が、僕の中に強く残っていた。
生まれ変わりというものを、本気で信じていた。
そんな、ある日のこと。
「んじゃぁ行ってくるから、留守番よろしくね~」
「……」
「行ってくるから~!」
「……あっそ」
そう言って両親は出かけて行った。
僕の両親は多忙だ。
職業柄、海外出張も昔から多かった。
だから、寂しくて。
寂しくて、答えはそっけない物になってしまった。
だってこれが最後だって思わないじゃないか。
両親が飛行機事故にあうなんて思うわけ……。
本当に後悔は先に立ってくれないんだと実感した。
気付きたくもなかったけれど。
あぁ。
あの時、両親に。
好きって言えていたら。
死ぬって知っていたら。
葬儀が終わってからの僕は怠惰になっていった。
この世に意味を感じられないまま日々を過ごした。
友達は励ましてくれたけど、僕の心には……
そんな中、ふと頭に浮かんできた。
輪廻転生
僕が好きだった言葉。
そう、僕が死んでも魂は回る。
僕の魂は次の人生に……。
どこの「世」で生きるのか…。
僕は選択した。
「来世」に全てを託すことを。
そこに決して後悔なんかなかった。
今僕は屋上にいる。
せめて、最後は両親と同じがいいから。
現世の僕は駄目だった。
……次の僕は元気にやってね…?
そう思って、僕は一歩前に踏み出そうとした。
普通なら怖いだろうけど、僕は怖くない。
「来世」のことを想うのだから。
僕は後悔していない。
後悔していない。
「現世」なんかどうだっていい。
だからこそ、僕にはこの涙の意味が理解できない。
だからこそ、何故一歩踏み出せないか分からないんだ。
「十人」「1ブックマーク」
九人の男女が談笑していた。
そこに一人の女性がやってきて、ある事を話した。
すると九人のうちの一人がこう言った。
「十人目がいる……だと…?」
しばらくの後、女性は謝罪した。
さて、一体どういう状況なのだろうか?
そこに一人の女性がやってきて、ある事を話した。
すると九人のうちの一人がこう言った。
「十人目がいる……だと…?」
しばらくの後、女性は謝罪した。
さて、一体どういう状況なのだろうか?
11年03月17日 21:29
【ウミガメのスープ】 [あばさ~]
【ウミガメのスープ】 [あばさ~]
解説を見る
この九人は昔の小学校の同級生で、皆で集まってレストランで夕食を食べようとしていた時のこと。
一人一品を注文して、食事が運ばれてくるまで談笑しようとしていた。
すると、レストランの従業員がやってきた。
「あの……十品注文されているのですが……」
「……十人目がいる……だと…?」
「いやいや、誰かが間違って二品注文したんでしょ。すいませんけどもう一度注文繰り返してもらえますか?」
「はい、申し訳ありません。…………」
「…ちゃんと一人一品あるね。」
「十人目がいる……だと…?」
「お前は黙っとけ。ちょっと伝票見せてもらえます?……僕の頼んだ分、名前が長くて二行に書かれてるのを二品でカウントしてませんか?」
「…あ、すいません、こちらのミスでした!」
「なんだつまらん。てっきり座敷童子のょぅj(ry」
「すいません、こいつの分は注文キャンセルで」
「ごめんなさい調子乗ってました」(一同爆笑)
今も昔も友人同士のノリは変わらないようで。
一人一品を注文して、食事が運ばれてくるまで談笑しようとしていた。
すると、レストランの従業員がやってきた。
「あの……十品注文されているのですが……」
「……十人目がいる……だと…?」
「いやいや、誰かが間違って二品注文したんでしょ。すいませんけどもう一度注文繰り返してもらえますか?」
「はい、申し訳ありません。…………」
「…ちゃんと一人一品あるね。」
「十人目がいる……だと…?」
「お前は黙っとけ。ちょっと伝票見せてもらえます?……僕の頼んだ分、名前が長くて二行に書かれてるのを二品でカウントしてませんか?」
「…あ、すいません、こちらのミスでした!」
「なんだつまらん。てっきり座敷童子のょぅj(ry」
「すいません、こいつの分は注文キャンセルで」
「ごめんなさい調子乗ってました」(一同爆笑)
今も昔も友人同士のノリは変わらないようで。
「ちょっとタイムスリップしてくる」「1ブックマーク」
そのパズルにはメッセージが書かれていた。
だがパズルのピースは欠けていた。
実は僕はすでにメッセージの内容を知っていたんだ。
だからこそ僕は、そのピースを探していたんだ。
どういうことだろう。
だがパズルのピースは欠けていた。
実は僕はすでにメッセージの内容を知っていたんだ。
だからこそ僕は、そのピースを探していたんだ。
どういうことだろう。
11年03月14日 21:33
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]
解説を見る
2/14、僕はパズルのピースを探していた。
あの日彼女から貰ったチョコレートは、欠けていた。
手で割ったわけではないらしい。
細かいギザギザ、どうやらかじった後があった。
食いかけを渡されたのはショックだった。
チョコに書いてあるメッセージすらも欠けていた。
携帯メールが届く。
「チョコの残りが欲しいの?じゃあ探さなきゃだね。……見つけてくれるよね?私の気持ち」
欠けたチョコには「き」の文字。
……分かってる、すぐにそこに行くよ。
僕はいつもの公園へチャリを走らせる。
今日はこんなに寒いんだ。
君をひとりぼっちにさせない。
やっぱり彼女はここにいた。
僕が来るのを知っていたように彼女は微笑んでいた。
「残りのチョコは、見つけたのかな?(*'-'*)」
「うん、見つけたよ。ずっと知ってた。」
「そう。じゃあチョコをあげなきゃだね。残りの言葉も」
「うん。僕の好きな"女"の"子"。君を貰うね」
残りのチョコの味は、欠けたチョコより甘かった。
あの日彼女から貰ったチョコレートは、欠けていた。
手で割ったわけではないらしい。
細かいギザギザ、どうやらかじった後があった。
食いかけを渡されたのはショックだった。
チョコに書いてあるメッセージすらも欠けていた。
携帯メールが届く。
「チョコの残りが欲しいの?じゃあ探さなきゃだね。……見つけてくれるよね?私の気持ち」
欠けたチョコには「き」の文字。
……分かってる、すぐにそこに行くよ。
僕はいつもの公園へチャリを走らせる。
今日はこんなに寒いんだ。
君をひとりぼっちにさせない。
やっぱり彼女はここにいた。
僕が来るのを知っていたように彼女は微笑んでいた。
「残りのチョコは、見つけたのかな?(*'-'*)」
「うん、見つけたよ。ずっと知ってた。」
「そう。じゃあチョコをあげなきゃだね。残りの言葉も」
「うん。僕の好きな"女"の"子"。君を貰うね」
残りのチョコの味は、欠けたチョコより甘かった。
「星の光に誘われて」「1ブックマーク」
とある秋の夜、ラテーニンは登山同好会の仲間と山に登っていた。
空はよく澄んでおり、見上げるとそこには美しい星空が広がっていた。
「神の光に照らされているようだ。ここまで登った甲斐があった。」と、カメニコフに言った。
すると彼は、「星が明るすぎてダメだ。残念だよ。」と答えた。
一体、彼にとって何が不都合だったのだろうか?
titled and illustrated by あこ
空はよく澄んでおり、見上げるとそこには美しい星空が広がっていた。
「神の光に照らされているようだ。ここまで登った甲斐があった。」と、カメニコフに言った。
すると彼は、「星が明るすぎてダメだ。残念だよ。」と答えた。
一体、彼にとって何が不都合だったのだろうか?
titled and illustrated by あこ
11年02月17日 21:12
【ウミガメのスープ】 [ディダムズ]
【ウミガメのスープ】 [ディダムズ]
解説を見る
星空はあまりにも綺麗だったので、ラテーニンは町にいる友人のカメニコフに電話しました。
「今、シンキン山に登ってるんだが、星が綺麗なんだ。神の光に照らされているようだ。ここまで登った甲斐があった。」
すると彼は、「ほう、そりゃいいな。こっちは星が明るすぎてダメだ。残念だよ。」と答えます。
「なんだって?普通、星は明るい方が綺麗だろ?」
笑って彼は答えました 「俺のいるこの星が明るすぎて、空の星がほとんど見えないんだよ。地球の夜はいつからこんなに明るくなったんだか。」
電気の便利さを知ってはいるものの、少しさびしくなったラテーニンでした。
「今、シンキン山に登ってるんだが、星が綺麗なんだ。神の光に照らされているようだ。ここまで登った甲斐があった。」
すると彼は、「ほう、そりゃいいな。こっちは星が明るすぎてダメだ。残念だよ。」と答えます。
「なんだって?普通、星は明るい方が綺麗だろ?」
笑って彼は答えました 「俺のいるこの星が明るすぎて、空の星がほとんど見えないんだよ。地球の夜はいつからこんなに明るくなったんだか。」
電気の便利さを知ってはいるものの、少しさびしくなったラテーニンでした。
「恋の魔法ラ・メーン」「1ブックマーク」
恋の魔法ラ・メーン
二月のある日にこのラーメン店は大繁盛する。
何やら恋によく効くラーメンらしい。
だが見た目は普通のラーメンだ。
私も気になる彼女と結ばれました(*'-'*)
このラーメンの謎を解け。
二月のある日にこのラーメン店は大繁盛する。
何やら恋によく効くラーメンらしい。
だが見た目は普通のラーメンだ。
私も気になる彼女と結ばれました(*'-'*)
このラーメンの謎を解け。
11年01月31日 22:50
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]
【ウミガメのスープ】 [ふわっふぁするよ]
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その名も「恵方ラーメン」。
今年も屋台ラーメン「不破亭」は恋人同士で賑わっているようだ。
僕はずっと好きだった子と今日食べに行く予定なんだ(*'-'*)
冗談半分に誘ってみたら、なんとokを貰ってしまった。
なかなか次を踏み出せない関係。もどかしいこの気持ち。
今日で終わらせてやる!
その日ばかりは屋台のおっちゃんは場所を借りて、簡易テーブルを十席ほど用意していた。
それにも関わらず長蛇の列が出来ていて、僕らは一時間ほど待たされた。
「寒いね」と彼女が言ったので、僕は彼女の手をぎゅっと握り締める。
彼女も僕も顔は真っ赤で、寒さなんて吹き飛んだ。
行列に並んで嬉しいと思ったのは、これで最初で最後だろう。
テーブルに座れた僕らは「どんなラーメンがくるのかな(o^^o)」とワクワクしながら出来上がりを待つ。
「お待ちどおさん!」
威勢のいい掛け声と共に、そのラーメンはやってきた。
見た目は普通の塩ラーメン。
油っ気がなく、さっぱりしてそう。
だが何やら柑橘系の爽やかな香りがする。
このラーメンにはルールがある。
二人で一杯の器。
食べ終わるまで喋ってはいけない。
麺を途中で噛み切ってはいけない。
完食すること。
このルールを守らなければ、恋の魔法はかからない。
そう書いてある。
僕らはちょっと恥ずかしがりながら、一緒に食べ始めた。
ズルズルズル……長い。
味はまあまあイケる。
女の子が好きそうな味だ。
しかし麺が長い。
お互いの目を見合わせる。
アイコンタクトで分かる。
向こうも同じ事を考えているようだ。
二人ともはにかんだ。
ようやく麺が器から減ってきた。
同じものを一緒に食べるってなかなか恥ずかしい。
それゆえに相手に親近感が湧いてしまう。
なるほど。こういう秘密だったのか。
僕は一人で納得していた。
残り15cm。
結局一気に食べてしまったなぁ。
一本しかなかったのか。
ん?待てよ。
一本だけ?というこ……
「むぅ!」
僕は彼女の唇に引き寄せられた。
柑橘系の甘い香りがする。
突然のフレンチキスに僕らの思考は停止した。
ずっと僕らは離れなかった。
時間にして5分くらいだろうか。
僕らはようやくお互いの顔が見える距離に離れた。
彼女はもぐもぐしている。怒ったような真っ赤な顔と膨れたほっぺ。
もちろん僕ももぐもぐしている。口の中で麺が伸びて気持ち悪い。
僕らは飲み込んだあと、お互いを笑いあった。
帰り道、夕日で河の水面が紅く染まっている。
僕の顔色を誤魔化せてちょうどいい。
「さっきの続きをしよ。今度はあなたの香りを楽しみたいな(*'-'*)」
彼女がそう言った。
「好きだよ。ずっと好きだった」
僕は彼女を抱きしめた。
バレンタインデー当日に女の子の気をひこうと頑張る貴方へ。
流石にそれは遅すぎる。
貴方も節分の日を使って、気になる子と仲良くなってみようぜ。
今年も屋台ラーメン「不破亭」は恋人同士で賑わっているようだ。
僕はずっと好きだった子と今日食べに行く予定なんだ(*'-'*)
冗談半分に誘ってみたら、なんとokを貰ってしまった。
なかなか次を踏み出せない関係。もどかしいこの気持ち。
今日で終わらせてやる!
その日ばかりは屋台のおっちゃんは場所を借りて、簡易テーブルを十席ほど用意していた。
それにも関わらず長蛇の列が出来ていて、僕らは一時間ほど待たされた。
「寒いね」と彼女が言ったので、僕は彼女の手をぎゅっと握り締める。
彼女も僕も顔は真っ赤で、寒さなんて吹き飛んだ。
行列に並んで嬉しいと思ったのは、これで最初で最後だろう。
テーブルに座れた僕らは「どんなラーメンがくるのかな(o^^o)」とワクワクしながら出来上がりを待つ。
「お待ちどおさん!」
威勢のいい掛け声と共に、そのラーメンはやってきた。
見た目は普通の塩ラーメン。
油っ気がなく、さっぱりしてそう。
だが何やら柑橘系の爽やかな香りがする。
このラーメンにはルールがある。
二人で一杯の器。
食べ終わるまで喋ってはいけない。
麺を途中で噛み切ってはいけない。
完食すること。
このルールを守らなければ、恋の魔法はかからない。
そう書いてある。
僕らはちょっと恥ずかしがりながら、一緒に食べ始めた。
ズルズルズル……長い。
味はまあまあイケる。
女の子が好きそうな味だ。
しかし麺が長い。
お互いの目を見合わせる。
アイコンタクトで分かる。
向こうも同じ事を考えているようだ。
二人ともはにかんだ。
ようやく麺が器から減ってきた。
同じものを一緒に食べるってなかなか恥ずかしい。
それゆえに相手に親近感が湧いてしまう。
なるほど。こういう秘密だったのか。
僕は一人で納得していた。
残り15cm。
結局一気に食べてしまったなぁ。
一本しかなかったのか。
ん?待てよ。
一本だけ?というこ……
「むぅ!」
僕は彼女の唇に引き寄せられた。
柑橘系の甘い香りがする。
突然のフレンチキスに僕らの思考は停止した。
ずっと僕らは離れなかった。
時間にして5分くらいだろうか。
僕らはようやくお互いの顔が見える距離に離れた。
彼女はもぐもぐしている。怒ったような真っ赤な顔と膨れたほっぺ。
もちろん僕ももぐもぐしている。口の中で麺が伸びて気持ち悪い。
僕らは飲み込んだあと、お互いを笑いあった。
帰り道、夕日で河の水面が紅く染まっている。
僕の顔色を誤魔化せてちょうどいい。
「さっきの続きをしよ。今度はあなたの香りを楽しみたいな(*'-'*)」
彼女がそう言った。
「好きだよ。ずっと好きだった」
僕は彼女を抱きしめた。
バレンタインデー当日に女の子の気をひこうと頑張る貴方へ。
流石にそれは遅すぎる。
貴方も節分の日を使って、気になる子と仲良くなってみようぜ。